File.4 「忘れないための『証』」
「・・・俺がスナッチ団に入ったわけ。 それはスズノの情報が欲しかったからなんだよ。
少なくとも、あの時はああするしかないと---思っていたよ。」
「『思っていた』? ・・・どういうことですか?」
当然、ここまででは何もわからないから当然の質問と言えよう(ぁ
「・・・・・・続きを聞いてから言え、イオン・・・。(汗)」
「はぁ・・・、それで、何かあったのは、抜けた後・・・ですか?」
恐る恐る、イオンは言った。 するとレオは少し驚いたような表情になってイオンを見た。
「それは・・・お前の憶測だろうが・・・・・・、確かに、何かあったのは抜けた後の、パイラタウン。
------あのアフロ野郎(=ミラーボ)とバトルしていたときだったけどな。」
--------------------------- 以下 その時の一部始終・・・
「レオ君・・・、本当に行くのか?」
パイラタウン---にあるシャドーのアジト(?)の1階部分で、彼は言った。
「・・・はい。 ---貴方には、本当に感謝していますよ、ギンザルさん。
だからこそ・・・・・・アイツを倒しに行くんだぜ?」
それに対し、どこか余裕めいた笑みを見せているのはレオである。
「そうか・・・。 だったら文句は言わない。 その代わり、無事に戻って来い!」
「それは、信頼されてるってことにしておきますよ。 ---ミレイ、行くぞ!」
「了解っ、レオ♪」 何故か楽しそうに応対したのはミレイであった(ぁ)
その後、順調にスナッチを続け、レオたちは・・・奴のところへたどり着いた。
「HAHAHA! よくも邪魔〜(面倒なので以下略)」
---初めて会ったときも思ったが、どうやってあの頭にしたのかは未だに疑問だ。
まぁ、それはどーでもいいが。(何)
「とりあえず静かにしろ(=こっちの集中力損なわせるようなその音止めろ)。」
「それはできないね〜☆」 ・・・・・・頭痛くなってきた(その外見見てたら)。
「(正直・・・戦いたくねぇ・・・(いろんな意味で) けど!) はぁ・・・、ったく・・・・・・(大汗)。
・・・で、とりあえずこっちのやりたいこと、それはわかってんだろうな?」
牽制の意味も込めて、あえて聞いてみる。 ---すると、一言一句予想通りの返答が返ってきた。
「邪魔するm(中略(ぇ) ・・・Go!ルンパッパ’s!」
「ヨルノズク、ツキト・・・行けっ!」
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「っし、3匹突破! ---ていうか、うっとうしいわ!(叫)」
(・・・オ・・・、・・・・・・レオ!)
「(この声・・・父さん? ---え?ウソ・・・だ・・・ろ?)」
『レオ、次の指示を・・・・・・レオ!?』
呆然としていたレオは、エーフィの呼びかけでバトル中であるこよを思い出した。
「(そうだ、集中しないと・・・!)エ--------・・・!?」 そこでレオは自分の声の異変に気付いた。
『まさか・・・・・・レオ・・・声が・・・?』 エーフィの問いかけにとりあえず頷く。
『ミレイさん、指示は・・・できません・・・よね?』 ツキトの「手助け」をしつつ、ミレイに問う。
「あ〜うん・・・。 -----っレオ!右に気をつけてっ!」
「(右?・・・駄目だ、避け切れない・・・!) 〜〜〜〜〜っっ!」
右から迫ってきたウソッキーの攻撃を避け切れず、右腕から大量に血が流れ落ちていく。
『(レオのこの状態・・・そう長くは持たない・・・!) ---え?---レオ、ベイリーフを!』
「(ベイリーフを? ・・・よし!)」
レオはエーフィの言葉に少し戸惑いつつ、言われたとおりベイリーフを出した。
ベイリーフは飛び出すと同時に、葉っぱカッターを発射した。
ルンパッパにはあまり効いていないようだが、ウソッキーにはかなりのダメージを与えた。
レオは、痛みを堪えながら視線をミレイに向ける。
『「ダークポケモンはいるか?」って聞きたいみたいですよ、ミレイさん。』
レオの言いたいことを汲み取り、エーフィはミレイに助言する。(ベイリーフが出たときに戻ってた)
「(そういうことね・・・!)レオ、ウソッキーだよ!!」
「(やっぱりあいつか・・・!!)」
レオは、ウソッキーに目星をつけていたようで、ミレイの言葉を聞いた瞬間、
ウソッキーに向かってボールを投げつける。 しかし、集中力の限界だったようで、その場に
崩れ落ちる。 そんな1分にも満たない時間の間にも、ツキトとベイリーフが残ったルンパッパを
倒しにかかろうとしていた。
ウソッキーのボールの動きが止まると同時に、ルンパッパの掃討を完了した。
ミラーボが何か言っていたり、どこかへ駆け出したベイリーフをミレイが追いかけているのも、
レオの頭には入らなかった。
薄れていく意識の中、先程の---父の言葉、そして忘れていた自分の記憶が繰り返される。
『レオ、父さんはね・・・・・・、------スナッチ団って組織を調べているんだよ。』
『事故なんてウソだ! ・・・・・・父さんは、あいつらにっ・・・!』
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「---・・・その後、俺は2日後ぐらいに意識は戻った・・・んだけど、しばらく引き摺ってたんだ。」
「・・・その、どん底な状態から、どうやって立ち直ったんですか・・・?」
『聞いても教えてくれませんよ。---未だに知らないんですから、僕たち・・・』←エーフィ
「そうですか(汗) ・・・レオさん、それでもスナッチマシンを持っているのはどうして・・・?」
イオンの問いに、少し考え込んで、レオはこう言った。
「・・・『忘れないための『証』・・・って言えば・・・いいのか?」 「証・・・ですか?」
「そう。 スナッチマシンと・・・・・・------この右腕の傷もな。」
言いながら見せた右腕には、肩から肘あたりにかけて、大きな傷があった。
「大丈夫・・・なんですか?」 その傷を見ながらイオンは呟いた。
「ん・・・あぁ、神経系には影響してねーらしいから全然問題ない。 ---で、続きいいか?」
イオンとクレイン所長が頷いたのを見ると、再び語り始めた。
「過去はどう足掻いたって変えられない。 だから俺は---・・・」
レオはそこで一旦切ると、深く息を吸い込んだ。
「----過去を背負って、生きていく。」
そう言い切ったレオの目は、何一つ迷いのないまっすぐな目だった。
------過去を変えられないのなら、未来を創ればいい。
------もう、後悔しないように。 君の笑顔を見るために。
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(前回も含めた後書き)
・・・・・・暗い! そして長い!(ぇ
前回から引き続き、レオの過去話でした。
彼の想いが、少しでも伝われば幸いですね。
次回は、多少明るくなる・・・かも。(ぇ)
ってか、何気に声優ネタっぽいのやってるって気付いても言っちゃいけません(ぁ
[一言感想]
ミラーボが出て来た割には、しんみりした話でしたね。
奴が出てくると大抵、騒々しくなるモンなので……ちょっと意外でした。
レオの子頃は、逞しい限りですね。
イオンもこれから成長してほしいところです(ぁ)。