Chapter 1

 

ライトセーバーの刃がシュッという音を立てて空を斬った。オビ=ワン・ケノービは、彼の目を覆う目隠しをとおして、その赤いきらめきを見ることができなかった。彼は正確に身をかわすときを知るためにフォースを使っていた。

相手が滅茶苦茶にくりだすライトセーバーの刃が放つ焼けるような熱が頭の上をかすめて、危うく彼を焦がすところだった。空気は稲妻のにおいがした。

「いいぞ!」部屋の端からヨーダが呼びかけた。「行け。おまえの感情を支配するのじゃ」

励ましの言葉がオビ=ワンに拍車をかけた。彼は十二歳としては背も高く、力も強かったので、戦いおいては彼の方に分があると多くの者が思っていた。

しかし力の強さや大きさには価値は無く、機敏さやスピードこそが必要だった。まだ自由に使いこなせないフォースは、彼らには何の効力も無かった。