作品レビュー(会社名別・マ行)

《祭企画》
『あまえんぼう〜もう!イケないコね〜
《祭企画・2004/02/13発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……あり
 修正パッチ…なし
 
《簡単なあらすじ》
 ひょんな事から、美少女・妃野沙智の家庭教師を引き受けることになった、
 女性に甘えることに『天賦の才能』を持つ主人公が、
 三姉妹&母親を相手に、大したきっかけもないまま惚れられ、
 結果的に、彼女たちに甘えまくるゲーム。

《レビュー》
 HandS?……H7:S4
  Hシーンは、キャラによって甘え度に若干の差があるが、基本的には良。
  シナリオは……ご都合主義というか何というか。

 システム……
   システムはセーブ・ロードが煩わしかったり
 (場所選択時と言葉選択時にセーブ・ロードが出来ない。)、
  スキップが既読、未読問わずだったりと、若干不親切

   難易度はメインキャラを落とすのはまあ、楽です。
  良くある『相手がいる場所に行くシステム』なんですが、何処にいるかの表示は
  されない物の、大体居場所が決まってるので。
       
   あと、このゲーム独自の、Hシーン前の言葉選択システムは、微妙。
  システム自体は面白いんですが、選択によって見られるシーンが
  2パターンしかないのは勿体ない。特に後半なんて6種類ぐらい選択肢があるんだから、
  選ぶ単語によってHシーンの分岐がもっとあってもいいと思うんですが。
  なぜかルパンっぽい演出を取り入れてるのも、微妙。

 グラフィック……
   原画は初期WINTERS作品でお馴染み岩本幸子さん。
  WINTERS作品では、どうしてもそのテキストに比べて
  絵の弱さが指摘される事が多かったですが、あくまで相手が強すぎただけ。
  個人的にはこの人の絵、かなり好きです。
   今回は、絵自体のクオリティも高く(『KISS×200』レベル)かなりヒットしました。
  原画買いでもいいかも。
 
 音楽・音声……
   この作品のもう一つの面白いシステムが、Hシーン前の選択によって起こる
  『相手の女性の心情が覗けるモード』。このモードにはいると、
  あたかも女性視点の官能小説を朗読しているかのような独白が楽しめます。
  主人公の技によって、幸せに堕ちていく彼女たちの変わり方は、結構良いです。
   もちろん、声自体も当たりです。音楽は特に印象無し。
 
 感想……
   主人公の、『天賦の才能』とそれに伴うHを堪能するゲーム。
  もちろん、それなりにはいい所を見せるんですが、
  基本的には『ほとんど何もしてないのに』そこにいるだけで惚れられます。
   かなりご都合主義ですが、『天賦の才能』ってのはそういうものです。

   特にこの能力は、年上に有効らしく、三姉妹の母親に対しては、
  本当に、惚れられるようなことは何もしていません。
  にもかかわらず「もう!イケないコね!」の名の下に、ひたすら甘えまくりです。
   最後までやってみても、この男が自分の『能力』を把握した上で行動しているのか、
  それとも『天然』なのかの見分けがつきませんでした。

   無論、Hシーンでは、年下だろうが年上だろうが、積極的に甘えます。
  といっても、甘えがやり過ぎに感じたのは母親編ぐらいで、
  他の相手の場合は、いわゆる『ラブラブ』の域だと感じました。
  確かに激甘ですが、和姦好きである私の趣味には合いました。
   ただし、前述の通り、『ラブラブ』までの課程は、かなり『???』ですが。

   しかも、基本的には受け身であるにもかかわらず、Hにおいて
  相手を悦ばせる技も標準装備。本当に『天才』としか言い様がありません。
  結局の所、『モテる』というのは努力じゃないな。

   というわけで、全く持って万人向けではありませんが、『甘える』というテーマに
  惹かれた人は、買ってみてもいいかもしれません。損は……私はしなかったんだけどな。
  とにかく主人公の能力が面白かったし、
 (ドジっ娘ならぬドジっ男ぶりはちょっと苛つくけど、それも能力の一つ。
  怪我もすぐ治るし。)官能小説モード、割とエロかったし。

  あと、不思議なこととしては、エンディングが2種類ある
全部のシーンで『官能小説モード』を見ると、別エンドに行ける)のですが、
 キャラによって『どっちもハッピーエンド
難しい方がハッピーエンド(もう片方もアンハッピーではないが、変なエンド。)』
簡単な方がハッピーエンド(もう片方もアンハッピーではないが、変なエンド。)』
 の三種類あるのは、ちょっと気になる。統一して欲しかったなぁ。

 その他一言……
  絵を見た時は、母親、もしくは長女が気になっていたんですが、
  実際やってみると、三女の環が結構良かったかなぁ。

 超・特記事項……
  この主人公、設定では、大学生まで童貞なんですよね。
  彼の能力なら、絶対、小学生ぐらいの時に、年上のお姉さんに性の手ほどき
  受けてそうなんだけど。
 

 おすすめ度……B(設定に惹かれ、シナリオの適当さが気にならない人はB+。)

 詔(三言の理)……『少しの努力とかなりの天賦』
        『少しのシナリオとそれなりのエロ』
        『少しの魅力といきなりの惚れられ』


《Mink》
『十六夜の花嫁』
《Mink・2003/07/11発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……沢山あり(後述)
 修正パッチ…なし
 
《簡単なあらすじ》
 吸血種である主人公が、『理の花嫁』を娶るために、
 花嫁の3つの条件、『愛すること』『耐えること』『淫らなこと』
 満たすよう、選ばれた人間の女性に調教を施す話。

《レビュー》
 HandS?……H9:S6
 『育成(調教)シミュレーションゲーム』としての出来はピカイチだが、
 シナリオは、やや薄め。Hシーン(回想モード)を見るために一生懸命頑張るゲーム。

 システム……シミュレーションゲームに必要なシステムは全て完備
       なにせ、セーブ・ロードだけで、『普通のセーブ・ロード』
       『クイックセーブ・ロード』『選択肢まで戻る(5つ前まで)』
       『日付で戻る(10日前まで)』と至れり尽くせり。
       既読スキップで一度見たHシーンはざっと飛ばせるので
      (それでも絵を見てるとクるんですが)、繰り返しプレイにも対応。
       ちょっと重く感じましたが、パワーの問題かな。

 グラフィック……一枚絵の生々しさ、いやらしさは一級品
         漫画ではたまにあるが、ゲームでは中々見られないタイプの胸や、
         細かな変化を捉えた大量のHCGがこの作品の底上げに繋がっています。
          このHシーンやCGを、ふんだんに見せてくれるのが、ハッピーエンドを
         迎えた後に追加される、『CG・回想』のバリエーション
         普通のCG・回想やシーンリプレイはもちろん、本編で見損ねた回想や、
         自分の見たいHシーンを好きに選ぶことが出来るモードなど、
         これまた至れり尽くせり。
         
 音楽・音声……グラフィックほどのインパクトはない物の、充分音声も良好
        縁が少しだけ弱いかな?淫語も割とふんだん。口淫系も多いです。
        音楽は普通。
 
 感想……不自由を楽しむのがシミュレーションの醍醐味。
     厳しい難易度も、ハッピーエンドとその先にあるシーン回想のためなら、
     頑張れます。(本編ではHシーンを回収しようと思わない方がいい。)
      『信頼度』『淫乱度』『不満度』『精力』『中毒度』『血吸い』『嫉妬』など、
     様々な要因が絡み合って、非常に良くできているシミュレーションパート。

     『今日は本命に夜ばいを……』『いやいや不満度が上がってるぞ。』
     『でも、中毒度低いし……』『待てよ、ここで他の血を吸って、減らしといて……』
     『でも、精力上がっちゃうし……』『うわ!嫉妬したキャラから電話が来た!
     『しかたない、適当にあしらって……あーあ、吸っちゃった。
     『出して終わらせ……うわ、精力上がりっぱなし!』『馬鹿ぁ!また吸ったぁ!』
     『……廃人だぁ。こりゃ昨日のデータでやり直しだな。』こんな感じです。

      レベルの高い夜這いHシーンも『調教』という言葉に相反して、基本的に
     レイプ的な物や、アブノーマルなものはほとんどない正統派なので、
     『調教』という言葉に抵抗がある人でもばっちり。

      若干薄いものの、これ以上あったら邪魔になったかも、と思わせる
     イベントとシナリオ。どれも、他の足を引っ張らない出来。
     何より、シナリオを完全クリアしてからも楽しめる、と言う点で
     決して『お手軽』ではないですが、良作です。

 その他一言……みんなそれぞれに魅力があるが、三枝御琴がお気に入り。

 おすすめ度……A-(シミュレーション好きはA+)

 詔(三言の理)……『ヌルくないけど、やり甲斐あり。』
        『アブはないけど、ヤリ甲斐あり。』
        『100点ではないけど、マイナスポイントなし。』


 
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