夏休みで沖縄に帰っている間に、名人戦があるというので参加してみました。
・・・ら結果は優勝という満足いく結果で、ふだんネットで指しているのは無駄じゃなく、
ちゃんと強くなっていると言うことを実感しました。クラスはS級が三段以上、A級が初〜二段、B級が1〜5級、
C級が5〜10級、D級がそれ以下となっており受付は自己申告制です。私は初段を取った覚えが無いので、B級に出ようかと思っていたけど、
さすがに気が引けるのでA級で出場することを決意して出場しました。しかし、受付のとき18歳くらいのお兄さんがD級に、
受付をしていて係りに「D級は、本当に小学生とか初心者の人達のためのものなので、C級に変えていただけますか」と、
言われていました。今考えると、とてもみっともない。(笑)係りの人も、「そうまでして優勝したいか」と思ったことでしょう。
予選の局面を覚えているので、その局面を載せましょう。
予選は4名1組で2勝通過の方法で、各組から2人は本戦に進むことが出来ます。
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これは、予選1戦目。相手は40代くらいのおじさんとの対局。相手の飛車は7四に居て、私の銀が6六に居た局面から
▲7五銀△同玉▲同角となって現局面です。ここで、△7七銀と打たれて潰れたかなと思っていましたが、相手の手は
単に△7七歩成と成り捨てて来ました。私にとってはあり難くて、当然▲同桂△同桂▲同銀と清算しました。 この後は、再度△6五桂と打って来ましたが、▲6六銀と付き合ってから▲6四桂の筋が回り勝ちました。これで、 全敗は無くなったので少しホッとしました。 |
| 予選2戦目、この対玉頭銀は将棋倶楽部24でも何局か経験があるので、余裕の気持ちでいました。・・・が、ここから 上手くやられました。この現局面は、後手番で△4四飛と浮いてきました。勿論、次の狙いは△8四飛でこれが受からないと 思います。この手を見たときは、3分くらいは「早めに▲4六歩と突いて、飛車を捌かせないように工夫すべきだった」と 後悔していました。(笑)仕方が無いので、▲5四歩と暴れましたが、さすがに玉頭に爆弾を抱えているのが大きいために 勝てませんでした。ちなみに、相手は小学5年くらいの子供で、子供にしては珍しく時間いっぱい使って指していました。 この後、彼も予選通過して本戦で再度対局することになりました。(笑) | |
| 予選3戦目。この相手も小学生の子供。2戦目の事もあり、子供は勘弁してくれ〜の気持ちでした。しかし、ここは最後なので 気合を入れて対局しました。これは、私が横歩取りの先手番。得意の横歩取りひねり飛車で、序盤は相手の歩切れと角桂交換の 駒得し、その上に8筋からの逆襲もあり楽勝形でしたが、楽観するあまりに錯覚を起こして、後手が桂を飛車取りに打ったのを 見落としてその結果に飛車を打たれて現局面になりました。皆さんは、この局面を必敗形と見るでしょう。事実その通りで、 △7五飛〜△7四香を狙う筋や、△2五飛と回って▲2八歩を強要する手など後手は手に困らず必勝形でしょう。この現局面で、 私が手番を握っていたのが良かったかもしれません。図からは、▲3四桂△3三銀▲2二歩△7五飛と進みました。 △3三銀ではなくて、△3三歩や攻めを見せて△3三桂なら次が無くお手上げだったかもしれません。この後、△7五飛〜△7四香 の攻め筋で来ましたが、その頃にはこちらも後手玉の近くにと金を作り、いい駒が入れば詰むという状態になりました。それで、最後 は粘って逆転して、その時は再逆転なんてない局面で投了されました。 |
振り返って、全敗でもおかしくない内容でした。でも、全局を通して感じたことは沖縄に居た時よりも粘りが付いたことだろうと
思います。ただ、楽観癖は昔から消えないままで、今回の将棋を振り返ってもこの楽観癖は直らないでしょう。(笑)
でも、今回みたく糞粘りできたのは、「予選落ちなら、兄貴になんて言われるかわからない」ので頑張ったという見方もあります。
総評:今まで将棋倶楽部24で指していたのは無駄ではなかったようです。いろんなところで「ネットだけでは上達は限界がある」と言う様な 書き込みが目立ちますが、どのように指すかは個人の問題でありそれによって上達の度合いが決まってくるのではないでしょうか。 勿論、出来ることなら周りに強い人が居て感想戦で教えてくれるなら、この方が上達速度としては早いと思いますがね。今回の経験で、 自分も上達していると実感できて嬉しかったです。