場所:東風荘第一上級ランキング卓

東3局0本場
東家 26,800
南家 30,400
西家 29,200
北家 21,600(Schwarzmehr)
 

まず全体図をご覧いただきたい(→全体図4 他家の牌は伏せてあります。)。私はこの4索ツモの後,ある牌を切っていつものようにナサケナイ放銃をするわけですが,一体その牌は何でしょうか?


5巡目,西家の切った5索を親がポン。

東家ポン ドラ

お気づきのように,チートイドラドラのイーシャンテンからわざわざ鳴いてリャンシャンテンに戻している。よほど七対子が嫌いなのか,それともそれまで余りにもツいてなくて流れを変えたいとでも思ったのであろうか。
 

すると同巡,南家が東をツモ切ってリーチを掛けてきた。

南家捨牌リーチ
 

親は当然この東をポン。さすがに対々は諦めて4筒を切り,再びイーシャンテンとした。

東家 ポンポン ドラ
 

6巡後,残り牌27枚でSchwarzmehrの手牌は次の通り。

北家  ツモドラ
 

5筒は直前に上家が切っているので,ベタオリならひとまずこれでいいはずである(実際には親にテンパイをプレゼントしてしまう牌であるが)。また8万はスジである。しかしSchwarzmehrが切った牌は,5索の壁を盲信しての7索切りであった。5筒を打つとベタオリになってしまうから嫌だ,1万はまだ切れない,8万はスジであるが,ドラをツモって来たときに必要となるなどと考えたのであろうか。その点,7索はいまツモってきた4索と入れ替えるだけであり,5索の壁でノーチャンスである。しかしこれは南家には通らなかった。

南家  ロンドラ
 

手牌だけ見れば,実にもったいないように思われるかもしれない。6万をつもれば2飜アップ,5索をツモってのピンフもある。しかし南家は親が5索をポンしたのを見て,即ツモ切りリーチを掛けてきた。5索がポンされたことにより,ピンフへの手変わりが困難になったと判断したことによるツモ切りリーチではあるが,5索の壁に頼って打ってくるのを期待していた部分もあろう。それにまんまとはまった私に,東家のリャンシャンテン戻しの鳴きについてあれこれ言う資格などない。

 
mjscore.txt形式の牌譜

この放銃が悔しかった私は,ツモ切りリーチについて牌譜を少し調べてみることにした。その報告が「彼(彼女)はなぜツモ切りリーチを掛けたのか?」である。あわせてご笑覧いただければ幸いである。

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