5月某日
日本選手権本戦のためにやってきた平林君とオープン戦用の調整をする。
秘蔵の土地18枚ステロが、平林君の持ってきた土地18枚マッドネスにボコにされて、さあ持ってくデッキがなくなったぞ・・・
というところから、このお話は始まる。
5月30日
オープン戦当日
結局持っていくデッキは、トレンチコントロール。
ステロ、サイカ、マッドネス、フライングスライなどを調整した結果、ステロ←マッドネス←サイカ←ステロ・・・という三角関係がどうにもくずせず、そのどれに対しても、ある程度戦うことができるトレンチを選択。
前日の調整で、ていうか前日しか調整してないんだけど、フォーススパイクはメタデッキのどれに対してもきくことが解かったので、メインに投入することにする。その代わり、シンコペイト、メモリーラプスなどの数を調整。サイドには、お決まりのトランスフォーム用クリーチャー、ライトニングエンジェル3枚、メドリングメイジ4枚、フレイムタンカブー4枚の計11枚と、同キャラ用のウルザズレイジ3枚に、サイド後のマナバランス調整用として山1枚を採用。本当はメテオストーム、トレンチ用のサイドとしてオウラブラストも用意してたんだけど、朝事務所に忘れてきたので今回はお休み。
昼過ぎに会場に着いた僕ら(調整をした丹羽さんと一緒)は、シングルエリミネーションでマッチアップされるのを避けるために一大会ずらしてオープン戦に参加。
1回戦目、ステロとあたる。
1本目、相手に先攻を取られ予定調和的にボコにされる。
2本目、フレイムタンを3枚抱えたまま、赤マナを引かずに結局ボコにされる。
サイド後に赤マナが足りないのは解かってたけど自分の予想以上に足りなかったのね。速攻で、サイド、メインを微調整。結果、ライトニングエンジェル2枚、ウルザズレイジ1枚をサイドからメインに追加。フォーススパイク、トレンチ、リパルスの数を調整。その分サイドに山を2枚追加する。
気付けば、一緒にきた丹羽さんも3回戦目でサイカにいわされて再びチャレンジ。どうやら時間的にもあと1、2回でオープンが締め切っちゃうみたいなんで、今度は一緒に参加。
1回戦
当たったのはマッドネス、おいしくパックンチョ。
2回戦
なんだかよく解からないデッキに当たる。ライブラリが80枚ぐらいのデッキ!?
バベルじゃないし、なんだろ。なんにせよ、1回勝ってるデッキだし気を引き締めねば。って思うぐらい、まあ正直気が緩む緩む。なにせ出てくる土地が、各種ダメージランドにフィルターランド…そう5色なんです。十分にマナとカウンターが揃ったんで、そろそろ仕掛けようと思ったら、先に相手がデュレスから始まり、パーセキュート!なんとかカウンター合戦に勝ったと思ったら、次のターン、ディアボリックチューターからハウンティングエコー!!、これもなんとかカウンター合戦に勝ったんだけど、カウンターが無くなって、相手にリストックでエコーとカウンターを回収される。とりあえず本体にプロフェティックボルトでカウンターを捜索。「父ちゃんないよー」と、心の中で叫びつつ、相手が丁度エコーを打つとマナが足りずにカウンターが打てないので、カウンターを見つけたふりをしてみるプレイング。そしたら相手が1ターン待ってくれました。とりあえず自分のターンに戻して、プロフェティックボルトをもう一発本体に、必至でカウンターを探してみる、でも今さら1枚カウンターを手に入れても相手の手札にもカウンターがある、さてどうするかなあ、時間も30分ぐらい使っちゃってるし、このデュエル負けると辛いなあ、手札にはメインに1枚だけ入れたウルザズレイジしかないし。ん、レイジ!相手のライフはなんと残り9ですよ奥様、今は打てないけど次ターンなら打てる。もらったか!?いやまて、よーく考えてみろ。さっき相手が、リストックで戻したカウンターってチャームだったYOね。確かあれの能力は、カウンターと−2/−2と…ゲイン5ライフ!!うへーこれもだめじゃん。どうする、どうする、どうしよ。まあ、とりあえず、カウンターをゲットしよう。相手がチャームをカウンターに使ってくれるかもしれないしね。・・・使ってくれたよ。わーい、ハウンティングエコーは打たれたけどレイジ10点で勝ちだ。次ターン相手の手札は2枚、もちろんレイジを打ったさ、なんとアブソーブ打たれちゃったさ、てへ。白緑のフィルターランドと、白青のダメージランドと島で、青青白緑 出しまーす。ふんふん、ライフが8になってアブソーブで11になって、レイジ10点で1になって・・・。あれ、余った緑マナはどうすんの、恐る恐るターンエンド。カードを片付ける対戦相手。勝っちゃいました、やりました。人生で始めて、マナバーンで勝ちました。もちろん最後も、アブソーブ持ってるの知ってたさという顔をするプレイング。
結局、大一番を運と根性だけで乗り越えたあとは、楽チンにエンジェルさまでボコに。まあ、ひどいデュエルだったけど勝ったからよし。丹羽さんも勝ったみたいだしね。
3回戦
相手マッドネス、よーし今回も楽チンにパックンチョだ。と思ったら、ディープアナライシス。はいみなさんもご一緒に、ディープアナライシス。カウンター仕切れません。象さんが殴ってきます。なんとかトレンチ出して、土地数枚と相打ち作戦で。そこからシーソーゲーム。お互い殴りきれるかというところで、象やらリパルスやらの応酬。相手のターンエンド、相手ライフ7こっちライフ3相手の場に1体の象トークン自分の場にはトレンチと土地が3枚。手札は、自分が土地1枚、相手0。今ゴブリントークンを出しても次ターンに出しても、最大で4体しか出せない。なら次ターン4マナ使えることのほうが大事。渾身のドロー、いたー。いました、エンジェルさまビバ。エンジェル出してアタック。アタック。勝ち。そんな熱い1本目が終わったころ、隣の席で戦ってた丹羽さんが散る。こりゃますます負けられない。と思ったら。相手がトリプルマリガンしちゃったYO。なんとか4回戦目に。ここらあたりが今日の山場だったらしく、4回戦目のリス対立には、なんとなく勝利。あとは最終戦を残すのみ。4回戦目さっさと終わったんで、丹羽さんと偵察に行ってみると。サイカばっかで、ちょいへこむ。サイカには負けずらいけど、ただ時間掛かるだけで結局勝てない んだよね。
5回戦
はいサイカでした。ていうか自分以外の3人はみんなサイカだYO。 1本目、相手事故。トレンチで殴り放題。2本目、メドリングメイジ投入、早速4ターン目の相手ターンエンドにアイスで島をタップして、自分のメインでメドリングメイジ、相手のゲインセイにメモリーラプス。自分はサイドで全抜きしたリパルスを指定。そしたら、返しで、チェイナーズエディクト食らって、さようなら。3本目、今度は先手で2ターン目メドリングメイジ、考えたすえにチェイナーズエディクトを選択。これがメガヒット。メドリングメイジが殴る殴る。最後の2ターンはトレンチ張って、アップヒーバルだけ食らわないように、相手のアップキープに、アイスで島タップ2発。マナを封じつつメモリーラプスを手札に加えて勝ち。これで念願の日本選手権初出場だ。
さすが俺、最後の島タップなんかもう、前日に使うデッキを選択したとは思えないクレバーさ。って自己満の世界に入ってたら、後ろから平林君が、「最後のアイス2発目余計じゃん」。え、なんで、だってアップヒーバル6マナだよ5マナあったら、土地置いて打たれるじゃん。「ばっかだなあそれなら打たれたっていいじゃん」。え、うそ俺アップヒーバル打たれてもよかったの??「だって土地置いてアップヒーバルならこっち先攻じゃん」。・・・ほんとだ。「それより、アイスを手札に残して、そのマナでゴブリントークン呼んで殴ったら1ターンで勝ちじゃんか。相手に1ターン与えてから、アップヒーバル打たれたらどうすんだよ」。うーわー、ほんとだ。「それで負けたらちょっとやばいんじゃない。勝ったからよかったけど」。いや、まあほんと、勝ったからよし。 しっかり落ちもついたし。
最後に、調整に付き合ってくれたみんなと、マジックばっかやってた僕をクビにしないでくれた社長にこの場を借りてお礼を言いいます。本当にありがとう。
そして伝説に・・・
なるわけもなく、日本選手権本戦はスタンダード4勝2敗、ブースタードラフト3勝3敗とまったく盛り上がりにかける展開でゲームセット。せっせと次の日のチーム戦にエントリーしてましたとさ。