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あみあみ杯レポ
+OnBCへの挑戦



さて、あみあみ杯のレポートとは言いますが、この場を借りてOnBCについての総括でもやろうかと。
まずは、環境・デッキの見直しから行きましょう。

・赤単ゴブリン
言わずもがな環境最速を誇るビートダウン。
ある程度削ってしまえば包囲攻撃の司令官御登場でゲームが終わります。
生半可な速度のデッキでは蹂躙されてご臨終がオチです。

・RWサイクリングバーン
コントロールの主格、サイクリングバーン。
波停機も対処できないものではなく、死角と言う死角は存在しないといっていい。
決定力も永遠のドラゴンがあるので申し分なく、場合によってはアクローマさえ使いこなせるのが素晴らしい。

・白単コントロール
優秀なクリーチャー陣で場を抑えつつ、マナを揃えて空からとどめを刺しにいくデッキ。
滅法火力に強く、ダメージを抑える力は環境トップなのは疑う余地も無い。
赤いデッキのメタとしては最高の位置にいるデッキだろう。

・Bad From
赤単・火力満載のデッキ。
速攻系のデッキに強く、火力満載のためコントロールデッキにもアグレッシヴに動けるのが特徴。
「ドラゴン変化」が決め技(?)のため、それを打ち破れるものさえあれば勝てる。
具体的には「アクローマ」「ロリックス」「帰化(微妙だが)」あたりでしょうか?

・召集ゾンビ
あんまり目立たないけど、強烈なデッキの一つ。
サクリファイス能力と総帥の招集、各種ゾンビの相性がいい優秀なデッキ。
とは言ってもゴブリンほど速い訳でもなく、中速のビートデッキという面は拭えない。

・白黒コントロール
クリーチャー除去に偏らせた究極の形の一つ。
豊富な除去で場をコントロールし、白単コントロールと同様に空から片をつけるタイプが多い。
とは言っても過剰なマナを要求するため、序盤がしのげるかどうかで勝率が大きく変わる。

・Vegetation
主任も大好きな1枚「爆発的植生」でのマナブーストから一気に畳み掛けるデッキ。
失礼だが世間一般に出回っているタイプではゴブリンの速度には追いつけないのが現状。
何かしらの対策を講じないと、少々厳しいデッキだと思われる。

・その他
既存のデッキとしてはエルフ・ビースト・クレリックなどのデッキがあるが、
速度面でゴブリンには遠く及ばず、コントロールデッキに対してもかなり不利である。
構築次第で戦えない事は無いが、第一線は退いてしまった事には疑う余地は無い。


状態としては、まずゴブリンありき、というのが現状でしょうか。
そのためゴブリンメタとなる各コントロールが徐々に勢力を拡大しているようです。
まあ、あみあみ杯に既存のメタを持っていっても役に立つ事は無い(笑)のですが、
環境を知るうえでどんなデッキが作れるかを考えるのは必要な事です。


そんな中、不思議研究会主任としては微妙ですがゴブリンに初めは注目し、
OnBC版ゴブリン召集でもある、羽山特製チューン「Black Goblins」を持っていくつもりでした。


<土地><クリーチャー><スペル><サイドボード>
血染めのぬかるみ*4
山*12
沼*6
ゴブリンの穴ぐら*3
ただれたゴブリン*4
スカークの探鉱者*4
ゴブリンの群衆追い*4
火花鍛冶*4
ゴブリンの戦長*4
包囲攻撃の司令官*4
波停機*4
燻し*4
炭化*3
宝石の手の焼却者*4
陰謀団の奴隷商人*4
炭化*1
総帥の招集*3
刃の翼ロリックス*3

見てのとおり、サイクリングを強烈にメタった結果波停機メインという恐ろしい構築がなされています。 サイクリングさえなければ、永遠のドラゴン・よじれた嫌悪者・稲妻の裂け目がほぼ紙屑になる、 と考えたわけです。(要はVSコントロールですな) そのためにも2T目に張らないと効果は薄れるので、4枚投入となりました。 総帥の招集がサイドボードなのは、クリーチャーデッキの場合大体種族統一デッキなこと、 それを考えるとサイドからコントロール相手に持ち込むのが正解だと考えたためです。 ただ、そのためにメインでの決定力が少々落ちる結果になっています。 (つつき這い虫の欠如がその原因でしょう) 速攻でゲームが終わらない場合、待っているのは「死」のみです。 サイドボードで決定力を補おうとはしてますが、少々遅い部分もあるようです。 おそらく、正解としては火花鍛冶を外してゴブリンの裏切り者、ゴブリンの名手、もしくは焦熱の火猫あたりを 持ち込むのが良かったのでしょう。火花鍛冶はどう考えても今のメタには合っていません。 そして次に考えたのはカウンターバーン。 この環境はまともなカウンターがほとんど無いのですが、そのおかげで 「カウンターが切り返されることがほとんど無い」という状況も作り出されました。 具体的には、紛糾が確定カウンターとしてほぼ機能してくれるのです。 そこで作り出されたのがこの「Counter Forming」。
<土地><クリーチャー><スペル><サイドボード>
孤立した砂州*4
忘れられた洞窟*4
島*7
山*9
邪神の寺院*2
なし
稲妻の裂け目*4
火花のしぶき*4
締め付ける網*4
紛糾*4
まごつき*4
めった切り*3
ドラゴン変化*3
星の嵐*4
併合*2
滅殺の命令*2
なし

前述の「Bad Form」をベースにカウンター能力などを付加したデッキです。 弱点となる「アクローマ」を押さえ込むにはやはりカウンターが一番。 ゴブリンデッキは有り余る火力で焼き払ってしまえばいい・・・。実に安直な考えです(w 併合はコントロールデッキに対してこちらを有利にするためのカード。 邪神の寺院をさらってこれれば最高でしょう。 もし仮にアクローマが出てしまっても、滅殺の命令でリセットは可能ですし。 俗に言う「ドラゴラム抹消」さえ決まってしまえば勝利は確定する事は間違いありません。 ですが、作って30分でこのデッキを使う気は失せました。 うまく全体除去が出来ないとゴブリンにまったく勝てないのです。 つまりは、星の嵐への依存度が高すぎということ。めった切りではパワー不足。 今見れば、ショックとか炭化を少し入れれば何とかなったかもしれませんが、 何せそのときは大会3時間前。ご飯も食べないといけないですし(w、あんまり考える余裕はありませんでした。 そして、最後に考えたのは「すべてに対応できるデッキ」。 そんなものはあるはずないのですが、考えないとわかる訳でもないので、とりあえず作る事に。 そして、考えた結果思ったのは「無駄になるパーツの無いデッキ」でした。 つまりは、相手に左右されずに使えるようなカードのみで構築する。 そしてその逆、相手が必ずしてくる事に対応できるようなデッキ。 この環境で間違いなくしてくる事は、「クリーチャー対策」、これに尽きます。 結果、出来上がったのはこの「BG-Junk」でした。
<土地><クリーチャー><スペル><サイドボード>
大闘技場*4
沼*9
森*12
エルフの戦士*4
卑劣なアヌーリッド*4
腐れ肺の再生術士*4
鉤爪の統率者*3
生命を破滅させるもの*3
貪欲なるベイロス*4
悪辣な精霊シルヴォス*3
定員過剰の墓地*3
原初の支援*4
荷降ろし*3
帰化*4
燻し*4
蔓延*3
頭脳いじり*3
荷降ろし*1

実に、完成は大会1時間半前。テストプレイもへったくれもありません。 それぞれのカードについて見ていきましょうか。説明口調になるのは御割愛をw <メインボード> ・エルフの戦士、卑劣なアヌーリッド 2マナでタフネス3。私が注目したのはこの点です。 ショック、稲妻の裂け目、星の嵐で焼きにくいカードであり、銀騎士を一方的に蹂躙できる。 クリーチャーデッキですのでとにかく「ダメージを与える」ための選択。 ・腐れ肺の再生術士 除去耐性に優れるうえ、相手がクレリックを持っていた場合はこちらにもトークンが出るという素晴らしいクリーチャー。 あらゆる除去でやられてしまうが、その後に残るゾンビトークンは非常に厄介なのはご存知のとおり。 ・鉤爪の統率者 ある意味、このデッキのキークリーチャー。 全体除去の返しにこのクリーチャーをプレイする事により、速攻力を上げることが出来る。 インスタントタイミングでキャストできるため、即席の除去としても一応は使用可能。 ・生命を破滅させるもの 無駄にならないクリーチャー除去として探した結果見つかったクリーチャー。 4マナ4/3は十分なパンチ力であり、変異からのクリーチャー除去はアドバンテージ元として作用する。 このデッキにおいては貴重な除去戦力。 ・貪欲なるベイロス 単体で4マナ4/4能力つき。この時点で無駄になることは無い。 さらにこのデッキでは卑劣なアヌーリッドとのシナジーもあり、優秀この上ないクリーチャーである。 ・悪辣な精霊シルヴォス フィニッシャーの役割を持つクリーチャー。 アクローマと肩を並べられるほどの優秀なクリーチャーであり、再生と後述の定員過剰の墓地により 破壊的なクロックを生み出す事が出来る。パワー8とトランプルはまさしく環境最強の破壊力だろう。 ・定員過剰の墓地 除去に対する回答のひとつ。アドバンテージ元として非常に優秀であり、質のいいドローをもたらしてくれる。 この環境でのまともな墓地除去は萎縮した卑劣漢のみであるといって過言ではないので、採用する事にした。 ・原初の支援 このデッキの地雷、もとい素晴らしい奇襲性をもたらしてくれるカード。 特に火力に対して効果的で、アタックに行ったクリーチャーを守れる上にダメージは増加。 加えて、「怒りの天使アクローマ」を除去できるギミックを生み出す事が出来る。 アクローマはアタックしてもタップしない。ゆえにこちらのクリーチャーをよくブロックしてくれる。 緑の2/3以上のクリーチャーにこれを使えば、アクローマを除去できるというわけだ。 ・荷降ろし 無駄にならない。この点において最高のハンデスである。 1枚で2枚を削る事が出来るのだから。特に中盤畳み掛ける際、このカードがあるだけでずいぶん楽になる。 <サイドボード> ・帰化 環境を支配するエンチャントに対する回答。 稲妻の裂け目・ドラゴン変化などに対して投入するのが一般的。 ・燻し ゴブリンデッキに対する回答。 その時点ではゴブリンデッキに対してどれくらい立ち回れるか想定していなかったのでとりあえずサイドに置いた。 ・蔓延 ゴブリンデッキというより、クリーチャーに対する回答である。 ゴブリン・ゾンビ・エルフに関してはこれ1枚で大体壊滅する。 流石にビーストには効かないが、メインボードから遅れをとる相手でもないはず。 ・頭脳いじり コントロールに対する回答。 きっちり5ターン目にこいつをキャストできれば、ほぼ勝ちは決定する。 いくらアドバンテージを取ろうとも、それを全て帳消しにしてくれるのは素晴らしいの一言。 ・荷降ろし 追加の荷降ろし。これのおかげでメインボードとサイドボード間の交換をスムーズに行える。 <候補になっていたカード> ・戦慄をなすものヴィザラ 黒の最強のクリーチャーであることは疑いようが無い。5/5飛行だけでも十分凶悪。 だが、アクローマには手も足も出ない事、シルヴォスと比べるとパンチ力に差があることから 今回はシルヴォスを採用する事にした。流石に両方採用するのもどうかと思ったものだし。 ・苦痛の命令 サイクリングがあるので無駄にはならない。アクローマに対する回答として作用する。 ・・・が、如何せん8マナと言う部分が少々引っかかり今回は見送った。 ・虚ろの死霊 ハンデスのスペースとして考えていたクリーチャー。 だが、あまりにも死にやすく、能力にマナがかかる点が引っかかったので没。 ・戦慄の葬送歌 突破力として考えていたもの。 アクローマを突破できるのは大きいと考えたが、根本的な解決にはなっていないので没。 ・アンデッドの剣闘士 かなり優秀なカードだが、無駄カードがほとんど無いこのデッキでは能力を生かしきれないと判断。 んでは、このデッキを携えていざ出陣です。 □1回戦  対戦相手-- maaさん  ゲームの勝敗 - - 1−2−0  1回戦目はRWコントロール。今のところ一番安定して勝てるデッキでしょうかね。 1戦目は物量で押し切って勝利。クリーチャーの質と奇襲がほど良く効きました。 命令からの1/1兵士トークンを生命を破滅させるもので除去したり、除去に強い構造が功を奏した形です。 2戦目は空を飛ぶ賛美されし天使に撲殺されました。構造上飛行クリーチャー対応できないのを見落としていたのが盲点。 こちらもクリーチャーを展開してダメージレースには持ち込んだのですが、アクローマも出てきちゃって撲殺。 やはり1体で8点の効率をたたき出す奴には少々厳しかったようです。 3戦目は土地事故・・・2枚で止まってやっぱり天使で撲殺。 □2回戦  対戦相手-- Weskyさん  ゲームの勝敗 - - 2−0−0  2回戦目はGRビーストコントロール。星の嵐と稲妻の裂け目でコントロールしていくデッキ。 1戦目、2戦目ともに物量で撲殺。ここで決め手になったのは「原初の支援」。 星の嵐を切り抜けた上にダメージも増加。狙ったとおりの効果を発揮してくれました。 赤いコントロールに対しての切り札的1枚ですね。 2戦目はサイドの「頭脳いじり」も決まり、相手かなり展開が遅れた模様。 星の嵐を再び原初の支援で切り抜けたところで相手投了。 しつこいクリーチャー大量搭載&ダメージに強い構造ですので、お客さんだったのかもしれません。 □3回戦  対戦相手-- とわさん  ゲームの勝敗 - - 2−0−0  3回戦目はWBコントロール。かなり厄介な相手ではありますが・・・。 1戦目の決まり手は荷降ろしで手札のアクローマを落とせた所でしょうか。 サイクリングするかどうか悩んでましたが、キャストして落ちたものを見て勝利を確信。 ライフギリギリまで減らされていましたが、何とか切り抜けられました。 2戦目は序盤からこちらのペース。 頭脳いじりで手札を全て平地に変えてやり、シルヴォス先生で怒涛の連打。 最後の最後の全体除去(黒命令)に対応しても鉤爪の統率者が炸裂。 やはりコントロールにとって腐れ肺と統率者は厄介なカードには間違いないことを再確認した私でした。 総括して、やはり空を飛ぶ相手に対する対策を講じるのを忘れていたのが厳しい所。 逆にいえば、それ以外の点ではそれほど問題はなさそう。 サイドボードにしっかり対策となるものを仕込めればいい感じに戦えそう。 大会を踏まえ改良したデッキは以下のとおり。
<土地><クリーチャー><スペル><サイドボード>
大闘技場*4
沼*9
森*12
エルフの戦士*4
卑劣なアヌーリッド*4
腐れ肺の再生術士*4
鉤爪の統率者*3
生命を破滅させるもの*3
貪欲なるベイロス*4
悪辣な精霊シルヴォス*3
定員過剰の墓地*3
原初の支援*4
荷降ろし*3
帰化*4
燻し*4
絹鎖の蜘蛛*3
頭脳いじり*3
荷降ろし*1

メインはヴィザラとシルヴォスで悩んだが、とりあえず現状維持としました。 これ以降のメタの変動があれば、ヴィザラに変えるのも悪くないでしょう。 サイドボードには絹鎖の蜘蛛を飛行対策として採用。 こいつ1匹でヴィザラ以外のすべての飛行クリーチャーを抑える事が可能です。 (それを考えればやはりメインはヴィザラが正解なのかもしれない) ゴブリン対策は4枚に抑えることに。燻しか蔓延か迷ったが、生命を破滅させるものの存在、 ピンポイントの除去、マナコストの軽さから燻しに決定。 さて、そんなこんなで何時の間にかデッキを紹介する場になってしまっていたわけですが、 この BG-Junk、デッキパワーとしてはかなりのものを秘めている事には間違いありません。 個人的にはメタの各デッキにほぼ満遍なく対応できるようになってると思われます。 また、Counter Forming の方も汎用性という面では負けてはいません。 構築次第では十分一線級と渡り合える可能性をもっていると私は思います。 それでは、ブロック構築をこれからも楽しんで行きましょうね。