(改)シナリオ
0.回想前
1.回想シーン(5年前)
2.回想後
3.喫茶店での報告
4.にこローンの路地を調べる
5.受付でパンフレットをもらう
6.非常階段を調べる
7.窓を調べるシーン、削除。
8.駐車場にて
9.捜査を終えて・・・
10.次回予告
0.回想前 次へ
聡)「今日も張り切ってハッキングだー」
(カタカタ、とキーボードを叩く)
聡)(パスワードは・・・これだ)
聡)(この先が問題だ・・・)
聡)(必ず証拠を掴んでやるぞ・・・お前たちの悪事、何もかも・・・)
聡)(俺たちの大事な場所を奪ったのはお前たちだな?)
聡)(後悔させてやる。あんな酷いことをしたことを・・・)
聡)(許すものか・・・)
聡)(絶対に・・・)
1.回想シーン(5年前) 次へ
(カラーンと喫茶店のドアベルの音)
香)「いらっしゃい」
聡)「香介!?」
香)「あれっ!? 聡!? ヒサぶりー」
聡)「何お前、ここでバイトしてんの!?」
香)「そーだよ。あ、何飲む?」
聡)「びびったなぁ・・・」
香)「『びびったなぁ』1つね!」
聡)「ナニっ!?」
香)「うっそっぴょーん。びびった? びびった?」
聡)「・・・ぶっ殺す!」
香)「うぎゃー! 助けて、知哉!」
知)「だからやめとけと言ったんですがね・・・」
俺は旧友との意外な再会に喜んだ。
だがそこで俺が聞かされたのは、思いも寄らない知哉の告白と
17年前の火事の真相・・・。
そして、その後にまつわる二人の長い物語だった。
知)「・・・見たんです」
聡)「・・・え?」
知)「実は僕、あの火事の時、放火犯の顔を見たんです」
聡)「・・・何だって・・・!?」
知)「あの夜・・・僕は夜中に物音で目が覚めました」
知)「ドサ、とダンボールを落としたような奇妙な物音をね・・・」
知)「月の綺麗な夜でした。そんな日は窓を少し開けて寝るんです。月の光がよく入ってくるような気がして・・・」
知)「だから外の音もよく聞こえたんです。その物音はどうやら外から聞こえたようでした」
知)「窓に近寄って見ると、怪しい男が一人、孤児院から出てくるところでした。手に大きなダンボールを抱えて」
知)「もう一人はそのダンボールを車に積んでいました」
知)「二人組の泥棒だと思った僕は、園長先生を起こしてこようと思いました」
知)「その時です」
知)「一人がこっちに向かってきました。僕は見つかったんじゃないかと思って慌てて隠れました」
知)「でも違った・・・。男は僕を狙ってたんじゃなかった」
知)「男の狙いは、この孤児院そのものだったんです」
知)「男はガソリンをもって孤児院の中に入ってきました。1Fを燃やして、誰も出られないようにするためだったのでしょう」
知)「でも僕はガソリンを持った男が僕のいる部屋まで上がってくるかもしれないと思って、怖くて身動きすら出来なかった・・・」
知)「そのうちに火が上がってきたんです・・・」
聡)「おまえ! 見てたんなら、どうしてそう証言しなかったんだよ!」
知)「しましたよ! でも子供の言うことだからって、まともに取り合ってもらえなかったんです・・・!」
聡)「・・・」
知)「それに僕は園長先生を呼びに行く途中で煙に包まれて・・・気づいたら事件からもう何日も経った病院のベッドの上で目が覚めたんです」
知)「園長先生が死んだと知った時・・・僕は・・・」
香)「・・・」
香)「知哉はずっと苦しんでたんだよ、聡・・・」
聡)「・・・」
聡)「・・・そうか」
聡)「・・・ごめんな、知哉。つい興奮しちまってさ・・・」
知)「いえ、いいんです・・・」
知)「・・・」
知)「僕はガソリンを持った犯人の顔を一日たりとも忘れることは出来ませんでした」
知)「もう一人の車に残った男の顔は暗かったのでよく分かりません」
知)「でも、炎が上がった一瞬、頬に傷のようなものがパッと浮かび上がったような気がしました」
知)「それで僕は暴力団を連想して、変装のうまい香介を仲間に誘って地道に捜査をしてきたんです」
知)「といっても、こうして暴力団の事務所に近いところの喫茶店や飲み屋に潜入して働きながら情報を収集するだけでしたけどね・・・」
(知哉の絵)
当時知哉は図書館司書を目指す大学生だった。
図書館に勤める傍らで古記事を採集し、当時の事件記録から関係者をもっと探り出すためだった。
(香介の絵)
香介は当時からフリーターとして知哉が怪しいとあたりをつけた関係者の近くの喫茶店に潜入し、情報を収集していた。
でもそれだけでは決定的な証拠を掴むことが出来ない。
香)「聡、お前も仲間になれよ。お前、コンピュータとか得意なんだろ? お前の力が必要なんだよ」
知)「無理にとは言いません・・・。これは犯罪なのですから」
聡)「香介・・・。知哉・・・」
聡)(二人とも、やっぱり忘れられなかったんだな・・・)
聡)(あの紅い蜃気楼の悪夢を・・・)
聡)(俺だって・・・1日たりとも忘れはしなかった)
聡)(親に捨てられた俺たちが唯一愛した場所・・・愛した人たちを、)
聡)(あんなに簡単に奪っていった奴を見つけて復讐したいと・・・思わない日はなかったんだ・・・)
聡)(・・・園長先生・・・)
聡)「・・・」
聡)「・・・・・・」
聡)「よし。分かった」
聡)「やろう、皆で。三人で、あいつらに復讐しよう!」
香)「おおー!」
知)「ありがとう・・・聡」
2.回想後 次へ
俺はその後システム・エンジニアとして表向きは警備会社の防犯ソフトを作りながら、
高度な防犯機能を欲しがっているヤバそうな連中―――裏ではヤクザをしているような金融業者―――などにそのソフトを売りつけた。
ハッキング・プログラムというおまけつきの。
横のつながりで、そういう関係者にはちょっと知られた立場にいる今の俺。
ぷロジェクリーダーという立場を利用し、最後にちょこっとそんな仕掛けを付け足してやったのだ。
おかげで今の俺はクリック一つで見たいときに見たい会社の情報が見られるような状態だ。
知哉の推測によると、放火の実行犯は俺の取引先のどこかにいるらしい。
17年も前だから、名前も姿もまるっきり変わっていてなかなか特定できない。
時効ももう過ぎてしまった。
だが、最近になってようやく、有力な情報が舞い込んできた。
あの放火事件の時知哉が目撃したという男によく似た男が、最近ある会社の社長席についていたことが分かったのだ。
聡)(見てろよ。今に・・・)
聡)(今にお前たちを、破滅させてやる!)
聡)(殺したりはしない。でも、)
聡)(お前らが人を殺してまで守ってきたものの全てを、俺たちが暴いてやる!)
聡)(それが俺たちの復讐だ!)
『白銀にこにこローン』別名、白銀会。
聡)(最近急成長してきたローン会社だ。この不景気に羽振りが良すぎる)
聡)(ここにあの時の犯人が社長として居座っている・・・)
聡)「・・・」
聡)(ひょっとして、あの事件、何か裏があったのかもしれないな)
聡)(例えばこの男たちは何者かに園長殺しを依頼され、その代償として多額の金を受け取った・・・。その金で今の会社を建てた・・・とかな)
聡)(もしも黒幕がいるなら、そいつもきっと暴いてやるぞ!)
ただ、一つだけ問題がある。
聡)(潜っているのがトラブルメーカーの嵐 香介その人だ・・・ということだ・・・)
聡)(・・・大丈夫かな・・・香介)
聡)「・・・」
聡)「・・・・・・」
聡)「・・・・・・・・・」
聡)(・・・やべえ、めちゃくちゃ心配になってきた・・・)
3.喫茶店での報告 次へ
《有力な情報はA男の松崎の話、とする》
香)「ただいまー」
聡)「おかえりー」
知)「お疲れさま。何か分かりましたか?」
《上の情報を得られずに戻ってきた場合は以下》
香)「ううん。特に有力な情報はなかったよ」
《松崎の話を入手していた場合》
香)「にこにこローンで怪しい動きをしてる人がいるらしいよ」
香)「名前はたしか・・・『松崎』とかって言ってた」
聡)「そうか・・・。こうなったら、直接にこにこローンに潜入取材してくるか」
聡)「ビルの中も詳しく知っておきたいしな」
香)「そうだな! そうしよーぜ!」
知)「では香介お得意の変装で、いつものようにお願いしますよ」
香)「えー。たまには知哉が行きなよ」
香)「女装でもしてさ。プクッ」
知)「なんで僕が! しかも女装!」
香)「いーじゃんいーじゃん。変装しなくても行けるって」
香)「ぎゃははははw」
知)「イヤです! 絶対そんなことしませんからね!」
聡) A:「いいじゃないか。面白いから知哉が行けよ」
B:「やっぱり変装の達人、香介が行くべきだな」
C:「俺が変わりに女装して行こうか?」
Aの場合 香)「おおー! マジで!?」
知)「却下!!」
聡)「ばーか。冗談だよ」
知)「・・・笑えませんね」
Bの場合 香)「あーあ。つまんないの」
知)「当然です」
聡)「ま、そういうことだ。知哉の女装も捨てがたいけどな」
知)「聡!」
聡&香介)「あはははは!」
Cの場合 香&知)「!・・・」
香)「そ・・・それはちょっと・・・」
知)「すぐにばれますよ・・・」
香)「てゆーか、見たくねえ!」
知)「夢に出てきそうで怖いですね・・・」
聡)「冗談に決まってるだろ! マジに引くなー!!」
聡)「さてと、冗談はここまでにして・・・」
聡)「やっぱり香介だけだと不安だから知哉も行ってくれ」
聡)「今日の聞き込みで香介の面が割れてるかもしれないしな」
知)「分かりました」
香)「足をひっぱんなよ?」
知)「・・・。」
4.にこローンの路地を調べる 次へ
《B−b 路地の場合》
知)(裏に回る路地があるようですね)
知)(隣のビルとの間は4mほど・・・)
知)(隣のビルは建設途中です。ロープを使えば飛び移れるかも)
《もう一度路地を調べるにすると、以下》
知)(・・・おや?)
知)(あれは非常階段ですか・・・)
知)(とすると、もしかして・・・)
路地に入ってみる?
YES
NO
《YESの場合》
知)(けっこう余裕がありますね、この路地・・・道も舗装されてるし)
知)(あ、やっぱりドアがある!)
知)(これは従業員用の通用口ですね。非常階段があるから非常口もあると思ったんですよ)
知)(これで侵入経路候補が増えましたね)
《NOの場合》
知)(いや、やっぱりやめておきましょう)
知)(せっかくの変装が汚れるといけませんからね)
《路地3回目は1回目のセリフを繰り返し、4回目は2回目を。》
5.受付でパンフレットをもらう 次へ
知)(受付にパンフレットがあります)
知)(どれどれ、就業時間は・・・18時か)
知)(・・・普通の会社のようですね。・・・表向きは)
6.非常階段を調べる 次へ
知)(非常階段があります)
知)(おやおや、でも誰も使ってないようですね。荷物が1Fと2Fの間の踊り場にどっさり・・・)
知)(これでは侵入や逃走の時に邪魔になってしまいますね・・・)
知)(無理やり通ろうと思えば通れないこともなさそうですが)
7.窓を調べるシーン、削除。 次へ
《松崎の話を聞いたあと、選択が出て他の階へ行くを選ぶと二人はエレベーター前まで進む。》
香)「あ、あそこにエレベーターがあるぞ! 乗ろうぜ」
知)「あ、ちょっと待ってください」
知)(やっぱりここにも監視カメラが・・・)
知)(ん? これは・・・)
香)「どうした、知哉?」
知)「見てください。エレベーターの壁にこのビルの案内板が貼ってありますよ」
案内板ゲット。の音楽
知)「これを見れば何階に何の部署があるか分かりますね」
《以降、自由に行動。窓を調べるシーンはカット》
8.駐車場にて 次へ
《1.喫茶店で男の電話を聞いていない、または給湯室で噂話を聞いてないパターン》
知)「ここが駐車場ですね」
知)(高価そうな車ばかり・・・。ここは社員の中でも上層部が使用しているようですね)
香)「・・・あ!」
知)「どうしました?」
香)「ガムふんじった・・・」
知)「・・・。」
(他の階の表示。2回目以降も繰り返し)
《2.喫茶店で男の電話を聞いてあり、秘書に会う前に駐車場に来たパターン》
知)「ここが駐車場ですね」
知)(高価そうな車ばかり・・・。ここは社員の中でも上層部が使用しているようですね)
香)「・・・あ!」
知)「どうしました?」
香)「あいつ、あの黒い服の男、どっかで見たことある・・・」
知)「・・・」
どうする?
・近づいてみる
・様子を見る
《近づいてみる場合》
知)(どこかに電話しているようですね・・・)
香)「あ!」
知)「シーッ、静かに・・・!」
男)「俺だ。ああ、そうだ・・・」
男)「どうやらそっちにネズミが紛れ込んでるようだぜ。気をつけろ」
知)(ネズミ・・・?)
男)「例のブツの隠し場所、変えた方が良さそうだな」
知)(例のブツ・・・?)
香)「知哉、思い出した! あいつ、喫茶店にいたヤツだよ!」
香)「金庫の鍵がどうとか言ってた・・・」
知)「本当ですか?」
香)「うん! あの頬の傷、間違いない!」
香)「金庫ってやっぱりここの金庫なんだ!」
知)(ということは、例のブツというのは僕らが狙っている政治家との取引の証拠・・・?)
知)(それが金庫にあるというんでしょうか・・・)
知)(待ってくださいよ。それじゃあ、ネズミってまさか・・・)
男)「鍵を変えたのに慎重すぎるって? 確かにおまえの言う通りかもな・・・」
男)「だが念には念を入れさせてもらう。今夜0時、金庫を開けておけ」
男)「分かったな松崎・・」
知)「!」
香)「知哉・・・今、松崎って・・・」
知)「なるほど・・・やっぱり松崎さんが例のブツの金庫番をしているというのは間違いないようですね・・・」
知)(今夜0時に金庫の中のものが持ち出されてしまう・・・)
知)(どうする?)
・0時前に忍び込んで、ブツを奪う!
・とりあえず捜査を続ける
(ブツを奪うを選ぶとBADENDへ。とりあえず捜査を続けるにすると、他の階の表示)
《様子を見る場合》
知)(どこかに電話しているようですね・・・)
香)「ここからじゃよく聞き取れないよなー。よーし、近づいて・・・」
空き缶の音。
男)「誰だ!」
香)「やべっ!」
知)「に、逃げましょう!」
逃げる音。
香)「はー、はー、びっくりしたー」
知)「寿命が縮みましたよ」
香)「あっ! そうか、思い出した!」
香)「あいつ、喫茶店にいたヤツだよ! 金庫の鍵がどうとか言ってた・・・」
香)「金庫って、やっぱここの金庫なんじゃないかな?」
知)「何ですって?」
香)「あいつ、何者なんだろう・・・」
知)「しかし、これでこの会社の金庫に何かが隠されていることがはっきりしましたね・・・」
(他の階の表示。二回目以降は以下)
《駐車場2回目》
香)「あれ? いない・・・」
知)「どこかへ行ってしまったようですね。仕方ない、戻りましょう」
(他の階の選択)
《3.喫茶店で男の電話を聞いてあり、秘書に会ってから駐車場に来たパターン》
(2のパターンとほぼ同じ。ただし、以下の選択肢が増える)
知)(今夜0時に金庫の中のものが持ち出されてしまう・・・)
知)(どうする?)
・0時前に忍び込んで、ブツを奪う!
・今夜は秘書のおねーさんに付き合わなくては・・・
・とりあえず捜査を続ける
(秘書のおねーさんを選ぶと、秘書の絵が出てくる)
知)(・・・はっ、いけない・・・。こんな時に何を考えているんでしょうか・・・)
知)(とりあえず、捜査に戻りましょう)
(他の階の選択)
9.捜査を終えて・・・ 次へ
《捜査を終わらせる条件は、非常階段、隣のビル、従業員用通用口、管理室で聞ける監視カメラの話の4つ(?)》
《4つの条件がすべてそろうと、どの階に居ても帰ることが出来るようになる(?)》
香)「これでこのビルの大体の構造と管理状態はつかめたな」
香)「帰るか」
はい
いいえ
《はいにすると、三人の部屋へ。いいえにすると他の階の選択》
10.次回予告
とうとうにこにこローンに侵入した俺たち!
迫り来る罠! 難解なパスワード!
その時、最大の敵が俺たちの前に姿を現した・・・。
次回、ファイナルミッション! 俺たちに明日はない! 〜うっふん大作戦!〜
次回も見なくちゃ、火星に代わってせっかんよ!
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