『王子のコトバ。』









 二人の

 王子の

 コトバに

 私は・・・

 私は・・・










 「ねーねー、リンスちゃん」

 「何よ。」


 今日は ジェノスがうるさかったから

 お休み。

 で、

 私は何をしてるかというと・・・


 「ねーねー、リンスちゃあんvv」


 ジェノスとお買い物なのデス。


 「何よ。」

 「ケータイ見せてvv」

 「何で」

 「俺の番号入れるからvv」


 「何で」

 「彼氏でしょ 俺」



   ばきぃぃぃぃっ!!



 「一生空の上にいろぉ!!」



 空高く飛んでいくジェノス・・・









 「ね〜、お願いだよ〜、リンスちゃぁぁん・・・」

 「〜〜〜〜〜・・・仕方ないわね〜〜・・・」


 あまりにもしつこいので 仕方なくケータイを渡した。


 「―――――――・・・やっぱり・・・・」


 「え?何よ」



 「このケータイに入れてある番号・・・みんな男だよね・・・?」

 「そ、そうよ」



 何よいきなり。


 「誰?これ」

 「仕事相手。」


 「・・・No.13・・・トレイン=ハートネットも?」

 「・・・・・え。」



   ―――ヤバイ。



 だんだん、

 追い詰められてく。



 とうとう

 壁にまでもたれてしまった。


 けれど

 答えられなかった・・・。



 確かに

 仕事相手だけど・・・。



 でも、

 トレインは・・・



   トレインは―――・・・




 「――――あのさ」



 だんっと

 壁に手を置くジェノス。


 すごく

 真剣な


 瞳――――・・・


 「俺、ホントにリンスちゃんのコト好きなんだよね。

 今までで一番、好きだよ」


 「え・・・・・え・・・っ」


 どうせ

 他の女にも

 言ってるでしょ?


 そう思って

 聞いた。


 「ど・・・どうせ、他の女にも言ってんでしょ?!

 騙されないわよ?

 私、そんなに軽い女じゃないんだから」



 「・・・そんなコトわかってるよ。

 それと、他の女の人には、言ったこと無いから。

 ホントに、キミのコト一番に想ってる。

 トレイン=ハートネットがどんなヤツか知らないけど

 負ける気ないから。

 ・・・マジだよ。俺。」



 「え・・・・」



 真剣な

 顔つき


 真剣な

 瞳


 なんか

 ヤダ・・・。



 「・・・・・今すぐ攫ってっても良いんだぜ? キミをさ・・・・」



   とくん。

 とくん。


 心臓が高鳴る。


 こんなのは 一日ダーリンをトレインに依頼した時以来だ。


 ・・・その時、以上かもしれない。


 綺麗な顔が自分の前にあって。

 近寄ったのは アイツ。

 じっと 真剣に見つめられて

 すごく心臓が高鳴る。


 止まれ。

 止まれ。


 ―――だめ。止まんない。



 ―――――――っ!! 




        ば っ こ お お お お お お お ん ! !




 「一生降りてくんな〜〜〜!!」


 何よあいつ。


 すごく真剣な瞳に顔をしてたから、

 思い切り

 ドキドキしてた。


 今もまだ

 とくとくと 心臓がいつもより早く脈を打つ。


 ゴメン ジェノス。

 悪い事してないのに 殴って。

 止められなくて、嫌だったの。



 人のコト考えずに あんな歯の浮くような台詞言うなんて

 ジェノスもトレインと同じぐらいバカでアホだ。





 ――――――・・・でも。





   『俺、ホントにリンスちゃんのコト好きなんだよね。』



 『俺は、お前を・・・死なせねェ・・・絶対・・・守るから。』



 そんなにバカでも、こんなコトバを言われたら


 私のココロは――――。




 ――――――2人の王子のコトバに



 揺れ動く


 私の

 ココロ。





 











































                                                                                                                                                                                 ハズッ!!
 いいカンジかなぁ?
 ・・・う゛――――・・・・(汗)
 最後のトレの台詞・・・。
 私が作りました。
 ごめんなさい。(何故。



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水無瀬紗夜さんからいただきました〜〜!!

もう読むたびにピュアな気持ちになりますv
しかも空間の使い方が素敵!!なんです。
私が間を調節したので・・・伝わることを祈ります(爆)

紗夜さん、ありがとうございましたv





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