モンスターボールの謎

モンスターボール

 モンスターボールはポケモンをこの小さなボールの中に入れて持ち運べる。しかしこれほんまかいな?実際あると便利。だが、デパートなどで売っているのを見かけたことがない。モンスターボールには何か重大な欠点があるというのか?!ここでは、モンスターボールの謎に迫りたい。

持ち運びもたいへん・・・

 では、モンスターボールとはいったいどのような物なのだろうか?文字通り、モンスターを入れて持ち運べるボールである。化学変化の前後で、質量の総和は変わらない。これが質量保存の法則である。最も基本的な法則の一つであるゆえこれを無視しては考えられない。
 レッドの(ポケモンSPECIAL)のパーティーは、ピカチュウ、フシギバナ、ニョロボン、カビゴン、ギャラドス、プテラで、それぞれ、6s、100s、54s、460s、235s、59s、合計914sである。質量保存の法則があるため、もちろんレッドもこの重量の物を持ち歩いていたことになる。しかも走ったりしていた・・・。レッドがオリンピックに出たらぶっちぎりのトップで優勝。ギネスブックに載ることはまず間違いないだろう。
 だが、これはレッドにとって悲しいお知らせである。シルフカンパニーなどでエレベーターを利用しようものなら「重量オーバーです」などという表示が・・・。ミラクルサイクルの自転車に乗ろうものなら「グシャァ」などという音がしてもろくも崩れ去る。あっ、だからミラクルサイクルの自転車はあんなに高かったのか!!!だいたい歩くときさえ不便だ。レッドが歩く度に施設の床に穴があいちゃうじゃん!このくらいの体重くらいなら支えられるんじゃないか?という人がいるかもしれない。しかしここに圧力というものが生じる。接している面と面が小さいほど同面積に対する力は大きくなる。従って、走ったり大変危険だ。きっとポケモン界の建物には、「走るな危険!」などというはり紙が・・・。やはりポケモン界でもはり紙は欠かせない。どうしてもいやというのなら、せめてポケモントレーナーを建物に入れないでいただきたい。ポケモンセンターなのにポケモントレーナーが入れないというのも変ではあるが・・・。

ポケモンを捕まえろ! 

 こうして、走ったりはねたりしなければ、モンスターボールの持ち運びが可能になった。やれやれ思ったより手こずったわい。ではポケモンを捕まえるときはどうだろうか?TVで見る限り、ポケモントレーナーが投げたボールがヒュヒュヒュのヒューンって飛んでいってポケモンにあったっている。ここから考えて、ポケモンに当たるとき、モンスターボールのスイッチも入るのだろう。ということは、スイッチの部分をポケモンに当てなきゃならん!考えられる方法は
1,無回転でボールを当てる。
2,回転をよみ、ちょうどスイッチの所で当てる。
 なんとむちゃくちゃな!?しかし劇中ではどのトレーナーも簡単にやってのけたのである。原理的に不可能でない以上否定することは出来ない。いやはやただ者ではないと思っていたがこれほどまでとは・・・。
補足
1で考えるとすれば野球でいうナックルである。無回転であるゆえ風などの影響を受けやすく、どこに飛んでいくか分からん。こればかりは運任せ。それなら2の場合はどうだろうか?回転がかかっているので球質は安定しやすい。スイッチが付いている部分を大体15度くらいにし、スイッチを含む辺を一方方向だけ回転をかけるとすると、成功するのは4%ほどである。投げるのも難しいのにこの確率では・・・。

さあバトルだ!

 こうして、ポケモンを捕まえるだけでも大変なことが分かった。では、勝負となったら。もちろん、スイッチを入れてポケモンを出す。何だこれだけか・・・。しかし、ポケモントレーナー自体がこれを否定してしまう。モンスターボールを投げてポケモンを出そうとするのだ。なんてことするんだ!?
 え〜い、悩んでいても仕方がない。まず、ボールを何かに当ててポケモンを出すには問題ない。問題は空中で出すときである。どうやって空中で出すというのか?風圧を利用するのが正論だろう。そうすると、どれくらいの速度で投げればいいのか?時速80qくらいで投げれば・・・。だがこれでは風速20mの風が吹いただけで開いてしまう。だったら台風くらいあれば大丈夫だろう。台風は、風速40m、時速に直すと144q!?プロ野球並ではないか。しかもこれは風圧を最も効率よく受けられた場合の話だ。TVのように回転して飛んでいったのでは風圧はほとんど期待できない。効率的に風を受けるには、無回転でボールを投げる必要がある。だが、無回転のボールは変化しやすい。従ってポケモントレーナーは、風の吹き方、湿度、高度、空気の密度を念頭に置いて計算したということになる。しかも計算間違いをしてはいけない。なんと、ボールを操ることは、心・技・体の3拍子がそろった上に、研ぎ澄まされた頭脳まで必要とされる高度なものだったのである。な、なんだかモノスゴイ世界だ!