| 『KISS×300 こんな世界』
《WINTERS・2004/05/28発売》
《仕様》
ボイス……あり
CG・シーン鑑賞モード……あり(サムネイルもあり。)
《簡単なあらすじ》
出版社をリストラされ、有名な回春剤の会社である『パープルパワフル』に
入社することになった主人公・十郎が、女性社長や女性社員、さらには
セールス先の人妻をも巻き込んで、KISSとSEXに溺れていく話。
。
《レビュー》
HandS?……H10:S7
Hの10は、当然。Sの7は……高過ぎってのは分かってるんですよ。
でも、平井シナリオ・平井テキストの魔力からは逃れられないのです。
システム……とくにバグ、動作速度などの問題はなし。
キャラが多いので攻略のし甲斐も、それなりにあるし。
(同じ場面を何度も見ないとだめですが。)
あと、ゲームをやるのに、ゲームディスクの挿入が必要……かとおもいきや、
実は必要じゃなかったりする
(フォルダ内の『KISS×300』から始めると、CDなしで起動できる)不思議な仕様。
まあ、必要じゃないんだから文句を言われる筋合いはないわね。
グラフィック……今までのWINTERS作品との最大の違いが、グラフィック。
誤解の内容に言っておくと、今までの岩本幸子さんの画も好きです。
が、この石恵さんの絵はパーフェクトに近いよなぁ。実は癖があるんじゃないか、
とも思ってるんですが、私は大好きです。エロ可愛いなぁ。
この人の画なら、仮に他の会社の作品でも買ってしまうでしょう、多分。
音楽・音声……WINTERSと言えば、桃野コメットさんの『電波音楽』。
今回もキてます。
そして、声優さんの頑張りに大いなる感謝を。
凄さを分かりやすく説明するならば、声を聞いてると口の中に唾がたまります。
にしても、一つ前の作品である『感覚の鋭い牙』のレビューで
若干飽きたって言ってたのに、今回はまた新鮮に感じた。なんだこれは。
声優の口には魔物が棲んでるのか。
感想……
「凡百のエロゲー&フェラゲーの諸君、束になってかかってきなさい。」
……そんな声が聞こえてきそうな、エロゲー界のパワーヒッター、ついに降臨。
いや、大げさじゃなくて。
『エロ』という点においては、そこら辺の作品はおろか、
今までのWINTERS作品をも越える圧倒的パワー。
一枚画があろうがなかろうが、どの場面だろうと、常にエロである今作。
ゲーム自体の尺の短さを補ってあまりあるエロの量には脱帽。
単純にキャラが今までで一番多いこと、今までの『WINTERS声優』に加え、
WINTERS作品初参加ながら、他社のエロゲーでその実力を発揮してきた声優さんが、
加わっていること。
そして、今までのどちらかというと『きれい』だった画が、あきらかに『エロい』に
シフトしていること、『エロの極北』から『エロの王道』へ。
『エロ礼賛』そして『KISS礼賛』を掲げた、本気のWINTERSが、ここにある。
エロは力なり。
……と、ここまで書いてきて、何かから目をそらしていることに気づく人は気付くはず。
そう、『設定』と『シナリオ』。正直に言います。エロ以外の部分では『KISS×200』を
越えていません。打ち震えるものが足りない。あの『狂気』には、届いていない。
このゲームをやってみた『普通の人』は『こんな世界』が『狂っていない』なんて、
この作品が『アブノーマルじゃない』なんて信じられないでしょう。でも、あえて言います。
この作品の『こんな世界』は、『自分の周りの人が、ただ淫乱だっただけ』なのです。
『社会一般では、淫乱であることは許されない。だから、淫乱でも許される世界を作った。』
それが『KISS×300』の世界。それに対して『社会一般?なにそれ。』というのが
『KISS×200』の世界。
言うなれば、『自分が天然だとわかっていない天然』と『計算された天然のふり』の違い、
でしょうか。『KISS×200』が前者、『KISS×300』が後者。どちらが恐ろしいかは
明らかでしょう。
『KISS×300』は、何げに、今までの作品に比べ、地に足が着いているのかもしれないです。
魔法少女や宇宙人よりは、薬の力の方が、現実感あるし。意外と行為自体は
アブノーマルなの少ないし。髪コキぐらいか……いや、これぐらい普通か?
とにかく、『KISS×300』が、快作であることは紛れもない事実。
普通のエロゲーなら『ハーレムエンド』レベルのエロシーンが、
中盤ぐらいであっさり出てきてしまうのですから。
況や、本当の『ハーレムエンド』をや。声優さんも、原画の石恵さんも、
大変だったろうに。
とにかく、『今体験できる、最もエロいゲーム』の筆頭である事は間違いありません。
オススメです。
その他一言……唯一の欠点として、久々に『寝取られ』なシーンが出てきます。
そういや、ここってそう言う会社だった。東雲真冬の出番も近いし。
まあ、陵辱的な場面が一切ないのは、本当に素晴らしいですが。
超・特記事項……あまり笑えるシーンは少なかったけど、文句なしに笑ったのが、主人公の名前。
春弁古丹十郎って。あと、保養所がある場所、私の地元に近いです。
何度も行ったことがあります。ビビった。
おすすめ度……A+ (Sまであと一歩。)
詔(三言の理)…… 『キャラ最多』
『エロ最強』
『でも最狂ではない』 |