第五話 彩花の想い〜SHIONS VIEW〜
〔詩音の視点〕
海でしばらく遊んでいると三上さんの様子がどうもおかしい
そこで今坂さん達が様子を見に行った
全く・・・・・・あんな所で何をやってるのか・・・
海から上がって砂浜に立ちすくしていると
??「詩音ちゃん」
詩音「え?」
あたりを見渡すが誰もいない
空耳?
??「ここだよ」
詩音「え?」
声は私の後ろから聞こえてくる・・・・・・
私は振り返った
彩花「初めまして、私は桧月彩花。名前くらいは知ってるよね?」
私は目を疑った
今坂さんと三上さんの幼なじみで、数年前事故で亡くなったはずの人物が目の前に立っていた
着ているセーラー服は明らかに場違い
詩音「え・・・と・・・幽霊?」
彩花「ピーンポーン、大正解」
詩音「明るく自分のことを幽霊って言わないでくださいよ」
彩花「今の私は、詩音ちゃんの精神に語りかけているの」
何だか随分と変な展開になってきたような・・・
彩花「時に詩音ちゃん、あなた、好きな人いるでしょ?」
詩音「へ?今なんとおっしゃいましたか??」
思わず聞き返してしまった
彩花「え、好きな人、いるんでしょ?」
詩音「え・・・・・・ええ、まあ」
彩花「よっしゃ!アタックしなさい!!」
彼女はガッツポーズを取った
詩音「え?」
いきなり何を・・・・・・
彩花「自分から動いた方がいいんだよ、でないと君は幸せになれない」
さっきまでとはうって変わって厳しい表情になった彼女に私は少したじろいでいる
一体何を・・・・・これは・・・夢・・・のはず
彩花「その人をあきらめても、いつか詩音ちゃんはいい人と出会えるかもしれない。でも、その時はきっと心に大きな傷を負うことになるよ」
詩音「傷?」
彩花「もしもあの時・・・あの人をつなぎ止めていればこんな悲劇は起こりえなかったはずなのに」
詩音「悲劇」
彼女の言っている『あの人』は恐らく先生のこと
やっぱりこれは私の夢・・・?
彩花「詩音ちゃんはそうやって自分を責め続けることになるよ。戻ってこない過去を悔やみながら生きていくことになる」
詩音「彩花さん・・・」
彩花「もし勇気があるなら前へ進んでごらん。それが最良の選択だから・・・」
??「双海さん、大丈夫ですか?」
詩音「え?」
目の前にいたのはみなもさんだった
みなも「もーー双海さんまでボーーっとしちゃて」
みなもさんは心配そうに私をのぞき込んでいる
詩音「すいません、少し考え事してて」
今のは・・・・・・夢?
でも・・・・・・悲劇って・・・進めって・・・
先生が・・・・・・悲劇に?
〔追記〕
彩花「詩音ちゃん、がんばってね。もうこれ以上悲しみを・・・私たちの仲間を増やしたくないから・・・」
一体、彩花の言う悲劇とは何だろうか・・・
TO BE CONTUNEWED
〜あとがき〜
この話から一回の量が少なくなっていきます
ご勘弁をーーーーー
何か英語のスペル間違ってそう・・・しかし辞書開く気にもなりません