空は紫とか赤とか混じって奇妙な色をしている。
海はオレンジと黄色が交じり合ったとっても歪な色をしている。
陸はといえば、青やグレーなどまるで混沌とした色をしている。
まるでここはこの世の世界とは思えない空間だった。
果たしてここは天国か……地獄か……いいや、もしかしたらどちらでもないのかもしれないし、どちらも当てはまる場所なのかもしれない。
この空間に一つの建造物があった。
城下町のような馬鹿でかい広さは無いが、塔から見下ろすと六角形の広がりを見せる場所だった。
その中心に奇妙な色の空へと伸びる塔が存在していた。
その塔のてっぺんはどこまでも続いているように見えるが、途中で途切れているように見えた。
まるで宮殿と塔が合体したような建造物。
このようなワケの分からない世界にいるなら、なるほどなと納得しそうな建造物だった。
その塔の中階層。
丁度、遠くから塔を見ると霧で外装が途切るように見える部分から1人の男が外を眺めていた。
「もう少しで……”アレ”を復活させることが出来るのですNE?」
貴族……いや、王様が羽織る様な派手なマントを肩にかけた語尾に訛りのある男が、背後についたマフラーをした色男に問いかける。
「ああ。もう少しだ。私が行った世界のイエロー、ジョカ、エースのうちの2人を連れてくれば、”アイツ”を復活させることが出来る」
「それにしてもアウト、不運だったNA。まさか、リュウヤ=フィラデムがティブスに居たなんてNA。おかげで私の裏工作もまったく意味を成さなかったNA」
「すまんな。せっかく、ティブスのポケモンリーグの会長を誘拐し、会長に成りすましてくれたというのに」
謝っているわりに、アウトはひょうひょうとして言う。
「しかも、今、”奴”は下で暴れているなんてNA」
「だが、ザンクス……それは問題ないのだろう?」
ザンクスと呼ばれた男はKUKUKUと奇妙に笑う。
「リュウヤ=フィラデム……一人で我々に勝てるとでも思っているのKA?まったく浅はかなことだNA……」
ふと二人は並んで、下を眺める。
激しい爆発が起こって、壁や地面などを壊れる様子が窺うことができる。
その二人にカツッカツッと足音を立てて近づく人影があった。
「ところでアマネ=フィラデムが死んだっていうのは本当のことなのかい?」
赤いハイヒールに胸元が大きくはだけたシャツの女性は腕を組んで2人に問いかける。
年齢的に言っても20代……いや、10代と言っても通用するだろう。
しかし、彼女の醸し出す雰囲気は色気や大人っぽさが存分に出ていた。
「リリス……ああ。本当のことだよ」
「そう……残念ね……。アマネとの決着はあたしの手でつけたかったのにね……」
爪を噛み締めるリリス。
「そんなにフィラデムを叩きのめしたかったのなら、今あそこにいる孫を潰せばいいじゃないですKA」
「ふっ。それも面白いけど、あたしは孫にはあまり興味はない」
「だろうNA。ところで……」
アウトは自分に言っているのだなと思いザンクスに向き直る。
「その2人を連れ去る手筈はもう済んでいるんだNA?」
アウトはニヤッと笑う。
「ああ。あの2人が行っているから平気だ」
「”ノッポ”のほうは分かるけど、新人の方は大丈夫なのかい?」
リリスがアウトに尋ねる。
「新人……トロイのことか?奴は強い。俺たちの中でもトップクラスでな。それに何よりそいつを選んだ理由は……分かるよな?」
「そうだNA」
再びザンクスは下を見下ろす。
「リュウヤは下の3人が仕留めRU。そして、2人が”アレ”の復活のためNI……」
「すべては……”奴”を倒すため……」
「あたしたちの呪縛を解き放つため……」
TWENTY EIGHTH
88:ハナvsバブル
「ほう……お主……やるのう」
黒い顎鬚を弄りながらバブルは感慨深そうに言った。
バブルと戦っているのはモトキの妹のハナ。
いつでもニコニコと笑顔を絶やさない太陽的存在。
トゲキッス、ラッキー及びバタフリーを繰り出して、バブルの攻撃をことごとく返していた。
「わしもちょっと本気を出さんと行かんのう」
すると、バブルは背中に背負っていた三味線みたいな楽器を取り出した。
「アレは……」
ハナが指摘すると同時にその楽器の音が鳴り響く。
「これはさっきの音……。オトハさん?」
「この音……私……ダメ……」
耳を押さえてこの音をオトハは嫌った。
ヒロトはなんともないのだが。
そして、それはポケモンにも影響が出ていた。
眠らせたバクフーンとギャロップが目を覚ましたのだ。
即座に炎をまとって襲い掛かってきた。
「バタフリー、トゲチック、『エアスラッシュ』です!」
2匹同時に繰り出される飛行属性攻撃が炎をまとって攻撃するバクフーンとギャロップに命中する。
「効かんのう」
「!!」
一閃。
バタフリーとトゲキッスが地面へと倒れた。
「『火炎車』でなんて威力だよ」
倒れたバタフリーとトゲキッスを見て呟くヒロト。
しかし、ハナは表情を変えず(つまり笑顔のまま)チリーンを繰り出した。
「何が出てこようが無駄じゃよ。わしのこの楽器、”ヒートランプ”を弾いておる限り、2匹の攻撃を止められやしないのじゃ」
「ふふっ。チリーン、『スーパーサウンド』です」
チリーンは身体を揺らし始め、大きな音を出し始めた。
「これは……『嫌な音』?」
「違います……。これは……ただの音の振動です」
ふと、オトハがそういった。
「大丈夫なのか?」
「ええ。ハナさんのチリーンの音がきっとあのヒートランプの音を相殺したのですね」
「じゃが、そのチリーンは無防備じゃ」
「そんなことはありませんよ(ズズッ)」
さすがにバトル中であるために湯飲みじゃなく、ペットボトルのお茶を飲むハナ。
てか、そんな時に飲むのもどうかしてるけど(ぁ)
ズドンッ!!
「なんじゃと?」
チリーンへの攻撃を守ったのは先ほど倒れたはずのトゲキッスだった。
しかも、自ら炎をまとってギャロップとバクフーンの攻撃を受け止める。
「『オウム返し』の『火炎車』です」
「まさか、その二匹は倒れておらんかったのか?」
「いいえ、バタフリーはさすがにもう戦えません。バタフリーだけを回収するとトゲキッスはまだ戦えることを悟られるのかと思いそのままにしておいたのです」
二匹の火炎車をトゲキッスは分断するように逸らした。
「トゲキッス、『しんそく』です」
ギャロップめがけて攻撃するが、ギャロップは脚を踏ん張って角で攻撃を受け止めた。
角を回してトゲキッスを刺すが、一撃必殺の効果は生まれなかった。
だが、それでも確実にダメージは与えていた。
「あれほどのダメージを受けて動けるのはきっと、トゲキッスは倒れている間、『はねやすめ』をしてたのですね」
「ああ。そうみたいだな」
オトハとヒロトは遠くで彼らの戦いを傍観することにしたようだ。
その間にバクフーンが炎攻撃をチリーンに繰り出すが、ラッキーが攻撃を受け止める。
だが、力の限り出し続けるバクフーンの攻撃にさすがのラッキーも体力を失われつつあった。
「チリーン!『サイコキネシス』です!」
念動力を飛ばし、もう一方のギャロップに攻撃を命中させた。
トゲキッスに気をとられていたギャロップに当てるのはそう難しいことではなかったようだ。
「ここからが本領じゃよ」
バブルがそういうと天候が変化し始めた。
バブルの傍らにはにほんばれを繰り出したと思われるゴウカザルがいた。
そのにほんばれの影響でバトルが動いた。
ずっと炎を出し続けていたバクフーンがラッキーを押し切ってチリーンごと木に押し付けて燃やした。
ラッキーとチリーンは火傷を負って苦しそうだ。
「日差しが強くなってきたな……」
「炎攻撃の威力を上げたのですね。ハナさんはどうするつもりでしょう?」
ハナを見るオトハだが、ハナは相変わらず笑っていた。
だが、オトハにはその笑顔がいつもとちょっと違って見えた。
「あら、わざわざにほんばれをしてくれたのですね?ふふふ……(ニコニコ)」
すると、ハナも新たなポケモンを繰り出した。
「一気に決めさせてもらいます」
「!!」
チュドーンッ!!
「くっ!!なんて衝撃だ!?」
「凄まじい攻撃です……」
ヒロトとオトハは衝撃に巻き込まれないように、木に身を隠した。
そして、次に二人が見たとき、今まで以上に勝負が動いたことを確認した。
「バブルがバクフーンとギャロップ、戦闘不能……」
「ハナちゃんはトゲキッスがダウンしただけですね」
バブルのゴウカザルは衝撃を免れたか、ピンピンしている。
一方のハナのポケモンたちといえば、ラッキーはかなりダメージを負っているがまだ戦えて、チリーンはどこにもいなかった。
先ほどの衝撃の合間に戻したのだろう。
そして、新しく繰り出したポケモン……チェリムはポジフォルムと呼ばれる花を咲かした状態になっていた。
「トゲキッスとチェリムの攻撃で倒せたと思っていたんですけど……上手くいきませんでしたね(にっこり)」
「そんな技を受けるわけには行かんのじゃ。チェリムの『フラワーギフト』……厄介じゃのう」
「チェリム、『葉っぱカッター』です」
桜色の葉っぱカッターを繰り出すチェリム。
攻撃のスピードが異常に早かった。
「速いが……」
ゴウカザルは避ける。
「わしのゴウカザルには及ばんよ」
チェリムが周囲の風を感じた時にはブレイズキックを受けて吹っ飛んでいた。
「チェリム、『花びらの舞』です」
「その程度の攻撃力と機動力じゃ、わしのゴウカザルには敵わんよ」
再び攻撃を仕掛けようと接近するゴウカザルを見て、チェリムは自分の周りを囲むように花びらの舞を放った。
だが、それを見越してゴウカザルはすぐに離れて炎攻撃を放つ。
にほんばれで威力が上昇している炎はチェリムをあっけなく燃やし尽くす。
「次はそのラッキーじゃな」
「あら?まだチェリムはやられてませんよ?」
「何じゃと?」
ハナの指摘どおり、まだチェリムは健在だった。
バブルが指示を出し、チェリムに止めを刺しにかかった。
だが、ゴウカザルの蹴りはチェリムに防御された。『守る』だ。
「チェリムのおかげで時間稼ぎが出来ました。ラッキー、『ホーリーエッグ』、『指を振る』です」
チェリムとラッキー自身に卵を放って体力回復を図る。
さらにハナはラッキーにランダムに出る技を選択した。
「ランダム技に頼るとは愚かじゃな」
再び、ゴウカザルは消える。
「ランダム技?違いますよ?(ニコッ)」
「!?」
すぐにゴウカザルは姿を見せた。
丁度、先ほど居た位置とラッキーの間合いの中間点ほどで。
足元にはまきびしが転がっていた。
まきびしを踏んだことにより、ダメージを受けて動きを止めたようだ。
「これで決めます」
ラッキーが走ってゴウカザルに突撃する。
「ラッキー如きの打撃技など恐れるに足らん。返り討ちにしてくれよう」
一撃を決めるゴウカザルの体勢は気合パンチ。
ラッキーの懇親の一撃に合わせるようだ。
ズゴゴゴゴンッ!!!!
「!?」
ラッキーとゴウカザルの攻撃は拳と拳が合わさり、ラッキーを一撃で倒したはず……バブルの考えはそうだった。
しかし、実現したのはあっけなくゴウカザルが某ロケット団のように吹っ飛ばされる姿だった。
「攻撃で劣るはずのラッキーに打ち負けたじゃと?しかも、火傷を負っていたにもかかわらず……。いくら、チェリムの援護があったといえ、なんと言う威力……」
「私のラッキーの最後の切り札『ラッキーパンチ』です。攻撃を当てると相手の急所に通常の10倍の衝撃を叩き込みます」
「……最初の『卵爆弾』の時はこれほど攻撃力は持ってないと思ったが」
「ふふふ……『ホーリーエッグ』は回復するだけでなく、状態異常の回復、攻撃のエネルギーを蓄積する効果もあるのです。そのエネルギーはある程度蓄積可能で一回攻撃すると消費されます」
「その効果にチェリムの『フラワーギフト』と『手助け』か……やはり厄介じゃのう」
しかし、ハナはラッキーとチェリムを戻した。
「バブルさん。あなたのポケモンは、後ポワルンだけのはず。大人しく捕まってください」
「捕まるじゃと?イヤじゃな」
「あなたは”影人”。存在してはいけない人なのです。影人は在るべき場所に帰らなければなりません」
「わしが”影人”だろうが、なんだろうがお主には関係ないことじゃ」
「関係あります」
眉間にしわを寄せて、ハナは言う。
「あなたが私のお父様の”影人”だからです」
「あの二人はいったい何の話をしているのでしょう?」
「また”影人”とか言っていたけど……一体何なんだ?」
オトハとヒロトはまったく話についていけないご様子。
「要するに、お主はわしを滅ぼそうというのじゃな?」
「早い話……そういうことになります」
「それなら、わしは捕まる訳には行かんのう。わしは”あやつら”の運命を見届けておらんのでな」
バブルはヒロトとオトハの方を見て言った。
「残念ですが、覚悟してください」
「お主は強い。じゃからして、わしは全力で行く。エンテイ!!」
「!!」
伝説のポケモン、エンテイの登場はさすがのハナも予測し得なかったことのよう。
ハナはラッキーを再び繰り出すがエンテイが放った炎の槍を受けてダウンした。
しかも、なおもエンテイは襲い掛かる。
火炎放射だ。
「仕方がありませんね。こちらも切り札を出させてもらいます(にっこり)」
電光石火一閃。
繰り出した瞬間に炎を切り裂き、一気にエンテイを斬りつけた。
そのポケモンを確認して、エンテイは一歩後退する。
「さあ、リーフィア、行きましょう?」
鳴き声をあげるリーフィア。
「一撃であの強力な火炎放射を切り裂いてダメージを与えている……一体どれだけあのリーフブレードは強いんだ?」
ハナのリーフィアに圧巻のヒロト。
リーフィアが次の攻撃に入ると思いきや、地面に寝転がった。
「へ?」
そして眠ってしまった。
「えーちょっとー起きて下さい〜」
慌てて起こそうとするハナ。
どうやら、彼女が指示したわけではないらしい。
「随分のんびり屋さんのリーフィアですね」
「(それはオトハさんが言えたことじゃないと思う……)」
確かに、いくらリーフィアといえども、オトハに言われたくないと思う(ぁ)
その隙をエンテイは逃さなかった。
強力な火炎放射でハナとリーフィア目掛けて撃ってきた。
ハナは慌てて飛び退いたが、リーフィアに直撃した。
「……確かにリーフィアに攻撃が当たったよな?」
「当たりましたね」
ヒロトとオトハは攻撃の結果を見て目を丸くする。
攻撃を受ける前と変わらずリーフィアは寝ていたのである。
しかもよく見るとほとんどノーダメージ。
それに怒ったエンテイは最大の技を繰り出そうと息を大きく吸い込んだ。
「リーフィア。起きて下さい」
ハナの呼びかけがやっと聞こえたか、リーフィアは”ふわぁ〜”と可愛らしい欠伸をしてエンテイを見た。
ちなみに彼女のリーフィアはオスです(何)
そして、灼熱の炎がハナとリーフィアに襲い掛かる。
「『マグマストーム』!?さすがにアレはまずいんじゃないか?」
ヒロトはモンスターボールを取る。
「でも、ハナちゃんは平気そうな顔をしていますよ?大丈夫でしょう」
と、オトハ。
その当のハナはにっこりと笑って後退した。
「行ってください。リーフィア」
灼熱の炎は確かにリーフィアを飲み込んだ。
ヒロトとオトハの目に間違いはなかったはず。
だが、燃やし尽くしたその場所にリーフィアの姿はなかった。
「リーフィアは……」
「そこです!」
オトハとヒロトは同時にリーフィアの位置を確認した。
その場所とは、なんとエンテイの真後ろでしかも、エンテイに背を向けている状態だった。
そして……
ズシンッ!!
「エンテイが……」
「リーフィアの一撃でダウン?」
一方のハナといえば、リーフィアをボールに戻して周りを見た。
「エンテイを囮にして逃げられてしまいました……。追わないといけませんね……」
歩き出そうとしてハナは足を止める。
「(でも、もしかしたら他の世界へ飛んでいるかも……。無駄足かもしれませんね)」
「ハナ、聞いていいか?」
その思案中のハナに話しかけるヒロト。
オトハもヒロトの後ろにくっ付いてきた。
「あいつは一体何者なんだ?あいつは俺の夢に入り込んで、俺の運命を勝手に弄びやがった……。ハナ、お前なら知ってんだろ!?」
「ええ。知っています」
「じゃあ、教えろ!!俺があいつを叩きのめしてやる!!」
「ヒロトさん」
宥めるようにオトハが後ろからヒロトのシャツの裾を掴む。
今にもハナに襲い掛かりそうな勢いだ。
「まず”影人”について説明します。”影人”とは”ある一人”の人間のもう一つの魂が抜け落ちた姿です」
「”ある一人”の人間?」
「もう一人の自分ということです。要するにさっきのバブルと呼んでいた影人とは、私やモトキお兄さんのお父様の影人なのです」
「もう一つの魂……」
「死の淵に瀕した時、稀に魂が分断されることがあるのです。そのとき、同じ姿、同じポケモンを持ったまるでドッペルゲンガーのようなものが誕生してしまうのです」
「(同じ姿に同じポケモン……そんなことありえるのか?)」
ヒロトはどうも信じられないようだ。
「違う点といえば、一つ特殊な超能力を追加される点でしょう。あのバブルの超能力というのは夢の中に侵入し、未来を見せる能力なのでしょう」
「…………」
「それをハナさんは追っていたのですか?」
オトハはいつもより真剣な顔で話を聞いていた。
「ええ。標的の一人がその私のお父様の影人です。影人は本来有るべきところに帰らなければなりません」
「それってどこだ?」
ヒロトが屈んでハナと同じ目線で尋ねる。
ちなみに、ハナの身長は143センチととっても小さい。
対して、オトハとヒロトはともに170センチ近くある。
「それは教えられません。しかし、そこへ彼らを連れて行くことが私たちの任務なのです」
「…………」
ヒロトは立ち上がって空を仰いだ。
複雑な表情をしているのをオトハは見逃さなかった。
「あの”ヒートランプ”は弾き方によって、様々な効果をもたらすのです。これはモトキお兄さんでさえも習得できなかったお父様にしか出来ない能力です。これでポケモンを起こすことや能力を上昇させること、そして相手に死の呪いをかけることさえも出来てしまうのです」
「死の呪い……」
「ファイ○ルファン○ジーでいう『死の宣告』と同じで相手に勝てば打ち勝つことができます」
なんか違くない?(汗)
「もしかして、オトハさんが怖いと言っていたのは、その音の意味を理解していたから?」
「道理で怖いと思ったはずです……」
ハナはう〜んと背伸びをした。
「さて、私もモトキお兄さんに続いて報告に行かないといけませんね」
「どこへ?」
ヒロトは聞くが、ハナはにっこりと笑って答えなかった。
そして、歩き去ろうとする。
「あ、忘れるところでした」
不意にハナはくるりと回れ右をした。
「ヒロトさん……あなたに話しておかなければならないことがあるのです。影人について……」
「え?」
ハナの話すことは、これからの事件に大きくかかわることであるとすぐに彼らは知ることになる……
89:急襲
ヒロトとオトハがバブルとハナとの騒動に巻き込まれてから、すでに3時間ほど経過していた。
オレンジ色の太陽が刻々と沈んでいった。
そんな森の中、ダークグリーンの髪の少年、エレキがポケモンの修行をしていた。
ワニノコやパチリスが飛び交い技を出し合う。
「あ、あの時の感覚……なんだったんだろう?」
2匹のポケモンを戻してエレキは座り込む。
あの時とはSGに乗り込んでストムと戦った時のこと。
彼はとても不思議な感覚を覚えた。
ふと、自分のいつもの感覚が抜け落ちて、まったく違う自分になってバトルした。
これは、盾のエレキとも矛のエレキとも違う人格だった。
その感覚を味わってからというもの、矛と盾の人格はどこかへと消えてしまった。
「も、もしかして、盾の言っていた僕の封印と言うものが解けたのかな?よ、よくわからないけど……」
ふと、息をついて周りを見る。
だんだんと暗くなってきて不気味になっているのがよくわかる。
「……な、何か出てきそう……」
ポケモンが居るとはいえ、一人で居ることが不安なエレキはぶるぶると震えだした。
トキワの森は昼でも暗いといわれている。
夜となると暗さはよりいっそう増すだろう。
「ご、ゴーストポケモンとか……出て来ないよね……?」
とか言っているエレキだけど、ムウマージを持っています。(ぁ)
しかし、そのときガサゴソと草むらが揺れた。
「ひ、ひぃーっ!! だ、だ、誰!?」
思いっきり後ろずさりをして、木にぶつかってグハッと声を上げる。
再び、ガサゴソと草木が動くと、そこから何かが出てきた。
「え……?ひ、人?」
すでに暗くてよく見えないため、近づくエレキ。
だが、酷く動きが鈍いことに気がついた。
「こ、この人って……」
青い髪にマントを羽織った両腕に竜の刺青の男……リュウヤだった。
「りゅ、リュウヤさん!!」
「ッ……確か、お前はあのときにいた奴の一人……ぐっ……」
「……!?」
刺青とかに目が行っていたがよく見ると、マントが焦げていたり、腕が凍傷にかかっていたり、見て分かる通り酷い有様だった。
「は、速く運ばないと……」
「そ…れより…”あいつら”が……襲って…来る……」
「あ、あいつら?」
「はや…く…しないと……」
そういい残してリュウヤは気を失った。
トキワシティのはずれ、1ばんどうろに近い場所。
そこに二人の少年達とポケモンが倒れていた。
「うぅ……」
太目の少年と三つ編みの少女だった。
太目の少年は辛うじて意識があるが、三つ編みの少女は完全に気を失っているようだ。
「ミナノ……大丈夫……か?」
彼女の名前を呼びかけても反応はなかった。
少年……プレスは拳を握り締めて、地面を叩く。
「く…そっ…あの男…ジョカを……」
それだけを言って、プレスも気を失ってしまった。
トキワグローブ邸。
ここで、リュウヤの危惧していた事態が起こっていた。
「あ……あなた!!……痛っ!!」
「やっと見つけましたよ。イエロー=デ=トキワグローブ。ついて来てもらいますよ」
イエローの両方の腕を一纏めにして片手で捕獲しているノッポの男が居た。
「あなた……リーフちゃん……」
家の中は無残にも散らかって、リーフが気絶していた。
シルバーも相棒のマニューラやオーダイルが傍らに倒れていた。
「くっ!!放して!!」
「封印を解くために来てもらいます」
暴れるイエローだが、まったくノッポの男の拘束は揺るがない。
やがてノッポ男はトキワグローブ邸を出た。
「さて、森へ急がないといけません」
「うわぁ!!」
持っていたロープでイエローの手首を一まとめにすると、イエローを肩に持ち上げて走り去ろうとした。
「待てッ!!」
誰かが止めたがノッポ男は気にせず通過した。
「お前ッ!!イエローさんをどうするつもりだ!!」
ファイアだった。
ニョロトノを繰り出してノッポ男の脚に冷凍ビームを撃って凍らせようとする。
「邪魔をしないでください」
足を止めて、一つのモンスターボールを地面に落とす。
すると中から舌の長いポケモンが飛び出して、ニョロトノの冷凍ビームを払いつつ、ファイアに接近した。
「仕留めなさい。『乱れ突き』」
「っ!!ニョロ!『ハイドロ……」
メリッ!
ハイドロポンプ……と言いかけたところで、口が止まった。
ファイアの腹にベロベルトの舌がめり込んでそのまま近くの家の壁に勢いよく吹っ飛ばされた。
「ファイア君!!」
「ぐぅ……」
腹を抑えて倒れるファイア。
「邪魔をしなければこんなことにはならなかったのですよ?」
ファイアにそう言い捨て、立ち去ろうとする。
しかし、ファイアのニョロトノがそれを許さなかった。
トレーナーが指示しなくても、彼自身の判断で男に襲い掛かった。
「無駄だよ。『パワーウィップ』」
舌を強力なムチのように打ち付けて、ニョロトノを一撃で沈めてしまった。
「くそっ……」
「今度こそ、行かせて貰います」
ファイアに戦闘の意思が見られなくなったことを認知して、今度こそ立ち去ろうとした。
だが、それは叶わなかった。
強力な水鉄砲がノッポ男の道を塞がんとし、足を止められてしまったのである。
「てめぇ。俺とバトルしねぇか?」
とある一軒家の屋根の上から声は降ってきた。
ファイアは見上げるが、月の光で誰だか確認できなかった。
でも、跳んで降りてきて、ようやく彼を確認することができた。
「……ラグナ?」
「つーか、ファイア。てめぇ遊んでんのか?一撃でのされちまってよー」
「ぐっ……」
膝をついて何とかファイアは立ち上がった。
身体が痛い筈なのだが、現在の状況を見るとそうも言ってられない。
「うるさい。第一、何でお前は屋根の上なんかに登ってたんだよ!」
「なんとなくだ!」
「飛行ポケモンでも使ったか?」
「自力で登ったんだ!俺が飛行とかエスパーポケモンを使うかッ!!……っと……!」
ラグナはオーダイルに指示して、ノッポ男の進路に再び水鉄砲を放った。
「逃げるなよ、てめぇ。いきなり人を攫うとはどういう用件だ!?」
ノッポ男は黙ったまま、ベロベルトを再び繰り出した。
「けっ!オーダイル!」
ベロベルトのパワーウィップを受けながらもオーダイルは接近してパンチを繰り出した。
ズドンッ!!っと強力な衝撃がベロベルトとオーダイルの拳から生まれる。
ベロベルトがよろける。
パワーではオーダイルの方が上のようだ。
「『乱れ突き』!!」
「叩きのめせ!!」
カクレオンのように舌を伸ばして巧みに攻撃を仕掛けるベロベルト。
オーダイルは果敢に攻めるが、その舌に押されて攻撃に転じることが出来ない。
「拉致があかねぇ!『水の波動』!!」
水の波動を打ち出すが、ベロベルトは舐める様に攻撃をブロック。
まったくダメージはない。
「いけッ!!『アクアスティンガー』!!」
水の波動は囮。
舌が止まった瞬間に接近し、一気にベロベルトを鋭い水の爪で切り裂いた。
水の爪と言われてそれほど威力ないものだと思われるが、実は違う。
水は極度に凝縮するとかなりの切断力を生む。詳しくはCOMの第17話参照。
「誰のセリフ取ってんだ、てめぇ!」
だって、そのほうが分かりやすいしー(蹴)
要するに、爪に水を付加することにより強力な切り裂くが発動できるということなのである。
その一撃で、ベロベルトもかなりのダメージを負ったようで、息を切らしていた。
「なかなかやるようだな……。なっ!!」
ノッポの男が驚くのも無理はない。
いつの間にか肩に担いだイエローが居なかったのだ。
「イエローは返してもらうぜ」
「!!」
いつの間にか、ラグナの傍らにはイエローを乗せたヌケニンが浮かんでいた。
「助かったよ……」
ヌケニンから降りて、手首のロープを切って解放されて、ラグナに礼を言うイエロー。
ラグナは「どうってことねぇよ」とイエローを見ずに返す。
「やるようですね。しかし、返してもらいますよ」
ベロベルトが再び接近する。
しかし、最大パワーの冷気がベロベルトを包み込んだ。
そして、冷気が止むとベロベルトの氷像が完成していた。
「はぁはぁ……お前の好きのようにはさせない……」
グレイシアの吹雪だ。
苦しそうなファイアだが何とか立ち上がってノッポ男を威嚇していた。
「2対1か……この状態では少々不利ですね」
ノッポ男がもう一つのモンスターボールを取ったそのときだった。
その男の隣にテレポートしてきた男がいた。
黄色いシャツにグレーのジーンズ。緑髪の少年だった。
テレポートをしたのはフーディンだ。
そして、ラグナは呼びかける。
「ヒロト!丁度良かった!そいつを倒せ!!」
ヒロトがちらりとラグナを見る。
しかし、それも束の間、ノッポ男に言った。
「TSUYOSHI。俺が一人連れてきた。戻ろう」
ヒロトの右腕には誰かを抱えていた。
その抱えている人物を見たとき、イエローが叫んだ。
「ジョカ!」
ヒロトが抱えているのは紛れもなく、イエローの娘、エースの妹のジョカだった。
「ヒロト……てめぇ、どういうつもりだ?」
「何で、ヒロトがジョカを……!?」
ヒロトは再びちらりとラグナとファイアを見た。
「『テレポート』」
しかし、不敵に笑うとフーディンにテレポートを指示した。
「逃げんじゃねぇ!!オーダイル!!『ハイドロポンプ』!!」
オーダイルの攻撃も無駄だった。
当たる瞬間にヒロトとTSUYOSHIはその場から消え去ってしまったのだ。
「どういうことだ!?」
「あの男とヒロト……どういう関係が……!?」
ラグナとファイアはただ立ち尽くす。
イエローも目の前で消えた娘を見て呆然としていたのだった。
90:終わりの始まり
「……ライト……本当に私たちと一緒に元の世界に戻るのね?」
「…………うん」
ユウナの質問に俯いてライトは答える。
彼女の目は光を失ったように淀んでいた。
その姿を見てカレンが悔しそうに拳を握り締めている。
現在、ユウナたちはオトハを除いたこの世界に来た8人で明日のことを話し合っていた。
翌朝、彼らはこの世界から自分達の住んでいる世界へ戻る。
しかし、ユウナにとって気がかりはライトとオトハだった。
本当だったら、ユウコもその対象だったのだが、彼女はこの話を始まる前にこう言った。
―――「私も戻るわ」―――
彼女がどういう心境だったか、わからないけど彼女がそうしたいならと咎める気はなかった。
多分、ユウコが単にモトキに飽きたのだとユウナは思っていた。
丁度そのとき彼女に情報が入り込んできた。
リュウヤとプレスとミナノが気を失って病院に搬送されたことだった。
だけど、ユウナはあまり気にしていなかった。
自分たちの世界に戻るにはあまりにも関係ない情報だったから。
オトハのことを彼女達は待っていたのだが、丁度そのとき、ラグナとファイアがポケモンセンターのロビーに乗り込んでいた。
そして、一声目がこれだった。
「「ヒロトはいるかッ!!」」
「ラグナ……うるさい」
さぞ迷惑そうにハルキはラグナとファイアを睨みつける。
「ヒロトがどうしたのよ」
ラグナとファイアは説明をした。
トキワグローブ邸が襲われたこと。
ジョカが攫われたこと。
ヒロトがTSUYOSHIと言うノッポ男に手を貸していたこと。
イエローを攫おうとしたこと。
…………。
それら全てを話し終えたときのみんなの反応はそれぞれだった。
「ヒロトさんがそんなことするはずが無い!!何かの間違いだよ!!」
「私もそう思うわ!きっとそうだとしても、何か理由があったのよ!!」
と、マサトとカレン。
「だが、ラグナの言うことが嘘だとは思えないな」
「一体どうしちゃったのかしらね」
と、ハルキとユウコ。
「ジョカを助けに行こう!」
「ちょっとは落ち着きなさいよ!」
と、サトシとカスミ。
「TSUYOSHIというノッポって……まさか、マングウタウンでトキオと戦った男……?」
ライトはポツリと言う。
しかし、まったく元気がない。
「(ジョカとイエローさんを攫うなんてどういうことかしら……?)」
ユウナはその行動の意味について考えていた。
「取り合えず、俺はヒロトの奴を見つけたらボコボコにしてやる!!」
「そして、ジョカの場所を聞き出す!!」
「あなたたちもちょっとは落ち着きなさい」
とりあえず、昂っているラグナとファイアをユウナは宥めようとする。
そんなときだった。
「あ、みんな居るな?」
ヒロトがポケモンセンターへ入ってきた。
当然視線はヒロトに集中する。
ちなみに、後ろにオトハがいたのだが、そのことにはユウナ以外気がつかなかった。
「(……なんか殺気が混じっているのは気のせい……か?)」
そう思ったのも束の間、ヒロトはいきなり胸倉を掴まれた。
掴みかかったのはラグナだ。
「オイ!ジョカをどこへ連れて行った!」
「……ジョカ?ジョカがどうしたって?」
「とぼけるなッ!!てめぇ、さっき俺とファイアの目の前でジョカを攫って行ったじゃねぇか!」
「!?」
ヒロトは驚いた顔を見せる。
「ラグナさん!待ってください」
オトハが割って入る。
「ヒロトさんはそんなことしていません!」
「どういうことだ!?オトハ!」
「だって、私……ずっとヒロトさんと一緒でしたもの!」
そのオトハの真剣な声と目にラグナは声を詰まらせる。
「だけど、俺たちは見た!ヒロトがジョカを抱えているところを……」
ラグナの代わりにファイアが続ける。
「私を信用できませんか……?」
悲しそうな顔でオトハはファイアの目を見る。
子犬のような目を見るとファイアもいたたまれなさから、目を背ける。
「私はヒロトがやってないことを信じるわよ」
そう言ったのはユウナだった。
「証言者がオトハと言うこともあるしね。それにオトハが嘘なんてつけるはずがないわ」
「(珍しいこともあるもんだな)」
ハルキはそう思ったらしい。
「だが、それなら、俺たちが見たヒロトは……?」
「きっととっても似た人だったのでしょう」
にっこりとオトハは言う。
その言葉にファイアとラグナは顔を見合わせる。
「ところでジョカはどうすんだ?」
「それなら、俺たちが居場所を知っている」
とヒロト。
「どういう意味だよそれ!やっぱりてめぇが!」
「場所を教えたのは俺じゃない。リュウヤだ。ここに来る前にリュウヤのところへ行ってきたんだ」
「リュウヤ……あいつ、見つかったのか?」
「今は病院に居るけどな。だから、リュウヤが動けるようになったら、ジョカを助けに行く!」
「そうか!じゃあ、俺たちも……」
サトシが張り切って立ち上がる。
「だけど、助けに行くメンバーはこっちで決めさせてくれ」
「?」
「リュウヤが言っていたが、この先のバトルは危険と一言で言うには足りないくらい危ない場所らしい」
「分かったわ。それは、明日の朝までには決まることなのかしら?」
ユウナが尋ねる。
「ああ。明日の朝までにはは決める。だから、今日はもう休んでくれないか?」
ヒロトの最後の言葉をきっかけにそれぞれ部屋へと戻って行った。
そして、今、外ではユウナとオトハが星空を見ていた。
「マングウタウンで見たときと同じ星空ね……」
「世界が違っても星の美しさは変わらないんですね」
夜の涼しい風は、オトハの長い髪をなびかせ、続いて隣にいるユウナの頬を掠めて過ぎ去って行った。
「結局、オトハはどうするの?」
念のため、ユウナは聞く。
しかし、彼女もオトハの答えは分かっていた。
「私は……ヒロトさんといっしょにいます」
「そう、それなら良かった……これで、残りはライトだけね」
「エースさん……嘘をついています」
「……そうね。でも、こればっかりは本人達がどうするしかないわ」
ユウナとオトハはずっと空に輝く空を眺めていたのだった。
トントン
ドアをノックする音に気がついた。
でも、彼女は出る気になれなかった。
助けようとした彼に傷つけられて、他の女とキスしているところを見せられて、もう彼女は何の気力も起きなかった。
トントン
「(ほっといてよ……)」
しかし、ドアを叩く主は諦めようとしない。
必死でドアを叩き続ける。
彼女はだるい身体を起こして、ドアを開けた。
その姿を見て、彼女は身体を固まらせた。
「(エース……)」
青いバンダナにジャケット……まさに、彼はエースだった。
to be continued
キャラデータ
ファイア(18歳)……”ティブス”のハナダシティの出身でレッドとカスミ(ティブス)の子供。
ハナダシティのジムリーダーであり、主に水と氷系のポケモンを使用する。
性格は優しく、時には厳しく……極普通な少年。
最初はアクアのことが好きだったのだが、振られてリーフに心を奪われたと言う。
手持ちポケモン……エン/エンペルト(♂) シャワ/シャワーズ(♂) グレイ/グレイシア(♂)
ライ/グライオン(♂) カイ/カイリュー(♂) ニョロ/ニョロトノ(♂)
オリジナル技
ハナ
『スーパーサウンド』……チリーンの技。大きな音を鳴らせて、音の技を相殺する。なお、『ハイパーサウンド』、『ウルトラサウンド』もあるらしい。
『ホーリーエッグ』……ラッキーの技。卵でヒットポイントを回復させるだけでなく、状態異常を治し、さらに攻撃能力を高める(蓄積可)ことができる。
『ラッキーパンチ』……ラッキーの技。……そのまんまです。説明することない……(汗)
ラグナ
『アクアスティンガー』……ラグナのオーダイルの技。20話参照。
アトガキ
「影人を封じ込める世界”ダーケンド”。そこへ連れて行くのがハナの役目だった……」
あ。どこかにこの話を詰め込もうとしたのですが、なんかいろいろとややこしくなるのでここだけの話です。”ダーケンド”はあとの話にかかわってこないし。
それにしても、ここに来て思ったことはアニメメンバーが全然活躍してないことです。もういるだけになっている(汗)
まーしかたがないですね(オイ)
それに付随して、オリキャラの中ではラグナも出番が少なかったです。トキワ編に入ってから。
そんな訳で、アニメキャラを除けば、全員メインの話は出来たんじゃないかと思ってます、トキワ編。
そして、次回……なんとライトはエースの部屋へ……!!その内容は明かされない!!(ェ)
そんなことより謎の敵集団とその目的が明らかに!?
[一言感想]
自分の影を支配下に置き力として扱う、それがペルソナ(違)。
ヒロトに良く似た男と、TUYOSHIの登場。
……なんでこいつはいつもアルファベットなのだろう(ぁ)。
とにかくザンクス達が動き始めたようで、敵のレベルもかなりのようです。
しかし、エースもヒロトも、ようやく心を開いたのか……ちょっとは進展あったと見ていいのかな。
あとはラグナが地味に強く見えました(ぇ)。