特に言う事は無いのですが、あえていうなら今日新迎会行ってきました。大学のサークルの。





情報科学研究部って名前のPC系小規模サークルで、人数はワタシを含め7人。



そんでまた、私がいきなり副会長なんぞを、なんとなくやってるわけですが。まあそんなサークルです(謎





でまあ、結局私含め5人で二宮の海岸でバーベキュー食ってきました。







で、そのまま何事も無く無事終了。するはずだったのですが、一握りの強烈な不安が頭に残ってやみません。





それは、一枚のポテトチップから始まりました。










帰りの車内(部員の車で行き来していた)、買っておいた外国産ポテチをつまんだ先輩が、微妙な味だと言って俺によこしてきた。




いや、これは興味半分で食うべきではない。そう、食うべきではないのだ。危険は極力避けるべきである。




しかし、自分は唯一無二の新入生。それに、すでにスーサイド・ムードメーカーとしての自負を負ってしまった俺は、ここで食わないわけにもいかない。




だから、一つだけ、見る限り一番小さいのを選んで口に運んだ。






口いっぱいに広がるフォーリン・メイドのオニオンサワークリームのかほり。



うむ。なんともいえぬ微妙なクリーミーさ。




例えるなら、雲ひとつ無い空をペンギンが飛んでいるところを見てしまったような気分。









いや、いまのは全然クリーミーじゃないね。俺ならびびる。普通びびると思う。







さて、改めて例えなおすと、牛乳を麦茶で割ったようなミルク感のような。そう。牛乳麦茶のクリーム感だ。




まるで草原を早馬が駆け抜けるかのような麦茶の清涼感と、牛の白濁とした汁のディープな口当たりを足して2で割った感じ。











まあ冗談はこれくらいにしまして、とにかくきわどいまずさだったのですよ。うまさじゃなくて、まずさ。





しかしね、こんなことをスーサイド・ダイアリー唯一の弾丸として発射するほど俺は落ちちゃいないんですよ。













そう。問題は味じゃない。味じゃなくて、原材料。




けっこう昔から囁かれている「遺伝子組み替え野菜」の問題については、皆様もごぞんじでしょう。





人体にどんな悪影響を及ぼすかも分かっていない、いわば不発弾のような危険な存在。








そりゃあアメリカのどこかでは、遺伝子をいじられた蜘蛛に刺されて「手首から糸が出る」ようになっちゃった人もいるくらいだから、仮に俺が遺伝子をいじられた野菜を食って「手首からツルやら青汁やらが出る」ようになっても、誰も文句は言わないだろう。そして野菜のコスプレをして世界を危機から救うのだ。








すばらしい。






そう考えると、いつぞやの話題になった「だんご3兄弟」も、哀れ遺伝子組み替え大豆を食ったばかりに一族総出でダンゴになっちまったという可能性も、ありな気がしてくる。








話が少々ずれたが、そんな不安と夢を一身に浴びてなおゆるぎない「遺伝子組み替え野菜」は、口にしない方が安定した生活を送れることに間違い無いのだ。











だが、気付くのが少々遅すぎたようだ。



あまりの微妙な味に不安を覚えた先輩は、原材料名の日本語訳に目を通す。






その後何か言ったが、自分で目視した衝撃が大きすぎて、一文字のこらず吹き飛んでしまった。





「馬鈴薯(遺伝子組み替え不分別)」









……。







はぃぃぃ!?!?!?





ちょっとまてよ、不分別ってのは「分別してませんよ」って言っているわけで、向こうの都合から考えるとその言葉は「遺伝子組み替えジャガイモ100%使用」と訳すのが適切だと思われる。








つまり、今日から俺はスパイダーマンになるのだ。









違う。









現実的に考えてみよう。もう少しありうる可能性の大きい話になると、狂牛病が思い浮かぶ。





原因不明の変異たんぱく質によって間接的に脳を破壊する、恐ろしい病気。





この、「変異たんぱく質」ってのがミソだ。







「遺伝子をいじった食べ物」と「変異たんぱく質」ってなんだか、すげー関係ありそうな感じがするだろう?そりゃそうさ、遺伝子をいじるってのは、遺伝子を変異させてるって事だからな。




まあこうなると「スパイダーマン」の話がふつふつと浮かんできてやまないが、現実はもっと厳しいだろう。






つまり、こう言いたいのだ。


野菜で狂牛病のようなものになる可能性があるんじゃないか?と。







たまらんよ。たかが野菜ごときに脳みそを蝕まれるのは。





脳みそ中に遺伝子組み替え野菜のたんぱくしつやらなにやらがはびこり、脳みそをスカスカにして、バカになって死ぬ。





耐えがたい屈辱だ。






死の恐怖よりもそちらが心配である。



表面的、事実的に並べ立てれば「恐ろしい大問題の事件」となるだろうが、どうしても野菜に殺されるとしか頭でつながらなくなった俺にとっては、「あほらしいやってらんないマヌケな出来事」となってしまう。






まあそんな不安がよぎってやまない訳だが、実際皆さんはどうだろう?気付かないうちに遺伝子組み替え野菜を食ったりしてはいないだろうか?





まあ気をつけることです。俺が死んだら骨は拾ってください。笑わないで下さい。









あ、でも一個安心のタネが出来ましたよ。





一緒に食った先輩たちも、一緒にお笑いのタネです。








旅は道連れ……ですか。いい言葉ですね。



やっぱりみなさんもこの日記を見なかったことにして、安心して遺伝子組み替え野菜を積極的に食べていって欲しいものです。





何かあったとき、骨だけはひろって上げますから。

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