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散歩していたら「囲碁喫茶」なるものを発見した。 さっそく、手合わせ。 ふふふ・・・ 超高性能ロボットのスズキにかなう人間など、この世に存在しないロボ!
対局したオジサンが、トルココーヒーをおごってくれたロボ〜。 いい気分で飲んでいると、次の対局相手が現れた…と思ったら、 『スズキじゃないダスか!一局、手合わせしてケロ〜』 カエルのリッキーなのだ。 リッキーとはこの間、飲みに行ったばかりなのだロボ。 意外と趣味が合う。 リッキーはスズキの前へ、きょろきょろしながら座ったロボ。 『今日は、ファンキーなじぃさんがいないダスなぁ・・・残念』 『ファンキーなじぃさん?』 『凄腕の名人ダスよ。ここいらじゃ、有名ダス』 『そうなのか?メモリーに入れておこう…』 どうやらリッキーは、ここの常連客のようだ。
しかしリッキー、見かけによらずなかなか手強い…。 それでもスズキの敵ではないロボ〜! 『ゲコ…』 『…投了するロボ?』 『そうダスな〜…』 地所の勘定をすると、やはりスズキの勝ちなのだロボ〜! ”有難うございました”と、友達でも礼儀を重んじる、囲碁。 中々、奥深い!気に入ったロボ!
元大工さんや元銀行員、元公務員に元教師、 中小企業の社長さんやら、いろんな人たちが碁盤を囲んでいます。
『スズキ!オラと一緒に、世界中で対局してみないダスか?』 『遠慮しておくロボ…』 『そうダスか?おしいダスな〜…スズキとタッグチームを組めば、 世界中の囲碁名人たちをノックアウト出来ると思ったんダスが・・・ おしい!』 リッキーは世界一が好きなのだ。 無論、スズキも好きだが、それとは意味が違うロボ。
二人で碁石を片付けているトコロに、騒がしい物音が聞こえてきた。 『リッキー!見付けたウサ!』 息を切らし、ウサギのジュンが囲碁喫茶に入ってきたロボ…が、 ジュンの後ろにいた、白いネコに眼が止まったロボ。 『クロい石と、シロい石を、並べて遊んでるニャ! いいニャ!いいニャ!トロもしたいニャ〜!!』 スズキの超高性能なデータバンクが、”ウィーン”と音を立てて、データを弾き出すロボ! 『やあやあ!井上寿司のトロなのだロボ!まだ人間にはなってないようなのだロボ〜』 『トロじゃないダスか!』 リッキーもトロに声を掛けたロボ。 『久し振りなのニャ!…あれ?あれ?スズキもいるのニャ!』 トロは、久し振りの再会に大喜びしてるロボ! しかし、リッキーとジュンの友達だったのか…。 何だか、複雑…。 『えー!?なんなのウサ〜!二人とも知り合いだったぴょん!? ちょっとー、ジュン、仲間ハズレじゃん!』 ジュンは、友達ではなかったのだ! 修正、修正!
『囲碁喫茶で騒ぐのも何ダスな』 それもそうだ。 スズキたるモノ、出入り禁止になっては困る。 あ!そうロボ! トロといえば…
タチの悪いネコだったことを、思い出したロボ・・・!
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