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未来の地球を大切に
2年 小林紗織
21世紀を生きていく中で、最も大切なことはやはり環境を守ることだ。なぜ環境が大切かというと、これからより環境が悪くなれば、地球自体の生存が危ぶまれるからだ。もちろん世界の平和や福祉も大切だが、もし地球が無くなったらそんなことを考えてる場合ではなくなる。そして皮肉なことに今の地球の温暖化は、目に見えて進行しているのが分かるほど悪化している。地球の平均気温は、1969年〜1971年では13.99℃だったのが、96年〜98年には0.44℃上昇して14.43℃に達した。気温の上昇はCО2の濃度に関係する。産業革命が起こって以来、CО2は増加し続け気温もそれに伴って上昇している。このような気温の変化が、地球のあちこちで被害を及ぼしている。
例えば最近よく言われている氷河の融解である。これによって起こる海面 の上昇は、低水位地帯では深刻な影響を与えていることが予想されている。低水位 地帯だけでなく、海岸地帯に発達している大都市でも大きな影響が現れる。このようなことによって、国自体が消滅したり都市が水没した場合、住むところを失った難民が国境を越え移動してき、世界各地で難民があふれかえり問題が急速に発生するだろう。
インド洋に広がる豊かなサンゴ礁は、過去2年間の海面温度の上昇によって、70%が死滅したと言われている。サンゴは海洋においてはもっとも豊かな生態系であり、生物の宝庫である。しかしサンゴは限られた温度の中でしか生きていけないため、このような地球温暖化の影響を非常に受けやすいのだ。サンゴが被害を受け縮小することにより、今度は今までサンゴ礁 に生息してきた生物の生息地がなくなってしまう。このように地球規模で環境問題が起こると、もう手がつけられない状態にまでなってしまう。しかし温暖化だけでなく他の環境問題も、全ては個人の甘い考えが積み重なって生まれたものなのだ。だから本当は一人一人が、何の罪も犯していない生物のために、地球を守っていかなければならないのだ。しかし残念なことに自らの罪に気づかずまだ地球を破壊し続ける人も少なくない。それにもうすでに私たち個人ではどうすることもできないくらい大変なことになってしまっている。
だから今こそが国同士が協力し合うべき時なのに、お互い自分の利益しか考えてないために、会議をしても全く話が進んでいない。それは温室効果 ガスの排出量の削減の問題からも分かる。どの国も自分たちの有利なほうへ動くようにしか考えていないために何も決まらないという始末だった。そのような考え方は「エゴ」以外のなんでもない。発展途上国の「先進国が汚してきたのだから、自分たちには関係ない。」という考えは明らかに間違っている。なぜなら発展途上国がこれから先進国と同じように使えば、必ずといっていいほど地球環境は悪化し、滅びていく。確かに先進国がバンバン使ってきて、今さら一緒に協力しようと言われても納得がいかないのは分かる。しかしそうやってみんなが意地の張り合いをしているうちに地球は滅びる。そうならないためにも国同士が理解しあい、地球を救い、守っていくために何をすべきなのかを、国民、いや地球上全ての人に示して欲しい。