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その日、事件は起こった。 とある学校からの帰り道、なかなか来ない電車を待つ間になぜかカップリングの話で盛り上がる4人組み。 「本当にお前らのキャラは実害にあってないよなぁ」 そんな中、HさんとEさんに向かってボソリとSさんがつぶやいた。 この場合、実害とはいわゆる男×男のカップリングの被害にあっていないという意味。 Sさんは、このとき特にこの手の被害にあいまくっていた。 それに対し、Hさんの場合はどちらかというと女の子のキャラクターが多く、Eさんの場合は男の子キャラが多いものの、その天然ボケな性格からか今までカップリングの対象になりにくかった。 「でもさぁ、私実は怜のことがすっごく好きでさ、前にモーションかけたんだけど・・・『子供は好きじゃない』って断られちゃったんだぁ」 すると、そこで何の前触れもなく切ない胸のうちを告白しはじめたEさん。 それを聞いたSさんは、なにを思ったか彼女の肩にポンッと手をおいて・・・。 「大丈夫だ、パテット。そういう時は発想の転換だ。お前がレイのことを押し倒せばいい」 「・・・・・・・・・(ポンッ)」 その瞬間、Eさんの目からうろこが落ちたとか。 「大丈夫、奴は筋力ないからお前でもがんばれば押し倒せる。それに、いざとなったら精神魔法で声でなくして、魅了かけて、動けないようにすればいいんだから」 「・・・・・・・・そっかぁ」 その助言になにやら楽しげに笑うEさん。 パテレイとは、そんなこんなで始まったお話です。 |