洞窟大作戦「アレンジ版」第1話「捜索」

長い長い穴の中を、ずーっと落ちていく...
暗く少し肌寒い空間が続く...すると突然目の前が明るくなった
...気がつくと、そこには幻想的な世界が広がっていた...
リンク「う...ううん...着いたのかな?」
辺りを見回すと、どこまでも続きそうな洞窟が一つ、あとは広い空間にクリスタルがそびえ立っているだけ
リンク「穴の中に洞窟があるなんて、変な感じだな」
ナビィ「そ、そうね」
リンク「ん?」
リンクは、そばにもう一人誰かが倒れているのに気がついた、機械的なスーツに身を包んだ、たくましい(っぽい)女性
リンク「おい、サムス! 起きてよ!」
サムス「う、ううん...着いたの?」
ナビィ「リンクと全く同じセリフね」
リンク「.....」
サムスは起きあがって、体の調子を確かめる
サムス「あれだけの高さから落ちたのに、ケガ一つしてないなんて...」
そう言って、上を見上げると..
リンク「あらら...」
ナビィ「穴...なくなっちゃってる...」
天井には、自分たちが落ちてきたらしい穴など、何処にも空いていなかった
サムス「私達以外に、誰も居ないわ」
サムスは辺りを見回して言う
リンク「僕たちをおいていった、って事はまず無いよね...」
ナビィ「目の前が明るくなった瞬間までは、みんないっしょに落ちてたのに...」
サムス「とにかく、ここにみんながいるのは間違いないんだから、みんなを捜しましょう」 リンク「ああ」
そう言って、二人と一人の妖精は洞窟の中に入っていった

ネス「ううん...ん? ここは?」
ネスは気がつき目を開けると、そこはベットの上だった、どこかの家の部屋のようだ
ネス「アレ? ...僕はたしか...」
その時、ドアが開いて、ピンクの防寒着を着た女性がコーヒーを持って入ってきた
???「あ! 気がついた?」
ネス「ええ...おかげさまで...」
???「なんかね、辺りを散歩してたら、あんたが倒れてたから、家に連れてきたのよ、そうだ! アンタなんて名前? どこから来たの? 何であんな所で倒れてたの?」
機関銃のように喋る言葉を...一通り聞いてから、頭の中で整理して、ネスは答える
ネス「ええと...僕の名前はネスで...何故あんな所で倒れてたかというと...」
ネスは事のあらすじを全て話した、カービィがここに落ちたこと、急にまぶしくなって、気を失ったこと、仲間が見あたらないこと...
???「フーン....あ! アンタの連れかどうかは知らないけど、もう一人倒れてたから、介抱したのよ私、アンタより先に気がついて、外にでたけど...」
ネス「じゃ、じゃあ見てきます」
そう言って、ドアに向かおうとした瞬間、ネスは足がもつれて転んだ
ネス「うわっ! ....いたたた...」
???「気を失って、目覚めたばっかりなのに、元気だねぇ...アンタ」

ネスは外にでると、目の前の光景の絶句した、どこまでも続きそうな洞窟が一つと、やはりどこまでも続きそうな平原、そこにはクリスタルの山が...
そして目の前に見覚えのある...
ネス「ミュウツーさん!」
呼ばれて、ミュウツーは振り返り
ミュウツー「気がついたか、人間」
腕を組んだ姿勢のまま、ミュツーはつーっと、地面を滑ってくる、実際には少しだけ浮いてるらしい...
ミュウツー「見ての通りだ、高く飛んで辺りを見回してみたが、私達とそこの住人以外、誰も居なかった」
そう言って、ミュウツーは洞窟を指さす
ミュウツー「あの洞窟に、何かありそうだが...お前をおいてゆくわけにはいかんしな...」
ネス「皆さん、別々の所に落ちたんでしょうか?」
ミュウツー「ありえん、穴をでた瞬間に、強風が吹いていようが、穴が見えなくなるまで飛ばされることはないだろう、あの光が何かしらの原因だと、私は思う、確証はないが...」
ネス「とりあえず、皆さんを捜さないと...」
ミュウツー「...あいつを捜しに来て、皆で迷子になるとはな...皮肉な話だ...」
するとそこに、さっきのピンクの防寒着を着た人が話しかけてきた
???「話は聞いたわよ、あんたら大変なのねぇ...」
ミュウツー「...まだ、礼を言ってなかったな、すまない、所で、お前は何故ここにいる?」
???「ああ...その話なら...って、私まだ名乗ってなかったわねぇ...ナナっていうの、よろしく、話戻すと、私の相棒、ポポがはなしてくれるわ」
ナナは、手でついてこいとでも言うかのようにして、ネスとミュウツーを再び家に招き入れた
家の中のリビングらしきところに、今度は青い防寒具の男がいる、この人がポポなのだろう...
ポポ「......」
ナナ「ポポ、この人達もなんだって」
ポポ「ふーん....」
ナナ「まあ、あんた達も座って」
そう言って、ナナは、ネスとミュウツーに椅子を勧める、二人は素直に座った
ポポ「調度...3年前だ...」
ポポはゆっくりしゃべり出した...
ポポ「俺達もある穴に落ちてな...気がついたらここに倒れてたのさ、その後、穴からでようにも、穴が見つからず、仕方なくここに住んでるんだ...俺達はこう見えても、上の世界では、アイスクライマーをやってた」
ネス「アイスクライマー?」
ナナ「簡単に言うと、二人一組の雪山登山家って所よ」
ミュウツー「(こう見えても...って、二人とも防寒着じゃないか...どう見ても雪山登山家だぞ...)」 ネス「そうですかぁ...3年も...」
ナナ「それでね、あんた達仲間を捜してるんでしょ? 私達も、探してあげるわ」
ネス「ほ、ホントですか!?」
ポポ「.......」
ポポはテーブルにひじをつきながら、あからさまに「何て事言い出すんだよ」とでも言うかのように、ナナをにらみつけていた、それでもナナは、おかまいなしに
ナナ「ええ、ポポ、アンタも行くのよ」
ポポ「........」
こうして、ネスとミュウツー、アイスクライマーの仲間探しは始まった

つづく

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