| 『Fate/stay night』
《TYPE-MOON・2004/1/30発売》
《仕様》
ボイス……なし
CG・シーン鑑賞モード…… CG鑑賞あり・シーン鑑賞なし。
修正パッチ……なし。
《簡単なあらすじ》
聖杯を巡る魔術師たちの戦いに巻き込まれた、半人前の魔術師である主人公・衛宮士郎と、
同級生にして魔術師の遠坂凛、後輩の間桐桜、そして、士郎が召還した
剣の英霊セイバーら多くの人々(と人ならざる者)が繰り広げる、長編伝奇活劇ノベル。
《レビュー》
HandS?……H7:S10
……ストーリーは文句なし。
Hシーンだって、音声のないゲームでは十分なレベルでしょう。
システム……戦闘シーンなどエフェクトを多用するシーンでは若干重さを感じるも、
他は問題なし。
グラフィック……同人じゃなくなって進歩した部分では、これが一番大きいんじゃないかな。
むろん、原画は変わりませんが、絵の荒さが無くなっています。
一枚絵を大きくしたり小さくしたりすることで、効率を上げたり、
の割に、立ち絵が馬鹿みたいにあったり(設定資料集より)。
音楽・音声……音声はありません。
まあ、あの長さのシナリオに音声をつけるのは無理だよな。
音楽は良いです。『ローレライ』を聞くとちょっと泣ける。
感想……『月姫』で『同人ゲームの限界を越えた』TYPE-MOONが、この作品で、
『ゲーム業界を次のステージに導くに成功した』と思います。
新たなムーブメントを作り上げるだけの完成度を生みだした徹底的な設定、
どんなに長かろうと、最後まで読ませる文章、明らかにレベルが上がった
グラフィック、美しい音楽、パーフェクトな一品です。
細かいことを言えば、何かあるんでしょうけど、私にはこの作品を貶す術が
思いつきませんし、貶す気もありません。
え、コンプリートに60時間かかる?えぇ、かかりますよ。私は61時間でした。
でも、長い人生の内の60時間をこの作品に費やすことは、全くもって
無駄ではないと思います。あなたも、至福の60時間を体験してください。
その他一言……正直、この感想に自信がありません。
肝心な中身にまるで触れてないし。中身に触れてないのは、
半分意図的で、半分逃げ。
『京極夏彦作品を読んだ後のがんばった感』みたいなもんで、
『60時間かけたものを貶す事なんて出来ない』という心理が、
働いてることは否めません。
……だから、みんな、やればいいんですよ。
超・特記事項……一つだけ中身に触れよう。
なんか、ライダーが、良い。(桜TURE
ENDね。)
「俺はすわ、天才かと思った。」うん、天才天才。
おすすめ度……S(物事を斜めから見る人にとっては、A-。)
詔(三言の理)…… 『設定・シナリオ・文章が素晴らしい。』
『CGだって、レベルは上がってる。』
『要は、やればいいのです。』 |