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| 9th 主任的 プロツアーホノルル 解析 |
暇な上に今スタンダードを猛解析しなきゃいけない状態なのでこんなことをしてみました。 久しぶりの時事資料なのでうまく書けてないんだけどね。 それでは、早速プロツアーホノルル分析開始。 なお、このページに限りノットリンクフリーを解除し、リンクフリーといたします。 引用等に関しても制限いたしませんが、引用元の明記をお願いします。
まずはデッキ分布をチェックしてみましょう。 引用元はライブカバレージから。 抜/総 率 15/55 27.27% Zoo 13/47 27.66% Roxodon Hierarchy(ロクソドン=ヒエラルキー、THE ROX、白緑黒コントロール) 11/38 28.95% Orzhov Aggro(オルゾフビート、Hand in Hand含む?) 15/27 55.56% Orzhov Descent (オルゾフビート末裔入り) 10/27 37.04% Greater Gifts 09/26 34.62% Izzetron 07/19 36.84% For Whom the Knell Tolls (誰がために金は鳴る、白黒コントロール鐘入り) 06/19 31.58% Bad Religion (バッド・レリジョン、白黒コントロール) 04/18 22.22% Gruul Beats(グルール・ビート、ステロイド) 09/15 60.00% Howling Owl(ハウリングオウル) 03/13 23.08% Heartbeat Combo 06/11 54.55% U/R Wildfire 06/10 60.00% Ghazi Glare 04/09 44.44% Greater Good 00/07 00.00% Gifts Control 01/06 16.67% Enduring Ideal 04/05 80.00% Ghost Dad (ゴースト・ダディ、脂火玉スピリットクラフト) 03/05 60.00% Boros Deck Wins 02/05 40.00% Eminent Domain 03/04 75.00% Sea Stompy(Ninja Stompy) 詳しいデッキのないように関しては申し訳ないけど各自で献策・・・じゃない検索してください。 さて、メタがない、といわれてた環境でも、しっかりメタは存在していたわけです。 トップはZooと白緑黒コントロールにオルゾフビート。 この3つ最大勢力なわけで、この中ではまぁオルゾフビートが優勢、というイメージでしょうか。 もっと大きく腑分けしたなら、この3つの中ではオルゾフビートが一番勝ち組です。 次に使用数20人以下で、抜け数勝ち越し組を見てみましょう。 09/15 60.00% Howling Owl 06/11 54.55% U/R Wildfire 06/10 60.00% Ghazi Glare 04/05 80.00% Ghost Dad 03/05 60.00% Boros Deck Wins 03/04 75.00% Sea Stompy(Ninja Stompy) ハウリングオウルは「疲労困憊ライブラリーアウト」の発展系で、 主任の想定していた《不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable(RAV)》ではなく 《黒檀の梟の根付/Ebony Owl Netsuke(SOK)》で決めるタイプです。 ゴースト・ダディ、シー・ストンピィに関しては情報が出揃ってないので割愛。 実は3/3のフライデーで主任が使用したデッキがボロスでした。 メタゲームを読みきった上でメインから《血染めの月/Blood Moon(9ED)》を4枚という暴挙に出たのですが、 コレがそれなりに功を奏し準優勝までこぎつけています。 ボロスが抜け率60%というのも(まだ詳しいレシピは見てないのでなんともいえませんが)主任は納得しているところです。 それではTOP8を見てみましょう。 Top8 Zoo Izzetron Howling Owl Heartbeat Hand in Hand Orzhov Aggro Gruul Beats Howling Owl 顔ぶれとしては順当でしょう。 が、Howling Owlが二人残っているのは素直に驚愕ですし、 Heartbeatが一人残っているのは右腕の強さなのでしょうか・・・? ちなみにHand in Handというのが主任の調整している黒ウィニーに酷似しているのが面白いですね。 土地はさておき、ルサルカ、ネズミ、腹心、残虐の手と黒い生物の選択が同じ。 (流石に大牙の衆の忍までは入れてませんでしたが) スペルも十手に困窮とほぼ酷似した様相を示しています。これが勝ち残ってくれて主任はちょっと嬉しいところ(w さて・・・それでは今後の様相を考えてみましょうか。 まず考えるべきはオルゾフカラーの台頭です。 ライフゲインによりビートダウンに対し有利に展開でき、コントロールに対してはハンデスが物をいいます。 これらをメタの中心として考えるのが普通でしょう。 次点でZooを筆頭とするバーンよりのビートダウン。やはり高速で決着がつくデッキはこういう環境で使われるものです。 最後に、ハウリングオウルがこの枠に収まることで現在のメタゲームのサイクルが完成します。 すなわち、 ビート<オルゾフ<ハウリングオウル<ビートダウン・・・・・ この三角関係(?)が中心的な構図になるのではないでしょうか? もちろん、デッキが多様すぎてこの3つにすべて有利をつけられるデッキは存在しないと思います。 ここから更にウルザトロンやステロイド系、ハートビートにグレーターギフトまで考えるともう手がつけられません。 それでは、ここからが本格的な考察です。 まず、除去の傾向が単体除去メインの流れになっているのは疑いようのない事実です。 逆に全体除去といえば 《神の怒り/Wrath of God(9ED)》 《最後の裁き/Final Judgment(BOK)》 《大竜巻/Savage Twister(GPT)》 《疫病沸かし/Plague Boiler(RAV)》 《燎原の火/Wildfire(9ED)》 《降る星、流星/Ryusei, the Falling Star(CHK)》 あたりが限界かな、と思います。しかもこれらが入るデッキになるほど、単体除去も充実しています。 屈辱、信仰の足枷、返礼、稲妻のらせん、火山の槌、黒焦げ、化膿などなど。 つまり、全体除去は「今のところ」デッキにそれほど多くは入ってこない状況にあるといえるでしょう。 逆に言えば、アンタッチャブルクリーチャーの価値が相対的に上がっていると考えてよいでしょう。 《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge(GPT)》 《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner(BOK)》 《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(CHK)》 あたりは現在かなり強力になってきています。 もちろん、《特権階級/Privileged Position(RAV)》も強力ですが、屈辱があるので微妙といえば微妙です。 さらに加えるなら、プロテクションを持つ生物の強さが跳ね上がっています。 《八ツ尾半/Eight-and-a-Half-Tails(CHK)》 《残虐の手/Hand of Cruelty(SOK)》 《名誉の手/Hand of Honor(SOK)》 《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(9ED)》 このあたりの生物の強さは使ってみればわかると思います。まさに鬼。 さらに言うなら生物に頼らないデッキ(ハウリングオウルがまさにそれ)が台頭できる環境である、ということです。 初戦で無駄になるスペルがごまんと出てしまっては勝負にならないでしょう。 まさに、オルゾフを狩るためのデッキといって差し支えないでしょうね。 さて、それではそろそろまとめに入りましょうか。 この環境で勝つためにはおそらく以下のパターンがあるでしょう。 ・メタを読みきった上でのメタデッキ使用(多色読みの血染めの月など) ・流れに乗れば一瞬で片がつき、妨害されにくいもの(例:ハートビート) ・極限まで無駄を切り落とし、パターンに持ち込む 3つめはわかりにくいですが、要するに無駄にならないパーツでデッキを組めばいいだけの話です。 すなわち藤田剛史さんのような構成に踏み切るというのも一つの正解ということ・・・と思ってくれればいいでしょう。 それと、もう一つ。 「得意としないデッキタイプに勝つことを主眼に置いたデッキ」 コレが主任の目的としているデッキです。例を挙げれば 「オルゾフカラーに勝てる速攻系ビートダウン」といったところでしょうか。 もちろん「ハウリングオウルを潰せるコントロール」 「速攻系ビートダウンに負けないハウリングオウル」 というのもOKですが、ハウリングオウルはデッキ相性がもろに出るのでオススメしません。 コントロールなら、究極的には「サイドボードに《象牙の鶴の根付/Ivory Crane Netsuke(SOK)》」とか。 まぁ、それだけじゃどうしようもないんですけどね。 メインのマナソースをアーティファクト大目にするとか更なる工夫が必要になりますが。 23:24 2006/03/07
長々と書いてしまいましたが、何かの参考になれば幸いです。 それでは良い不思議ライフを。