足跡 (司法試験)

7月4日 「始め」

司法試験の勉強を始めようと思ったとき、まず何からしなければならないのかを考えなければならなかった。いろいろなサイトをみたところ、基本書は必須である。基本書はだいたい、一人の学者によって書かれていて、論理がその本全体を通じて一貫している。通説とは異なる意見もあるが、意見が一致しているために、読みやすい。少々小難しい言葉だったりするが、それほどでもない。全体を網羅しているという点でも優れている。これだけを読んでテストにのぞめない。なぜなら、これはテスト用に作られたというよりは、学問として勉強するためであるからである。つまり、テストではどういう問題が出るのか、どういうものが論点になるのかなどというものは、はっきりと書かれていない。そこで、他にもいろいろと必要なものがある。

何も知識のない僕が必要としたものは、入門書である。僕が選らんだのは「伊藤真の〇〇入門−講義再現版」。著者が講義をしているかのように書かれている。ページも200前後で全体をサラっと読むのにはむいている。つまり、体系的に書かれている。著者がこの本で目的としているのは、一つはその「全体像の把握」。二つ目は「基礎知識の定着」。読んでいるうちによく分かるが、繰り返しがやたら多い。どこが重要なのかよく分かる。初めて学ぶ僕にとってそれはありがたい。三つ目は、「楽しく学ぶ」。法律が好きなら、この本を読んでて飽きることはない。すらすらと頭に入っていくので、ページが飛ぶようにめくれる。勉強につらくなったときに、時々これを読むのもいいような気もする。三つとも法律に限らず、勉強する上でもっとも重要だと思う。このシリーズはお薦め。

判例。これも重要。他の人によると、これは論文で知っているととても有利。争点を押さえておいて、自分の意見をしっかり持っていく必要がある。出なければ論文は書けない。これは読んでいても結構楽しい。実際どういう判決が下されたのか知ることが出きる。基本書といっしょに読んでいくといいらしい。

予備校に通わないので、論点がどういうふうになるのかがいまいちよく分からない。いま、どの本で補おうか検討中。恐らく、伊藤真の試験対策シリーズになると思う。まだ読んでないので何ともいえないが、論点が書かれているのは確かである。他の予備校の本も、見ておこうと思う。

過去問!忘れてはいけない。どういう問題が出るのかを知らずして、どうやってテストに挑めるのか?辰巳法律研究所の「司法試験短答過去問詳解」をとりあえず買ってみた。昭和56年から今までの短答式の過去問がそれぞれ分別されて載っている。どの問題集にもあるように、日付問題のできを書く欄がある。おそらく復習し、ステップアップができるようにということだろう。また、問題の正当率も書いてあり、どれを落とさないべきかもわかる。解説では選択肢がそれぞれ詳しく書かれていて、正解または誤りである理由が述べられている。その後に解答へのアプローチが書かれている。このアプローチはけっこうどんなテストでも使われているような手法が書かれている。たとえば、接続詞から読み取るなど。やっぱり司法試験もテストには変わりない。

論文のために問題集を買った。「Aプラス」は比較的わかりやすく解説されていると思う。いいか悪いかはまだわからない。個人的にはまだ論文を書く段階に入ってないと思う。論文自体の書き方を学ぶべきだと思う。だから、そういう本をリサーチ中。

今の勉強の仕方は、入門書を読み終えたので、基本書を読んで自分なりにノートを作る。判例も読む。過去問も解いてみる。ノートを作る時、手書きで。その後、このサイトにも乗せる。はじめから完璧なものを作るつもりはない。途中途中で必要なものは組み込み、いらないものは削除していけばいいと思う。そのうち自分なりのまとまっていて、かつ、テストにも使えるようなものがいい。

自分の信じた方法でやれば少なくとも途中で止めたりはしない。自分に一番合っている。楽しくできる。いつかは合格する。目標は2年で!がんばるぞー!