予告ありませんが、今日は夏コミ行ってきました。

※夏コミ:夏にあるコミックマーケット(同人誌売る会)の略称



例のごとく疲労によりぶっ倒れてるので、実際に書いてるのは後日――16日でございます。






さてさて、今回は3回目のコミケにして3回目の夏コミ。冬はなぜか体調不良起こしたりしていけなくなってしまうのです〜。呪われてるのですかね?



まぁそれはそれで。また例のごとくこの文はいつもより少し長くなってしまうであろうことをお断りしておきます(とはいっても、一時間に15ページしか文を読めない私のような人以外には、たいした問題では無いのでしょうが)。





話、始めます。









夏コミ3日目を明日に控えた前日、俺には事前情報として、これから雨になるであろうことを耳にしていた。



それからもう一つ言っておくと、徹夜に備えて今まで狂っていた夜型を利用しようと、さらに前日、午前8時(朝の8時)に睡眠を開始していた(つまり眠くなるのを朝にずらして、徹夜に耐えようという考えである)。



で、起きたのが午前6時ちょいまえで、友人Nと連絡したら「並ぶのは7時からやるよ」ということなんでとっとと準備(この間に親に連絡し、雨であることを知った)。暇があるというので、かばんに詰め込めるだけ小説を詰め込んで出かけた。


この時俺は傘を含めたあらゆるものを忘れ、これが後に悲惨な自体を巻き起こす羽目になる。







さて、コミケ会場到着。すこし迷いつつもいつもと違う集合場所にて、友人を見つける(いつもは駐車場だが、今回は海沿いの奥まったところだった)。


この時の時刻は7時を少し過ぎたあたりだったが、さほど問題でもなかったようだ。というか問題がまったくないことにすぐ気付くことになる。




一通りNと会話を交わした後、暇になったので小説の出番! と思いきや、暗すぎてとても読めない。Nは電気スタンドを出してくれたので、彼が使ってる間だけ横で読むことにしたが、それでもすごく読みづらかったのですぐに諦めて暇を受け入れる(ちなみに電気スタンドはすぐに電池切れとなる)。




それにしても常になにか考える事が好きな俺は、「暇」というモノを最も恐れている。暗闇で何か読むということは出来ないし、普段あまり接しないNとは、PCとコミケ話くらいしかすることがない(ずいぶん深いな)。


(予断だが、世間一般ではPC知識のあるほうとカテゴライズされる俺だが、Nはそんなもんをとうに上回っている人間だ。世界は広い)




時刻は9時近くなりだして、そろそろ暇すぎて発狂しそうになったころ、買い物に行くという案を生み出した。Nに頼まれたので電池も買ってくることにする。


このころ予約番号によって順番待ちしていた集団の、番号600くらいまで進んでいたのだが、実はここらへんから進むのが早くなるらしかった。





で、混んでるからと遠回りする道(コンビにのあるビッグサイトに行く道は、四角くそれを囲むようになっている。遠回りとはそういうこと)を選んで買い物のしに歩いてた時、番号がいきなり「900」番台まで進んでいることをNから連絡される。ダッシュでコンビニに向かう。



心臓に少しの痛みを覚えながらも無事到着。ここで1000番台が呼ばれ始めた事を聞き戦慄が走る。とっとと買い物をする。



列にならびレジが近づいてきたとき、ふと電池のことを思い出すが、列を抜けるわけにはいかない。なんてこった、頼まれもん忘れちまったよ。




とりあえず買い物終了。そしてダッシュ。50Mは6秒台で走れるのに1500Mは8分(50Mにして16秒)かかる俺には、いささかつらすぎる道のりだ。



心臓を破壊寸前に追い詰めただけあって、なんとか移動中の列の中にNを発見することが出来た。良かった。




それから駐車場(いつもの集合場所だ)に移動する。4列に並んで移動するのだが、Nは前の列の左はじ、俺は後ろの右はじに位置されてしまう。


このときに隣の人に頼んでNの真後ろに行かなかったことを、後に後悔することになる(後に後悔しすぎだろ俺)。





途中、4列に整理されたクセに後ろからどんどん前に横入りしてくる汗臭いデブに沸く殺人衝動に耐えつつ、なんとか並ぶ。






ところが、気付くとそうとうNと離れてしまっていたようだ。連絡があり、合図してもらうと、けっこう前のほうに友人がいることに気付かされる。



それから友人言う。来い。







んなむちゃな。








一列4人に収められている列に入れば明らかにわかる。それを周りの人間が許すだろうか。ふと横入りしていったデブに対する殺人衝動を思い浮かべる。あれがきっと自分自身に向くのだろう。



冷や汗たらしながら拒否しようとするが、むちゃくちゃなのがNのいいところ。聞く耳もたん。



隣の列の列(つまり折り返してきた行列が並ぶ列だ)が新しく並ぼうとしているので、移動困難になる前に断腸の思いで列を飛び出す。



それから一瞬友人見失い、そしてなんとか見つけて列に入る。果たして周りの人たちに申し訳なさ過ぎて死にそうだった。




それからまた2時に移動があるらしい。そうすりゃなんとか自分のマナー違反も誤魔化せるかなと思っていたが、所々切られた列のほぼ最前列に近い場所だったので、明らかに俺が浮くことになる。




冷や汗で脱水症状になるんじゃないかという不安に苛まれながらも、とりあえずトイレに行くという脱出手段を思いつき、脱出することにする。




トイレの帰り、自分の場所を見失う。連絡もつかない。しかたないので買い物に行くことにする。





時刻は午前4時を回っていたか、行き途中に雨が降り出してきた。コンビニには傘が置いてあり、ごみ袋もあったが、にふと雨のことを思い出し傘を買ったりごみ袋(じつは雨対策に使える)を買う事を考えたが、そのときの雨が酷く小ぶりだったこととNが「だいじょうぶだ」と言っていたことが重なり、結果傘とごみ袋は買わなかった。


これが最大の後悔を作り出すことになることは、言うまでもないだろう。






それからなんとか連絡がつき、到着。雨が強くなってきたことにおびえる二人。




とりあえず友人はXXX(トリプルエックス)サイズのゲーム関連グッズのデカシャツを着込んで寝転び、俺はタオルを顔と体にかけて寝転んだ。



このまま寝ると多分窒息するので、顔からタオルを叩き落して起き上がった。






いよいよ雨は大ぶり。っつーかなんだ。このままじゃマジでやばいぞ。




ここで何を思ったのかN、荷物にデカシャツをかけてどこかへ去ってしまう。どこ行くんだおまえ。まさか俺を場所とりとして置き去りにしたまま、どこかで雨宿りでもする気じゃないだろうな。



疑問を声にする前に、友人は視界から消えてしまった。もう少しで5時になるだろうか。いまだに大雨にうたれっぱなしだ。




苦肉の策として頭にタオルをのせ、立ち上がり、ぬれる面積を最小にしてみる。だがすぐに背中を打ち付けるどしゃぶり(この雨が超痛いんだ)になったので、色々生き残る手段を考えさせられる。





ここらへんから生命の危機を感じさせられ、足は震えてきた。もちろん全身びしょぬれ。




股間は排出物ではない液体によりしたたかにぬれそぼり……と思わず官能小説じみたセリフを考えてしまうほどに頭もおかしくなってくる。嘘です。




6時くらいか。時刻の記憶はあいまいだが、Nが帰ってきた。どうやら傘かごみ袋を買いに行ってたらしいが、売り切れだったらしい。それにしても遅いなおまえ。




それからは二人で滝の雨に打たれることになる。Nは何をトチ狂ったのか、防水加工の四角い紙袋をかぶってファウストごっこを始めた。俺はつっこんだが、それでもやめることはしないNは、後になって周囲の人物たちにもファウストがいるぞ。とネタにされることになる。






俺はというと相変わらずタオルを頭に載せて立ち尽くしていた。もうどうにでもなれ。とりあえずぬれたシャツが背中にひっつくと、風が吹いたときリアルに生命の危機を思わせるので、ひっぱって背中との空洞を作る。


この経験で気付いたのだが、体を保温するには本当に、あたためられた空気を逃さないことが大切だ。魔法瓶の偽者(ただの二重構造)でも長時間保温できるのは、この原理を利用してるからだろう。布団があたたかいのも同じ理屈だ。


ちなみにひっぱったシャツだが、尻についてるぶぶんだけが妙にぬくもりを持っていた。





それからはしゃがんだほうが暖かいことに気付き、足がしびれないようにときどきたちながら、体を丸めてそのなかに風が入り込まないようにタオルでふたをして、じっとしていた。





時刻は6時半。話すのは忘れてたが、前から来る予定だった援軍が到着。ごみ袋をいただく。着る。





える知ってるかい? ごみ袋は着るとあたたかい。





Nも着用。ごみ袋に3つ穴をあければ勇者の鎧の完成だ。

勇者の鎧:たぶん防御3、防寒10。火と酸が弱点。





それから10時になって、やっとこさ会場。やったね。



雨にただ打たれつづけて4時から6時半。ごみ袋を着て6時半から10時まで。計6時間雨に打たれた結果、なんと無事にコミケ当日を迎えることに成功した。







――そして、第66回コミックマーケット3日目が始まった。


(つづく。メシ食うから休憩 朝7時起床、現在9時20分)


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