第二回
サーフェイサー考
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さて、GK製作において重要な下地処理としてサーフェイサー作業があります。 その効果を簡単にあげると、 1.細かいキズを埋める。 2.処理し忘れの箇所を発見する。 3.塗装のノリを良くする。または、塗装前に表面の色を均一にする。 といったものがあげられます。 1〜2まではともかくとして3については最近は決して重要ではなくなっています。いわゆるサフレス塗装の台頭がそうであって、一旦グレー、またはホワイト地を作るにしても、厚塗りの原因にもなってしまう場合があるため、キャスト地を生かしたサフレス塗装が注目されるようになってきました。 ところでJANIGANのサフに対する考え方は第一回において少し触れましたが、基本的には1と3に多少の効果を期待しているのみで、あまりサフ信仰みたいなものは持っていません。どちらかといえば塗装前にかける保険みたいな感じで行っています。特に2に対しては後戻りしない性格のため殆ど考えていないのが実情です。 とはいってもケースバイケース。今回からはサフ吹きにおける様々な効果や考え方を簡単に紹介していきます。
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其の一
サフ吹き基本編
グレーサフを使った極々基本のサフ吹き
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1.グレーサフ吹き 一通り処理の終えたパーツにサフを吹き付けます。使用しているのはグンゼのサフ1200番。吹き付け方法については第一回で紹介したように、軽く小刻みにシュッシュッと吹き付けます。ところで、ここではスプレー缶を使っている為、厚吹きについては細心の注意をしています。この作業をエアブラシで行う場合もあります(これについては次回以降応用編で紹介します。)。全体に均一に吹き付けるまで繰り返して行いましょう。 |
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2.キズチェック、ヤスリがけ サフが乾いたら全体を見回して、キズや処理し残しが無いかチェックします。特に細かい気泡、いわゆる微気泡の発見はここで入念にチェックします。サフの泡立っている部分があれば、要注意。その他、吹きムラ等あればここで処理します。既にサフ前工程において、ある程度下地処理してあれば全体にわたる事はありませんが、気になる箇所を重点的にヤスリがけしておきます。また、ここで生じたヤスリかすは払わずにおいて、キズ埋めのパテ代わりにすると良いでしょう。 |
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3.キズ埋め いろいろ見ているうちに本パーツにはかなりの微気泡が生じている事が分かり、これを埋める処理をします。ここで、ビン入りサーフェイサーを使用します。ここには、グンゼの1000番を使用。底に沈んでいるパテ成分をよく溶かして、パーツに乗せていきます。多少厚塗りでも、後のヒケを考えれば構わないでしょう。よく乾燥したら、再度紙ヤスリがけを行います。600番で軽く表面を荒らした後、1000番くらいのヤスリで仕上げます。 |
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4.下地仕上げ 一通り処理し終えたら、白サフで仕上げ吹きします。使用しているのはグンゼのベースホワイト。これは第一回でも述べましたが、非常に隠ぺい力が強いので、まだらになったパーツも容易に均一なホワイト地にする事が出来ます。 ここで乾燥を待って、塗装に入る訳ですが、ここでまだキズが残っているようなら、2へ戻って再度処理します。 細やかな配慮が仕上げにはっきりと差をつけるので、根気よく続ける事が重要といえるでしょう。 |
・・・と、一連の流れを紹介しましたが、前にも言った通りこの基本形が全てという訳ではありません。
ばらしてしまうとJANIGANは普段ここまでやらないですし・・・。
次回以降で応用編、そしてサフレス塗装の紹介も近いうちに行います。