第四話 彩花の想い〜TOMOYAS VIEW〜
〔詩音の視点〕
先生に遊べる海岸の場所と旅館の場所を聞いた私たちは旅館に荷物を置いて砂浜に行った
唯笑 「わーーーーーーきれいな砂浜ーーーーーーー」
信 「唯笑ちゃんも綺麗だよ」
稲穂さん、早速ナンパですか・・・・しかも親友の彼女に
唯笑 「速く泳ごうよーーーーー」
巴 「さんせーーー」
無視されたようです
信 「ううう・・・・・唯笑ちゃんナイス無視」
相手にされていないようです
駿 「騒がしいな」
希 「そうですね」
第一声が前回と同じですかこの二人は
小夜美 「あたし焼きたいから誰かオイル塗ってーーーーー」
信 「はいっ!はいっ!はいっ!俺塗ります。こう見えても『日本オイル塗り協会名誉会員』ですから、俺」
何ですかそれ
みなも 「双海さん!見てくださいこれ」
なにやら大きな浮き輪を持っている・・・・しかも・・・・
詩音 「何故ガラパゴスゾウガメ型なんですか!?」
そう、彼女が持っていた浮き輪はガラパゴス諸島に生息するガラパゴスゾウガメの姿をもした物
〔智也の視点〕
俺は砂浜へと降りる石段に腰掛け、海を眺めていた
唯笑達がはしゃいでいるのが見えた。あ・・・・・唯笑がこけた
信は小夜美さんにサンオイルを塗っている。何か顔がにやけてる
ん?手の動きがおかしい・・・あっ小夜美さんが怒った
小夜美 「信くーーん?」
逃げろ、信!!殺られるぞ
小夜美 「小夜美ドライバーーーーーーーーーーー!!!!」
す、すげーー大技
下が砂だったから衝撃を軽減できたんだな・・・・
でも・・・・突き刺さってるぞ信
小夜美 「勝者、霧島小夜美ーーーーー!!」
勝ち名乗り上げてるし・・・・・・・・・
智也 「しかし・・・・・・」
まるでサスペンス劇場だな
題名をつけるなら「静かな南の島で砂に突き刺さる死体の謎」ってトコか・・・・・・
?? 「みんな平和そうね、智也」
智也 「ああ、そうだな、彩花」
ん・・・・・・彩花・・・・・・?
彩花!?
彩花 「やっほーーー、元気だった?智也」
智也 「彩花!!?何で・・・・・・・・・お前・・・・・・死んだはずじゃ・・・」
そうだ、彩花はもう何年も前に・・・・・・
彩花 「うん、死んだよ」
笑顔で言うなよ
彩花 「今私は智也の心に話し掛けているの」
ありかよ
彩花 「それでね、詩音ちゃんのことなんだけど・・・・・・・」
え?双海??
智也 「何でお前が双海が知っているんだ」
彩花 「だって私、智也にとりついてるもん」
さらっと言うなよ
彩花 「私はもう智也の一部みたいなものだしね」
彩花・・・・・・・・・
彩花 「智也が前に進んでくれて私、嬉しいんだよ」
・・・・・・・
彩花 「それでね、詩音ちゃんの事なんだけど・・・」
智也 「ああ・・・・」
彩花 「唯笑ちゃんと一緒に彼女の恋を応援しちゃって!!」
智也 「は!?」
彩花 「だから・・・詩音ちゃん、好きな人いるんでしょ?だから応援して見事彼女の恋を成就させちゃってって言ってるの」
智也 「だ、だけど・・・・」
彩花 「時間が・・・無いの・・・・・・」
智也 「え?」
彩花 「早く何とかしないと・・・・・・」
彩花・・・・・・・・・
彩花 「詩音ちゃん、すごく不幸なことになっちゃうよ」
智也 「不幸って・・・・・・・・・」
彩花 「詳しくは言えないんだけどね」
一体それって・・・・・・・・・
彩花 「気がつかなければ良いんだけど・・・・・・多分彼女は気づいちゃう・・・・・・」
智也 「彩花・・・・・・一体何のことだ?」
信 「おい、智也、智也起きろって!!!!!」
ん・・・・・・信?
信 「こんなトコで寝てたら日射病で死んじまうぞ」
智也 「ん・・・ああすまない・・・」
夢・・・?
でも今のは・・・・・・
唯笑 「智ちゃん大丈夫?タオル冷やしてきたよ」
唯笑が泣きそうな顔をしている
悪いことしたな・・・・・・・・・
智也 「ありがと、唯笑・・・・・・」
ん?臭い・・・・・・
智也 「タオルと雑巾間違えるなよ!!!」
信 「ちょと待て智也、雑巾とは何事か!!俺のタオルだ、それ」
智也 「え?・・・・・・すまん」
しかし・・・さっきのは・・・
智也 「唯笑、話があるんだ。ちょっと向こうの岩場に行こう」
唯笑 「え・・・・・・」(智ちゃん・・・一体・・・・・・)
取り合えずまずは唯笑に話そう
智也 「二人きりで話があるんだ」
唯笑 「え、え・・・」(二人きりで岩場に・・・!?)
智也 「やっぱこういうことは早めの方が良いと思うし・・・」
時間が無いなら早く話したほうがいいだろう
唯笑 (早めの方が良い・・・・・・!?)
智也 「心の準備はいいか?」
彩花のことを話すんだ・・・少しはつらいことも覚悟しないと・・・・・・
唯笑 (心の準備・・・・・・ココロノ・・・ジュンビ・・・)
智也 「さあ、行こう唯笑」
唯笑 「と・・・智ちゃんの・・・智ちゃんのHーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
唯笑のアッパーカットが俺のあごに鋭い一撃を加えた
な、何故・・・・
〜あとがき〜
もうちょっと唯笑の妄想を引き伸ばしたかったなーー
これ、一体何話まで続くのかなーーー