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キャプテンコマンドーを語る
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西暦2026年。地球上には犯罪が満ちあふれていた。
地球はもとより宇宙全体の犯罪を一掃するためキャプテンコマンドーは
3人の勇敢な戦士と共に立ち上がった。
しかし彼らが追う犯罪の奥には隠された秘密があった。
犯罪者の多くは常人にはない特殊な能力を持つ「犯罪超人」と呼ばれる者たちだった。
ファイナルファイトでアクションゲームに改革をもたらしたカプコンが満を持して世に送り出した作品が
キャプテンコマンドーである。
リリースされたのはまさにスト2全盛期の1991年。
ファイナルファイトからは実に2年振りとなるベルトフロアアクションである。
(ベルトフロアアクションとは、任意にスクロールできて奥行きがあるアクションゲームの意味、
つまり「ブラックドラゴン」や「虎への道」や「マジックソード」などは横スクロールアクションになります。)
キャラクター紹介 (独断です。)
キャプテンコマンドー
本作の主人公。”コマンドー”チームのリーダーであり、強靭な体と優れた頭脳の持ち主である。
主人公なので性能は標準的ではあるが、必殺技の「キャプテンファイヤー」は強力!
ダッシュ攻撃やジャンプ攻撃も使いやすくクセがないキャラに 仕上がっている。
しかし、リーチが最も短いというこの手のゲームでは致命的な弱点を持つ。
それゆえ、正面切って殴り合いに持ちこむのは危険が伴い後述のハメも少々やりずらい。
ジェネティー
彼は、異星からやってきた謎の人物。常に冷静沈着である。被ってる帽子はキャプテンから貰ったものらしい。
全身包帯に巻かれており、その手のマニアには受けそうな見た目である。
攻撃力は最も低いが最もクリアが楽なキャラである。
理由はなんといってもそのリーチの長さにある。
ジェネティーであれば敵に向かって攻撃を出してるだけで破壊できない飛び道具以外は
ほぼ食らうことがない。攻撃の打点が高いのも見逃せない!
おかげで飛び蹴り系の攻撃も難なく迎撃できるのである。そしてメガクラ!
ジェネティーのメガクラは移動可能!まさに安定-y(-。-)。oO○
翔(ショウ)
忍術の使い手で、武神流忍法の継承者でもある。
全体的にアメリカンなこの作品においてまさに近未来アメリカ忍者と呼べそうな格好良いキャラである。
余談だがこの流れは「ウォーザード」のムクロに引き継がれたようだ。
初プレイの時は大抵の人がキャプテンか翔を見た目で選んだのではないだろうか?
しかしそれは罠だ!
翔は最もクリアが難しい。と言うか、私自身、翔ではクリアしていない(-_-)
一体なにがそんなに難しいのか?
それは格好良さを追求するあまり、キャラ性能が犠牲になっていると言うことである。
通常、立ちの攻撃は他キャラならパンチを出すだけなのだが、翔は装備してる日本刀を振り回す。
そのおかげで振りが遅いのだ(笑)。
連続技も刀を使うので繋ぎが遅く、ハメもやりずらい。
そしてなんと言ってもラスボスをハメれない!
通常の立ち回りも難しく、ジャンプ攻撃のメインは流星突き(レバー斜め下+ジャンプ〜レバーニュートラ+攻撃)
と言う面倒臭いキャラなのだ。
フーバー
優れた知能を持った赤ちゃんで、彼が自ら作ったロボットに乗って戦う。
お約束のパワーキャラだがそれが赤ちゃんと言うのが面白い。
パワーキャラだが扱い易く、攻撃力もあり、投げ技も強力と完璧なようだが、1つだけ欠点を持つ。
それは 通常攻撃の打点が低い!
これはなにを意味するかと言うと、空中からの攻撃に弱いと言うことである。あとパンチの出も少し遅い。
でもまあその辺に注意すれば結構楽にクリアできるキャラであるだろう。
クリアが楽な順は独断で、ジェネティ>>>キャプテン>フーバー>>>>>>>>翔
だと思われる。キャプテンとフーバーは人によって意見が分かれるだろう。
システムなど
操作は8方向レバーと攻撃、ジャンプのボタン2つ。同時押しでメガクラッシュ。
同方向レバー2回入力でダッシュ、ダッシュ中に攻撃でダッシュ攻撃。
敵に対して攻撃ボタン連打で連続技発動、連続技発動中にレバー横入力で移動連続技。
その場ジャンプ中に攻撃で蹴り上げ系攻撃、その場ジャンプ中にレバー上入力+攻撃で
サマーソルトキック(フーバーはジャンプ攻撃が変化しない)。
レバー横入力+攻撃でジャンプ攻撃。
壁に向かってジャンプ攻撃した場合、再度ジャンプ入力で三角飛びが可能(結構重要)。
ダッシュ中にジャンプ攻撃で強力なダッシュジャンプ攻撃。
レバー斜め下+ジャンプ〜レバーニュートラ+攻撃で特殊ジャンプ攻撃(翔必須)。
ファイナルファイトと決定的に異なるのは、やはりダッシュの存在だろう。
1度ダッシュしてしまえば自由に走って動けるのでかなり爽快である。
更に、多種多様な攻撃方法があるので色々な攻略パターンが作られた。
あと、全体的に面が短くボス戦重視なところもテンポアップに貢献してる。
全9面なのだが、普通にやってクリアにかかる時間は40分程である。
ハメについて
このゲームにはいわゆるパンチハメがあります。
しかもファイナルファイトに比べてかなり簡単なので、(翔はムズイけどね)
もしキャプコマが近くにあればやってみましょう。
(攻撃=A,レバーニュートラ=N,矢印=レバー方向)
やり方は、A,A,A,←、→、N,A,A、A〜です。
きちんとニュートラルにしなければそれ専用の技が出ます(笑)。
基本的にザコ戦で使うのですが、素早く入力できれば、3面ボス、6面ボス、7面ボスもきっちりハメれます。
翔はかなり難しいのですが、ハマりきらないまでもやる価値はある。
ちょっとしたうんちくなど〜
お気づきの方も多いとは思いますが、このゲームはかなりアメコミを意識した作りになってます。
それと言うのもキャプテンコマンドーはカプコンアメリカのイメージキャラになる予定だったのです。
(結局メガマン=ロックマンになりましたが・・・)
英語表記で書くと,CAPTAIN COMMANDOですからね。
BGMも当時のショボイ音源ではありますがギターチューンのロックですから、
かなりアメリカ市場を意識したと思われます(^ー^)
そうそう、忘れてましたがこのゲームは4人同時プレイが可能です。
当時キャプテンコマンドーは初期ロット専用筐体による販売でして、
いかにこのゲームにカプコンが力を入れていたかが伺えます。
4人同時プレイはかなり面白いのですが、誰がハズレ(翔)を引くかでもめたことを覚えています(笑)。
移植版について
キャプコマは、SFCとPSに移植されています。
SFC版は話にならないので語りませんがPS版は結構良い出来です。
しかし幾つか相違点がありますのでそれを上げて行きましょう。
1、三角飛び
PS版は三角飛びしてもキャラの向きが変わりません。(結構キツイ)
2、4面ボス(モンスター)のパターン
このボスは開幕にカプセルを割り、巨大化して下に降りてきます。この時落下地点で
レバーを回してるとモンスターを掴めるのですが、PS版では掴めません。
以上の2点が主な相違点です。それ以外は完璧と言っても良いでしょう。(アレンジBGMはイマイチだが・・・)
最後に・・・
自分がキャプコマをプレイしたキッカケは、スト2対戦の合間に暇だからなんとなくでした。
ファイナルファイトは全然先まで行けなかったのですが、キャプコマ独特のスピード感にすっかりハマリ、
それ以来黙々とプレイを重ねてなんとかクリアすることができました。
その時のキャプコマはすっかり人気が落ち着いてギャラリーなんかもつかない端っこにありましたが
あの時の感動と達成感、充実感
は対戦ゲームで連勝を重ねるものとはまた違う格別のものが有ったことを今でも覚えています。
それ以来すっかりベルトフロアアクションの虜になり現在まで色々な作品をプレイしてきました。
その間、作品ごとにさまざまな方々ともめぐり合いましたが、
それも全てキャプコマをプレイしたからと言っても過言ではないでしょう。
現に今こうして語ってるのもそうですしね。またこんなゲームにめぐり合いたいものです。
3Dも良いけどカプコンにはベルトフロアを作ってもらいたいですねぇ(バトサキはなぁ・・)。