つばめの文学史1


つばめ 「皆さん、こんにちわ。南つばめです。本日の講義は説話文学についての文学史です。説話文学には仏や霊の出てくる話を集めた仏教説話と人から人へ伝えられたおもしろい話を集めた世俗説話があります。まずは平安時代初期・・・9世紀ですが、『日本霊異記』という仏教説話を景戒という名の僧が著しました。また10世紀には源為憲が同じく仏教説話である『三方絵詞』を著しました。そして12世紀、平安末期に『今昔物語集』が成立しました。これは世俗説話です。作者はわからないので未詳となっています。決して未詳という名の人が著したわけではないのであしからず。」


(平安)

名前 作者 成立 種類
日本霊異記 景戒 平安初期 仏教説話
三方絵詞 源為憲 平安中期 仏教説話
今昔物語集 未詳 平安末期 世俗説話


つばめ 「舞台は鎌倉時代に移ります。まず、かの有名な世俗説話である『宇治拾遺物語』が成立しました。次に仏教説話『発心集』を鴨長明が著しました。彼は『方丈記』の作者です。『十訓集』は鎌倉の中期に成立した世俗説話です。さらに『古今著聞集』が成立しました。これは世俗説話です。そして末期には仏教説話『沙石集』が無住によって著されました。彼は他に『雑談集』を著しました。」

(鎌倉)

名前 作者 成立 種類
宇治拾遺物語 ??? 鎌倉初期 世俗説話
発心集 鴨長明 鎌倉初期 仏教説話
十訓集 ??? 鎌倉中期 世俗説話
古今著聞集 ??? 鎌倉中期 世俗説話
沙石集 無住 鎌倉末期 仏教説話


つばめ 「受験に必要な説話集はこれだけでしょう。今回の8つの説話は絶対に覚えておきましょう」