『とあるプラモオジンのちょっと幸福な人生』

―――― それはまたしても、勘違いからはじまった ―――――

 さて、この物語もいよいよクライマックス?です。

 では、まずこれまでのあらすじから/0=バキッ・・いらんわ!どうせ、ページ稼ぎだろうが!さっさとはじめろ〜! いてて・・ばれたか(^^;)

 模型誌を読み漁り、プラモを含め買い漁った彼であったが、本格復帰にはまだ遠かった。

 第一、彼は「新社会人」である。「仕事」に技術系の職業を選んだ彼の「日常」はもちろん甘くはない。いや、厳しかった。(まっ、当然だな)

 朝7時出勤、帰宅は午前2時と言った日が「普通」であった。時には朝5時から午前3時と言う仕事も…(人気タレント並の殺人スケジュールだぜ!:たとえが、美しすぎる…^^;)しかし、今だから話せるが、この時彼はまじめに「労働基準局に訴えてやる。」と思っていたらしい。こんな状態でも、現場や外出があると、日当と称し1500円が支払われるだけで、残業は全てカット。だまされてるよなぁ〜完全に。(T0T:爆泣!)こんな日常を繰り返していた彼に、与えられる自由な時間は僅かである。

 しかも、プラモ以外に大きなイベントが…「結婚」である。(出来ちゃったではないよ、彼の名誉?のため)そして、当時彼の職場で「結納」の前日に交された会話は余りにも有名なエピソードである。(誰も知る訳ないよな^^;)ご存じない方のために(だから、知らないって)、その会話を簡単に紹介しておこう。(聞きたくないって?ここだけが面白いかも…^^;)

上 司: 「明日(日曜日、もちろんお休みの日)、出勤しなさい。」

  : 「えっ!事前に(2ヶ月も前から、日曜だけど念のために)報告してましたが、明日は私たちの結納がありますので。」

上 司: 「誰かに(結納を)替わってもらえないか?」

  : 「………」(非常識にもほどがある。マジで殴ってやろうか!:激怒)

彼は、やっとの思いで口を開いた。

  : 「申し訳ありませんが、(言うまでもなく、心にもない言葉^0^)明日だけは、なんと言われても出社できません。」

上 司: 「…そうか」(彼談:あったり前田のクラッカーだろう!古うぅ〜)

 こうした小さな事件が(小さくないって^^;)積み重なり、数年後彼はこの会社を去ることとなる。(まあ、当然だけど)めでたし、めでたし………完…じゃないや!話がそれちゃった。

 そうそう、「結婚の話」ね!ここも次のねたに置いとこう。知らないうちに、全部捨てられてしまった航空機雑誌のこと(がーん)。シンナー好き?の「嫁はん」を探すはずの野望が破れ、相手は1km先のシンナーを嗅ぎつける女性(男でなくて良かった^^;)だった事(野望叶わず!)。出産時の「嫁さんの実家帰り事件」などなど…まぁ、恐るべき「嫁はんパワー」は、誰でも経験済み?でしょうが(みかのさんは除くこと:^^;)

 で、まあ彼は、細々ながら作ることはやってたのね。子供が小学校にあがってやっと「自分の時間」が少しながら持てるまで。余談ですが(こればっかし?)、いやぁ、実際子供が小さいと、「ピトー管」飲み込んだらどうしよう?とか、シンナー口にしたらどうしようとか、いろいろ思い悩んだのですよ、彼も。そんな事があったら、プラモが作れなくなるでしょう?(←おい!そういう心配の仕方か?)

 でもね、彼は天才じゃないから、練習(とにかく作ることの)時間が少ないので、一向に上手くなってなかったのよ。少し時間的に余裕?の出来た彼には、40歳の足音がひたひたと忍び寄って来ていた。40歳のリ・ビギナーじゃね、さすがに昔のプライド?を捨てきれなかった…彼としては。

 今度は、とにかくいろんな方法で、たくさん作ることを目標にした。いわゆる本来的な「リハビリ」である。そして、彼はまた、打ちのめされた…

 はじめに作ったF−16やT−38とリハビリ中期のはずの完成品が、並べてみると「変わらない」のだ。リハビリ中期で多少の手は入れているし、製作時間は何倍もかかっている。ああ、それなのに、それなのに…「変わらない」のである。

 そして、ついに、彼を救うものが現れた…「飛行機のハセガワ」(←この際、異議は認めましぇん^0^)である。飛行機のハセガワは、「PPC」から「JMC」へと形を変え、コンテストを実施していたのだ!(模型誌を読み漁っていたのに、気が付いてなかったのか!^^;)

 開き直った彼は、JMCへ応募する事を思いついた。

「恥をかくなら大きな方が良い」

「それをバネに明日を目指すんだ。」

 彼は会員申し込みを済ませ、写真を送った。写真を送る事は、「チェック」であるとも知らずに…「審査」でない事も知らずに…

 彼にとっては、珍しく幸せな誤解が生じた。「予選通過」したのだから、自分が作ったものは、それほど悪くはないのだと彼は勘違いした。正確には「予選」ではなく、単なる「違反審査」だから、通過して当たり前なのに。

 しかし、この大きな勘違いが、彼に小さな勇気を与え、彼の背中を押した。「少し位、プラモの話をしても良いかも」と思えるようになった。誤解を生じたとは言え、プラモの話をしようとする「前向きな気持ち」を手に入れたことは、彼にとって大きな財産であった。(大げさでなく、本当に。)

 そう、彼はネットの世界にもぐりこんだ(殴りこんだ?)。「う流星改?」と言う名で。

 でもよぅ、「う流星改?」、「うるさいですか?」と人に聞く前に、自分の言動を考えて、自重しろよな!もう、若くないんだし…^^;

 それから、作るだけ…って言い訳せずにマトモに作れっちゅうの!もう作るだけのリハビリは終わったんじゃないのか?1/144で逃げ込まずに、きちんと考証して作るものがあっていいのじゃないか?全部そうなる必要はないけれどね。

今回は本当に   「完」

 ここまで読んで頂いた皆さん、ありがとうございました。好評だったら、番外編もあります。(もう、いいって^^;)いや、本文中にあるように、ねたはまだ残してありますから。(忘れないように、ネタを書き込んだくせに・・^^;)

 

「謝辞」および「あとがき」のようなもの

「う流星改?」がこれまでお世話になった人たちへ

 本当にありがとうございます。ネットで出会った方たちは、皆さん優しく接し、励ましてくださいました。特に各サイトの「管理人」さん、中でも「みかののダンナ」さん。これからも、どうぞうちの「兄貴」をよろしく御願いします。m(_)m

「ALM」こと「う流星改?」の弟より。


で、おしまいですので、トップページへ。