Lineage回想録 〜US→JPの軌跡〜 (US編2)

■ メインランド初上陸

 315アデナを捻出して、ML行きの船に乗り込む。まだ出港までは幾許かの時間がありそうだ。犬に餌を与えつつ周りの会話に耳をそばだてる。

**:Ill gonna Windawood for exploring in desert.
(私は砂漠を探検するためにウインダウッドに行くつもりだよ。)
**:Ill goto Orc Town to get much adenas!
(私はお金をたくさん稼ぐためにオークタウンに行くつもりだ。)

 メインランドには、アメリカンドリームならぬMLドリームがあるらしい。まだこの時点でファンサイトの存在を知らなかった私にとっては、フロンティア気分で心踊っていたことは言うまでもない。RESを買うだけで戻るつもりだったのだが、ML中を探検してみたい衝動がフツフツと沸き上がってきた。この事が、後にやってくる転機の引き金になるとはこの時はもちろん知る由もない。

 そうこうしてるうちに船は大海原に滑り出す。現在でも出港のときのあのときめく思いを味わいたくて船に乗るほど、初出港の時は単純に感動を覚えていたのだなぁと今更ながらに思う。 船に乗っている乗客に情報収集のため話しかけてみると、興味を引く話題を幾つか聞くことができた。とりわけケントという町の北西にエルフの隠れ里があるという話題が、興味深かったのを覚えている。
 いろいろあった航海も、出港後10分ほどで無事Gludio外れの桟橋に滑り込み、降りた人の後ろに付いて意気揚々と街に入る。TIしか知らない私にとっては、かなり大きい街だという印象を受けた。早速拾って溜めておいたヘルムやランプメタルなどを売り、なけなしのお金をはたいてRESを数枚購入した。その後TIに戻る船に乗り、犬を預けてログオフした。

 翌日、犬を引きだし再びメインランドへ。地図も知らない私は、闇雲にウッドベック方面に向かった。当時マナスタッフの存在を知らず、MPを数匹のシェロブとの格闘で費えてしまい、堪らずランテレ。着地地点にSPオークの大群が押し寄せEND…。着いた先はうら寂しい村の中だった。ここで精魂尽き果て、ログオフ後ファンサイトを探し始めた。

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