作品レビュー(会社名別・ラ・ワ行)

《Liar Soft》
『ライアー大戦じゃんまげどん』
《Liar Soft・2003/12/12発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……あり
 修正パッチ……あり
 これを入れないと、ボイスと効果音の設定が逆になってます。
 「あれ?ボイスが出ない?」と言う状況になったら、これが原因か。
 
《簡単なあらすじ》
  ヲタクな主人公・上田一朗と、それを見守ったり殴ったりする妹、愛美が、
 ライアーソフトのキャラクターが登場するライアー世界で、麻雀を打ちつつ、
 ライアー世界たちを救おうとする話。
(という設定で、ライアーソフトのキャラクターと脱衣麻雀ができる、ファンディスク。)

《レビュー》
 HandS?……H5:S5
      ……っていうか、麻雀ゲームだからねぇ。変に期待しなければ。

 システム……ちょっと重いのと、鳴きまくったらバグが出たぐらいです。
       まあ、ライアーにしては、頑張った方なのでは。

 グラフィック……そのゲームの原画家+αが、キチンと書き下ろしています。
         上等上等。
         
 音楽・音声……フルボイスじゃないのは残念ですが、多くは望むまい。
        充分充分。

 感想……
   とりあえず、『ファンディスク→多くを望むな』と言うことを念頭に置けば、十分に楽しめます。
  ライアーキャラとの会話ヲタ的な会話も面白いし。ヲタ的会話にガンガンついてくる妹はいいですねぇ。
  出て欲しいキャラが出てこなかったり、という部分はありましたが、
  それは好みの問題だし、Hシーンは短いけど、脱衣麻雀ゲームってこんなもんでしょう。
  短いなりに、充分頑張ってます。

   メインの麻雀に関しては、『馬鹿麻雀』と銘打たれたキャラごとのイカサマシステムも、
  『いかにして、強い組み合わせを見つけるか』が、結構楽しめます。
  (ラスボスには何の意味もありませんが。)
   物足りない部分&バグは確かにありますが、充分頑張ったと思いますよ。

 その他一言……ライアーソフトのやってないゲームもやりたくなりました。
        これだけでもファンディスクとしては成功では。
        あと、『Forest』楽しみです。発売日に買うかはさておき。

 おすすめ度……B+(ライアーファンなら、A-。)

 詔(三言の理)…… 『只のファンディスクではない。』
        『只の脱衣麻雀でもない。』
        『でも、ライアーソフトのゲームをある程度
         やってないと面白さ半減。』

『腐り姫-euthanasia-
《Liar Soft・2002/02/08発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……あり
 修正パッチ……というか修正用FD入り。 パッチもあり
 
《簡単なあらすじ》
  実父と実妹を失い、記憶喪失となって、ふるさとの村に
  戻ってきた主人公・簸川五樹が、実妹に生き写しの、
  世界を腐らせる少女『蔵女』と出会い、記憶を取り戻していく。
   しかし、彼の周りの人々は、蔵女によって性愛と狂気の徒となり、
  赤い雪となって崩れていく。
   繰り返し続けた世界の終わりに、五樹と蔵女が見る物は……という話。

《レビュー》
 HandS?……H9:S8
      H、ストーリー共にかなり高いところでまとまっています。
      全くハズレと思うようなことはないはず。

 システム……いきなりFD等による修正を要求されるものの、修正パッチを
       入れれば特に問題なし。『盲点』は……まあ、ここの本業ですな。

 グラフィック……純粋に奇麗な背景と、個性的ながら作品に合ったキャラCG。
         素敵ですね。
         
 音楽・音声……音声はパーフェクトに近いです。蔵女(樹里)とか、
        潤とか、芳野とか、あぁ、もう。
        Hシーンでは声が隙なく流れるんですが、これが、もう。
        音楽も舞台に合った素晴らしい物です。

 感想……いやぁ、素晴らしい作品です……ラスト以外は。
      伝奇的世界観と、赤い雪と共に消え、再び時を過ごす
    『リプレイ』的な目眩のする展開にワクワクし……ワク…ワク…ん?
     えぇと……いや……面白かったです。面白かったですってば。
      少しづつ変わっていく日々を何度も繰り返して、真実へ近づいていく、
    という展開、蔵女によって堕とされてゆく人々、見所はふんだんにあります。
    素晴らしい。でもラストが……

 その他一言……とにもかくにも、Hシーンが出色だと思うの。
        実の妹である樹里(本当は蔵女)とのHシーンは、
       「これだ!」って感じ。義母の芳野とのHシーンも
       「わかってるね!」と言う感じ。

 おすすめ度……A(ラストに「ん?」と思わなければ、S。)

 詔(三言の理)…… 『伝奇』
        『インモラル』
        『盲点』



《RAPTOR》
『いたずらBBQ 剥きたてラクロスっ娘喰い放題
《RAPTOR・2003/02/07発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……あり
 修正パッチ…なし
 
《簡単なあらすじ》
 ほんの出来心の痴漢で、エリートエンジニアの道から転落、流れ流れて、
 ペンションのアルバイトをしていた主人公が、自分の働くペンションに
 ラクロス部の合宿としてきた少女達の中に、自分の人生を転落させた
 痴漢相手の少女を発見。
  彼女や他のラクロス部員に復讐を誓い、特技の変装とエンジニア時代に
 培った機械工作の腕を使って、少女達に様々な『いたずら』を仕掛けて、
 彼女たちを精神的、肉体的に堕としていく話。

《レビュー》
 HandS?……H7:S4
      まあ、どう転んでもHメインですな。

 システム……システム自体に大きなバグはなし。
        難易度は高め。1人2人はともかく、4人全員を同時に落とそうとしたら、
       相当タイトなスケジュール組みが必要。私は2度失敗しました。
       なお、動作速度は普通。
        あと、このゲームの最大のウリである、『マウスによるいたずら機能』
      『面白い』と『鬱陶しい』が半々ぐらい。『馬鹿だなぁ(誉め言葉)』
       なのもあります。

 グラフィック……絵は可愛い系。特に問題はないと思いますけど、
         目が大きいタイプの絵柄がダメな人はダメかも。
         H絵としての部分を評価すると、何か水気が多いです。

 音楽・音声……音声は問題なし。全員キャラ通りの声かな。
        当方、美和(メインヒロイン)に「人でなし!」って言われると
        ワクワクしてしまうダメ人間。
         ただ、主人公の名前が入力可能なのだが、名前を呼ばれる時、
       「○○さん」の「さん」だけ発音するのが、どうも不自然。
        いっそのこと「さん」も言わない方がいいのに。細かいことだけど。
 
 感想……『けらくの王』の難易度を上げて、主人公の性格と責めをややマイルドに、
     絵柄を超マイルドにするとこうなる、と言う感じ。
      それぞれの性格と性癖をふまえて、さまざまな『いたずら』を
     仕掛けていく作業は、ひたすらにうろつきを強要され、
     『面倒』がちょっと勝つ。もう少し簡単でも良かったんじゃないかなぁ。
      マウスによるいたずらも、時々面倒になります。
     「何度クリックさせれば気が済むんだ!」って。マウスいたずら時の
     メッセージはオートで飛ばせないし。

      シナリオ的にはかなりご都合主義的なところが目立つけど、
     まあ、堕としていく課程を楽しむゲームだからしょうがないですね。
     調教物は大体そうだし。バリエーションに富んだ堕としの楽しみは
     十分味わえます。 
      細かく言えば、まりもシナリオは、ちょっと私には合わなかった。
     肉体的に痛いシーン満載の由美子シナリオもあまり好きではないけど、
     本人が悦んでるんじゃ仕方がない。後の二人は当たりかな。

      基本的に、鬼畜きろうとしても結局、鬼畜きれない主人公は、
     温いのかも知れないけど、私はこれぐらいで構わないです。
      まあ、総合すると、難易度以外は、調教物初心者にも
     取っつきやすいのではないでしょうか。

    (管理人はスポーツ少女ものが好きなので、評価は甘めかも。
     ネットのどこ探しても、この作品のレビューが上がってない
    (これを書いた当時)ので、この評価が一般性がある物かどうかは不明。)

 その他一言……パッケージに『ラクロスのルールがわかる』って
        書いてあったんだけど、正直、『何人でやるか』と
        『ゴールキーパーをゴーリーと言う』と、
        『プレイヤーへの直接のチャージ(体当たり)は禁止』しか
        わからなかったよ。

 おすすめ度……B+(めんどくさがり屋はB。)

 詔(三言の理)……『バリエーションに富んだ堕とし』
        『バリエーションに富んだ小道具』
        『バリエーションにさほど富んでないクイズ』



《Lip2》
『RUN[ran]
《Lip2・2003/03/20発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……あり
 修正パッチ……というか修正用FD入り。 パッチもあり
 
《簡単なあらすじ》
 『父親のような男になりたい』という思いを胸に秘めた、
『お坊ちゃん』な主人公、久保浩一が、父親と同じバイクで、
自分探しの旅をし、その中で出会った謎の少女ナナや、
幼なじみの琴子などとの出会いや別れの中で、悩んだり迷ったり
しながら、自分は何をしたいのか、と言う目標を見つけていく話。

《レビュー》
 HandS?……H6:S6
      小粒ですが、質はさほど悪くありません。

 システム……いきなりFD等による修正を要求されるものの、修正パッチを
       入れれば特に問題なし。ただ、致命的なこととして、
       シーンごとにサブタイトルがあり、画面の上の方に
       表示されるんですが、これが時々、ネタバレしている事が。
       そこは気を使おうよ。
        あと、ウインドウではなく、絵の前に直接文字が表示される
      『かまいたちの夜』方式の文章表示は、嫌いな人もいそう。

 グラフィック……立ち絵、イベント絵ともに、かなり当たり。
         立ち絵とイベント絵で印象が多少違ったりするけど、
         全然許容範囲。ただ、主人公の顔が出てるHシーン絵が
         あるんですよねぇ。それを気にしなければ、このゲームの
         一番の見所かも。まあ、イベント絵少ないですけどね。
         
 音楽・音声……音声は問題なし。私でも名前を知ってるようなHゲー声優さんが
        参加してます。
         音楽に関しては、特になし。ただ、エンディング曲に関して。
        ナナ役の声優さんが歌っているんですが……下手?

 感想……「なんて言うか、負けましたって言いたくない相手っているのよね。」
     (by金子正子《ヒカ碁》)
      一言で表すならこれ。
       作品として全体的に小粒、さらに典型的なシナリオが多い、
       という気はするものの、
      『大きすぎる父親を持つ『お坊ちゃん』な主人公の自立』や、
      『人と人の縁、そして絆』などが、主人公の『旅』と共に
       爽やかに書けています。
      が。私はあえて吠えよう。

      『みんないい人過ぎるんじゃあ!』

       主人公が何かピンチに陥るたび、さしのべられる手。
      みんなに好かれる主人公。主人公の人徳と言えば、それまでですが、
      ラッキーすぎ、都合良すぎです。ギャルゲーにそう言う要素が
      多分にあることは否めませんが、この主人公には『自分探しの旅』に
      望む気概が足りません!

       私は、この『悪い人』が0『弱い人』はいる。2人ほど。)
      『性善説』100%の世界観に、どうしても『面白かった』
      言う訳にはいかないのです。たとえ、所々ぐっと来たとしても。
      (全体的に、相手と別れて旅に戻る時のシーンがとてもいい。
   
       というわけで、この作品を楽しめる人は、いい人生を送ってる
      人です。多分。彼の送った旅は、私の欲した旅とは違っていましたが、
      この旅を欲する人もいると思います。
       
 その他一言……『方言好き』の琴線に、ナナの時代劇口調が触れました。
         とてもいい。

 おすすめ度……B(『いい話』が読みたい人はA-。)

 詔(三言の理)…… 『自分探しの旅』
        『目標探しの旅』
        『でも、恋人探しの旅』


《Red Label》
『タナトスの恋 淫姉弟相姦
《Red Label・2003/9/26発売》

《仕様》
 ボイス……あり
 CG・シーン鑑賞モード……あり(CGモードだけ単独ではない)
 修正パッチ……なし
 
《簡単なあらすじ》
  実の弟に恋い焦がれる女子大生・結城奈緒美のが、
  何の因果か、女子高生・北原茜に移植される。
  別人の体を手に入れた奈緒美は、弟への思いを成就させようとする
  そこには様々な障害が……という話。

《レビュー》
 HandS?……H6:S6
      どちらも平均は超えているかと。

 システム……バグとかはないんですが、全体的にちょっと不親切。
       自由なところでセーブ&ロードができなかったり、
       セーブできる箇所が15カ所とすくなかったり。

 グラフィック……若干癖の強い、エロ寄りのグラフィック。
         人を選ぶかも。……で、それはいいのだが、
         一枚絵に男の顔が出過ぎ。だめだぁ。
         
 音楽・音声……もう一つ、私にとって致命的なのが、
        『男性のボイスをカットできない』ということ。
        私はこれ、どんアウトです。
        しかも、レイプ系や荒っぽいSEXシーンが多いので、
        それで男性の声がカットできないのは、ちょっと……
        女性×女性でも、魔性の女である亜紀が必ず絡んでくるため、
        ちょっとえげつなくなったりして、イマイチ。

 感想……ストレートに言うならば、『私には合わなかった』です。
     近親相姦物はちょくちょく手を出してるのですが、
     この作品はタイトルで『近親相姦』を謳ってる割に、
     近親相姦シーンはかなり少なく、若干看板に偽りあり
      普通のHシーンは上記の通り荒っぽいものが多く、これも合わず。

      シナリオに関しては、不必要な選択肢が多かったりするのはともかく、
     ザッピングとかは楽しめました。
      しかし、トゥルーエンドへたどり着く方法がいくらなんでも
     私は前例(『かまいたちの夜』)を知っていたので、
     どうにかなりましたが、正直、「えぇ!?」って言う方法です。
     これをトゥルーエンドに行く方法に据えちゃダメだよぉ。
      それを除けば、まあ、シナリオとかザッピングとかは、
     まずまずなんですが、ちょっと全体的に大げさな感じが、
     鼻についたり。うーん、期待しすぎたのかなぁ。

 その他一言……完全にクリアしても、スタッフロールがない、ってのは初めて。
        ポリシーなのかなぁ。

 おすすめ度……B(上記の『私には合わないポイント』を乗り越えられるならA-)

 詔(三言の理)…… 『愛の一念』
        『心の疑念』
        『声が残念』


 
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