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そちこちでぼろくそに云われているイギリスはエアフィクスのキット。由緒正しいメーカーだけあって、年期が入ってるとは云え、しろーとが見る限り悪いものではない。お気楽に作ろう、がモットーのわたくしとしては、わざわざメタルパーツやらなんやらを探して買ってくるのも厭だから、手許にある素材でできるだけのことをする。これがまた、お気楽を蹴飛ばすような作業に陥る罠ではあるのだが。 ついてきたデカールがリヒトホーフェン指定なので、パーツが最初から赤い。どうもグレーやサンドイエローでないパーツってのが安物ぽく見えてしまうのは、選民思想なのか。ゲーリング機にするつもりなので下地が赤いのは問題だ。やみくもにバフで下塗りしてしまう。湯口が派手に出ているのも無視するつもりだったけれど、色を塗ったらものすごく気になったのでパテで埋める。さらにコクピットも人形をのっけるつもりを、気が変わったので座席とインパネを工作する(インパネってものは、Dr.I、ほんとはないんだけどね)。ただの丸太ん棒な機銃はそのまま使って、弾薬ベルトをなぐさみに加工してみる。やはりちいともお気楽になってない。 キットのプロペラがガルーダぽくないのだが、目をつぶる。それよりも長さが違うほうが気になる。なんとか頑張ってみたがどうにもならなくなったので、ローデンのキット(フォッカーD.VII)から余りのプロペラを拝借する。張線はかなり少ないのだが、ステップやら手掛けやら余計な小物を工作しなければならん。ならんのだが、結局ステップしか作らなかった。なんていい加減。それでもカウリングと側壁にはちゃんと吸排気用の穴を開けておく。 本機の国籍表示は1918年3月の通達により従来のアイゼルネスクロイツからバルカンクロイツへ変更されているので、ペガサスのデカールセットから見繕ってくる(キットつきのは最前の通りリヒトホーフェン指定だから役に立たない)。 アルバトロスやF2bと並べてみると、やけに小さいのが判る。もともと小ぶり(翼幅7m強。アルバトロスD.IIIは9m)の機体とはいえ、若干アンダースケール気味のようだ。 |
![]() 下塗りの状態。この時点では人形を乗せる気でいたので、これも下塗りしている。 ![]() 上)キットのプロペラ(右)とローデンのプロペラ(左)。同じ射出成形なのにこんなにも違う。 下)張線より泣けてくるのが操縦索。ちゃんと穴を空けてから通す方がよい。 ![]() フォッカーDr.Iが一番映えるのはこのアングルかもしれない。 |
| ★INDEXへ戻る | 写真はすべてExa I + Makro Kilar E 3,5/40による |