作品レビュー(会社名別・ハ行)
《HERMIT》
『FOLKLORE JAM』
《HERMIT・2003/10/24発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……CG…あり 回想…あり
 修正パッチ…なし
 
《簡単なあらすじ》
 都市伝説の宝庫・神凪市に建つ、私立松濤学園に通う、主人公・百瀬裕一が、
 松濤学園きっての天才にして、背丈もデカけりゃ態度もデカい幼なじみ・八乙女維月
 立ち上げた『オカルト研究会』に強引に入れられ、生意気な後輩にして
 武術の天才・木之内ひなたクラスメイトにして、神応寺財閥の一人娘にして、
 霊感少女である神応寺古都ら『オカ研』メンバーや、維月のライバルにして、
『オカ研』と敵対する『執行委員会』会長水篠碧衣美人保険医にして、
『オカ研』顧問にして、主人公と、そういう関係だった事がある、若色遥香らとともに、
 神凪市にまつわる都市伝説を調査していくうちに、神凪市と神応寺財閥、
 さらにはそれに敵対する組織などの様々な陰謀に巻き込まれるも、
 『オカ研』メンバーそれぞれが持つ、『頭脳・体力・霊能力・その他』を使って、
 立ち向かっていく(ただし、主人公は若干弱腰で)話。

《レビュー》
 HandS?……H6:S7
  ストーリーメインで、Hはほどほど。どちらも平均点は超えています。

 システム……必要な物は全部揃ってます。特に問題なし。
       ちょっとだけ重いかな?(まあ、うちのマシンが原因でしょう。)

 グラフィック……原画買いする人も多い、この作品。強めの絵なので、
         好みは分かれるが、私は好きなタイプの絵。
         Hシーン自体の絵より、その後の一枚絵に魅力を感じたり。
         (ひなたのけだるげな表情、良過ぎ!主人公に同感。)

          ただ、その一枚絵が、ちょっと少ない印象。Hシーンよりも、
         普通のイベントで「ここに一枚絵欲しいなぁ」って所に
         なかったので、なんか物足りなかった。
          あるキャラのシナリオでは、『絶対に欲しい』部分に、
         一枚絵がなかったのが、単純に勿体ない。

 音楽・音声……声優さんの演技に関しては、基本的には問題なし。
        声がキャラに合ってるし、Hシーンも、口淫系
       (エロ・キスが結構多い。)をちゃんとやってるので、良し。

         あと、この作品も『男性のボイスをカットできない』んですが、
        カットする必要性が特になかったので、まあよし。
        神谷刑事とその部下の声、どこかで聞いたことあるなぁ。
         あと、維月の声が、時々遠くなったりしたのは、バグだと思う。

         音楽も良い感じ。特に、ゲーム中何度か流れるOPテーマ
        クリア時のEDテーマは、ボーカルが佐藤裕美さんである事も影響し、
       『出来の良いギャルゲーソング』(褒めてます)で、お気に入り。
       (特にOPが。)付属のサントラを普通に聞いてます。
       (私は、ほとんどの場合、付属サントラは聞かないので。)

 感想……ミステリ・オカルト・ホラー・伝奇・SF・学園、そして恋愛。
     様々な要素の演奏者が集まった、あまり統制の取れてない、ジャム・セッション。
     でも、一人一人のレベルは高いから、充分聞ける。そんな感じです。

    『最初のプレイの個別シナリオにはいるまで』は本当に、本当に面白く感じました。
    個性的なキャラ同士の掛け合いとかも面白いし、シナリオ自体も引き込まれる。
    「こんなにストーリーが面白くて、しかもこの後、女優陣の濡れ場が
     あるなんて、なんて贅沢なドラマなんだ!」という良く解らない感想を
     抱いたほどです。

      しかし、『それぞれのシナリオを全て見た後で、TUREエンドへ』という構成上、
     個別シナリオは、『恋愛シナリオ兼TUREエンド編の伏線張り』であって、
     何かもどかしさが残る。
     で、個別シナリオに入るまでの、共通シナリオを何度もやることになる
    (もちろん、既読スキップはありますが、スキップ量が多い。)ので、
     段々とテンションが下がってくる。

     結果、テンションが下がった状態で、TUREエンド編に突入するので、
    テンションが上がりきらないまま、ラストを迎えてしまいました。
     で、TUREエンド編は、それなりに広げた風呂敷をちゃんと畳んでるし、
    充分、面白みに耐えうるのですが、所々ひっかかるところもあるし……
    (とりあえず、Hシーンがあまりに唐突。ねじ込んだな?)
    『ここまで待たされた割には、カタルシスが足りない』と感じました。

     まあ、元々のジャンルが『不条理系』だし、いいのかな。
    諸手をあげて絶賛、とまでは行きませんが、深く考えずにやる分には、
    充分、良作です。
 
 その他一言……上にも書きましたが、テキスト、特に台詞回しはかなりいいです。
        どのキャラクタも良かったし、何より、主人公が良かった。
        『基本は情けな&やる時はやる』度合いも、程良かったし。

 超・特記事項……絵に関して一つだけ苦言を呈するなら、
        『オカ研』女性陣の、その私服は何だ!特に古都!
         お嬢様がそんな格好で家を出ようとしたら、普通止められるぞ!
  
 おすすめ度……A-(本当は、A-とB+の間、位。)

 詔(三言の理)……『つかみ最高』
        『真ん中もどかし』
        『ラスト無難』



《Fetish》
『視感〜あなただけに見られたい〜
《Fetish・2002/05/23発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……CG…あり 回想…あり(ただし不完全)
 修正パッチ…たっぷりあり
 
《簡単なあらすじ》
 幼少期の体験から『覗き』が趣味となった主人公が、
 不動産仲介業、という立場を利用して、様々な女性を覗くうちに、
 彼女たちの今後に積極的、もしくは消極的に関わっていく話。

《レビュー》
 HandS?……H7:S5
  どっちも平均程度かなぁ。Hシーンは私好みのがあったので、ちょい高め。

 システム……バグがわんさかあったらしいのだが、多くの人が制作会社のBBSで
       せっついたせいか、こまめなパッチ投下で、少なくとも
       私がやった時には問題なし。
        ただし、一番出来がいいと思われる、『梗子』『幸恵』の
       回想シーンが何故か不完全。そのうちパッチで直ると思いますが、
       とりあえず、この二人のHシーンはセーブしておいた方がよいかと。
        難易度は、オンリープレイのみ
       (一人を最後まで攻略したら、即エンディング)なので、
       そんなに難しくはないかと。
        不動産ゲームの難易度は高め?でも、スキップも出来るから、
       特に気にはならないか……

 グラフィック……全体的にぽてっとした感じ。目も大きいし。
         私は特にハズレだとは思わないけど、人を選ぶかも。
 

 音楽・音声……音声は、基本的にハズレはないが、『歌手の卵』と言う設定で、
        EDテーマを唄っている『朝比奈真夜』役の人、
       あまり歌が上手くない気がする。音楽は特にコメントなし。

 感想……やった順番が悪かったのか、あまり大きな魅力は感じなかったかなぁ。
     シナリオ、Hシーンともに全体的に短め&弱めか。
      とはいえ、ところどころツボを突かれる
     (梗子シナリオは、『覗き』がテーマの本作品の本領発揮、と言う感じ。)
     ところもあるんですが。
      シナリオによって、プチ強姦や露出調教、純愛など、シナリオの
     方向性が変わったり、さらにはなぜかマウスクリックで、相手を
     いじれたり、そして『不動産ゲーム』と、
     色々盛り込んではいるのですが……

      あとは、こっちの主人公にはあまり魅力を感じなかったのもあるかと。     
     前回やった『天井裏から……』と全く同じように、
     『アイドルの卵がデビューを餌に体を要求される』というシーンがあって、
     (もちろん状況は違いますが。)
     ・『天井裏』……助けに入る。
     ・『視感』……助けに行けない自分の無力を恨みながら、覗く。
 
      この差こそが、主人公の魅力の差のような気がします。
      『視感』のシナリオだけに絞っても、主人公が『傍観者』である事を
     やめたシナリオの方が、全体的に面白いと私は感じました。

      そんなわけで、悪くはないがもう一歩か、と言う感じ。それでも、
     次以降に化ける可能性はあると思います。
     ……バグとりと回想シーンをちゃんとしたら、ですが。
 
 その他一言……会社名が『Fetish』なんだから、もっと一点突破でもいいと思います。
        今回は範囲を広くしすぎたんじゃないかな。
 
 超・特記事項……不動産ゲームの物件をちゃんと見ると、設定が東京のくせに、
         紹介する物件の大半が、今住んでるところより、家賃も安くて
         設備もいい。この世界に引っ越したいな。
       
 おすすめ度……B(うーん、B以外の評価が思いつかない。)

 詔(三言の理)……『傍観する』
        『交歓する』
        『貢献する?』



《Flying Shine》
『CROSS†CHANNEL』
《Flying Shine・2003/10/9発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……CG…あり 回想…あり
 修正パッチ…あり
 
《簡単なあらすじ》
 とある山間に位置する『壊れた人たちのための』学校、
 群青学院の放送部員である主人公・黒須太一
 はじめとする放送部員らと彼らを包んだ世界が繰り広げる、清冽な話。
(というか、ネタばれ無しには、何も書けないし、
 この作品において、細かいシナリオを説明する野暮はしたくはない。
 これだけ知ってりゃ充分だよ。)

《レビュー》
 HandS?……H7:S10
  Hに関して。Hシーンは少ないが、何げに口淫系が充実してる上に、
  一回のHが結構長めなので、まあ普通。シナリオは……後述

 システム……とりあえず、修正パッチは必須。
       他に必要なものは大体揃ってます。
       一見、既読スキップがちゃんとしてない
      (見たことあるシーンでもとばせない)ような気がしますが、
       必要だから、何度でも読め、ということで。
 
 グラフィック……癖がない、万人に受け入れられる物ではないでしょうか。
         シナリオに癖がある(良くも悪くも)ので、
         ちょうど良いのでは。
          一枚絵の量はちょっと少ないけど、ミニ絵を効率よく
        使ってます。そっちはある意味、癖が強い。

 音楽・音声……女性、男性ともに問題なし。の声は、最初聞いた時、
        一瞬ギャップがあった(カワイイ系の声だったので)が、
        慣れたら問題なし。曜子の抑えた演技が、ちょっと
        抑えすぎかな?とも思ったが、許容範囲。
         男性に関しては……まあ、知ってる人は知っている
       (というか、声優詳しくない私ですら、声を聞けばわかる
        ので。
         ちょっと気になったのが、音楽。基本的には問題ない
        のですが2つ。まずエンディング曲の歌詞が、あまりにも
        ストレートすぎ(エンディングだから別にいいんだが、
        ゲームのネタばれだったりする。)ます。
         聞いた時には半泣きだったんで気にならなかったんですが、
        今思うと、なんかひっかかる。
         そしてもう一つ。「♪世界に一つだけの花〜」って聞こえる
        曲があります。メロディ似てます。なんかひっかかる。

 感想……ぶっちゃけた話、『やれ!』と書いて、感想を終わらせても
     良いんですが、さすがにそれはまずいか。
      まあ、シナリオ面の感想を平たく言えば『圧倒的』かな。
      様々な伏線や謎が、鮮やかに繋がっていき、収斂していき、
     そして最後に残る物。
      文章面に関しても、これだけのストーリーを破綻無く
     作り上げた上に、ギャグとシリアスまでも自由自在。
     ライターに、読む側の心の上がり下がりまでコントロール
     されてる気分。圧倒的です。

     エピローグに納得がいかない人もいるようですが、
     私はエピローグも含めて『圧倒的に好き』です。
     半泣きでやったもの。
     さて、これ以上はちょっと書けないかな。というわけで。
 
 その他一(?)言……
  こっちにネタばれ混みで色々書こう。
  『あらゆるバッドエンドらも、ラストへの道程』
  『あらゆるギャグすらも、ラストへの道程
  (これからやろうと思ってる人、これだけは自覚を。
  『寒いギャグ』意味があってのこと。)』
  『主人公様式・行動すらもラストへの道程
   (の理由とか、自分を不細工だと思ってるとか。)』
  『できれば、時間のある時に一気にやって下さい。』
  『やっぱり、人間を真に感動させるのは『死』ではなく『生』である。』
  『『CROSS†CHANNEL』は崩壊と再生の物語だ。』
  『私の感覚では『鬱ゲー』ではありません。が、胃は痛くなります。
  『桜庭かっこいいなぁ。』
  『『あの美希がかなり好きだ。』
  『も好きだ。』
  『冬子も好きだ。(壊れ冬子も密かに好きだ。)』
  『人生のベストゲーム『久遠の絆・再臨紹』『再臨紹編』
   思い出しました。「えぇ?」と思わば思え。
  『上記の理由から、エンディング曲があまり気に入らなかったので、
   大槻ケンヂの『I STAND HERE FOR YOU』を、
   脳内イメージソングに。「えぇ?」と思わば思え。
  生きてください。
 
 超・特記事項……ところどころでメタるのは、かなり面白いですが、
         なんというか、いいんでしょうか。

 おすすめ度……A+(とりあえず、やって見てださいよ。)

 詔(三言の理)……『狂気†正気』
        『崩壊†再生』
        『A†B』


《Flying Shine黒》
『おまえのなつやすみ』
《Flying Shine・2004/3/26発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……CG…あり 回想…あり
 修正パッチ…なし

《簡単なあらすじ》
 両親のハワイ行きに置いてけぼりを喰らった主人公とその義妹『ころな』が、
 訳あって家での引き篭もり生活を送るうちに、快楽に溺れ、
 運悪く家にやって来た、従姉の『ほむら』も巻き込んで『ハワイ』な日々を
 過ごす話。

《レビュー》
 HandS?……H7:S4
  新品で買っても4000円いかない、というコストパフォーマンスに、
  十分見合うだけのHシーン。シナリオは……評価が非常にムズかしい。
  ただの馬鹿ゲーと割り切れば、ないに等しいのだが……

 システム……コンフィグ系は充実。バグも特になし。
       コピーガードがかかってるせいで、CDレスプレイ不可なのが、
       鬱陶しいかな。難易度は、4回やって全てのエンド(バッド1含む)が
       見られたので、高くはないはず。
 
 グラフィック……かなり好きなタイプの画。割と原画買いです。
         何せ立ち画がエロい。まあ、全裸の立ち画なのですから、
         当たり前と言えば当たり前ですが、ほむら(従姉)の立ち画が見せる
         ヤバいくらいの華奢具合は、一枚画にすらない魅力。

          無論、一枚画には一枚画にはの魅力が。最たる物は、その表情
         笑顔からイキ顔まで、どれもいい感じ。
          あとは、タイトルに『つゆだく』と入れるだけあり、
         汗にこだわりアリ。エロいです。が、そのこだわりが精液までは
         及んでない感じ。それが少し残念かな。

          まあ、もっと残念な要素として、
        『主人公の顔が一枚画で度々出てくる』のと『花火』がありますが、
         これはもう、しかたがないです。諦めましょう。

 音楽・音声……キャラが二人しかいないとなると、結構、音声の力が重要になりますが、
        音声のレベルは高い方でしょう。
         特にフェラシーンで、実力が如実にわかります
        ころなも勿論良いんですが、ほむらは、フェラの時に
        やたら生き生きしてる。とても良いです。
         音楽は、ひたすらハワイ。Hシーンでもハワイ

 感想……馬鹿ゲーです。間違いなく馬鹿ゲーです。
     馬鹿だが悪魔的に利口な兄貴に巻き込まれ、快楽に流される馬鹿な義妹と、
     なまじっか利口であるが故に、早々に諦め、積極的に快楽を求める方向に
     シフトする従姉との『ハワイ的』な爛れた生活を楽しめます。
     百物語はさておいて、エロさ、馬鹿さ、楽しさ、全てを兼ね備えた佳作です。
     ……以上、表の感想

     それでは、裏の感想。(別にネタバレではありません。)
      セックス自体は和姦で、肉体的陵辱はほとんど皆無でありながら、
     むしろ、日常シーンで、真っ当な社会生活、真っ当な食事、真っ当な衣服などを、
     どんどんカットしていくことで、人間の尊厳を破壊していく、という
     精神的陵辱色が極めて強いゲーム。これ、何かに似てると思ったら、
     洗脳のテクニックですよ。

      暗い部屋、無くなる時間の感覚、満足に与えられない食料、頭がボーっとする暑さ、
     そんな中で、
    「ここはハワイだ。ハワイで人はバカになる。
     今までの全てを棄て、これからの全てを受け入れろ。」と言われるのですから、
     理性やモラルが砕け散るのも当然です。黒い、黒いです。まさに悪魔の所業です。
     
     しかし、その気配を馬鹿ゲーのフィルターで隠し、全くそう思わせない絶妙な技。
     普通にエロを堪能してたら、その黒さには気付かない
    (なぜなら彼女たちが、普通に受け入れてしまうから)でしょう。
     それもまた、悪魔の所業です。私が黒さに気付いたのも、私自身が、
     この手の『人間の尊厳を壊していく作品』に敏感なことと、そして何より、
    『CROSS†CHANNEL』を作った会社だから、という事に尽きます。

      この作品があくまで『馬鹿ゲー』に留まっていられるのは、
     主人公が幸いにして馬鹿なのと、エンディングが適当(良い意味で)だからだと
     思います。本当に、この生活の最後に見合ったエンディングを載せたら、
     多分みんな、壊れてます

    そんな『馬鹿ゲーの皮をかぶった黒ゲー』を支えるテキストのレベルも、かなりのもの。
    さすが、『CROSS†CHANNEL』を作った会社、一級品です。

    只の馬鹿ゲーとして楽しむもよし、その『黒さ』を楽しむも良し。オススメです。
 
 その他一言……ここまで書いておいてなんですが、考えすぎかもしれません。
        大して裏のない、単なる馬鹿ゲーなのかもしれません。
        まあ、気になる人は、自分でやって考えればいいですよ。安いし。
 
 超・特記事項……完全に個人的な趣味なんですが、『全裸なのに日常会話』っていう
         シチュエーションが、大好きなんです。

 おすすめ度……B+(『黒さ』まで楽しんだらA-。)

 詔(三言の理)……『ハ…破天荒な設定、不条理なシナリオ』
        『ワ…猥褻度は結構高い』
        『イ…色物とあなどるなかれ』



《BLACK cyc》
『闇の声2』
《BLACK cyc・2002/11/22発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……あり
 修正パッチ…なし
 
《簡単なあらすじ》
  前作『闇の声』で女主人・小夜子の右腕として仕えていたが、
 小夜子から『闇の力』を分け与えられ、その力を試すため、
 『太刀川桂』として、全寮制の学校『瑛光学園』に潜入。
 最初に堕落させた学園長と共に、学生や先生達の隠された欲望を引き出させ
 彼らを学校丸ごと快楽の世界へ『堕落』させる話。
(微妙に使い回し。)

《レビュー》
 HandS?……H8:S5
      Hシーンの数とバリエーションは、単純にキャラが増えただけじゃなく、
      サポートキャラなどの存在でさらにパワーアップ
      ストーリー・シナリオはこの学園を存在させるための骨格としてのみ存在。

 システム……このゲームの根幹、『堕落連鎖』システムは前作と同じ、
      『○○×●●』の相手を選んで組み合わせること。
        しかし、キャラ人数の増加やサポートキャラなどの+要素により、
       難易度はアップ
        全てのシーンを見るには、かなり繰り返しやらないといけないけれど、
       メッセージスキップもあるし、かなり繰り返しに耐えられる仕様です。

        そして、回想モードは今回もすごい。キャラの増加が原因か、
       相当な量になってます。当然、集めきれてません。

 グラフィック……グラフィックの質は、決して下がってませんが、
         ケバさは増しているような気がします。

 音楽・音声……音楽は特に可もなく不可もなく、前作通り淫靡。
         音声は、メイン女性キャラ(+冬姫・清水)のみ。
        演技は前作同様、良好。
        キャラが変化すると、声のトーンも見事に変わります。
        モモコなんて見事。
         惜しむらくは、サポートキャラやHシーンのみ登場時の女性キャラに
        音声がないこと。まあ、贅沢な望みかな。

 感想……ゲームとしての面白さがさらにアップ。
      前回は『どの組み合わせだと効率よく堕落させられるか』
     『どうすれば、Hシーンが稼げるか』がメインだったが、
     今回は前回以上に『イカしたHシチュ博覧会』レベルがアップしている上、
     全シーンを意地で見たくなる中毒性があります。
      個人的に好きなのは、片方が堕ちていて片方が堕ちていない時の組み合わせ。
     大体が単なる会話のやりとりで終わるのですが、この会話が何げに面白いです。

      マイナスポイントとしては、前回と同じように、Hシーン自体が短いのと、
     前作では最後の砦だった七海を堕とす時に、それまでに堕とした6人の
     属性によってバリエーションがあったのですが、今回、最後の砦である
     静香を堕とすシーンでは、それまでに誰を堕としていようが関係ないこと。
     静香が一番キャラ立ってないなぁ。

      とはいえ、前作よりレベルが上がってるのは間違いないです。
 
 その他一言…………まあ、男×男が結構あるのはご愛敬と言うことで。
 
 超・特記事項…………長吉イベントはいらなかったなぁ。
           どちらかというと、前回にもあった3キャラによる乱交
           何個か増やして欲しかった。

 おすすめ度……B+(攻略好きはA。)

 詔(三言の理)…… 『組み合わせ』
        『盛り合わせ』
        『肌合わせ』

『闇の声・特別編』
《BLACK cyc・2003/03/28発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……あり
 修正パッチ…なし
 
《簡単なあらすじ》
  邪悪なる『闇の声』となった主人公が、
 孤島に建つ謎の洋館に迷い込んだ7人の男女から、
 それぞれの心に隠された欲望を、館の主人・小夜子とメイド・Kを使って、
 引き出させ、彼らを快楽の世界へ『堕落』させる話。
(びっくりするほどあらすじ短くなったなぁ。)

《レビュー》
 HandS?……H8:S5
      Hシーンの数とバリエーションならまかせとけ!
      ストーリー・シナリオはこの館を存在させるための骨格としてのみ存在。

 システム……このゲームの根幹、『堕落連鎖』システムを、口で説明するのは、
       ちょっと難しいんですが、要は『○○×●●』の相手を選んで
       組み合わせることがこのゲームの基本。
        一見簡単そうですが、ただHさせたい相手を適当に選んでると、
       全員落とせずに終わる、というなかなかの難易度。
        全てのシーンを見るには、結構繰り返しやらないといけないけれど、
       メッセージスキップもあるし、十分繰り返しに耐えられる仕様です。

        あと、回想モードが無駄にすごい。Hシーンでも何でもない
       ただの会話も登録されるため、コレクション魂を刺激される要素満載。
       なお、全部集めたらおまけがあります。集めきれてませんが(汗)

 グラフィック……可愛い系、奇麗系共にいい感じ。全体的に少し濃く見えるのは、
         Hシーンが濃いからなのでしょう。
 

 音楽・音声……通常版ではMIDIのみだった音楽にCD-DAが加わり、
        ある意味パワーアップ。いかにも『淫靡な館』って感じ。
         音声は、通常版になかった男性のボイスが加わり……
        いや、私は別にいらないんですが。
         女性陣(+冬姫)の演技はまずまず良好。キャラが変化すると、
        声のトーンも見事に変わります。

 感想……2001年に発売された『闇の声』のリメイク版、ということで、
     私は前作をやってないんですが、前作で問題だったところが、
     色々直っている(らしい)上、Hシチュエーションも追加。至れり尽くせり。

      で、肝心の本編の感想。まず、ゲームとして面白い。
     『どの組み合わせだと効率よく堕落させられるか』、とか
     『どうすれば、Hシーンが稼げるか』とかをこつこつやって、
     いろんなシーンを見ていく作業は、大変だけど面白い。
      難易度がいい頃合いにタイトなのもよし。
     適当にやってもHシーンは十分見れるが、ラストキャラ・七海への
     畳みかけるようなHシーンが見られない。ならば……という楽しみ。

      そして、組み合わせることによって堕落していく人々にわくわく。
     Hシーン自体は短めな上、ややアブノーマルなものが多いので、
     どちらかというと、『イカしたHシチュ博覧会』みたいな楽しみ方を
     私はしました。女王様とか淫乱とかはわかるが、猫化ですかぁ。
     いかしてるなぁ。
      堕落させていくうちに、それぞれのキャラが、Hに関しての
     特殊能力を身につける、というアイデアもシチュエーションの広がり
     繋がっていい感じ。よく考えられてます。

      そんなわけで、確かにHシーンで引っぱってはいるが、
     ただのHシーン鑑賞ゲーじゃない、そんな作品でした。
     ……と、褒めてる割に、私の評価が若干低めなのは、みんながみんな
     攻略好きではないだろう、と思ったのと、シチュエーションに、
     気に入らないのが多少あったから。喜美江先生の『自堕落』シナリオは
     手抜きではないのか?笑えたけど。
 
 その他一言……やばい、冬姫が、冬姫がいい……ただ、私はどちらかというと
        ショートカットが好きなので、女性化時に髪は伸びない方が
        良かったんだが。でも、冬姫が……
 
 超・特記事項……初回版を買うと『闇の声通常版』がついてきます。
         親切だなぁ……やってないけど。

 おすすめ度……B(攻略好きはA-。)

 詔(三言の理)…… 『豊富なシチュエーション』
        『手軽かつやりこめるゲーム性』
        『繰り返しプレイに親切なシステム』



《ブルーゲイル》
『女医○っくす』
《ブルゲ ON DEMAND・2003/03/20発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……CG…あり 回想…なし
 修正パッチ…なし
 
《簡単なあらすじ》
 子供の頃から好きだった『憧れのお姉さん』由華梨に、『女医と患者』という立場で
 再会した主人公が、過去のひどい失恋から性格が変わり、体は開いても心は開かない
 『やさぐれお姉さん』となってしまった由華梨の心と体を、『男らしさ』と、
 看護婦から教わった『Hのテクニック』で、癒していき、元の優しいお姉さんに
 戻そうとする話。

《レビュー》
 HandS?……H7:S4
      基本的には、いいHシーンを見る為の作品かな。

 システム……基本的システムは、大体揃っているので、問題なし。
       バグもなく、動作速度も問題なし。
       ただ、密かに難易度が高かったりします。
       
 グラフィック……肉感的な感じが、かなり好き。
         表情とかもいいし。

 音楽・音声……音声と音楽の個別調整が出来ないので、声が音楽で若干消され気味。
        Hシーンの音楽が、一部洋ピンっぽいので、それが嫌かも。
         音声に関しては、問題なし。ただ、由華梨のセリフが、常に
        かかり気味(しゃべるのが速い)なのが、気になりました。

 感想……低価格にして高エロ。女医並びに看護婦とのH、そして、童貞のための
     H講座に重点を置いた作品。
      ストーリーは、ほぼ一本道。既読スキップがフル活用できます。
     元々そんなに長くない作品ですから、一度クリアしたら速い速い。

      登場キャラは全員年上&巨乳。買わせるターゲットがはっきりしてますね。
     まさに、『ON DEMAND』。
     『年上に教わるH』『あえて年上を攻めるH』も用意されていて、
     いい感じです。女医だけでなく、サブキャラの看護婦二人も魅力的。
     そしてムダに積極的。君ら欲求不満か。

      ただし、全体的に短い(Hシーンも量はそんなに多くない)という事と、
     シナリオがさほどぱっとしないという事だけは、覚悟の上で。
    『いいHをすれば、心も開く』ってのは、それこそ童貞の妄想のような
     気がしてならない。もうちょっと違うアプローチはなかったものか。
     まあ、エロゲーなんだから、童貞の妄想でいいんだけど……

      また、看護婦さんがやってくれる『童貞のためのH講座』
     嘘っぽさ満載です。『素人に顔射しちゃいけない』は全くもって
     その通りだと思うけど。
      そんなわけで、全体的に童貞の妄想の高レベルな具現化、と言う
     感じでした。
      誉め言葉ですよ。誉めてますってば。

 その他一言……町田優作(当然、モデルは松田優作)に憧れるってのも、
        童貞っぽいよなぁ。
        
 おすすめ度……B(童貞はB+。)

 詔(三言の理)……『年上&巨乳』
        『女医&看護婦』
        『教わる&教えを生かすH』



《フロントウイング》
『カナリア〜この思いを歌にのせて〜
《フロントウイング・2000/08/04発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……CG…あり 回想…なし
 修正パッチ…あり
 
《簡単なあらすじ》
 東京から、香川県の田舎町に引っ越してきた主人公が、ひょんな事がきっかけで
 軽音楽部に入り、部活に恋愛にと青春の日々を過ごしていく話。

《レビュー》
 HandS?……H4:S8
      青春王道ストーリーに過度なHはいらない?
      絵里のHシーンは良かったかな。

 システム……パッチあり。システム面悪し。もしかしたら、『通常版+』では
       システム面直っているのかも。(やったのだいぶ昔なもんで。)
       難易度もDC版と違って誰がどこにいるか解らないのは辛かったなぁ。
       動作速度は普通。
       
 グラフィック……絵は人を選びましたねぇ。好きな人は好きだし嫌いな人はまるでだめ。
         私は何の問題もナシでしたが。立ち絵とイベント絵がまるで違う、
         なんて声もありますが……まあ、確かに。

 音楽・音声……音声は問題なし。DC版のキャストを見れば解るとおり、
        テレビアニメの声をやるような声優さんが参加しております。
        『震えて待て!』流行ったよねぇ。(そうか?)

         そして音楽。フロントウイングが最初に名を上げたのが、
        この『音楽』の部分。良くは知りませんが、PCゲームで
        『ヒロインごとにテーマソングがある』ってのはこの作品が
        最初だったのでは?

 感想……メインヒロインである綾菜シナリオを何番目にやるかで、
     全然印象が変わると思います。というか、他の人のシナリオは、
     このシナリオに遠く及ばない。人のレビューを読むと、これと
     美香シナリオが人気らしい
    (裏を返すとこの綾菜シナリオがダメって人は、点数が低い。)んだが、
     私は圧倒的にこっちですね。
      どーん、と来ました。あやうく受け止めきれないところだった。
 
      あと、絵里シナリオは妹物の王道以外の何者でもないんだが、
     絵里自体のキャラクタで勝利。
     (ラストの『ほんとは血が繋がってる』の冗談が事実だったらいいのにな。)

      あ、そうそう。そういや、18禁ゲームなので、Hシーンもありますけど、
     絵里以外は別になくてもいいです。っていうか、大した力入れてないよ、
     製作サイドも。『シーン鑑賞はないが、音楽鑑賞はある』というのが、
     全てを物語ってる気がする。
 
 その他一言……管理人はいたく『軽音楽部』と言うテーマに引かれたので、
        若干点が甘いです。DC版も買ったし。
         DC版をやると、『坊主』と『ハゲ』をコンシューマでは
        言ってはいけないことが解る。
        
 おすすめ度……B+(DC版はA-。)

 詔(三言の理)……『サウンドとボイスはおすすめ。』
        『痛切な綾菜シナリオはおすすめ。』
        『というか、DC版(PS2版も同じ内容かな?
         やってないけど。)の方がおすすめ。』

『私立アキハバラ学園』
《フロントウイング・2003/08/29発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード…あり
 修正パッチ…あり
 
《簡単なあらすじ》
 東京への転校を期に今までのオタク趣味を卒業するはずが、
 オタクな妹の画策によって『オタクのオタクによるオタクのための学園』
 私立アキハバラ学園へと転校させられてしまった主人公が、
 アキガクの濃い面々と共に、オタク道に嫌々ながら邁進する中で、
 オタクだったりオタクじゃなかったりエルフだったり(!)するヒロイン達と
 恋をはぐくんでいく話。

《レビュー》
 HandS?……H7:S6
      コスプレHが度々あり、そしてそれぞれのキャラのラストHシーンに、
      選択肢を選んだ結果による、ハードモードが存在する。
       このハードモードが、無駄にエロい!卑猥な言葉を連呼!
      なのに、ピー音のかかりが甘い!
      今まで、あまりHシーンに力を入れてこなかったイメージの
      フロントウイング作品の中では、かなりのインパクト。

       一方、ストーリーは、どちらかというと軽めだが、
      全体的に一本筋が通っている
      ただし、その一本通った筋は、この作品本来のテーマとされている
      『オタクの恋愛』ではない……ような。

 システム……基本システムは揃っています。音声の有無をキャラによって選べたり、
       フォントの太さを選べたり。強いて言うなら、CDの起動チェックが長い。
       セーフディスクのプロテクトがかかってるから仕方ないんだけど……
        あと、『同じセリフを2度言う』事が度々あったんだが、
       エラーなんでしょうか。
   
 グラフィック……かわいい系のグラフィックで、おそらく万人にウケるでしょう。
         しかし、一枚絵の数が少ない。テキストとグラフィックが
         合ってないことが度々ある。もったいなぁ。
         あと、主人公の陰毛の量はなんだ。

 音楽・音声……音楽と言えばフロントウイング。今回もいい感じ。
        音楽鑑賞モードでのみ(だと思う)聞ける『アキハバラ学園校歌』
         いい!ダメでいい!
        この校歌や、『すくみず』の「ブルコンのテーマ」の様な
        今までとは違う意味の『電波』ソングが、今後流行って来そうです。
        ワクワク。

         音声は全体的にキャラに合っていて、いい感じ。
        ただ、文とジャネットは同じ人が演じているのか
       (この作品は声優の名前が出ない。大物が演じてるのかしら。)
        なんか、かぶってました。ジャネットがあまりに特徴ある喋りだから、
        気になってしまう。

 感想……まずは、『オタクによるオタクのための学園』という設定と、
     圧倒的な濃さを誇るキャラ、そしてテキストの面白さが抜群です。
      鬼先生とのファーストコンタクトには、笑い転げましたし、
     フロントウイングの代表がモデルという学園長
    (だから等身大の人形を抱えている。)
     3次元の女に裏切られ、2次元しか信じられなくなったネコミミ
     言動や、「いる!こういうイタい女いる!」というヒメ、
     そして、とどめのジェットのバカっぷり。圧勝です。

      しかし、問題は後半のキャラ別シナリオになると、普通の話になること。
     オタクの要素を使ってはいるけれど、結局、柱になるのは『心の繋がり』
     であって、結果『よくある話』に落ちつく。
      『オタクによるオタクの為の作品』をやりたかった人にとっては、
     ある種、肩すかしかも知れない。

      そして、もう一つ。主人公に魅力がない。
     度々、「オタク云々じゃない、お前の態度は人として間違っている!」
     という部分が登場する。
      そんな主人公がもてる理由が『優しいから』『マシだから』
     三次元の女はそこまでバカじゃないぞ。

     が。
     
     『少し理屈っぽくて、少し女の子の心の機微がわかんなくて、
      少し自分から一歩を踏み出すことが苦手で、少し保身的で、
      少し受け身で、少し気弱で、少しクールで、少し素直じゃなくて、
      そしてHシーンでは張り切る』

      これってよくあるギャルゲーの主人公そのもの、そして、
     こういうゲームをやる人間そのものではないですか。

      この作品は、『オタクの恋愛』というよりも、
     『今このゲームをやっている、モニターの前の君の恋愛』
     描いている、『メタ・フィクション』なんじゃないかと思うのです。
     人生はゲームじゃないなんてゲームの中から言われると、
      そのメタっぷりにクラクラする。

      結局、この作品の言いたい事は
     『いつまでもエロゲーなんてやってないで、外に出ろ!恋をしろ!』
     なんじゃないかなぁ。
     『バカテキスト』というオブラートに隠された、深遠なるオタク批判
     考え過ぎかしら?考えすぎですね。
      まあ、少なくとも『純然たるオタク賛歌』でない事だけは確かです。
     だからこそ面白いと思ったんだけど。

     というわけで、
     オタクという自覚がある人間なら、この作品を体験しておいた方がいい、
     そして、自分のオタクとしての立ち位置を把握しておくべき、
     と私は思ったのですが、果たしてどうでしょう。
 
 その他一言……どうでもいいけど、主人公達が作ったゲーム、つまんなさそうだなぁ。
        これも『深遠なるオタク批判』かしら。
        
 おすすめ度……A-(笑いを求めるプチ・オタクはA。)

 超特記事項
   ……実は私、一年ほどいわゆるゲームの専門学校に通っていたことがありまして、
     その時のことを思い出しました。
     『クラスに女子がほとんどいない』という理由のみで、ヒロインの座に
     収まってる、地味な顔の女子とか、『一体何歳だ?』と思うぐらい
     人生経験を積み重ねている人(容姿も耳を除けばネコミミっぽかったな)とか、
     クラスの誰よりもオタクっぽい先生とか。懐かしいなぁ。
     ゲーム内に『物を作り上げることで、オタクは前に進める』みたいなセリフ
     (多分少し間違ってる)があって、そこはえらくリアルに感じました。
     そういうわけで、ちょっと評価甘い(甘いの?)かも。

 詔(三言の理)……『タク(沢)山の濃い仲間との非日常な日常』
        『タク(卓)越したギャグテキストの面白さ』
        『タク(巧)みとまでは行かないが王道なシナリオ』



《BOM》
『生恥@−母・姉・妹のMレッスン−
《BOM・2002/07/05発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……あり(ただし、修正パッチを当てることが必要。)
 修正パッチ…あり(直しました。公式HP(というか会社)無くなってた。)
 
《簡単なあらすじ》
 学歴コンプレックスの固まりである主人公・倉橋一也が、
 「東大受験に失敗したのは義(母・姉・妹)のせいだ!」
 逆恨みし、出会い系サイトを利用して家族を調教、
 欲望をはらしたり、SEXをしながら読解問題の解説をしたり、 
 『天才は何をしても許されるのか?』という『罪と罰』的な事を
 プレイヤーに考えさせたり考えさせなかったり、何故かいい話に
 落ち着いたりする話。

《レビュー》
 HandS?……H8:S5
      個人的にはどちらも割と当たりなんだけど、
      特に、調教系と、姉を襲った後のHがよろし。

 システム……バグがたっぷりあるのでパッチ必須。
       難易度はけっこう高い。(一応、ヒント付き。)
       動作速度は普通。
        ただ、スキップに不満。効果音が鳴るシーンは、
       なぜだかスキップできない。これがえらくうっとうしい。

 グラフィック……画力は普通ぐらいだと思います。

 音楽・音声……声優さんの演技は、中の上ぐらいかなぁ。
        姉の人は普段のキツさと堕ちた時のギャップが良し。
       音声に関しては、『調教』という作品の性格上、
       淫語を言わせたりもしてるので、その辺も良し。

 感想……ストーリーは、大まかに言うと3種類+α。
    (最初に調教相手に選ぶキャラによってパラレル。)
     選んだキャラを調教していく上で、ストーリーが展開
     するんですが……   
 
      特筆すべきは、主人公のキャラ。
      その頭脳を生かして綿密な計画を立てるのですが、
     この主人公の言動にいらつくかも。もしくは爆笑するかも。
     シナリオによっては「えぇ!?」って事します。
      エロをきちんとやった上で、馬鹿な方向に向かう……
     という姿勢はちょっとWINTERS的でもあります。
      大体において見事に目的を果たしてしまう主人公の、
    『バカ天才』っぷり、でもその言動の端々に見える
    『天才バカ』っぷりを楽しんでください。
 
 その他一言……『義理』の所に注目しがちですが、もう一人
        ソフ倫に勝負を挑んでるキャラがいます。
        やってみてのお楽しみ。

         あと、ゲーム内容とは全然関係ないですが、
        製作会社の掲示板において、バグや回想シーンがない事を
        責められ、ひたすら真摯な対応をしていた担当者には
        好感が持てました。
         システム面がひどかったせいか、この作品を
        レビューしてるサイトが殆ど見つからないんですが、
        何か妙に心に残ってるのです。

超・特記事項……いやはや、HP(というか、たぶん会社が)無くなってた。
        久々にやり直そうと思わなかったら、ずっと気づかなったな。

 おすすめ度……B (『肉体ではなく、精神に訴える調教』が好きな人、
           並びに、馬鹿ゲーに手を出してみたい人はA-)

 詔(三言の理)……『義理家族』
        『遠隔調教』
        『学歴差別』


 
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