バレンタインは危険な香り・・・!?

 


 

ナナミ「ね〜。ニナちゃんは誰にあげるの?」

ニナ「もっちろん、フリック先生よ〜〜♪ナナミちゃんこそ誰にあげるの?」

ナナミ「う〜〜ん。それが決まらないんだよ〜〜。ジョウイとリヤンにはあげるでしょう〜・・・。それとキール先輩にも・・・。」

ニナ「ふ〜ん。いっぱいだね。私はフリック先生以外には誰にもあげない!!」

ナナミ「あはは・・・何か力入ってるね・・・。(^0^)」

ニナ「当たり前よ!今年こそ渡すわ!!去年は逃げられたけど!!」

ナナミ「頑張ってね。応援しているよ〜〜♪」

そっちこそ〜。と言いながらニナは帰っていった。

ナナミ「よし・・・!!今年こそ手作りに挑戦だ!!さ〜〜がんばるぞ〜〜!!」

意欲に燃えているナナミを影ながら見ていた者達が居た。

ジョウイ「リヤン。ナナミ今年は手作りにするらしいよ・・・。」

リヤン「そうみたいだね・・・。どうする?当日逃げる?」

キール「逃げたらそれこそ地の果てまで追ってくるに違いない・・・。」

ウ〜〜ン

悩む3人・・・。

ジョウイ「何とかしないと・・・。僕らの命が危うい・・・。」

リヤン「そうだね・・・。去年は買ってきたものだったからよかったけど・・・。」

キール「・・・・・・何か策を練らないとな・・・。」

リヤン「策・・・ですか?」

キール「そう。はっきり言って、僕も食べたくない・・・。」

ジョウイ「意義なし・・・。でも、どんな策を・・・?」

キール「これから僕の家においでよ・・・。そこで考えよう。」

リヤン「じゃあ僕ナナミに言ってくる。」

そう言ってリヤンはナナミのいる所まで走って行った。

キール「じゃあ、ジョウイ君。今日の放課後に正門の前でってリヤン君にも言っておいてくれないかい?」

ジョウイ「はい。解りました・・・。」

そう言うとキールは帰っていった。

ジョウイ「は〜〜。肩こる・・・。さて・・・教室に帰ろう・・・。」

そう、ジョウイは前からキールのことが苦手だった。

苦手と言うよりも、嫌いな方だった。

 

シュウ「クラウス・・・。」

クラウス「はい。お呼びで?」

シュウ「今日、朝、シエラ殿が・・・」

クラウス「・・・・?シエラさんが・・・?」

シュウは溜息をひとつおき、

シュウ「こんな事を言われた・・・が・・・。」

クラウス「・・・?どんな事ですか?」

シュウ「『クラウスは甘いものが苦手かえ?』とな・・・。どうやらバレンタインの事だろう・・・。」

クラウス「・・・。(・_・)」

目が点+硬直・・・。

そんなこんなで校長室での出来事だった・・・。

 

ビクトール「よお、グレミオ。何作ってんだ?」

グレミオ「ああ。ビクトール先生。いえ、チョコ作ってるんですよ。」

カミュー「え・・・。あ・・・。」

ビクトール「・・・おいグレミオ、お前バレンタインのチョコ作ってんのか?もしかして・・・。」

グレミオ「そうです。」

カミュー「一体誰に・・・?」

グレミオは胸を張って答えた。

グレミオ「もちろん坊ちゃんですよ♪」

カミュー&ビクトール「・・・・・・・・・。(=_=)」

 

放課後の正門前・・・。

キール「やあ。皆そろってるね。そろそろ行こうか。」

リヤン「そう言えばキール先輩。今日職員室でこんな事があったんですが・・・。」

そう言うと先ほど職員室であったことをキールに話した。

・・・そう・・・先程のグレミオとカミュー、ビクトールの会話の事だ・・・。

キール「(・o・)」

目が点・・・ってこういうことを言うのだなと改めて解った一件だった・・・。

キール「・・・全く・・・グレミオは・・・。」

リヤン「ははは・・・。」

キール「・・・はっ・・・。こんな事している場合ではない!!早く行こう!!!」

ジョウイ「・・・・・・・。」

リヤン「は〜い♪」

 

〜キール宅〜

キール「さて。どうしようか?」

ジョウイ「そうですね・・・。」

リヤン「いっその事、ナナミを監禁するとか?」

キール&ジョウイ「はぁ?」

2人の声がはもった・・・。

キールは呆れた顔をした・・・。

キール「それって警察につかまるんじゃないか?」

ジョウイ「そうだよ、もっと穏便に行かないと・・・。」

リヤン「じゃあ、どうすればいいの?」

ジョウイ「だから、ナナミから貰ったチョコをナナミに後で食べるね。とか言って、こっそり捨てるとか・・・。」

キール「そうなると、食べなくても良い訳だ。なるほど・・・。」

リヤン「さっすがジョウイ〜♪偉い!!」

キール「じゃあそういう作戦で行こう・・・。」

トントンッ

誰かがドアをノックした。

多分パーンかクレオだろう・・・。

キールはそう言いながらドアを開けた。

そこに立っていたのはキールの予想どうり、クレオだった。

クレオ「ジョウイさん、リヤンさん、ナナミさんが表にいらっしゃってますよ。」

リヤン&ジョウイ「ええっ!?ナナミがぁ!?」

クレオ「ええ。」

キール「そうか・・・。なら仕方がない。今日はここでお開きだね・・・。リヤン、ジョウイ、又遊びにおいでね。」

リヤン「は〜い♪キール先輩も今度家に遊びに来て下さいね〜♪」

キール「ああ。そうさせてもらうよ。じゃあクレオ2人を・・・。」

クレオ「解りました。では、お二方、こちらへ・・・。」

 

ナナミ「あ〜、やっと出てきた!!キール先輩の家に行くって言って別れてから何時間たってると思ってんのよ!!」

ジョウイ「?でも、どうしてナナミがここに?」

ナナミ「う”・・・・・・。」

リヤン「ずっと後ろからついてきてたみたい・・・。」

ジョウイ「(−_−)」

 

その頃、ブライト学園3F、調理実習室では・・・。

ジル「キィィィィィーーー!!!どうしてうまく出来ないのかしら!!!」

ササライ「うあぁぁぁぁ!!ジル様!落ち着いて!!ああああ!!!調理室を壊さないでください〜〜〜!!」

ジル「おだまり!!」

ビクゥ!!

・・・まさに蛇に睨まれた蛙のよう・・・。

ササライ「ジル様こ〜わ〜い〜〜(泣)」

ジル「つ・・・次こそ・・・、次こそ綺麗に作って見せるわ!!!」

そんなジルを影ながらじっと見ている人物が居た。

ルカ「・・・また、アイツ関連なのか?もしかして・・・。は〜、ジル、これ以上お兄ちゃんの仕事を増やさないでくれ・・・。」

ルカだった。

どうやらアイツとはジョウイのことみたいだ・・・。

しかし・・・仕事だったとは・・・。

 

リィナ「そう言えばアップルさんは誰にあげるの?」

アップル「え、ああ、バレンタイン?一応シュウ兄さんにあげようかと・・・。」

カスミ「でも他にもあげるんでしょう?」

アップル「え?いいえ。シュウ兄さんだけよ。」

アイリ「シュウ校長一筋だな〜。」

カスミ「アイリさんは誰にあげるんです?」

リィナ「それはもちろんリヤンさんよね?アイリ。」

アイリ「な・・・姉貴!!」

アップル「照れなくても良いじゃないですか。結構、皆知ってるんですよ。」

アイリ「知ってるって・・・。姉貴〜〜!!」

リィナ「所でカスミさんは誰にあげるんです?もしかしてキールさんですか?」

カスミ「え・・・・。(/// ///)」

一瞬だが顔が赤くなった。

どうやら図星だったみたいだ。

 

バレンタイン当日。

フリック「う・・・うぁぁぁぁーー!!

ニナ「待ってくださ〜い!!フリック先生〜〜!!

時には逃げているものも居たり、

ナナミ「・・・何処に行ったんだろう、3人とも・・・。」

キール「はあ。とにかくここに隠れていれば大丈夫だろう。」

ジョウイ「そうですね。ナナミが居なくなったらさっさと帰ろう。」

リヤン「賛成!」

こうして隠れる者も居たり・・・。

その反対も居たりする・・・。

テンガール「はい、これ僕からの気持ち。」

ヒックス「わあ、有難うテンガール〜〜。」

そしてここにも一人、とある人物を探している少女(少女なのか!?)が居た。

ジル「ジョウイ様・・・。まだ出てこられないわね・・・。遅いですわ・・・。」

ササライ「早く帰りましょうよジル様。また校長に見つかってしまいますよ。」

ジル「大丈夫よ。来るときに紅茶の中に睡眠薬いれて飲ませて来ましたから。」

ササライ「(・・・ジ・・・ジル様って・・・一体・・・。)」

 

ジルがジョウイを待ち始めて約1時間が経過しようとしていた。

ササライ「もう帰ったのではないでしょうか・・・。中々出てきませんが・・・。」

ジル「そんな事有りませんわ。きちんと帰る時間を見計らって来ましたもの」

ササライ「あ出てきましたよ!。」

ジル「本当だわ!ではササライはお兄様が居たらすぐに教えてくださいね。では行ってまいりますわ。」

 

ジョウイ「結構遅くなったね。早く帰ろう。」

リヤン「そうだね。ナナミから逃げてたらこんな時間になっちゃたしね。早く帰らないとナナミに何言われるか・・・。」

ジョウイ「そうだね。・・・ん?」

ジル「ジョウイ様、お久しぶりです。」

ジョウイ「あ、君は確か学園祭の時に・・・。」

ジル「はい。覚えていらっしゃったんですね♪ジル感激〜〜。」

ジョウイ「は・・・はあ・・・。で、今日は一体・・・。」

ジル「今日はバレンタインデーですわ!ですから今日はチョコを持ってきましたの。どうぞ受け取ってください。」

ジョウイ「あ・・・有難う・・・ご・・・ございます・・・。」

ジル「では私はこれで・・・。(あまり長居するとお兄様が来てしまいますわ・・・、)」

そう言うとジルはそくささと帰っていった。

リヤン「さっきの人・・・。何だったの?あれ?これ・・・、もしかしてバレンタイン?よかったね、ジョウイ。また増えたよ。記録更新?(笑)」

ジョウイ「・・・・・・。」

ジョウイはジルが去って行った方をじっと見つめていた後、リヤンの方へ振り返った。

ジョウイ「さて、帰ろう。ナナミにどやされるよ。」

リヤン「そうだね。」

 

その後家に帰ったリヤンはナナミにこっぴどく叱られたのであった。

ジョウイは・・・と言うと、家に帰ってきた早々、シードにバレンタインチョコを貰ったのであった。

キールはグレミオと帰りに外食をして帰ったそうだ。

ジルは・・・またいつもの兄妹喧嘩をしていた。

そして3人はナナミのチョコを食べて数日間寝込んだそうな・・・(笑)

 


 

何なんだこのオチは〜〜〜(死)

何か段々やばいね・・・ナナミの作る物って・・・。

皆死にかけだし・・・。

そうそう、ニナに追っかけられていたフリックはその後捕まって無理矢理食べさせられたそうです・・・(無念)

では〜またホワイトデーネタで会いましょう〜〜♪♪

 

 

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