大きな空に向かって両手を広げる
空を見上げ、ゆっくり目を閉じる
大きく息を吸う
息を吐き出しながら、目を開ける
−世界が変わる−
そして、また世界が始まる
草原を駆け抜ける
緑を飛び越えて、風に吹かれて
両手を後ろに靡かせる
風を斬る
振り返らず、唯、前を見て
どこまでもどこまでも走り続ける
永遠に続く道・・・・・・
ふと立ち止まり
ゆっくり振り返る
さっと風が吹く
−また走り出す−
心音
岩壁に凛々しく一輪の華咲く
激しく吹き荒ぶ風に晒され
時には豪雨に見舞われる
それでも何と果敢に立つことか
折れ曲ることなく
真っ直ぐに立つ
その様の美しさ
豪雨の後
天より光が舞い降りる
豪雨に晒された華にも当たる
雨滴に反射して
更に輝く
果敢な華よ
何故にそこまで美しい