ABSOLUTION2002大会レポート
8月24日(土曜日)
出発日ということでとりあえず早起きしてちょっとだけ練習。
もうすぐ帰英国する彼女から電話で激励(涙)を受けいざ出発。
車で連れて行ってくれる事になったJ氏との待ち合わせ時間まで余裕があったのでとりあえず近所のフレンチカフェで朝食を取る。
ちょっと送れてきたJ氏は何故か女の子2人連れて登場する。
いや君たち遠足じゃないんだってば(笑)。
散々道に迷いながらもなんとかルートンに到着したのは午後1時過ぎ。
とりあえず開催場所を探そうとシティセンターに入った途端いきなりでかい建物が視界に入る。
そう、そこが今回ABSOLUTION2002の大会会場であるナムコワンダーランドが入っている“ギャラクシー”。
とりあえずエントリーを済ませるために会場に向かうと既に鉄拳4の大会が始まっている。
結構盛り上がっているが鉄拳のことなど何も分かっていない筆者。
J氏曰く”まあまあ“のレベルだそうだが実はJ氏も鉄拳のことなど分かっていない罠。
試合を前のほうで見ようとするが人だかりで断念。
前にもどこかで言ったと思うけどこっちにはいわゆる“対戦台”というものが皆無で、大抵は1つの筐体に隣同士座って対戦が行われている。 このため壁際に筐体がいくつも並んでいて、しかも大会となると順番待ちが多くいるわけで、ただの観戦者も含めて人だかりができると観にくいことこの上なし。
無事エントリーを終え、掲示板でお馴染みのウィルソン君を探すものの見付からずというかサード台がどこにも無いのに唖然とする。
会場のレバー等で練習して慣れようとわざわざ前日入りしたのに、、、、
開催側にそのことを問い詰めると午後にはサード台を入れる予定らしい。
とりあえずウィルソン君に電話するともう一行は到着していてホテルにいるというので夕方あたりに落ち合うことに。
ここでツーリストインフォメーションへ向かい、一番近くの空いているB&Bを予約してもらい、J氏一行とパブで昼食。
その後町を回ったりしながらのんびり観光。
おいおい遠足じゃないんだってば。
J氏が筆者とサードで対戦がしたいというのでナムコへ戻るがサード台は未だ無し。
J氏とその一行はそろそろケンブリッジに戻るというのでここで別れ、とりあえずチェックインするためB&Bに向かうが、、、、
“中心から一番近い”筈なのになぜか20分近く歩きつづける筆者(泣)。
やっとたどり着いたB&Bにチェックインするもののウィルソン君達に落ち合うために町へ逆戻り。
そして、やっと、やっとのことでウィルソン君とナムコ近くのホテルのフロントで落ち合う。
そして部屋にまぬかれて入ると既にエイジスユリアンと幻影ユンの激しい戦いが繰り広げられていた。
これみて正直ヤバイ(汗)と思ったね。
だってちゃんとタックルコンボとかエイジス連携とか幻影の発動タイミングとか全部できてるんだもん。
数戦終わったところでついにTwiggyも参戦。
みんなで揃って対戦希望されたんだけど、いや俺別に日本人だからって君達がビデオでみる人たちのようにうまくないから(苦笑)とか言い訳しながらとりあえずみんなと対戦。()内は掲示板等で使われるハンドルネーム。
ウィルソン君(SrWilson)
豪波動豪鬼(Akuma)メインでサブにQ、ユリアンなどを好んで使う若いのに3rd一筋の上級者。
筆者が野試合で一番勝てなかったのが彼。 特に豪鬼は鬼のような強さだった。
まず豪昇竜を連続技/確定状況以外絶対出さない。 多少強引な攻めでこっちが起き攻めとってもビビって昇竜ぶっ放すとか絶対してこない。 露骨な空中BL狙いの飛びは大抵くぐってこっちの着地に投げと下段の2択。
ほかにも空刃脚の当て方、瞬獄の出しどころなども良くわかっていて、しかも読み合いに強いときたらもうお手上げよこっちは。 すかしハイパーも小足ボムもリープ>ハイパーもほぼ全て読まれている。 かといってJ大Pや起き攻め時の立中Kなどだしてもブロられる。 筆者との対戦も含め何戦か見て、真っ先に優勝候補だと思った。
誰だよイギリスの3rdはレベルが低いなんていったのは?(ウィルソン君)
ホン君(TheHy)
日本に滞在した経験があり、その時にはかの有名なニュートンでプレイしていたというだけあって、彼もかなりレベルが高かった。 エイジスユリアンを数週間前に始めたというがこれがまたうまい。
体力残り数ドットになっても距離を取りつつ立中Pを狂ったように振りつづけてゲージを溜め始める姿に惚れた(笑)。
なんというかあの落ちつきっぷりは真似できん。 どれだけこちらが体力リード奪ってもタックルコンボ>エイジス連携で瞬殺される可能性があるので最後まで気を抜けない。 彼もこの時点で筆者的優勝候補。
サブで12、ダッド、つんり等を好んで使い、どのキャラも基本はしっかりできていた。
筆者は対ユリアンよりも対12の方が勝率悪かった。
明日彼が12でキャラ性能だけに頼った迅雷ケンやホウヨクつんりをなぎ倒していく姿をひそかに期待した(笑)。
ギャズ(Arma)
幻影ユン1択の彼。 普段はゼロ3をプレイしているとあって、コンボ制度はなかなかのもの。
日本で嫌というほどみせつけられた幻影コンボも久しぶりに決められると嬉しいから困る。
このまま上達していつか移動コボクまでこなして欲しいもの。
ユン往年の戦法である開幕バックジャンプから延々と屈中P振りつづけてゲージ溜める、といったことはせず、
いきなりガン攻め最後までガン攻め。
ユンって相手してて疲れるけど、ここまで徹底して攻められると逆に負けても清々するわ(笑)。
ただアレクに対して免疫がなかったためか、筆者は結構五分くらいで勝てた。
マイク(Ryo Yamazaki)
一行の中で唯一他の大会(ソウルキャリバー2)にもエントリーしている彼は、他のメンバーと比べるとサードはそんなにやりこんでない様子。 というわけでキャラはホウヨクつんり1択(笑)。
やりこんでないのに強キャラと強SAはちゃんと知っているのがちゃっかりしてる。
しかし彼もアレックス免疫はほとんど無いらしく結構勝てたというか対春麗なのに勝ちまくった。
発罫百烈対空なども知らなかった模様。 もちろん教えなかったけど(せこい)。
ユピテルユリアンも使ってたけどキャラ性能に頼りまくった春麗よりもこっちの方が全然いい動きしてたと思う。
まず全員のブロッキング精度に驚いた。 一番やり込んでないマイクでさえ取れるところはしっかり取ってくる。
とりあえず全員とアレックスで数戦終えたところでサブのいぶきやレミーを使ったりしながらまったり対戦。
筆者があまり強くなかったのでがっかりさせちゃったかな?
サードというか格ゲー全般において一番研究が進んでいるのはやっぱり日本。
その日本でトッププレイヤーと呼ばれる人たちの戦いを何回もビデオで見てきているウィルソン君達にとって
筆者はどういう風に写ったのか正直不安だった。
日本人であることにあそこまでプレッシャーを感じたのは始めて。
そんな筆者の緊張を無言で察してくれたのか、みんなはジョークを交えつつとてもフレンドリーに会話しながら歓迎してくれた。
ところでこっちじゃユリアン大人気(笑)です。 何故か。
夜10時を回ったところでみんなでサード台をもとめてナムコに向かう。
まだ鉄拳4の大会が続いているのに驚きつつ横に目をやるとやっとというかついにサード台発見。
早速向かうとまだ誰もプレイしていない。
どうやら会場側は2台目の設置に手を焼いている様子でこれが終わらないとフリープレイは開始されないらしい。
イギリスで初めて見たカプエス2を横目に、待ちつづける筆者達。
ようやくプレイできるようになったと思ったらフリープレイじゃなかったというオチ。
しかももう一台はまだ設置中。
なんだかなあと思いつつも、早速プレイを始めるウィルソン君一行、そしてどこからともなく現れたチョビ髭の謎の挑戦者。
ホン君がユリアンで連勝を重ねたところで、チョビ髭は天狗石オロを選択。
そして何年ぶりかに見た踏み踏み>天狗乱石コンボ。
ここで彼が実はわざわざフランスから来た実力者ファビアンということを知らされる。
この後筆者も含めこちら一行全員で連コ(1ポンド3プレイなため)乱入するものの全員撃沈。
なんか昔筆者がいってたゲーセンで鬼のように強かったリーマンオロ使いを思い出した。
あとこの時の筐体がアメリカ製レバーだったためか、筆者も含めてウィルソン君一行全員コンボとかミスりまくった。
筆者など諸事情でスティックを数ヶ月使ってなかった罠。
特に移動投げがやりにくいことこの上ないのに激萎え(苦笑)。
すぐまた慣れると思ったけど甘かったね。
12時を回りナムコが閉まるというので外に出ると、ファビアン氏がきょとんとしながらつったっている。
なにかと聞いてみるとどうやら宿泊場所が決まってないらしい。
とりあえず全員腹が減っていたので近くのあやしいケバブ屋に入って話し合い。
そこでファビアン氏がウィルソン君とマイクの部屋で床寝決定。
ついでに筆者も次の日同じ部屋で床寝決定(笑)。
このあと別のホテルに戻ったホン君とギャズを除いた4人でテレビ2台ドリキャス2台を使ったサード対戦会を始める。
とりあえずウィルソン君の豪鬼対筆者ハイパーアレクで十五戦中わずか四勝で萎えまくる。
ハイパーボム決まらんて。
決まっても3ラウンド中1ラウンドが精一杯だし、EXにゲージ使うと更に決めにくくなるし。
この戦績は完全に実力差負けだけど、豪鬼戦はレイドに変えるわ。
ちなみに最後の一勝はやけくそスタンガンで手にした(笑)。
対空スタンガンが2ラウンド連続で決まるなんてありえん。
このあとファビアン氏と数戦やりながら明日はどのキャラ使うのって聞いたら”色々”(笑)だそう。
ちなみにこの大会は日本のと違って試合ごとにキャラ・SA変えられるのがルール。
筆者はアレク1択だけどおそらくだれも使わないであろういぶきも使ってみようかなとか思い始める。
彼はオロ以外にまこと、リュウ、ケン、ダッド、等色々キャラ使うけどやはりオロがずば抜けて強い。
とりあえず彼のオロに負けまくってマイクと一緒にしばらくカプエス2に逃避。
近寄りて連発オリコンとかパッドでやってたらビビっとった(苦笑)。
ここでウィルソン君は気分が悪いというので帰宅準備を整える筆者。
おいおい優勝候補なんだからちゃんと休みとって明日の大会で今日の豪鬼の動き見せてくれといいつつホテルを後にする。
B&Bに帰って床についたのは朝4時過ぎ。
疲れたけどここまでサードに夢中になったのは久しぶりだった。
ウィルソン君とガチやってる時、こちら残り数ドットで滅殺豪波動重ねられて死んだ時、
彼に”全段ブロるくらいの気合見せてくれよ”と言われた。
ちょっとサードプレイヤーとして恥ずかしかった。
とりあえずウィルソン君ありがとう。
この一言でサードがどんなゲームだったか思い出したよ。
8月25日(日曜日)
8時過ぎくらいにB&Bのおばちゃんに叩き起こされる。
ついにサード大会日。
早速歩いてナムコに向かうと、参加者らしき人たちがサード台の前に群がっている。
しかしよく見ると2台目のセッティングがまだ終わっていないという。
待ちつづけること約30分、主催者がマイクで2台目は壊れているので申し訳ないが今日の大会は一台のみを使って行うということをだらだら回りくどく説明される。 もうアフォかと。
しばらくしてホン君とギャズ、ファビアンが会場入り。
ギャズからウィルソン君が体調壊しまくって今日地元に帰るというとんでもないニュースを聞かされる。
なんでも今朝から吐いていたらしい。
いそいでホテルの部屋へ向かうと、ウィルソン君はベッドに横たわりながら失望させて申し訳ないようなことを言う。
彼はちょっと体が弱い体質で持病を持っていた。
今回の大会を一番楽しみにしていたのは彼以外の誰でもなかった。
そんな彼が出場できなかったのは非常に残念なことだと思う。
でも体が第一だからと彼に言い聞かせ、もし次回大会がなかったら、ケンブリッジでサード大会実現させる約束をしホテルを後にする。
彼が使う豪鬼を是非大会でみんなに見せたかったものだ。
ナムコに戻るとまたというかもう勘弁してくれというかまたハプニング。
大抵のイギリスの大会では大体筐体にパッドも接続されるケースが多く、(ゲーセンのほとんど無いイギリスでは家庭用でパッドを使っているプレイヤーも多数いるため、このような処置が取られる。 サードだと大多数はスティックだが、鉄拳などはよくパッドプレイヤーも見かける)
今回の大会もパッド常備で開催される予定だったが、今日になって筐体に繋げないことが判明したらしい。
パッド使用者に言わせると、出来ないなら何故“パッド常備”で大会の宣伝をしたのか、事前に確認しなかったのか、ということらしい。
いや一瞬思ったけどさ、そんなことならドリキャス持ってきてモニターに繋げて大会やろう、と。
主催者側の大会管理に疑問が上がる。
そして問題の一台は、、、、米製レバー反対者多数(苦笑)で、なんとか日本製レバーの方の筐体で行われることに。
ちょっとあきれつつナムコ内のファーストフードで食事をしていると、ホン君とマイクにアジア系の知り合い3人を紹介される。
このうちの一人(ハンドルネームSsongro)を諸事情で宮迫(マジ似)と命名。
なんとか第一リーグが始まったのは予定から2時間送れた正午。
仮エントリーしたのに現れなかった人多数で、(最終的に45人くらいだったかと)リーグも組みなおされる。
ルールもちょっと変更され、格リーグから4人が決勝“トーナメント”(リーグの予定だった)進出。
筆者は第4リーグ。
ホン君が第2リーグで、ギャズとマイク、ファビアン、宮迫は第3リーグに決定。
とりあえず第3リーグに入らなくて良かった(苦笑)とほっとする。
ここで筆者は第一リーグを見ずにホテルに戻って一人練習。
いやなんというかいても立ってもいられなかったというかね(汗)、結構緊張するんですわこういうのは。
しかし一時間そこら一人で練習したところで緊張が収まるわけが無く、ナムコへ逆戻りしたのは第一リーグがほぼ終わった頃。
ホン君に聞くと、今回の優勝候補といわれる“プリンス”(エイジスユリアン)がいい動きをしてたのと、珍しくエレナ・レミーを使う兄ちゃんがいたという(残念ながら決勝進出はならず)、見ときゃ良かった。
第2リーグ、ついにホン君登場。 ユリアン使った一戦目をちょっと危うい所でキリ抜ける。
緊張していたのかなと聞いてみると、どうやらレバーの調子がすこぶる良くないとの事。
そしてそれは数分後にヒューゴ使いの兄ちゃんが(おそらく)ギガスを決めようとしたときに起こった。
えーと、1P側のレバーがですね、もう何というか、こう、陥没してしまったんです。 もうね(以下略)
急いで駆けつける整備担当。 急いで直して、インプット確認して、再開。
いや私ハイパーアレクなんですけど? もう一回レバー陥没させろと?
、、、、、、、っていうか他の筐体使えよ。
実は宮迫の連れの一人もこのリーグにいて、レッパケンを使っているのだが、イマイチな動きで何より何故レッパ?
と思っていたら実は彼、サードを始めて3週間程だと言う。
この時期の新参者とは、うれしいねえとか思いつつひそかに応援していたら。
なんと決勝トナメ進出しやがった。 一戦一戦が際どい戦いで、粘りに粘って勝っとった。
一方本命のホン君は、トゥエルブ、ユリアンを半々ぐらいで使いながらめでたく決勝進出。
トゥエルブでリュウ相手に一回負けただけであとは全勝。
そして間髪おかずいよいよ第3リーグ開始。
数戦見終わっただけでちょっとヤバイと思った。
ギャズ、ファビアン、マイクに加え、ダッド使いラスタマン“The Wall”、アラブ系リュウ使い(名前忘れた)、迅雷ケン使いChainplate、そしてヒューゴ使い宮迫。
一番びびったのは宮迫のヒューゴで、何というか要塞みたいに固かった。 しかもこの大会中でおそらく一番赤ブロ成功率が高いという。 ユピテルユリアンやヨウホウユンも使っていたが、やっぱり一番印象に残ったのはヒューゴだった。
まさに死のリーグというか、筆者がここにいたら決勝進出危うかったと思われる。
ギャズが幻影陣コンボをことごとくしくじりながら苦戦している。
レバー状態の影響を一番受けるのって多分ユン使いだもんなあ。
その点アレクでよかった。 いや、陥没しなきゃね。
数戦終わった所でファビアンがついに悪夢の天狗オロ選択、そして、、、、
BL>踏み踏み>乱石コンボキタ――――――
思わず回りから歓声があがる。
このブロ精度とコンボ精度はなんなんだと、しかもこのクソレバーでお前はこれかと。
マイクもホウヨク春麗で頑張るが、、、やっぱりこのリーグは彼にはレベルが高すぎた。
とりあえずファビアンと宮迫とChainplateが決勝進出、最後の一人は勝ち数同じで並んだギャズ、アラブ系リュウ使い、Wallの中で一番勝ちラウンド数が多かったWallが決勝進出。 ギャズはちょっと落ち込んでた。 アラブ系リュウ使いもおそらくこの大会で一番強かったリュウと思われるため決勝に出れなかったのは残念だった。
そしてやっと第4リーグで筆者参戦。
第3リーグとうって変わってレベルの低かったこのリーグ。
しかもソウルキャリバー2メイン(と思われる)の3・4人が第3リーグのレベルの高さにビビッたのか土壇場で不出場。
2・3戦終わってついに筆者の出番、相手は真空リュウ使い。
とりあえず回りの歓声が“かーんぼつっ(陥没)、かーんぼつっ(陥没)”に聞こえて仕方が無かった(ウソ)。
一ラウンド落すものの、なんとか勝利。
とにかくビデオ撮影とかもしてて、緊張しまくってたのだけは覚えてる。
でも写真とかTekkenzaibatsuにアップされるのかな?
ちなみに左腕に十字架のタトゥーが入ってて細身でドキュソ風の男がいたら筆者と思って間違いないです。
数戦見終わった所で、実は自分以外全てリュウケンゴウキ(苦笑)であることに気づく。
第2試合の相手もリュウ、でも真昇竜。 一ラウンド同士で向かえた最終ラウンドでなんかの技に中足刺さって>波動>真昇竜で死亡。
もうあなたハイパー決まらないどころか肝心な所で出もしないわけですよ。
というわけでレイドに変更決定(男らしくねえ)。
次の豪鬼戦で、2P側に座ろうとしたら俺そっちがいいとだだをこね始める相手。
いや俺もう座ってるしと答える筆者。
話し合いで決まらないならコイントスするしかないなと主催者。
ここら辺かな? 吹っ切れたのは。
レバーがクソだとか1P側のはもっとクソだとかそういうのは正直聞き飽きたし、レバーがどうのこうのなんてみんなやりにくいんだし、大体俺達は何のために大会やっているのかと。 お前は試合前からレバーにイチャモンつけて負けた時の言い訳用意したいだけじゃないのかと。
コイントスせずにレバー陥没させる気まんまんで1P側に着席する筆者。
いや陥没させれば負けなわけじゃないし。
2ラウンド目でお互い残り数ドットになるが、何故か中距離でしゃがんでいるこっちのアレクに対して波動ぶっ放す相手。
そのままEXピートで終了。 ウィルソン君の豪鬼をこの人にこそ見て欲しかった。
そこから残りの試合全部2タテで決勝進出。
とにかくアレクに免疫が無い人たちでした。
あとレイドを使った記憶があまり無いんだけど(汗)。 大足等ガード後に反確EXエルボーが決まりまくったのとやっとBLが取れるようになってきたのは覚えてる。
ちなみにレバーは陥没しなかった(笑)。
そしてちょい休憩をはさんでついに決勝トーナメントが始まったのは7時過ぎ。
ダブルイルミネーション方式を取るらしいが要するに2本(ラウンドじゃないよ)先取制でいくと。
くじで組み合わせを決定。 筆者の相手はダイーシとかいう謎(笑)の兄ちゃん。
おそらく第1リーグから抜けてきたと思われる相手だが、ホン君に聞いても分からないらしい。
そのころ横ではソウルキャリバー2の予選がすでに開始されている。 サードより人数は多いが筐体4台を使っているためか、進行が早い早い。
と思って眺めていたら、マイクがプレイしているのを発見。 サードが残念な結果だっただけに健闘を祈る。
いきなりファビアンが2タテで準々決勝進出を決める。 2試合ともオロの出番はなし、というか彼は勝ちに行くというより一試合一試合楽しんでいるように見られ、使うキャラもさまざま。
それぞれのキャラがうまいのは脅威的だけど、やっぱり勝ちにいくならオロ使っていたと思う。
とりあえずサブキャラで相手をなめてるという風には全く見えなかった。
そしてWallの連れのネクロ使い(大会唯一!)が宮迫の連れケン使いと対戦。 第3戦までもつれこむがネクロ使いが勝利。
ホン君は筆者が一次リーグで2タテした真昇竜リュウ(多いな)に12使って1戦落すものの何とか準決勝進出。
やっぱ12じゃきついからユリアンでいって欲しい。
ひそかに応援していたラスタマンのダッド使いWallは一戦目を落す。 予選でもそうだったが立ち大K>EXマシンガン>小マシンガン>色々のコンボ等があまり安定して決まってない。 キャラをアレクに変えるもむなしく決勝第一ラウンド敗退。 残念。
そしてついに目の当たりにしたエイジスユリアン使いプリンス。
相手はユリアンというキャラと戦っているというよりもプリンスというキャラと戦っているように見えた。 戦い方が特別とかそういうわけじゃなくて、もうこの人は存在感とキャラの濃さ(アラブ系髭モジャ、でかい)がそこらの人とは違う。 2タテで準々決勝進出。 強い。
そして筆者。 謎のダイーシ君はリュウケン使いの黒人の兄ちゃんだった。
一戦目は神竜ケンで来る。
こちらの起き攻め時に暴れる傾向を掴んでなんとか2タテ。
しかし緊張がまた戻ってきたのか、動きがガチガチに硬い筆者。
そして2戦目に電刃リュウで来るダイーシ。
一ラウンド取り、2ラウンド目こちら体力数ドットの状態で電刃をぶっ放される。
EXピートを出そうとして何故かジャンプが暴発(恥ずかし〜)して殺される。
しかし何とか3ラウンド目を取り、2−0、2−1で準々決勝進出。 次の相手はプリンス。 こんな動きじゃヤバイと思った。
そして迅雷ケン使いのChainplateもなんなく2タテで準々決勝進出。
この大会一番使用率が多かったのはおそらくケンだが、唯一まともだったのが彼といえる。 第三リーグを2位通過したのは並みの腕じゃない。
昇竜>昇竜も難なく決めていた。
このあと宮迫がヒューゴで難なく勝ち抜き、決勝第一ラウンド終了。
準々決勝。
いきなりファビアンがまこと&ついに選択したオロでネクロ使いを下し、
ホン君もラスタマンThe Wallを下したケン使いを下して共に準決勝進出。
つまり次はこの2人がいよいよぶつかり合うことになる。
そして筆者VSプリンス。
結果だけで言うと2−0、2−0で完敗。
しかも2戦目は彼のサブキャラ霞いぶきでこっちハイパーアレクボッコボコ。
もうなんというか彼はかなりヒートアップする体質らしく、
一度乗らせたらもう終わりとしかいい様が無いキ○ガイのようなガン攻めを仕掛けらるという。
そりゃもう向こうがコンボ決めてる最中に“ウヒャヒャハッハーッ”とか雄叫びあげられるわけですよ。
日本にはいないよねこういう人。
でも正直、実力負けでした。 もっと練習します。
試合後Wall曰く“彼は野獣入ってるから” 確かに(笑)。
そして準々決勝最後、宮迫ヒューゴVS Chainplateケン。 個人的にはこの大会で最高の3試合だった。
近づいたら離さない宮迫ヒューゴは鬼。
結果は2−1、1−2、2−1で宮迫の勝ち。
準決勝。
ホン君対ファビアン。
お互い一試合づつ取って迎えた第3試合。 ここでホン君が何を思ったのかファビアンオロ相手にヤンを選択。
彼曰く、もう彼とはユリアンと12で何戦もやっているからここで今回あまり使わなかったヤンで行こうと思ったそうだが、
これが裏目にでて惜しくも敗れ去る。
そして宮迫対プリンス。 ここで宮迫もプリンスユリアン相手にヒューゴではきついと思ったのかユピテルユリアンを選択。
しかし野獣プリンスは強かった。 2試合とも1ラウンドは取られるもののきっちり最終ラウンド取り返して勝ち越す。
3位決定戦
ホン君対宮迫
まずユリアンでホン君が1試合取り、2試合目に12を選択。
3位決定戦に来て予想だにしなかったヒューゴ対12が始まり、クラウド大盛り上がり。
結果ホン君が勝って3位、宮迫4位。
決勝
プリンス対ファビアン
決勝に来て“イギリス対フランス”。
決勝だけは3試合先取制となり、両者2−2のまま結局第5試合までもつれこむが、クラウドの声援むなしくプリンス敗れ去る。
ファビアン優勝。
5試合ともエイジスユリアン1択で“勝ち”に来たプリンスに対し、
まこと、オロ、ダッド、ケン、リュウを選んであくまで戦いを“楽しもう”とした(と筆者は受け取った)ファビアンが勝ったのは、なんとも皮肉なことかもしれない。 本気で勝ちたかったらファビアンはオロで来ただろう。
でもプリンスでさえコンボミスってレバーに愚痴を漏らしていたのに対し、ファビアンは全く愚痴を漏らさずコンボもミスらなかった。
土曜日にサード台が設置される前から、だれよりもずっと待ちつづけていたのは彼だった。
ホテルで筆者やウィルソン君一行相手にしたとき、連携や2択を読み外すたびにうなずいて、
必死こいて相手の癖を見抜こうとしていたのも彼だった。
今となってはこの大会のために一番努力したのも結局彼だったんだなと思う。
“楽しみながら勝った”ファビアン。
日本の成熟しきったハイレベルな格ゲーの大会ではまず見られない光景だろうけど、
こういうのも悪くないなと思った。
結局全て終わったのは10時過ぎたあたり。
全ての試合を一つのサード台でやったのは進行的には問題だったけど、盛り上がりには欠けなかった。
なにしろその場にいる全てのサードプレイヤーが一つのスクリーンを観続けているのはすごい。
そのあと筆者と一行はナムコでちょっとだべってからホテルに戻る。
ラスタマンThe Wallのダッドと対戦しながら
“おいお前全然大会より動きいいじゃん、本番中チビッテたんじゃねーの”“あんたもね”とかいいあいながら
宮迫のヒューゴにアレクで挑んでボコボコにやられたりしながら
宮迫の連れのもう一人のヤン使いが実はめちゃ強かったのにナムコでカバンを盗られて大会に出られなかったことも知らされながら
いきなり訪ねてきたプリンスに“今日の戦い凄かったッス”とか試合でもないのに緊張気味に伝えたりしながら
ウィルソン君の活躍見たかったよねとみんなでちょっと落ち込みながら
ギャズがゼロ3でZ元使って死体の山を築き上げるの観ながら
マイクが何故か持っていたバンパイアクロニクルに狂喜しながらもTVの電圧関係でプレイできずにへこんだりしながら
チャンプのファビアンが気づいたら床で寝てたりしながら
夜は更けていったと。
8月26日(月)
一同激疲れていたのにもかかわらず、というかまあフロントに叩き起こされてホテルから退却始める一行。
ちょっとロビーで談笑して、ギャズ以外はみんなもうちょっとナムコでだべるらしい。
というか賞品受け渡しが午後にあるのだが、筆者は完成済みだがまだ提出できてなかったレポートを午後までに大学に出さなければならなかったのでケンブリッジに戻らなければならない。
とりあえずホン君(賞金100ポンドゲット)に変わりに筆者の賞品−ナムコのキャップとTシャツ(笑)を受け取ってもらうことを頼む。
そしてバス亭に向かう途中でみんなと再会の熱い約束をしてお別れ。
実はこのページを立ち上げ始めた時から、格ゲープレイヤーは筆者の周りから次第に減りつづけていて、
正直、この大会前、格ゲーサイトやってくのがすごくきつくかった。
CDレビューとか書き始めたのこの頃だし、正直、音楽のページに変えようかな(半マジ)とも思った。
でもこんなヤバイくらい楽しい経験が一年に一回でもできるんだったら、もうちょっと頑張って見ようかなと思った。
次の大会までにもっと強くなりたいしさ。 アレクだけじゃなく(一生メインだけど)もっと他のキャラも練習したい。
このレポートがとんでもなく長いのは、それだけ楽しかったってことです。
つまんなかったら結果だけ書いて終わってます。
あとウィルソン君とこの大会を知るきっかけを作ってくれた大村サキさんには再度感謝です。
あなたのちょっとした心遣いのおかげです。 色々というか全部。
あとみんな行きつけのゲーセンとそこの常連さん大切にしてやって。
ゲーマー同士でコミュニケーションとれる場所がどの町にでもあるなんて日本だけだよ。
ちょっとマジメすぎたかな? このまとめ(笑)。
このレポートに関しての意見・感想等は掲示板によろしくです。
というか読んだ人は一言でも書き込みしてくれると嬉しいです。
自分の文章のダメなところとかの判断材料になりますので。
もちろん批判も歓迎です。