PSVG New commer story 〜Star of north〜
スペクターとの戦いから7年後・・・・・ジェード達はポケモンマスターとなり、活躍していた。
そんな彼らの活躍の影で・・・・・・今まさに未知の可能性を持った少年が旅立とうとしている。
その舞台は・・・・北の大地・・・・シンオウ地方
#1:銀世界の希望
ここはシンオウ地方の中央に位置するシホロタウン・・・・・、
この病院を今日・・・・退院する少年がいた・・・・。その少年は今日からポケモントレーナーの旅に出るのだ・・。
「ショウ君・・・本当に今日は退院おめでとう!!」 この病院の看護婦は銀髪でスカイブルーの目の少年・・・・・ショウに言った。
その病室には千羽鶴や寄せ書きが数多く置かれていた。
「有難うございます・・・・・。カナさん、これで僕はようやく旅に出ることが出来ます・・・・・。」
「私は大したことはしてないわ・・・・それよりもいい?これからが一番大変よ。トレーナーの旅はすごく厳しいからね・・街に立ち寄ったら必ず病院で検査をすること、良いわね?」
「ええ・・わかって」
「安心してくださいカナ先輩!!!いざとなったら私が責任を持って病院に引きずりこみますから!!」
後ろで,カナより年下の少女・・・・、スイレンは明るく答えた・・・。
「ス、スイレン・・・・・僕が行かないとでも思うの?」
「ええ,問題は大有りね・・・・・あなたはよく病室を抜け出すから・・・・私が目を光らせておかないとね。」
「・・・・・・・・(それはスイレンが僕に教え込んだのに・・・。)」ショウは反論したい気でいると、
「ふふ♪・・・・・スイレンちゃんもしっかり彼を捕まえておくのよ!!」
「なっ・・・・・違いますよ・・・・ショウとは只家が隣同士だっただけで・・・・。」スイレンも顔を真っ赤にして否定している
「そうそう・・・・・僕らは4つも歳が違うんですから・・・・スイレンだって・・・・相手にしてませんよ?」
「良いのよ・・・・4歳の差位・・・・男の子なら関係ないわ・・・グフフ♪」
まったく話を聞いてないで一人悦に入っているカナ・・・いや〜おそろしや
「「違いますって!!」」
「・・・・・・・、頑張ってね・・・・君の夢は・・・・ジェード君に追いつくことなんでしょ?」
「えっ・・・・・ジェードさんを知っているんですか?」
「ええ・・・前に一回だけ会った事があるわ・・・・・凄く強いわよ・・・彼は、」
「そうですよね・・・・・良し!!僕も絶対にあの人との約束は・・・・・果たします!!」
「その意気よ・・・・私も応援しているわ・・・・頑張ってね!」
「ハイ!!」
こうして二人は北の大地への一歩を踏み出した。
「早くポケモン図鑑をもらわないと・・・・。」
そして,シホロのポケモン研究所に向かっているわけだが・・・・・・・
ドン!!!! ショウはいきなり通路から出てきた青年とぶつかった。
「うわ!!!!いててて・・・・あっ・・・どうもすいません。」
「やあ、君がショウ君だね?」 その青年は五芒星のバッジを胸につけており,何故か小型の剣を肩にかけていた。
「えっ・・・?何故僕のことを・・・?」 見ず知らずの人が何故か自分の事を知っているので・・・・ショウは怪訝な顔をした.
「実は僕はカナの友達、ケン=リース=イーブイタウンさ。・・・・君の事を良く聞いていてね・・・・・、努力を惜しまないトレーナー候補だってね。」
「そんな・・・・僕は大したことありませんよ・・・・・・・、それよりも・・・僕に何か用ですか?」
「あっ・・・・そうだったね、実は僕はこの地方にポケモンの研究をしに来たんだ・・・・・、それでカナからポケモンを渡してやってくれって言われてね、と言うわけで君にこれをあげるよ・・。」
ケンはショウにポケモン図鑑とモンスターボールを渡した!!
「ありがとうございます!!!・・・・ところで、このボール・・・空けても良いですか?」
「構わないよ・・・。」
「よぉぉぉし・・・・行け!!モンスターボール!!!」 ショウはモンスターボールを投げた。 中から現れたのは・・・。
「ブーーイ!!!!」 なんと、しんかポケモンのイーブイだった。
「・・・・・イーブイか・・・よろしくね!!僕はショウ=スカイマーク。」
「こちらこそよろしくね・・・・私も頑張るわ!!」 突然イーブイが喋りだしたので・・ショウは驚いてしまった。
「ぽ、ポケモンが喋った!!?」
「ああ、驚かせちゃったね・・・・実はこれは今僕のしているバッジの効果なんだ・・・・・これがあるとポケモンと会話が出来るんだ。」
「・・・・・そうだったんですか。」
「でも・・・・精一杯の愛情を注いであげれば君も言葉なんか関係なくポケモンと意志を疎通できると思うよ・・・、さあ旅は長いけど頑張るんだよ!!」
ケンは右手を差し出した、
「色々とありがとうございます!!!いつかまた必ず会いましょう!!」 これから旅立つ少年と一つのことをなしとげた青年の握手は実に清々しい
「うん・・・・・ホクオー地方に僕は居るから・・・・いつでも会いにおいで!!」
こうして、青年と少年は男同士の約束をして・・・・・・・・ケンはその姿が見えなくなるまでショウを見送った・・・。
#2:英雄達の会合
そして、ケンはその場でこう言った。
「いい加減に出てきたらどうだい?ジェード。」ケンは静かに言った。 すると路地裏から美しい緑色の髪をした額にX字の傷のある、トレードマークのこれまた緑の帽子を被った青年が現れた。
「・・・・やっぱりばれたか、気配は完全に消してたつもりだったんだけどな」
「いくら君がセレムだとしても・・・・僕だってエレメント・オブ・イーブイマスターだからね・・。すぐに気づいたさ。(ああ、そのとおりだな、相棒)」ケンのもう一つの人格も頷いている
「・・・・はは、お前には敵わないな・・・・・で、ショウには会えたみたいだな?」
「うん・・・・・君の言うとおり・・・可能性を秘めた子だったよね」
「ああ・・・・俺もアイツの素質は7年前から気づいていたさ・・・。」
「結構入れ込んでいるみたいだけど・・・何かあったのかい?」
「実はショウと約束していてな・・・・。」
ジェードはその約束の内容を語り始めた。
話はスペクター戦直後まで遡る。
2α#戦いの舞台裏
カッ・・・・・・・!!!!!草薙の剣の一撃がオロチを捉えた!!
「おのれ・・・・・・・セレム・・・・・この私を倒すだとぉぉ・・・・・・・ぐあああああああ!!!!!!!」断末魔の叫びと共にスペクター(オロチ)は散っていく
(やった・・・・・・俺達は・・・・勝ったんだ・・・・・)
(ゼフィルードの宿命もこれで・・・・終わりだ・・・・)
見事スペクターを撃破したジェードとジェットであったが、二人の意識がそこで途切れていた。
そして・・・ジェードは目を覚ましたのだった。
「・・・・うっ・・・・お・・・俺は・・・?生きてる・・のか?」
気がついたらそこはジェードもよく知るトキワの森だった。爆風で飛ばされたにしたら、ナナシマからここは余りに遠すぎる。
だがうつ伏せで倒れている彼の目の前に、光り輝く何かがあった。
「・・・っ!!?そうか・・・お前が・・俺をここまで・・・ありがとう・・・礼を言うよ」
(礼に及ぶ事ではない・・・・セレムよ・・・・君にはまだやってもらう事があるのだからな)その光り輝く影はジェードに答えた
「・・・・・そうか・・・俺の髪の毛が翠に戻っているのも・・・怪我こそ負ってるけど治療すれば治りそうなのもお前がやってくれたって事か」
(そうだ・・・・いつかまた会おう・・・)
その声を聞き、ジェードは意識を手放したのだが・・・・
次に眼が覚めたのは病室のベッドの上だった
「・・・・ここは・・・・・そっか、俺・・・助かったんだ」
身体に手当てを受けた後と知り、ジェードは安堵した。長い戦いに決着がついたのだ。感慨深いのは当然だろう
「気がつきましたか?ジェードさん」
そこへ入ってきたのは水色の髪にすみれ色の瞳の少女だった
「君は・・・・あの時の子か・・・」
その少女にはジェードも見覚えがあった、つい昨日まで、ジェットとの戦いでダメージを負ったとき、トキワの病院で様子を見ていてくれた少女
「ええ、私ですよ。覚えていてくれたんですね?」
「うん・・・・今回も心配かけちゃったね。俺は・・・ジェード、」
「ええ、知ってますよ・・・あなたたちの戦いは・・・・テレビで流れていましたから・・、ロケット団を倒した人たちの一人なんですよね、それもトキワ出身の・・・」
「・・・スペクターは・・・去った・・・だからもう・・・平和になったんだよ?」
「そう・・・ですか。」少女の顔が明るくなる
「ところで君の名前は?」
「あ・・すいません。私はスイレン、スイレン=ロータスと言います」
「スイレン・・・・睡蓮・・・・か・・・いい名前だね。俺もよく森の中で睡蓮の花を見たことがあるから」
「あ、ありがとうございます!!そうだ!!ジェードさんに会って欲しい子が居るんです!!私の幼馴染なんですけど・・・良いでしょうか?」
「ああ・・そういうことなら喜んで」ジェードは穏やかに微笑むと、ひとまずの事を考えるのだった。
2β#二つの約束
「その時に出会ったのがショウで・・・・俺はあいつが大きくなって、もっともっと強く成長したらポケモンバトルをしてあげる約束をしたんだ」
「・・・・・・・なるほど・・・・だからショウ君はシンオウのジムをまわる旅に出たんだね・・・・。(ジェードらしいな、相棒)うん、そうだね」
「・・・・そういう事・・・・・で、俺もアイツを影で見守る為にこっちに来たんだよ。」
「良いのかい?旅立ちの見送りに行かないで・・・・、」
「なあに・・・・・・強くなるまで会わない約束だし・・・、俺は俺でやることもあるし・・・・な。」
「そうか・・・・・・、じゃあ君の健闘も祈るよ。」
「おっと・・・・・それと今度のホクオーリーグ・・・・・俺も出るんだが・・・・ケンも出るだろ?この間のリターンマッチと行こうぜ。」あの進化の森の激闘をジェードは忘れていなかった
「そうだね・・・・君とのバトル・・・・久しぶりに楽しくなりそうだよ。(あの時は引き分けたが負けてられないな)」
「今度は負けないぜ・・・。」
「それは僕もだよ。ジェードはアンバーの事もあるし負けられないよね?」
「おっ?言うようになったなケンも・・・・そうだな、次男誕生祝いを派手にやりたいよ。」
「まあ僕達もそれだけ大人になったってことだよ。」
「とりあえず、進化の森で修行したいから・・・付き合ってくれないか?新メンバーも多いから。」
「へえ・・・・君の事だからまた素質の良いポケモン達なんだろうね。」
「そういう事・・・・・ケンのイーブイ軍団も前とはちがうメンバーと戦ってみたいからな。」
「そうだね。じゃあイーブイタウンに行こうか。」
「だな・・・・・今回もよろしく頼むぜ。」
「それはこっちも同じだよ。」
ジェードもまた、道を歩き始めた
続く
図鑑データ
ショウ=スカイマーク 年齢14歳 性別:男 身長153センチ 41キロ
手持ち
デリバード(バロン)♂:Lv20
イーブイ♀(メアリィ):Lv5
ジェード=デ=トキワグローブ 年齢25歳 性別:男 身長180センチ 81キロ
手持ち
バックス♂ Lv100
バンギラス♂ Lv100
ライジ♂ Lv100
バット♂ Lv100
ラグラージ♂ Lv100
ミュウ♂ Lv100
ライナー♂ Lv100
パピヨン♂ Lv100
レボ♂ Lv100
後書き
HISUI「と言うわけで新作・・・・堂々のスタートです」
ショウ「よろしくお願いします!!ショウ=スカイマークです。」
スイレン「私はスイレン=ロータスです。」
HISUI「(はぁ・・・・・初々しいね・・・悪態つく3人とは大きな違い・・・・)」
ショウ「今度から・・・シンオウ地方の冒険楽しみだなあ・・・・。」
スイレン「でも・・定期的に検診はいかないとね・・・。」
ショウ「分かってるって・・・・・でも、今回はケンさんにも会えたし・・・イーブイまで手持ちだもんね・・。本当にラッキーだよ」
スイレン「ええ・・・・で、次は私達の出番だわ・・・・・。」
HISUI「皆良い奴だ・・・・・・そして・・・・次の回には・・・・フフフ、面白い要素満載だぞ?」
ショウ「それじゃあこれからも」
スイレン「よろしくお願いします。」
[一言感想]
さて、PSVG第一部が終わってしばらく経ちますが、第二部がいよいよスタートとなりました。
そして、EOEMからはケンとカナが登場。
こちらとの物語上の絡みにも、期待したいところです。
そしてショウは、ジェードとはまた一味違った主人公のようです。
彼とスイレンの旅がどうなるのか、楽しみにしております。