日記の穴を埋める為に書いたものを持って来ました。
夢を壊すような人魚姫かもしれません。(; ̄ー ̄A  でも、更紗らしい物語になったと思われるル。


海の底、深く深く。。。。

人魚達の住むお城がありました。

ある日、人魚姫はいつにもましてイライラしておりました。


姫 「むぅ〜・・・・

   お姉様達は海の外を見に行けるっていうのに

   なんで私だけ行けないのよぅ。

   だいだい掟がなによ! もう私子供じゃないわ。

   ほらこのホタテの貝殻だってピッタリフィットしてるもの!」

王 「人魚姫、何をそんなにイラついているんだい?」

姫 「あ、お父様。ちょうどいいところにいらしたわ。」

王 「どうした、何でも言ってごらん。」

姫 「私、海の外を見に行きたいの!」

王 「何!? それはいかん!! 掟破りは許さんぞ。」

姫 「掟、掟ってうっさいのよ―。\(>◇<)/
   可愛い子には旅をさせろって言うでしょ?」

王 「そ、それはそうだが・・・」

姫 「んじゃ、そうゆうわけで行ってきます。」

王 「こら、待て―!行っちゃいかん―――!!」


と、王様が叫んだ時にはもう人魚姫の姿は見えませんでした。

バビュ〜〜〜〜〜ン


姫 「やったわ。脱出成功よ♪

   いくらお父様でも私の泳ぎの速さにはついてこれないっしょ。

   若さの勝利ってやつね♪ ふふっ。」


そして人魚姫はわくわくして海の外へと向かいました。


姫 「外にはなにがあるのかしら?
   どんな景色なのかしら?もうすぐ、この目で見れるのね。」


バシャン。。。。

人魚姫が海の外へと顔を出し見たものは・・・


姫 「・・・何よぅ。 真っ暗じゃない。

   あ〜んなものやこ〜んなものが見れると思ったのに。

   ・・・・ン!? 向うで何か光ってるわ。行ってみよっと。」


人魚姫が光に近づいて目にしたものは豪華客船でした。


姫 「すっご〜い綺麗! そしてアレが人間ね。

   あの二本くっついてるのが足ってやつなんだわ。」


そして甲板にいる王子様を発見!


姫 「(♥▽♥) なんてイケテルのかしら!」


人魚姫が王子様に見とれていると

ピカッ、ドシャ――――――ン!

雷が豪華客船に直撃。

客船はあっけなく沈没。。。

そして人々は荒波に放り出されました。


姫 「王子様がおぼれちゃう!

   他の人は知ったこっちゃないけど

   あのお方だけは助けなくっちゃ〜!」


さすがに人魚だけあって泳ぎは超一級品デス。

スイスイスイのスイ〜〜で王子様を浜辺まで運びました。

そして岩陰で見守ること数分・・・・


女 「まぁ、大変。あんな所に人が倒れているわ!」

女は駆け寄り王子様をそっと抱き起こしました。

王子 「・・・うっ・・・」

女 「良かった。生きてらしたわ。大丈夫ですか?」

王子 「あなたが助けてくれたのですね。お名前は?」

女 「シスターと申します。」

王子 「もし良ければお城にお招きしたいのですが・・・」

シスター 「えぇ、喜んで♪」

姫 「岩陰]□ ̄;)!! 

   シスターだか第三セクターだか(無理がある)
知らないけどいいトコ取りする気だわ。

   王子様を助けたのは私よっ!

   決めたわ。 私・・・ 人間になってやる!」


そうと決まれば一直線! パシャン、ばびゅ〜〜〜ん〜!


=人魚の城=


姫 「ただいま〜」

姉達 「おかえり。 どうだった、初めて海の外は?」

姉達 「お父様の反対を押し切ったなんてすごいわね〜。」

姫 「そんなことよりもお姉様達!!」

姉達 「な、何? どうしたの?」

姫 「人間になるにはどうしたらいいのかしら?」

姉達 「魔女のおばあさんに頼めばいいんじゃない?」

姉達 「でもやめときなさい。 人間になったって何もいいことないし。」

姫 「ふっ。今の私に何を言っても無駄よ。走り出した恋はもう止まらないわ!

   じゃあね、さよならお姉様達。」


そしてまたもや一直線。 ばびゅ〜〜ん〜〜〜!


= 魔女の洞窟 =


魔女 「おまえかぃ?人間になりたいって奴は。」

姫 「あら? まだ何も言ってないのによくわかったわね。」

魔女 「ひょひょひょ。 あたしゃ何でもお見通しなのさ。」

姫 「だったら話が早いわ。 つーことで人間になれるお薬ちょうだいな♪」

魔女 「あぁ、いいとも。 そのかわりにお代としておまえの

   若くて可愛い声をいただくよ。

   それと人間になっても大好きな王子様と結婚出来なきゃ

   おまえは海の泡となってしまうからね。

   ひゃっひゃっひゃ 」

姫 「そ・・・ そんな・・・・・


それじゃあまりにもリスクが大きいじゃないのよ!

   私の声が欲しいですって?考えてもみてよ。

     そのしわしわのお顔でこのピチピチで可愛い声だったら

   気味が悪いったらありゃしない!

   みんな思いっきりひくわよ。

   ね、海の泡になるって条件だけのんであげるから

   さっさとそのお薬渡しなさいよ。」

魔女 「そ、そうじゃな・・・

   (うまく言いくるめられた気がするが・・・・)」


人間になる薬を手に入れた人魚姫。

  さっそく浜辺でその薬を飲みました。

ゴクン。。。。。  ・・・≪■●ポテッ



王子 「きみ・・・ 大丈夫かい?」

姫 「・・・ハッ、私。。。

   ぬわ〜、足があるわ! すごいすごい、素敵〜♪」

  王子 「頭でもぶつけたかな。。。 自分の名前は言える?」

姫 「( ̄◇ ̄〃) 王子様!!    な、名前・・・・?」

(アレ、私の名前って? みんなは人魚姫って呼んでるけどそれは名前じゃないわよね。。。)」


王子 「可哀想に記憶喪失になったんだね。

   だったら僕のお城においで。そこでゆっくり記憶を取り戻したらいいから。」


その後人魚姫は王子様と毎日楽しく過ごしていました。

王子様も人魚姫を本当の妹のように可愛がりました。

そして、ある日のこと・・・・


王子 「今日はおまえに大事な話があるんだ。」

姫 「大事な話?」

    (きたわ、プロポーズね!)

王子 「僕らはもうすぐ結婚するんだ。」

姫 「まぁ、本当に!? 嬉しいですわ♪」

王子 「喜んでくれるんだね、ありがとう! 

     さぁ、入っておいで。」

シスター 「初めまして、こんにちわ。」

姫  Σ( ̄□ ̄; ガボーン!

  そっちかよ!でたわね、横取りベクター! (ぜんぜん違うし)

シスター 「これからよろしくお願いしますね。」

王子 「二人とも仲良くしておくれ。」

姫 (くぅ〜・・・ どうしたものか。何か作戦をねらなきゃ!) ←聞いちゃいねー。



そしてそして、なんの作戦も思いつかぬまま結婚式の日を迎えました。

人魚姫は船の甲板で一人たたずんでいました。


姫 「あぁ、もうすぐ結婚式が行われるわ。。。

   このまま私は海の泡になってしまうのね。」


そこに海の中から姉様達があらわれました。


姉達 「人魚姫!

   このナイフで王子様を殺すのよ。

   そうすればあなたは人魚に戻れるのよ。

   海の泡になんかにならなくてすむわ!」

姉達 「躊躇しちゃダメよ! いっきにサクッと殺っちゃうのよ!」

姉達 「お城で待ってるから必ず帰ってきてね!」

姫 「こ、このナイフで愛しい王子様を・・・・ 

   私に出来るわけないじゃない。

   そんなことなら私が死んだほうがましよ。。。」


人魚姫は悲しみを抑えきれず涙を流していました。

そこへシスターがやってきました。


シスター 「どうなさったの? 泣いてらっしゃるの!?」

姫 「気になさらないで。 夕日が目にしみただけですから。」

   (あんたが横取りするからでしょう―! \(>◇<)/


     ・・・・・・・・・・・・なにかしら。 このフツフツと湧き上がるものは・・・!?)


姫 「シスターさん。。。(←初めてちゃんと名前言えた) 」

シスター 「なぁに?」




                サクッ。。。。


シスター 「 はうっ・・・         あ、あなた。。。 そのナイフで私を・・・」


                   よろよろ、ぼっちゃ〜ん


シスターはそのまま海へ落ちてしまいました。


姫 「やったわよ、お姉様達。

   言われたとうりなんの躊躇もなくサックリやったわよ。
                  (相手がちゃうやろ!)

   さっき湧き上がったものは殺意だったのね。

   おっと、証拠隠滅しとかなきゃね〜。」


そう言い、人魚姫はナイフを海へぽ〜いと捨てました。

そこへ王子様が現れました。


王子 「大変だ!

   シスターの姿が見当たらないんだ!

   おまえシスターを見かけなかったかぃ?」

姫 「いいえ、私はずっと一人でいましたけど。

   結婚式目前に姿を消すなんてなんてことでしょう!!」

王子 「やはり、僕との結婚は嫌だったのかな。」

姫 「王子様。。。 

   そんなに悲観的にならないで。

   私はいつまでも王子様のおそばにいますから。」

王子 「ありがとぅ。お前は優しいいい子だね。」


それから皆でシスターを探しましたが見つかりませんでした。

               (見つかるわけねぇ〜って。)





数年後、人魚姫は王子様をゲットすることに成功。

予定より時間はかかりましたが

人魚姫の恋はめでたく実ったわけでございます。

めでたしめでたし〜♪


< end >

かなり自己中ですね・・・(汗)
いや、だって泡になるのも残酷でしょう。
今までの生活を捨ててまで王子様に飛び込んだわけだし。
何が何でもゲットしなきゃ意味ないじゃ〜ん♪(古)
とにかく恋する乙女は強しってことなのさ。ー ̄)