エゲレスの勉強室

隊長「エゲレス・・・・・・お米の国・・・・。」
偵察「なんでですの?」
隊長「ほら、国旗が『米』の字じゃないか。」
偵察「それ漢字じゃないですよ。それに米国はアメリカのことですし。」
隊長「うーん、奥が深い。」
偵察「隊長が浅いんとちゃいます?」
隊長「ナンダト!ベンジャミン!」
偵察「○〜るネタはバレバレですって。それは置いといて、イギリスは妖精の話の宝庫です。」
隊長「ケルト神話とかいうやつだな。イングランドやらスコットランドやらアイルランドやら。」
偵察「それではケルトのお話の中でモンコレに関係あるものを勉強してみましょうね。」

注意!妖精のお話は広く分布しているのであり、けっしてお話が一つということはありません。 ここではおもだった話をまとめたものを紹介します。 それと主なものは富士見書房より発売されている「モンスターコレクション改訂版」をみてくださいね。


バンシー
アイルランドのお話です。古い家系の一族によりそう先祖の妖精で、 その家族の誰かが死ぬ前になると、一族で若くして亡くなった乙女の姿であらわれ嘆き悲しみます。 長い髪、緑の服に灰色マント、泣きすぎた眼は真っ赤になってるのが一般的なスタイルかな。
モンコレをやってるとその金切り声でユニットを殺してしまうイメージがあるが、 そりゃマンドレイクのお話である。バンシーは家族の運命に興味を持ち、 悲しい出来事を前もって知り、それを家族に知らせる妖精であり、 その泣き声は地上のいかなる声よりも悲しげに聞こえるといいます。 本当は家族を見守るい妖精なんですね。で、 バンシーも先祖の霊のように考えられるが、 ひとところにしばられる幽霊と違い動き回ったりできるのが異なる所である。 (カナダに移住した人が死ぬ前にもバンシーはあらわれてるのです。)
ブラウニーズ
一人だとブラウニーだが、モンコレだと二人のブラウニーがいるイラストなのでブラウニーズ。 イギリスでは広く分布している妖精で、その分様々なのがいます。
ブラウニーは仕事が好きな妖精のようで、働き者で役に立つホブゴブリンです。 でも実に気難しく、たいていのブラウニーは贈り物をすると気分を害するのか、 永遠に仕事場を去ってしまいます。中には服を贈られて家をでていくが、家族に永遠の幸運をさずけたものもいますけどね。 とにかくブラウニーのお話は多く、様々なものがあります。ここですべてを語るのはちょっと無理なので、 働き者でそれぞれに個性がある妖精、とまとめてここらにしときます。
ケット・シー
大きな黒い猫で、胸に一ヵ所だけ白い部分があるが、これが妖精のしるしである。 また深緑色で耳が大きいのもいる。 知性があり人間の言葉がわかり、二本の足で立って歩くこともできます。 で、普段は普通の猫のふりをしてのうのうと暮しています。 また当然猫ですから気配を消して移動するすることもできます。あなたの飼ってる猫がケットシーかどうか見破る方法は、 あなたの耳をケットシーに近づけることです。プライド高いケットシーはきっと「ちかよせるな!」と一言もらしてしまうでしょう。 もっともひっかかれるくらいの代償は必要かもしれませんけど。
多くの話では猫は悪い妖精としてあつかわれています。暖炉の側で寝てる猫が実は猫の王で、 いつなんどき悪さをするかもしれないのです。中には人間の忠告したりするものもいますし、 猫をいじめる人間を懲らしめるものもいます。
「長靴を履いた猫」はこのケットシーをモデルとしたお話で、 両親を亡くした主人公が唯一残された猫(これがケットシー)の助言で最後には王子様になってしまうというお話です。
「我輩は猫の王」は日本の文豪:夏目漱石の書いた作品「我輩は猫である」から名づけられたかもしれないが、 私は次のお話がもとになったと考える。ある狩りのための小屋の中で二人の猟師が年老いた黒猫をはさんでくつろいでいた時のきとである。 一人の猟師が次の話をした。「森の中で迷ってるうちに不思議な光景に出くわしたんだ。泣き叫ぶような声、歌うようなほえるような声がしたかと思えば、 行列があらわれた。葬式の行列だ。しかしおかしなことは喪服を着て泣いているのは皆猫なのだ。その棺の上には王冠が置いてあった。」 ここまで話したところで暖炉の側の年老いた猫がたちあがり、突然こう叫んだ。「おやまあ、ピーターが死んじまったのなら、俺さまが猫の王だ!」 そしてその猫はその姿を消し、以来その猫の姿を見たものは誰もいない。というお話である。
「タンゴを踊る黒猫」は往年のヒット曲から名づけられたものと思われる。 ずいぶん古い歌だがかなりのヒットを飛ばした曲なので知りたい人はお母さんかお父さんに聞いてみよう。
ゴブリン・ホブゴブリン
ゴブリンはいたずら好きで邪悪な妖精。で、「ホブ」がついたホブゴブリンはいたずら好きではあるが、 人間を助ける親切な妖精です。ブラウニーなんかもホブゴブリンの一種といえます。 ゲームで登場するようなゴブリンについては「モンスターコレクション改訂版」をどうぞ。
フェアリー
妖精全体をあらわす言葉ですが比較的新しい言葉。妖精をフェアリーと名指しで呼ぶのは縁起が悪いとされている。 くわしくは「モンスターコレクション改訂版」だぜ。
エルフ
もとは妖精をさすアングロサクソン語。まぁ、小さな妖精の少年やすべての妖精をさして使ったりする。 現在のゲームで使われるエルフやらゴブリンやらのイメージはトールキンの「指輪物語」から出発することになるのかな。 そんなイメージをくわしく知りたい人は「モンスターコレクション改訂版」よろしく!なんか宣伝だなぁ。
インキュバス
夢魔っす。人間の女と交わる悪魔の一種だすな。名前は「上にのしかかる」という意味。
レプラコーン
アイルランドでもっとも親しまれている妖精の靴屋。 背丈は人の指くらいで、妖精が躍りですり減らした片方の靴を直すたいへん腕のよい職人。 金貨のはいった壷を地下に埋めているともいわている。
レプラコーンは人間にはなかなかつかまらないし、たまに見つかってもだますのもうまいし、逃げ足も速いです。 あなたがくしゃみをした瞬間にもレプラコーンは逃げてしまうでしょう。
メロウ
アイルランド地方で海中に住んでる人魚のことです。女性は美しい (角のない小さな牛の姿をして流れる ような長い髪に白い腕と魚の尻尾をもつ・・・って美しいか?)が、男性は醜い。 男のメロウの姿は緑の歯と緑の髪の毛、目は豚のように小さく、鼻はとがって赤いときたもんだ。 おそらくモンコレのイラストでは男性のほうが採用されたんでしょうね。 でも心はきれいよ。 基本的に海の人間にとって人魚は縁起が悪い。人魚を見ることは死を意味すること(海の底におびきよせられる)であり、 メロウがあらわれることは嵐の前触れだったりする。 さて、住処は海の底の陸地?だが、陸に上がることも可能。水陸両用ズゴックみたいだが当然だな。 女性のメロウは人間の姿をとることが可能で、 そん時はコホリーン・ドルゥーと呼ばれる赤い羽の帽子をかぶっている。なくすともどれないから大変だ。 で、そのまま漁師と恋におちたりもするんだけど。男のメロウは陽気なので牛の姿で海辺を歩き回るそうな。
スプリガン
古い石塚や環状列石(ストーンヘンジなんか)、財宝を守る。グロテスクで醜く、 自由自在に体の大きさが変えられる。 妖精の宮殿のボディーガードなんかもする。
ハッグ
悪意のある妖婆の妖精。後の魔女につながるものはありますな。 ブラック・アニスとかカリアッハ・ヴェーラなんかが有名ですな。子羊や幼い子供をばりばり食う。
ブラックアニスはイギリスのレスターシャ地方、デーン丘陵の洞窟に住んでいて、片目が潰れ死人のような青い顔をしている。 洞窟のそばの樫の木の陰に隠れ、子供が通りかかると襲って洞窟の中で食う。「ブラックアニスの隠れ家」と言われるその洞窟は、 彼女の爪で掘ったものである。ディグダグもびっくり。
ジャックオーランタン
ウィルオーウィスプ、つまり鬼火の一種や。
デュラハン
人が死ぬ前に現われて町中を走り回る。女の姿だが首は無く、その首をわきにかかえてることもある。 コシュタ・バワーと呼ばれる首なし馬にひかれた黒い二輪馬車に乗って走り回ります。 で、あちこち走りまわった末に目的の家の前で止まる。 もしそこで家の人がドアをあけてしまうとデュラハンは桶いっぱいの血の顔にぶっかけてくる。 やれやれだぜ。
シュリーカー
森の中を歩きまわりあちこちで恐ろしい叫び声をあげる。この声は死の前兆で聞くと死んでしまうのだ。
妖精の輪
妖精たちが月夜の草原で酒盛りしたり不思議な音楽にあわせて歌って踊った時に残す痕跡。 この妖精の輪から妖精の国へ行くことができるんですね。 でも妖精の国の食べ物を食べると二度と帰れなくなるので注意。
この妖精の輪現象は実際に起こるものですが、招待は菌がどうのこうの。 でも妖精のしわざにしときましょうね。
ピクシー
ピクシーの能力についてですが、「フェアリーダート」というものがあります。 ピクシーの縄張りを邪魔するとこのフェアリーダートを射掛けてくるんです。 で、これにあたると通風やリュウマチになります。これが1ダメージの正体。
もどる