確かに下心を持っているときもあるさ。
だけど、俺はそんな目的のために女の子に近づくわけじゃない。
もっと大きな目的のため・・・全ての女の子を守るためなんだ。
そう、俺は全ての女の子を守れるナイトになりたかったんだ。
誰もがあこがれるヒーローになりたかったんだ。
だから、女の子の悩みを親身に聞いて少しでも役になりたいと思ったんだ。
例え・・・嫌われたっていい。
この先、ずっと嫌われ続けても、俺は彼女たちが幸せになってくれたらいいんだ。
もちろん、惚れた相手にはそれ以上の愛情をささげたい。
家族には、頼られる存在になりたい。
そして、子供が出来て、その子が男の子だったとき俺は伝えたい。
『どんなに悪く思われても、女の子を第一に考えて行動しなさい』と・・・
27:次元の記述
突然、その男は姿を現した。
何もない場所から、靴の音をトンと鳴らせて、着地するとグラサンをかけなおした。
「ここだな・・・」
グラサンでわかるが、彼はトキオだ。
トキオはテレポートしてもらったラティオスをボールに戻すと目の前の建物を見据えた。
場所はオートンシティのさらに北にあるブーグシティ。ジムがなく、大きな特徴があるといえば、図書館である。
しかもこのブーグシティの図書館はシンオウ地方のミオシティの図書館よりも規模が大きい。
5階建てで、エレベーターが完備され、さらに地下2階まである。
広さも並のポケモンセンターくらいの敷地はある。
「ここにパラレルワールドの情報が・・・」
ここにトキオが来る過程は以下の通りである。
「え?パラレルワールドの情報が知りたい?」
冷静にユウナが聞き返す。
「そうなんだ。ライトちゃんの彼のエースがパラレルワールドの奴らに誘拐されたみたいなんだ」
えっ!?とマサトとユウナは驚く。
場所はポケモンセンターのトキオの部屋。
時間は丁度、ユウナの仕事が終わった夜である。
その仕事に関ったトキオ、ライト、ユウナ、マサト、ユウコの全員がいた。
この騒動にかかわったログはまだ警察の事情聴取を受けていた。
ユウコは少し離れた窓際で外を眺めながらインスタントコーヒーを飲んでいた。
ちなみにこのときのユウコの服装は未だにメイド服である。
「エースさんが!?あんなに強いエースさんが!?」
マサトは驚きを隠せない。
「パラレルワールドね・・・」
「ユウナさん!あなたならこの情報も知っているんじゃないかってリクが言っていたから・・・」
「残念だけど・・・私も詳しくは知らないわ」
「えっ・・・そんな・・・。本当に知らないんですか!?」
ライトがユウナに迫る。
「言ったじゃない。”詳しくは”って」
「つまり、何らかの情報はあるってことですね?」
「ええ。まぁそういうところかしら」
「何!?何なの!?教えてください!!」
とりあえず、落ち着きなさい。とユウナがなだめると、ライトは大人しくなった。
マサトは自販機で買った炭酸水をテーブルに置いて、ユウコは飲み終えたコーヒーカップを窓の淵に置いて、ユウナを見た。
「かなり昔のこと・・・。別の世界から来た人間とポケモンがいた。その人間が『次元の記述』という本を書いたというわ」
「『次元の記述』?」
「ええ。その本にその人がこの世界に来た方法が書いてあるかもしれないわ。・・・・・・でも、楽観しないことね」
ライトとトキオが喜んでいるのを見てユウナが釘を刺した。
「その本の所在が不明な上に、あくまでこれは可能性に過ぎないからね。もしかしたら、何も書いてないかもしれない。それにどこにあるかもわからないしね」
「そ、そんな・・・また振り出し・・・?」
ライトが落胆する。
「ん?・・・『次元の記述』・・・?」
トキオは何かを思い出したように唸った。
「どうしたの?」
「もしかして・・・その本はブーグシティの図書館にあるんじゃないか?俺、見たことあるかもしれない」
すると、全員が驚いた。
「何で今まで忘れてたのよ!!」
先ほどまで落ち込んでいたライトは元気を取り戻して怒る。
「そんなこと言われても・・・。わかった。今からブーグシティに行って来るよ」
「じゃあ、私も行くわよ!!」
「いや、ライトちゃんたちはマングウタウンに戻ってくれないかい?俺一人でいい」
「何でよ!!」
「ルーカス姉さんが怒っているんだ・・・少しでも宥めてくれないか?」
「何であんたのために・・・!!」
「仕方ないわね・・・」
ユウナは立ち上がった。
「私もエースを助けるのに力になるわよ。いいかしら?」
「!!」
ライトも立ち上がった。
「いいんですか!?」
「仕事もあなたたちのおかげで終わったしね」
「ありがとうございます!!」
すると、ユウコとマサトのジラーチもライトの側に来た。
「ボクも協力するよ〜」
「ジラーチ!?」
マサトは驚く。
「エースに助けてもらったことがあるんだ。だから、今度はボクが助ける!!」
確かに、ジラーチはエースに助けてもらったことがある。といっても、繭のときの話しだが。(WWS34話参照)
「私はパラレルワールドというものに興味があるの。そのついでに手伝ってあげるわよ♪」
とユウコ。
「みんな・・・・・・」
ライトの目が自然と潤んできた。でも、ごしごしと擦ってみんなに言った。
「お願いします・・・」
「大丈夫!俺がきっと助け出してあげるから」
とトキオは慰めるようにライトの頭に手を乗せようとした。
だが・・・
シュッ!!
「ゴフッ!!」
トキオが腹に肘撃ちをくらって悶絶した。
「言ったでしょ・・・私に半径2メートル以内近づくなって!!」
「わ・・・忘れてた・・・。ライトちゃんは覚えていたのか・・・・・・」
「それに、あんたは早くブーグシティへ行きなさいッ!!」
ライトに背中を蹴られて、トキオは自分の部屋を追い出されていった。
その後、トキオはルーカスに電話を掛けてアルトマーレから戻ってきたラティオスを転送してもらい、そのままテレポートでブーグシティに来た次第である。
しかし、図書館はもちろん閉館しており、調べることは出来なかったために朝に出直しをした。
そして、ポケモンセンターで朝食を取り、朝一番で図書館へやってきた。
「久し振りに来たなぁ・・・。半年ぶりか・・・」
トキオはここへ来るのは3回目である。
最初はヒロトと始めてこの街に来たとき。ヒロトの見る予知夢について調べていたときである。
2回目は半年前に休暇のときにここへ遊びに来たときである。
最初に来たときと2回目にきたときはかなり図書館の雰囲気は変わっていた。
一目で分かるのは、きっちりと分野ごとに区別されていたことである。
さらに、最初に来たときにはなかった検索機能もしっかりと設置されていた。
つまり、この検索機能で調べれば一発で分かるのである。
トキオは迷わず入ってすぐにこの検索機能を利用した。
だが・・・
「・・・・・・・・・『お探しになった書物は確認できません』?」
もう一度、『次元の記述』と入力して検索してみた。
だけど、結果は同じだった。
「・・・・・・・・・おかしいな・・・・・・・・・」
トキオは仕方がなく、直接近くにいた女性司書に尋ねた。
「『次元の記述』という書物ですか・・・?検索機能には出ませんでした?それなら置いてないということに・・・」
「いや、でも見たことあるんだよ・・・。昔、地下図書で・・・」
「地下図書ですか!?」
女性司書は驚いて、トキオに少々お待ち下さいと言って、他の人に聞きに言った。
トキオは首をかしげて、彼女が戻ってくるのを待っていた。
やがて、数分後、その女性は戻ってきた。
「お待たせしました。地下図書にならその書物は確認できるかと思います」
「えっ!?じゃあ、何で検索機能に出ないんですか!?」
「実は地下の図書館の書物は別になっているんです」
「そうなんですか・・・。それなら、そこへ案内してください!!」
女性司書に導かれてトキオは地下図書へやってきた。
しかし・・・。
「こちらになりますが・・・」
「・・・・・・・・・」
地下図書は一番最初・・・8年前に来たときと変わらず、埃が被っていて大変な暗さと膨大な本の量だった。
「・・・・・・何でここだけこんなになってんですか?」
「館長が『地下図書なんじゃから、スリルがあったほうがいいじゃろ?』と言って、掃除をさせないんです」
「・・・ある意味スリルあるけど・・・」
トキオは司書に礼を言って、地下図書の中を探し始めた。
本の表紙を見ては放り投げ、見ては投げ捨て、その繰り返しだった。
「初めて来た頃を思い出すなぁ・・・。あの時もこんな感じだったっけ・・・」
懐かしくしているうちにペースがどんどん落ちていった。
表紙だけでなく中身も見るようになっていったからだ。
「<伝説のポケモン、エンテイ、スイクン、ライコウに関する考察>・・・エンテイは火山に住むといわれ、スイクンは北風の化身と呼ばれる・・・ライコウは・・・あれっ?ページが擦り切れてる・・・」
少し読んで、隅っこに放り投げる。
「<アンノーンに関する資料>・・・確かにアンノーンは不思議だけどな・・・。借りていくか。<正しいクッキング法>・・・これ、前にも見たな・・・。<隕石の秘密>・・・関係ないな。<人が見る夢に関する考察>・・・」
トキオはふとその本を手に取って見た。
「結局、ヒロトのあの夢の秘密は解き明かせなかったんだよなぁ・・・。あれってなんだったんだろう・・・?」
少し唸っていたが、今はこんなこと考えてる場合じゃないと探索を再開する。
「<ポケモンと話ができる民族の伝説>・・・<ポケモンの気持ちがわかる!>・・・そうだ・・・確かこの辺だ・・・これだっ!!」
シュバ!
そして、自分の持っている本を見ると、そこには水着の女性がきわどい格好でポーズを決めている姿があった。
「っ!!これエロ本だ・・・。これじゃない!!」
トキオは本を投げ捨て・・・・・・・・・・・・・・・・・・なかった。
「(・・・借りていこ・・・)」
<アンノーンに関する資料>の間にその本を挟めて、何食わぬ顔で探索を再開するトキオ。
そしてついに・・・
「これか・・・」
<次元の記述>・・・目次に<もう一つの世界の行き方>と書いてある本を見つけた。
「この本に・・・書いてあるのか・・・?パラレルワールドへの行き方が・・・?」
トキオは恐る恐るその本をめくった・・・・・・・・・。
28:チームマボロシ結成?
トキオがブーグシティへ到着して2日が経った。
今マングウタウンのとある丘でとある二人がバトルを繰り広げていた。
この丘はマングウタウンでバトルするのには絶好の場所で、地元の子供たちが『バトル丘』または『決闘丘』と呼ぶほど有名な場所である。
「マリル!『アクアジェット』です」
水をまとって突進を繰り出すのはマリル。
「かわせッ!!」
しかし、そのスピードと同じくらいのスピードで黄色いネズミポケモンは回避した。
「ピカチュウ!!『10万ボルト』!!」
少年の声が飛ぶと、ピカチュウが強烈な電撃を繰り出す。
マリルは丸くなって防御をしたが、あまり意味もなく直撃と同じくらいのダメージを受けた。
だが、マリルはその電撃に耐え切っていた。
「ピカチュウ!!『ボルテッカー』!!」
「マリル!!例の技です」
ピカチュウが電気で包まれて突進し始めた頃におっとりした口調で指示を出す。
だが、それでもマリルにとっては十分すぎるほどの時間だった。
水を纏いながらの体当たりがピカチュウのボルテッカーと正面衝突した。
そして、激突が衝撃を生み、ピカチュウとマリルは吹っ飛ぶ。
「・・・ここまでですね」
柔らかな口調でそういい、彼女・・・オトハはマリルを戻した。
一方のピカチュウは激しく息を切らしていた。
「ピカチュウ。ご苦労様」
「私の負けですね。まだまだ精進が足りません」
「いや、普通に強いですよ!ピカチュウがこんなに苦戦するなんて久し振りでしたから」
少年、サトシはピカチュウを肩に乗せて、オトハと握手をした。
「あ、サトシじゃない!」
「本当だ!サトシだ!!オトハさんもいる!!」
声を聞いてサトシたちが丘の下を見ると、そこには帽子の少女とメガネをかけた少年と髪の毛が跳ねている少女にチャイナ服の女性がいた。
「マサト!ライト!」 「マサト君・・・ライトちゃん・・・。それにユウナさんとユウコさん?」
サトシとオトハは同時に呼びかけに答えた。
サトシはすぐに丘をズサッーーーと下っていった。
一方のオトハはロングスカートの裾を汚さないように手で持ち上げて、足元を確認しながら下っていった。
「マサト!久し振りだな!!どうしてここにいるんだ?」
「実はノースト地方の大会に出ようとしてここまで来たんだ!ところで、サトシは何でここに?」
マサトは首をかしげて問いかける。
「シンオウ地方の挑戦が終わって、時間があったから、カスミと一緒に遊びに来たんだ。でも・・・」
「ええ」
サトシがオトハを見て、オトハはそれに頷く。
ライトたちは2人のやり取りに首を傾げた。
「とりあえず、トミタ博士の研究所へ行きましょう」
オトハに促されて、計6人は研究所へと移動していった。
「えっ!?ちょっと博士!!何言っているんですか!?後1ヶ月は戻れないってどういうことですか!?・・・・・・え?オーレ地方のクレイン所長から応援を頼まれたから行かなくちゃ行けない?それなら分かりました。けど早く戻ってきてくださいね。こっちも仕事がかなり溜まっているんですから!!」
ピッ!とルーカスはテレビ電話のスイッチをオフにした。
すると、玄関から数人が入ってきた音がしてルーカスは玄関へと急いだ。
「戻ってきたわね。ライトたち」
「ルーカスさん・・・。戻ってきましたけど・・・」
「まぁ、こっちへいらっしゃい」
そう言って、ルーカスは全員が入りそうな広間へと案内をした。
しかし、もうすでにそこに先客が2名いた。
「ライトちゃん!久し振り!」
「・・・・・・」
ツインテールで右手首にスナッチリングをつけている少女と左手にスナッチマシンを装着している無愛想な白髪の少年だった。
「カレン!?」
「ハルキ!?」
ライトとユウナが順々に二人の名前を挙げた。
「どうしてカレンたちがここにいるの!?オーレ地方のアゲトビレッジで2人っきりで暮らしているはずでしょ!?」
「ライトちゃん。おじいちゃんが住んでいるから、2人きりじゃないわよ。だから滅多なことは出来ないわよ」
「・・・・・・」
カレンが喋っているが、ハルキは相変わらずだんまりとしていた。
一方、ユウコはマサトの頭をつついていた。
「なあに!?ユウコさん!?」
「あの二人は何者?」
「カレンさんとハルキさんです。2年前にロケット団と戦った仲間です」
「そうなの」
そういって、ユウコは納得した。
「それで、何でこんなに集まっているんですか!?」
改めてライトはルーカスに聞いた。
「それは、アイツから話を聞きなさい」
「アイツ?」
ライトは首をかしげてルーカスが首を振っている先を見た。
すると、部屋に入ってきたものが3人いた。
一人は、黄色い髪のポニーテールの女性のイエロー。一人は、もうすっかりストレートの髪に定着して少し髪を伸ばしたカスミ。もう一人は・・・
「ライトちゃん!みんな!お帰り!」
「なっ!?トキオ!?どうしてここに!?何でいるのよ!!」
「どうしてって・・・調べ物が終わったから戻ってきたんだよ」
「じゃあ、分かったの!?パラレルワールドへの行き方が!?」
ライトの問いにトキオはニッと笑ってみせる。
しかし、すぐさまトキオの頭を叩くものが一名。
「早く飲み物を配りなさい!!」
「す、すみません・・・ルーカス姉さん・・・。とりあえずみんな、どこでもいいからくつろいでくれ」
そういわれると、広い部屋に適当に散らばった。
ハルキとカレンはもちろん隣同士に。
ルーカスは自分で持ってきたパイプ椅子に座った。
ソファには左からマサト、サトシと座った。
ユウナとユウコは座わらずに適当な場所に立っていた。
オトハはどこからか座布団を持ってきて、正座して座っている。
ライトは早く話せと言わんばかりに、トキオを睨みつけていた。
「とりあえず、今、俺が入れたレモンティーをイエローさんとカスミちゃんに配ってもらっている。それを飲みながら聞いてくれ」
せっせと、カスミとイエローは全員に配り終えると、カスミはサトシの隣に、イエローはライトの隣に落ち着いた。
「とりあえず、結論から言うことにする。もう一つの世界・・・すなわちパラレルワールドに行くことは可能だ」
「・・・そうなの!?それじゃ、その方法は!?」
「教えてください!」
ライトとイエローは食い入るようにトキオを見る。
「まぁ、ちょっと待って。まずはこれを見てくれ」
そういってトキオは借りてきた本をみんなに見せた。
「こ・・・これは!?」
その本を見せた瞬間、全員その本に釘付けになった。
「「あんた・・・何借りて来てんのよッ!!!!」」
ライトの拳とルーカスのパイプ椅子投げがトキオの腹と頭にそれぞれ命中した。
その本はブックカバーが外れて、トキオの顔に覆うように落ちた。
「し、しまった・・・これ、エロ本だ・・・」
素早く、その本をしまって、例の本を取り出すトキオ。
しかし、このせいでトキオの信用はがた落ちである。
「お兄ちゃん・・・」
「(トキオさん・・・(赤面))」
「(馬鹿だ・・・)」
カレンとオトハは恥ずかしくなり、ハルキは呆れていた。
「今の水着姿の写真がどうかしたのか?」
「え?サトシ本気で言ってるの!?」
「(その反応もどうかしてるわね・・・)」
サトシは相変わらずのようで、カスミは頷いていた。
「水着姿が見たいんなら、私が着替えてくるわよ?これでもアイドルよ!水着審査なんていつもやっ」「トキオ。早く続きを話したらどうかしら?」
ユウコを遮ってユウナが進行するように言う。
「「そう(です)よ!早く進め(てください)なさい!!」」
ライトとイエローが拍車を掛ける。
そういわれて、トキオは改めて、本を手に取った。
今度はブックカバーを取って確認したので間違いないようだ。
どうやら、本屋でもないにもかかわらず、全ての本に同じブックカバーを掛けていたらしい。
しかも、本の大きさも同じために間違えたらしい。
トキオ、迂闊なり。
「これを見てくれ」
トキオが真ん中のページを開くと、そこには3匹のポケモンの姿が描かれていた。
「ミュウと」
「セレビィと」
「ジラーチ?」
「ああ、そうさ」
そして、トキオは次の一文を読み上げた。
ミュウの極大なる知識の力に『テレポート』・・・
セレビィの時間と時空を泳ぐ力に『自然の恵み』・・・
ジラーチの願いを叶える力と物質転送の力に『破滅の願い』・・・
これらの力の利点を全てあわせることで見えない次元を突破できるかもしれない。
「つまり・・・それらのポケモンの能力を使ってワープすると言うわけね」
ユウナが簡単に要約をした。
「そうか!だから、ミュウを持っているサトシ、セレビィを呼び出せるカレン、ジラーチを持っているマサトを呼んだわけね!トキオにしては準備がいいじゃない!」
ライトはトキオを珍しく褒めていた。
「でもお兄ちゃん・・・・・・」
「カレン?」
「そのエースがいる場所に必ずしもいけるって訳じゃないんじゃないの?」
「どういう意味だ?」
みんながカレンを注目していた。
「以前、話したよね?違う世界から来たリュウヤとナポロンの話・・・。あの二人は”違う世界を行き来する”って」
「えっ!?それじゃあ、次元を超えた世界はいくつも存在すると言うこと!?」
そういって、ユウコは少しがっくりしていた。
「どうしたの?」
「いいえ・・・別になんでもないわ・・・」
ユウナはユウコを気にしたが、すぐにカレンの話に耳を傾けなおした。
「エースさんを助け出すにも、エースさんのいる世界に正確に行けるかどうかもわからないんじゃないの?」
「カレンのいうことにも一理あるわね。次元を越えてワープして、エースはいませんでしたじゃ話にならないものね」
ユウナが喋りながらウンウンと頷く。
「トキオ!どうするのよ!」
ライトが怒ってトキオに言う。
「それも大丈夫だ!こんな記述が載っている」
ミュウ、セレビィ、ジラーチの3匹の能力を使って時空転換をすることに成功した。
しかし、次に私は自在に時空転換をする方法を考えた。
そこで思いついたのが、ミュウの風土の知識だ。
おのおのの世界に微かだが違いがある。
その違いを判別すれば、自在にワープすることが出来るのではないか?
「風土?」
「自分なりに考えてみたんだけど、これはその次元にあったもの・・・と解釈していいなじゃないかと思う。この作者はその次元の石ころとかポケモンでワープしていたみたい。だから・・・」
「イエローさんのポケモンで風土の問題を解消できるって訳ね」
「さすがユウナさん!そのとおりさ!」
そういうと、ライトとイエローが立ち上がった。
「それなら、すぐに行きましょう!」
「そうよ!一刻も早くその世界に行ってエースを助けるわよ!!」
「そう行きたいところなんだが・・・出発は明日の朝にしよう」
「何でよ!!」
「ライトちゃん・・・。さっきマングウタウンに戻ってきたばかりだろ?疲れているだろうから、今日は休んだ方がいい」
「平気よ!!恋する力があれば、どんなこんなんだって・・・」
すると、ポンッとライトの肩に誰かが手を乗せた。
イエローだった。
「確かにエースのことは心配だけど、休んだ方がいいよ。トキオ君の提案に乗ったほうがいい」
「イエローさん・・・」
「今度戦う相手は恐ろしく強い奴らばかりかもしれないじゃないか。俺が戦ったTSUYOSHIもライトちゃんが戦ったミナノって奴もベストの状態じゃないと勝てないんじゃないか?」
「・・・・・・わかった」
ライトは頷いて、トキオの提案に乗ることにした。
「今度の敵は強敵ばかりだ。だからベストメンバーで望んだ方がいい。そのための準備の時間だ。明日の朝7時まで解散しよう」
そういわれると、ユウコをはじめとして続々と部屋を出て行った。
「サトシ・・・ミュウは今どこに?」
トキオはサトシに尋ねる。
「ミュウなら研究所の庭で遊んだりしてますけど・・・たまに、オーキド博士がミュウの事を調べたいって言うんで今は研究所にいるんです」
「そうか・・・それなら、転送して手持ちに加えてもらえないか?」
「そういうことならわかりました」
次にトキオはカレンを見た。
「もちろん時の笛は持ってきたよな?」
「当たり前よ!」
カレンがポケットから時の笛を取り出す。
「セレビィは大丈夫だな。あとは、ジラーチだけど・・・・・・」
トキオは俯いているマサトに問いかけた。
「ジラーチの力が必要なんだ・・・力を貸してくれないか?」
「・・・・・・実は・・・・・・」
マサトが喋ろうとするが、トキオはマサトの口を塞いだ。
「分かっている。ジラーチが繭に戻るときが近いんだろ?」
「え・・・?トキオさん・・・何故それを・・・?」
すると、とある本を取り出した。
表紙を見ると<千年の願い星>と書かれていた。
「これにジラーチのことが書いてあった。そして、ヒロトにマサトのジラーチのことを聞いたことがある。君のジラーチはロケット団の実験により、千年彗星の111倍のエネルギーを受けて繭からかえったというじゃないか」
「うん」
「それで本来なら7日間だけのはずなのに、その111倍の777日間起きていられると。あれからもう2年経っている」
「え・・・」
「それじゃ・・・」
まだ部屋に残っていたサトシとカレンはその意味に気づいた。
「そうなんだ・・・ジラーチが再び眠りにつくまで明日で丁度残り47日になるんだ」
「!!」
「そう、行くとしたら、それまでに戻ってこないといけなくなる・・・。47日の間に・・・」
「うん・・・。ジラーチもそのことは分かっているみたい・・・。でも、ジラーチは助けたいって・・・」
ジラーチが入っているボールを見て呟くマサト。
「本来なら、俺もこんな無理はしたくないが・・・困っている人は見捨てて置けないからな。女の子ならなおさらさ」
「・・・・・・」
「パラレルワールドに行く方法はこのほかにも2種類くらい書いてあったんだけど、どちらもリスクが高い上に今のままじゃ不可能な方法なんだ。だから、俺はこの方法を提示した。だから・・・」
「わかった。僕も戦うよ。僕だってエースを助けたい!!」
まっすぐな目でトキオを見る。
その目にもう迷いはなかった。
「決まりだな」
29:マングウタウンの夜
時間はもう22時を回っていた。
晩飯を終えて就寝の時間だった。
「ライトちゃん・・・」
「・・・イエローさん?」
ルーカスが適当に部屋を割り振って、ライトとイエローが同室になっていた。
「ボクはエースが小さい頃しか知らないんだ。よかったら、エースのこと話してくれないかな?」
「ええ、いいですよ」
そして、ライトはエースについて語り始めた。
初めて出会った時、腹ペコで死にそうだった事。
崖から落ちたとき、助けてくれたこと。
ポケモンリーグで負けたとき、励ましてくれたこと。
たくさんのエピソードがライトの口から止めどなく出てくる。
イエローは口を挟まず、ライトの話に耳を傾けていた。
しかし、不意にライトはその話を止めた。
「ライトちゃん・・・?」
彼女は嗚咽を漏らして泣いていた。
「私・・・・・・エースを見つけられるかな・・・?エースを助けられるかな・・・?」
気丈に振舞っていても、ライトは不安でいっぱいだった。
その不安が涙となって、溢れ出したのだ。
イエローはライトの頭にそっと触れた。
「・・・・・・」
そのまま、ライトはイエローに抱きついて泣き続けた。
イエローはただそのままライトの背中をさすってあげていた。
「う〜ん・・・・・・」
「何唸っているのよ」
「ルーカス姉さん・・・」
トキオはお茶を飲みながら考え事をしていた。
「いや、少しおかしいなと思って」
「何が・・・?」
「イエローさんが持っていた写真のこと」
「どこがおかしいって?」
「イエローさんは10年前の写真だと言った。そのことがおかしいんだ。どう見ても、今いる本人と写真を比べると、イエローさんがあまり変わっていないんだ」
「そういえば・・・17歳の息子がいるとしても・・・若すぎるわ・・・」
「もしかしたら、世界を移動するときって、時間軸のズレも生じるのかな・・・」
「ちょっとトキオ・・・まさかあんたも行く気じゃないでしょうね?」
「え?勿論行きますけど?」
「あんたはダメよ」
「えっ!?何で!?何で俺は行っちゃダメなんだよ!!」
突然の発言にトキオは戸惑う。
「あんたは研究所でお留守番しなさい」
「何で!?俺はライトちゃんを助けてあげないといけないんだよ!!」
「あんたが行ったところで何が出来るの?」
「俺だって、あれから少しは強くなったんだ!ライトちゃんの手助けくらいできるさ!」
「どうしても行くの・・・?」
「行くさ!ルーカス姉さんがなんと言おうとも・・・」
「・・・・・・」
トキオの目を見てルーカスは思う。
本気だと。
さらに少しの間考えてルーカスは深いため息をした。
「行ってもいいわよ」
「え?」
あっさりとルーカスは承諾する。
「ありがとう!!ルーカス姉さん!!」
「一つだけ聞きなさい・・・」
「?」
「トミタ博士はあと1ヶ月は戻ってこないの。オーレ地方でクレイン所長の手伝いをするから。なんか、また例の組織が動き出したらしいの。それで私一人なの」
「えっ・・・?ルーカス姉さん一人!?」
「そう・・・・・・」
ルーカスはジィーッとトキオの目を見る。
トキオはルーカスがそんなにじっと見つめることがなかったから、少し顔を赤くした。
しかも、そのルーカスが異様に色っぽかったのでそのせいもある。
「私を置いて行くつもりなの・・・?私を一人にする気なの・・・?ねぇ・・・トキオ・・・」
「る、ルーカス姉さん・・・」
いつもと違う甘い声に心動かされるトキオ。心拍数は高まるばかりだった。
「お願い・・・一人にしないで・・・・・・」
そう言われると、トキオはもう何も言えず、うんと頷くしかなかった。
「オトハ・・・こんなところでどうしたの?」
自分の名前を呼ばれて、後ろを振り返るオトハ。
「ユウナさん・・・」
「今日はきれいな星空ね。はじめて見たわ。いつも仕事に夢中になったり、パソコンを打っていたりして空なんて見ていなかったものね」
研究所の庭の大きな石の上にオトハは座っていた。
その隣にユウナも座った。
「何か考え事でもしていたのかしら?」
「ええ・・・」
「もしかして、エースのこと?」
「え!?」
オトハは驚いてユウナを見る。
「図星だったようね」
「ユウナさん・・・何で私の考えていることが分かるんですか?」
「カンよ。それにあなた、わかりやすいのよ」
フフっと笑うユウナ。
「実は・・・1年位前にエースさんに会ったんです。そのときのエースさんはとても寂しそうで、何かを求めて彷徨った目をしていました」
「・・・・・・」
「エースさんは一方的にライトさんのことばかり話していました・・・」
オトハは空を仰いで喋った。
「その後、私は何も言わずに彼と別れました」
「その事を、ライトには言わないの?」
「えっ?」
「そんな大事なこと・・・何で今まで言わなかったの?」
「そ、それは・・・・・・」
口ごもるオトハに首を傾げるユウナ。
「会ってやましい事なんてしてないんでしょう?」
「え、ええ・・・そ、そうですよ!そ、そ、そんなこと・・す、するはずが・・・」
「(動揺しすぎじゃない?)」
その様子のオトハを気にせず、ユウナも空を仰いでみた。
「大丈夫よ。ライトには言わないわ。それに、私ならあなたを信じるわ」
「・・・え?」
「あなたはヒロトが好きなんでしょ?その気持ちがある限り、私はあなたを信じられるわ」
「そ、それってどういう意味ですか?!まさかユウナさんも・・・」
「いいえ。私はヒロトにそんな感情を持ち合わせてなんかいないわ。ヒロトは自分がはじめて信じることが出来た人。・・・あ、いっしょにいたラグナたちを除いてね。その彼を好きになったあなただからこそ信じられるのよ」
「ユウナさん・・・・・・」
「それにしても・・・ヒロトはどこにいるのかしらね・・・?」
「(ヒロトさん・・・あなたもこの空のどこかでこの星空を見ているのでしょうか・・・?)」
再び空を仰ぐオトハ。
「でも、今はエースを助けることに専念するわよ」
「ハイ」
ユウナとオトハ。
今まで生きて来た境遇は違うとはいえ、2人には何か通じるものがあるようだった。
きっと・・・
きっと会える・・・
私はそう信じている。
あの金髪にすらりと長い足。
たくましい体に、精悍な顔つき・・・
そして、カリスマ性・・・
あの人は今一体どこに・・・?
絶対見つけて見せるわ・・・
「ユウコさん・・・?」
「あ・・・オトハ?」
オトハが自分の部屋に戻ってみると、ユウコがぶつぶつと言っていたので気になって声をかけてみた。
ユウコはオトハが部屋を出て行くときからずっと、窓を見ていたのでオトハは気になった。
「どこか具合でも悪いのですか?」
「ううん。どこも悪くなんてないわ!むしろ元気よ!」
ユウコは立ち上がってくるりとひとまわりしてみせる。
「それなら弟さんのことですか?」
「・・・・・・ショウか・・・・・・」
ショウとはユウコと4つ離れた弟である。
「心配じゃないと言えば、心配ね。まともに連絡を取っていないから。私が一方的にタッグバトルマスターになるのをやめてアイドルになるって言い出して、一人旅をし始めちゃったから・・・。ショウは心配しているかも。今、何やってんだろう・・・」
「ショウ君なら心配ありませんよ」
「えっ?」
オトハの意外な答えにユウコは振り向いた。
「コトハから、ショウ君と一緒に旅しているって連絡があったのです。だから、元気ですよ」
「コトハ・・・あんたの妹ね」
「ええ」
「それなら安心だわね」
ユウコはベッドに身を投げた。
ボンッ!と音が鳴り、目に見えない埃とチリが巻き上げられた。
「あ」
「どうしたのです?」
「もし、コトハとショウが結婚したら、コトハは私の義妹になるのね」
「それならショウ君は私の義弟なりますね。でもそれは本人次第ですよ」
「そうね。恋なんて、本人同士が納得いって成就するもの。他人がとやかく言うものじゃないわ」
「ええ」
「もう寝るわ。お休み。オトハ・・・」
「おやすみなさい。ユウコさん」
程なくして、オトハも床に着いたのだった。
30:いま、助けにいきます。
午前7時。
全員がリビングに集まり、朝食を取った。
午前8時。
最終確認のために、それぞれ荷物や手持ちのポケモン、その他などの確認をした。
そして午前9時になった。
全員がバトル丘に集まって、カレンが時の笛を吹いた。
相変わらず時の笛は2年前と変わらず、神秘的な音色を奏でて、時空の彼方からセレビィを呼び出した。
「ビィ〜♪」
すると、セレビィはカレンの周りをぐるぐる回り始めた。
会えて喜んでいるらしい。
カレンはセレビィを手で捕まえて、撫でてあげた。
気持ちよさそうにセレビィは鳴いた。
「ミュウ!出てきてくれ!」
「ジラーチ!頼むよ!」
サトシとマサトもセレビィが出てきたのを確認してミュウとジラーチを繰り出した。
ミュウもジラーチも健康そのもので飛び回っていた。
「それで、どうすればいいの?」
カレンが本を読み直している兄に尋ねる。
「ミュウとセレビィとジラーチが手をつないでその中心に風土となるものを置くって書いてあるけど・・・それ以外は書いてないなぁ・・・」
「ちょっと!ここまで来てまた足踏みなの!?」
ライトは怒っている。
「だけど、大概ワープするとしたら、ポケモンに捕まっているのがいいと思うんだよな。だから、イエローさんが中心にいればいいはず・・・」
「心配になってきたわ・・・」
ライトはそう言うが、結局そうするしか方法はなかった。
ミュウとセレビィとジラーチが手をつなぎ浮かび上がった。
イエローがピカチュウを右手に抱えて、浮かんでいる3匹のうちのセレビィに触れた。
そして、他のメンバーもそれぞれ3匹に触れた。
「そして、3匹の力を徐々に上げて行くんだ」
トキオに言われて、3匹のトレーナーは指示を出す。
「最大になったところで、ミュウがテレポート、セレビィが自然の恵と時渡り、ジラーチが願いをかなえる力をタイミングよく使うんだ。それで出来るはずさ」
3匹は徐々にエネルギーを溜めていった。
「それじゃあ、お兄ちゃん・・・行って来るね」
「ああ」
カレンを筆頭に、ほぼ全員が行ってきますと言った。
そして、3匹の力が頂点に達した。
「トキオ」
そのとき、ライトが言った。
「なんだかんだでありがとう・・・」
少し恥ずかしがりながら、ライトはトキオにお礼を言った。
「なに、気にするな。当たり前のことをしただけさ」
そういって、トキオはライトに背を向ける。
「ライトちゃん・・・エースを連れて無事に帰ってきなよ」
「・・・言われなくてもそうするわよ!」
そして、その瞬間は来た。
「ミュウ!」
「セレビィ!」
「ジラーチ!」
「「「今だ(よ)!!!!」」」
サトシ、カレン、マサトの息のあった指示が重なったとき、凄まじい光が発生した。
トキオとルーカスは眩しくて目を覆った。
そして、数十秒後に目を見開いたとき、そこにいた10人のトレーナーたちは消えていた。
「行っちゃったわね」
「行っちゃったよ・・・」
ルーカスとトキオが驚いて言う。
「(ライトちゃん・・・がんばれよ)」
トキオは空を見てそう思ったのだった。
だが、次の瞬間蹴りが入った。
「トキオ!ボーっとしてないで研究の続きよ!!」
腰をさすって、トキオはルーカスに言う。
「ルーカス姉さん・・・いや、ルーカスさん。俺、ルーカスさんのことが好きだ!」
「・・・は?何寝ぼけてんの?寝言なら寝て言いなさい」
「えっ!ちょっと!プロポーズしたんだから答えてくださいよ!」
「だから、仕事しろって言っているのよ!!」
今度はトキオの尻を蹴っ飛ばすルーカス。
「ルーカスさん・・・俺のこと好きじゃなかったの!?『一人でしないで・・・』って昨日の夜のアレは嘘だったの!?」
「昨日は私一人になると、全ての仕事に手が回らなくなるからあんな芝居をうったのよ!!」
「・・・えぇ!?アレ芝居だったんですか!?」
「芝居よ!!」
「(それにしては本格的だったような・・・)」
「いいから仕事しろ!!」
3度も蹴られるのはイヤだったので、トキオはピューンっと研究所へ逃げていった。
ルーカスはその姿をため息をついて見ていた。
果たして、ルーカスはあの夜、本心で言ったのだろうか?
それは本人のみぞ知る。
って言うか、一人になるのがイヤなら、誰か研究員を一人でも雇えよ(ェ)
to be continued
キャラデータ
バン(22歳)・・・チーム『トライアングル』のリーダー。
長い髪のポニーテールのグレーのジーンズに黒のランニング。耳に髑髏のピアス。腕にはチェーンのような装飾をつけて常時煙草を吸う。
柄が悪いが、その裏腹に優しさがあるという。
ミナミやジュンキから慕われている。
ちなみにユウナに少し気があるらしい。
手持ち・・・ハクリュー(♂) ミロカロス(♀) ハガネール(♂) ライボルト(♂) アーボック(♀)
ミナミ(25歳)・・・チーム『トライアングル』の紅一点。
巨乳でぶりっ子。そして、飛びぬけて明るい。
白いTシャツにフリフリのスカートを履いている。
彼女のおかげでチームはいつもにぎやかだ。
バンとジュンキのことはそれぞれ、バンちゃん、ジュンちゃんと呼んでいる。
手持ち・・・カメール(♀) ミミロップ(♀)など
ジュンキ(18歳)・・・チーム『トライアングル』のメガネ少年。
白いTシャツに緑のだぶだぶのズボンにネクタイを締めている。
3人の中では一番年下である。
また、眼力が凄いとか。
手持ち・・・カイロス(♂) ハッサム(♂)など
アトガキ
さて、序盤戦・・・ノースト地方編が終了しました。
と言う訳で、トキオの出番は以上です。(笑)
次回からは、パラレルワールド編・・・ティブス編がスタートします。
ちなみに、本日のキャラデータはチーム『トライアングル』の3人になっていますが、DOCに彼らの出番はありません。(ぁ)
また、ログの話を入れようと思ったら、どこに入れても不自然な話になるので、思い切って入れないことにしました。
思い切りも大事ですね。(ェ)ログやチームトライアングルの活躍はまたの機会になることでしょう。
そして、次回もよろしくです。
[一言感想]
冒頭の文は、トキオの抱く決意だったようですね。
でも息子にそう伝えても、父親の姿を見てたら「嫌!」と一蹴されそうな気もしますけど(苦笑)。
あくまで個人的な見解ですが、それが自己犠牲による限界なのではないかと思います。
どうしても他に手段が無い時、大きな力を得る手段としては、自己犠牲も選択肢の1つではあるのでしょう。
けれど、後に続く者がいなければ、それは瞬間的なものとして終わってしまう……。
そこまで程度は強くないにせよ、トキオの考え方もこの類いな気がします。
もっとも彼は叩かれて強くなっていくタイプだと思うので(ぇ)、考え方も振る舞いも、これから成長していけばそれでいいと思いますが(笑)。
そんなトキオは、ルーカスの働き(?)により残留決定。
彼女の瞳は、巧妙なまでの演出だったのか、はたまた単にツンデレか……。
次回からは異世界での物語が始まるようなので、楽しみです。
10人とはなかなか大所帯なので、メンバーを覚え切れる自信がないですg(殴)。
それにしても今回一番驚いたのは、何だかんだで戦績上最強を誇っていたオトハに、サトシが勝ったことです(ぇ)。
あと、自分としてはショウ×コトハは好き(何)。