ある日の休日
―阿部ドームの初練習から数日がたち、「阿部ドリームス」設立以来の、
初めての休日である。この日、阿部は進に言ったように、
新入部員を探しに、町に出かけていた・・・―
阿部「(進君にあんな事言ったけど、本当に見つかるのかな・・・)」
―町の中を歩いていると、ある路地裏に出たそこには、小さなグラウンドがあった―
阿部「(あんなところで何をしてるんだろう?)」
―と、思いつつ、近づいていった。そしたら、そこで草野球の試合をしていた―
阿部「(少し見ていこうかな・・・)」
カキーン!!
―突然の、金属音。驚いて、打った人を見ていると・・・―
阿部「(は、速い・・・かなり足が速い、チーム一の俊足の進君よりも速いかも・・・)」
― チェンジになり、さっき打った足の速かった人を見てみると、
なんと、二塁手だった!!これはスカウトせねば!!と思い試合が終わるのを、
待った。一時間後、試合が終わった。―
阿部「(さっきの人、かなり凄かったな・・・おっ、あの人が出てきた!!)」
スタスタ・・・
阿部「すみません。ちょっといいですか?」
???「あなた誰ですか?」
阿部「僕は阿部。この町で、野球チームを作っているんだ。君は?」
俊「駒坂 俊と言います。」
阿部「(駒坂って・・・)君に兄弟はいる?」
俊「はい。兄が1人。駒坂 舜って言います。」
阿部「(・・・)君のお兄さんと話していて、僕の名前は聞いたことはある?」
俊「はい、実は貴方の名前が出てきてから、薄々そう思っていたんですが、
                                     貴方がそうだとは・・・」
阿部「それで、僕のチームに入ってくれないか?」
俊「いいですよ。喜んで入らせてもらいます。それで、練習場所は?」
阿部「僕の家さ。場所は・・・」
―駒坂の弟、俊が仲間に加わり、これで二塁手の穴が埋まった。
数日後、また「阿部ドーム」で練習がある。その時までこのことは内緒にしておこうと
思っている今日このごろ。これで、オーダーが固まるかも知れませんね。―


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