これは「青虎のねぐら」を見てきた男の話 ・・・どうして、そんな所にいったのかって? ただの好奇心だよ。そこにあったから、ちょっと気になっただけさ。 それだけ。まぁ、私の話をきいてくれないか?そんなに長い話じゃないからさ。 理由はとにかく、私はその「青虎のねぐら」の中を探索してきた。 私は一番はじめに青虎の『落書き帳』を見つけた。 無造作に置かれていたそれは、大きさははがきよりも少々大きいといったところ。 もちろん中を覗いてみた。 細かく描き込まれた、というよりは勢いに任せたという印象。 これが「青虎」なのだろう。 いつまでも、そんなものをみているわけにもいかないから。私はそれが元にあったよう、無造作に投げた。 私は仕方ないのでほかに何かないかと探し始めた。 白い猫の人形。汚れた布切れ。壊れた電話。何も写らないTV。それからよそ様の漫画の類が少々。 そんな中に手垢で汚れた『日記』があった。 留め金があるが鍵はかけていない、ぺらぺらとめくると一番新しいと思われるページにメモがしてあった。 「まだこの日記は尽きない、今日は2002/05/13だ」 日記というには日付が飛んでいる。青虎の性分なのだろう。 しかし、「青虎のねぐら」というにはその「青虎」がいなかった。 私はここに来たという意思を伝えるために、一通の手紙をおいてきた。 まぁ、返事が来るかはその「青虎」次第なのだろう・・・。 これだけ。長い話じゃなかったろ? これは「青虎のねぐら」を見てきた男の話 このページはIE6.0xで確認しています。