メタナイトの逆襲「アレンジ版」最終話「脱出」

部屋には規則的な金属音が繰り返される、メタナイトは剣の達人だが、カービィも伊達に芸達者と言われているわけではない...
メタナイト「やるな!」
カービィ「そっちこそ!」
その時、急にメタナイトは剣で足払いを仕掛ける
カービィ「あらよっ!」
カービィは飛び上がって剣を避ける、しかし、コレは罠だった
メタナイト「そこだ!」
空中にいるカービィを、メタナイトは串刺しを試みる...が
カービィ「空中緊急回避ぃ!」
カービィは突き出された剣をするりと避け、着地する
メタナイト「なっ!?」
驚愕の表情のメタナイトをよそに、カービィはにやりと笑う
カービィ「フフフ...スマデラにでてない貴様にはこの技は使えまい」
メタナイト「ヌヌヌ...小癪な...ならば! コレはどうだ!」
メタナイトは華麗に剣を振り、カービィを壁に追いつめる
メタナイト「タァッ」
メタナイトは剣を地面に突き刺す、するとそこからいきなり竜巻が巻き上がる、壁に追いつめられたカービィがとった行動は...
カービィ「チッ、前方回避!」
カービィはまたもやスマデラでつちかった緊急回避を使い竜巻をすり抜ける、しかし、移動した先にはメタナイトが
カービィ「しまっ...!」
メタナイト「かかったな!」
メタナイトは剣を振り下ろし、カービィの剣をはじく...カービィの剣は宙を舞いメタナイトの後ろの地面に突き刺さる
メタナイト「ここまでだな、カービィ」
カービィ「クッ...」
そのとたんメタナイトが剣をカービィの顔の前に突き出す
メタナイト「おっと...動くなよ...「すっぴん」になったおまえなど、わたしの敵ではないのだからな...」
メタナイトの言葉に嘘はなかった、メタナイトの攻撃は、どれもカービィに吸い込めないモノしかない...

リンク「ハァ...ハァ...と、ここか!」
ナビィ「意外にも時間かかったわね」
リンクはメタ・ナイツ達を懲らしめた後、すぐにカービィの元に走ったのだが、道に迷ってしまい、かなり時間を食っていた
ナビィ「やっぱり、ダンジョンマップがないとダメなのね...」
リンク「う...うるさいなぁ!」
そんなことを言いながらメタナイトの部屋に入ったとたん、リンクの表情が変わった
リンクの目の前にうつった光景は、メタナイトがカービィを壁に追いつめ、剣をかざしているところだった、カービィのモノらしき剣がメタナイトの背後の地面に突き刺さっている
ナビィ「カービィ!」
リンク「い、今助ける!」
...と、リンクが近寄ろうとしたとたん
メタナイト「邪魔だ!」
メタナイトが剣を一振りすると、剣先からソードビームが飛びリンクを襲う
リンク「うわわぁぁぁぁぁーーーー!」
ソードビームをもろに受けたリンクは吹き飛ばされる
リンク「クッ...コレじゃあ近づけない...」
メタナイト「そこでジッとしててもらおう」
そうリンクに言って、カービィの方へ振り向くと...
メタナイト「!?」
カービィはいつの間にかもっていたヨーヨーで、メタナイトの首(?)を....
メタナイト「しまっ...!」
カービィ「フフフ...メタナイト、勝負の最中によそ見とは、いささか油断しすぎじゃねぇか?」
メタナイトの首(?)には、ヨーヨーの糸がからみついていた、そう、ネスから預かった、あのヨーヨーが...
リンク「おお!」
ナビィ「カービィスゴイ! ...ある意味...」
メタナイト「クッ...」
メタナイトが剣で糸を切ろうとするが...
カービィ「遅い!」
カービィが糸を引っ張り、メタナイトを投げ飛ばし、地面にたたきつける
メタナイト「グワッ...ク、やるな、カービィ! だがまだ...」
そう言ってメタナイトが立ち上がる...すると...
カービィ「お!?」
リンク「あれ?」
ナビィ「あ...」
メタナイト「え...?」
気がつけば、地面にたたきつけられた衝撃で、メタナイトの仮面がぱっくり割れて転がっていた...ということは、当然...
メタナイト「........カービィ!また会おう!」
そう言ってマントで顔をかくし、メタナイトは飛び去ってしまった...
リンク「.....カービィ...」
ナビィ「あの..メタナイトの顔...」
カービィ「......今は脱出するのが先だ、行くぞ!」
リンク「あ...ちょ、ちょっと待てよ! カービィ!」
カービィが走っていくのをリンクは必死に追いかける...

フォックス「...遅い...」
ファルコ「大丈夫なのか? あいつ...」
マルス「......分からない、でも今は信じるしか....」
サムス「大丈夫だとは思うけど....」
みんなは先に脱出し、グレートフォックスの中で、落ち行くハルバードを見ていた、友の生還を信じながら...
ネス「....あ! アレは!」
ネスが窓の先を指さす、皆はその方向を注目する...
フォックス「ナウス!」
ナウス「了解シマシタ!」
グレートフォックスがハルバードに接近する

その時ハルバードが大爆発を起こす、それと同時の爆煙の中から...
カービィ「ヒィィィィーーーヤッホーーーーー!!!」
何とカービィがウィリーにまたがり大ジャンプしてきた!ウィリーにはカービィの他にリンクも乗っている、そのままグレートフォックスの上に着地する
リンク「じゅ....寿命が縮んだよ...」
カービィ「まあ、俺もグレートフォックスがいるのは、ちと賭けだったがな」

グレートフォックスはそのまま海岸に着地する、カービィはそのまま飛び降り、フォックスたちも中から降りてくる
ネス「カービィ!」
ミュウツー「無事だったか!」
カービィ「ああ、メタナイトとの決闘の後、リアクター内部から脱走したウィリーを見つけてな、決死のダイブとしゃれ込んだ訳よ」
リンク「飛ぶって言い出したときは、チョット正気か疑っちゃったよ...ホントに...」
海岸にはピカチュウの姉さんやプリンのプリ夫も来ていた
姉さん「カービィ! ついにやったんやね!」
プリン「さすが旦那!」
カービィ「ああ...ハルバードならあそこだ」
皆が海を見ると、そこには沈みゆくハルバード、そして飛び上がる一つの光...
サムス「終わったわね...」
ファルコ「なかなか面白かったな」
皆がそれぞれの感想を言い合う中、カービィは海をずっと見ていた...
カービィ「(メタナイト.......おまえ....もしかして...)」
カービィはそこまで考え、首(?)を激しく振り、皆の方に振り向いて
カービィ「さあ! 帰るぞ!」
全員「おお!」

皆が草原を雑談しながら歩く...
カービィ「そこでこの俺が反射レーザーをするりとかわしてだな...」
ミュウツー「まぐれじゃないのか?」
ミュウツーのからかいにカービィはムッとした顔をして
カービィ「何だと!」
そこでみんなが笑い出す、一行はカービィの家でお祝いをすることにしていた、今頃はワドルドゥがご飯の支度をしているだろう...
もうすぐで家が見えるかといった所で...
カービィ「う、うわぁぁぁぁぁぁぁーーーー.....」
カービィは地面に空いていた穴に落ちてしまった、突然のことに、一行は少々呆然としていたが、すぐに我に返り穴をのぞく
フォックス「か、カービィ!?」
マルス「どうしたんだい!?」
穴をのぞくと...穴は暗くどこまでも続いてそうな雰囲気だった、例しに石を一つ落としてみたが、音は聞こえなくなるだけ、もちろん着地したらしい音は聞こえてこない
姉さん「まさか...うわさで聞いたことあるんやけど...この辺に幻の洞窟「マジルテ」へ続く穴が空いてるらしいで...」
プリン「じゃあ、まさかコレが...?」
皆が絶句する中、穴はぽっかりと空いている...
姉さん「うわさじゃ、洞窟の宝を全部取らへんと脱出できひんとか....」
ファルコ「...どうする?」
サムス「決まってるわ」
ミュウツー「世話の焼ける奴だ」
ネス「この高さじゃ、どうせ上って来れませんし...」
リンク「お宝かぁ...あんまり興味ないんだけど...」
姉さん「今度はウチも行くで!」
プリン「もちろん自分も!」
マルス「じゃあ...皆さん行きましょう!」
そう言って、皆は穴の飛び込んだ...
そう、皮肉屋で、冒険家で、村の何でも屋で、トラブルメーカーのカービィがいる限り、彼らの友情と冒険に終わりはない...
彼らの冒険はまだまだ続きますが、今回はこの辺でペンを止めましょう、またの機会を、お楽しみに...

おわり

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