人は影響し合って生きている。
のっけから何を真面目な事をと思われるだろうが、これは間違い無い事である。
生まれてしばらくは両親あるいは片親に。
そして兄弟に。
友人に。
他人に。8人の主人公がいる。
彼等は基本的に無関係な人々である。
しかし彼等は影響し合って生きている。
そう、影響し合って。
全く違う状況下と思われる常態で、誰かの運命に2つの選択肢があって、その片方を選ばざるを得ない時、我々はその誰かの選択によって、自分の運命が変えられてしまうと思った事はないだろうか。
あるはずが無い。通常ならば。
選択する本人にとっては、例えばまっすぐ家に帰るか、それとも途中でコンビニに寄るか……レベルの他愛のない選択肢が、もし他の誰か……それも会った事のない縁も所縁も無い人の命を奪うとしたら…………
どうする?とある詩の引用がある。
風……吹きすさぶ街
雨……降りしきる街
雷……轟きわたる街
街、街、街、街……
街は哭く 街は叫ぶ
街はうたう 街は吠える
街は 街は 街は
街は走る 街は止まる
街は眠る 涙とともに……
悲しみの向うに街
くやしさの向うに街
絶望の街 闇の街……
そして、街の目覚め 街の息吹き
希望の街 街の輝き 喜びの街多くを語るより、これだけの方が良さそうである。
今回だけは。