第1話  「仮面ライダー555」

警視庁、Gトレーラー内
男性が2人、女性が1人、忙しそうにパソコンをいじっている。
 「あ〜、もう!!何でこんなに忙しいのよ!!」
リーダー格の女性、小沢澄子(おざわすみこ)が、立ち上がって言った。
 「頑張ってください、あと少しでG3が完成するんですから」
気の弱そうな男、小室(おむろ)がいう。その横で、氷川誠(ひかわまこと)が、必死にキーを打っている。
 氷川「グロンギ・・・・・」
この3人は、最近増えた「不可能犯罪」に対抗するために、G3ユニットを作ったのだった。


そのころ、街で、万引き犯を、コンビニの店長が追いかけていた。
  「待てぇっ!」
だが男は止まらない。

しばらくして、人気の少ない所で、男は止まった。
 「はあ・・・はあ・・・」
男の顔に、模様が浮かび上がる。
 「な、何だ?!」
しりもちをつく店長。
男は、グランパスオルフェノクに変化した。
 「うわあっ!!!」
オルフェノクに襲われ、灰になる店長。

そのころ、Gトレーラー
 「氷川君、未確認生命体よ!!」
 「小沢さん、ちょっと違うみたいです」
モニターを見ながら、小室が言った。
 「何でもいいわ。G3発進よ!!」
G3を、次々と装備する氷川。そして、ヘルメットをかぶり、ガードチェイサーに乗った。
  小沢「出動!!」
Gトレーラーの後部が開き、G3が発進した。

しばらくして、G3は、グランパスオルフェノクの元へ到着した。
   「GM−01、アクティブ」
銃を撃ちまくるG3。だが、オルフェノクには効いていない。
  「そんな・・・・・・」
脚がふるえるG3。そのすきに、オルフェノクの槍で攻撃された。
  「ぐあっ」
吹き飛ぶG3。オルフェノクは休む間もなく攻撃を続ける。そして、ついにオルフェノクが、G3にトドメを刺そうとした、その時
   ドガッ
突然現れたバイクが、オルフェノクを吹っ飛ばした。
 G3「?!」
バイクに乗っていた男「乾 巧(いぬい たくみ)」は、ヘルメットを取り、持っていた携帯電話を開いた。
 「オイお前、何の真似か知らないが、そこにいると邪魔だ!!」
そして巧は、ファイズフォンにコードを入力した。
 5、5、5、enter
  「standing by」
   「変身!!」
ファイズフォンを空にかざし、腰に巻いていたベルトに装着した。
  「complete」
巧の体を走る赤い光。
巧は、仮面ライダー555に姿を変えた。
 G3「何だ?!」
「やあっ、おらあっ」
オルフェノクに次々とパンチを打ち込む555。
オルフェノクがひるんだすきに、ミッションメモリーを抜いた。
  「ready」
ファイズポインターにミッションメモリーを差し込む555。そして、ファイズフォンのenterを押した。
  「exceed charge」
光が脚に集まる。
 「はあっ!!!」
555は高くジャンプし、ポインターから出た光が、オルフェノクの前にドリルを作り上げた。
  「やあ−−−−−−−−っ!!」
555のキックで、ドリルがグランパスに突き刺さった。
  「ぐあーーーーっ」
Φのマークが浮かび、灰になるグランパス。
555とG3は、しばらくお互いを見ていた・・・・・ 


つづく

次回予告
自分の無力さに悩む氷川
そして、氷川は巧の元を訪れる
さらに、新たな敵が・・・・・・・
第2話 「仮面ライダーG3」
闘いは、終わらない

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