Secret Garden


それはまだ、私達が小さかった頃のお話。

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〜しましまりんご物語〜
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今日は、キャラバンが新たなミルラの雫を求め旅立つ日。
宴の夜は終わり、旅立ちの朝を迎えた。
わんこ「いってらっしゃ〜い!頑張ってね〜♪」
旅立つマジオ村のキャラバンを見送る少女。
片手振り上げ、その姿が見えなくなるまで手がおろされることはなかった。

わんこ「さてと。。。お寝坊さんを起こしにいかなくちゃね?」
裁縫屋自宅向かいに住む、粉引き屋ゆーまの家へと向かう。
わんこ「おはよう。ゆーま。」
ゆーま「おはよう。。。わんこ、まだ、朝早い。」
眠そうな少年が扉開き姿を見せる。
わんこ「いつもの所、行こうっ!」
ゆーまの手を引き、旅立ちの丘へと向かう。

村から外の世界が見渡せる絶好の場所である。
わんこ「あのね、お母さんが言ってたんだけど、ファム大農場のしましまりんごはスゴク美味しいんだって。」
ゆーま「いいなぁ。うまい、しましまりんご食べたいな。」
クラヴァットの大好物のしましまりんご。楽しく弾む会話に事は起きるのだった。
わんこ「。。。しましまりんご、取りに行こうか?」
ゆーま「しましまりんご狩りっ!!」

わんこ「上手くいったね!」
ゆーま「ちょろい、ちょろい」
それは、次にキャラバンに旅立つ者が持つ予定のクリスタルゲージ。
2人でこっそり持ち出して村の外へ飛び出したのだった。
ゆーま「で、その農場って何処にあるわけ?」
わんこ「んとね。。。!!!」
ゆーま「どうした、わんこ?」
わんこの指の示す先には、なんとモンスターがいるではないか。
ゆーまが振り向くが早いか否か、街道に迷い込んだモンスターが襲い掛かる。

ゆーま・わんこ「。。。!!!」
ティア「ファイア!」
グレイ「ファイア剣!!!」
一瞬の出来事。合体攻撃でモンスターは倒されたのだった。
ティア「大丈夫?。。。ってわんこ、こんな所で何してるの?」
わんこ「ティアちゃん。。。!?」
そう、モンスターを倒したのはマジオ村のキャラバンだった。
グレイ「冒険にはまだ早いぜ?ゆーま」
ゆーま「むぅ。しましまりんご狩りに行くとこだったんだよ!」
ティア「農園の果物は美味しいって言うものね。そうだ、この前ファム農場に行ったの。
この、しましまりんごあげるから冒険はもう少し、大きくなってからにしたら?」
こうして、村を出てすぐの場所で冒険は途切れてしまった。
マジオ村まで送ってもらうのであった。

わんこ「ありがとう〜、ミルラの雫集め頑張ってね〜!」
改めてキャラバンを見送るゆーまとわんこ。
わんこ「あのさ。。。」
ゆーま「ん?何?」
わんこ「もし、大きくなってキャラバンで旅することになったら。。。わんこも連れてってほしい。」
ゆーま「もちろん!まぁ、キャラバンに選ばれるかわかんねぇけどな。」
わんこ「しましまりんご。。。食べようか?」
ゆーま「おうよ!」
この時、二人は知るよしもない。。。
まさか将来、自分達がキャラバンに選ばれることになるなんて。。。

旅立ちの朝。
ついに、キャラバンとして旅立つ時が来たのだ。
わんこ「この木も大きくなったなぁ。」
そう、それはあの時のりんごの種から育った木。
大事に育てた種は旅立ちの日に実をつけたのだ。
それは大切にバックへと収められた。
ゆーま「わんこ、早く!置いてくぞ?」
わんこ「あ、待って〜!ねぇ今日のお昼、しましまりんごにしない?」
ゆーま「おうよ?なんか嬉しそうだな。」
わんこ「そう?何でもないよ。。。」
旅は。。。始まったばかり。

★END★