7話「古よりの繋がり」
「・・・ねぇ、蒼夜・・・これからどうするの?」
翌日の朝、蒼夜とセンターを出たところで遭遇した悠火の第一声がそれだった(ぇ
「う〜ん・・・、センリさんとこに行こうかな〜・・・って思ったんだけどさ、キモリとポチエナ育てたい
からなぁ・・・。(ぁ)」←かつて、ジョウト&カントーのジムをたった3匹で突破した人
「そっか。・・・じゃあさ、トウカシティを出る前に勝負しない?」
「あ? 早速リベンジバトルか? ・・・いいぜ、うけてt・・・」
「な・・・何で・・・・・・こんなところにボーマンダがいるんだよ!!」
突如、叫び声が上がったが・・・、その口調は・・・
「「夕希・・・(君)?」」 そう、突っ込み担当その1・夕希であった(ぁ)(その2は蒼夜)
「・・・なぁ、ボーマンダって・・・ドラゴンタイプ・・・のポケモン・・・だったよな?」
蒼夜は、自分の記憶が間違ってはいないかと、ドラゴンのエキスパートでもある親友に聞いた。
「確かに・・・そう・・・だけど・・・、普通、街中には現れないと思うんだけど・・・っ・・・!」
「? 悠火・・・? どうしたんだ?」 突然、表情の変わった悠火に蒼夜は怪訝そうに問う。
「・・・・・・あのボーマンダっ・・・・・・っっ・・・自分の体を制御できてない・・・みたいだよ・・・!」
「・・・成る程、気持ちを読み取ったか。 ・・・それで? 理由は・・・?」
「わからないっ、思考が途切れ途切れ・・・に流れてくるから・・・。」
「・・・それは、相当なわけがありそうだな。 ところで・・・・・・どうする?」
簡潔な問い。 それに対する返答もすでに決まっていた。
「当然、原因を探るよ。 交渉が無理そうなら・・・・・・お願いするよ。」
悠火はシエン(リザードン♂)を出しつつ、蒼夜にこう返した。
「だと思ったよ。 ・・・はいはい、捕獲なら俺に任せて、とりあえず行って来い!」
蒼夜もその答えが返ってくると予測していたのか、すでにヘビーボールを準備していた。
・・・っていうか、速すぎ(笑)
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「ボーマンダっ、お願いだから暴れるのを止めて下さいっ! ・・・・・・わっ・・・!」
悠火は上空でボーマンダをおとなしくさせようと説得をしていたが・・・ボーマンダは、
彼に向かって攻撃を放ってきた。
「(やっぱり無理か・・・!)・・・シエン、火炎放射で相殺してっ!」
放たれてきた龍の息吹を自らのリザードンが放った紫色の炎で打ち消しながら、次の手を
考えた。 彼のシエンの技は、ほぼ直接攻撃だけなのだ。
いや---龍の怒りも覚えているのだが、射程が短いため、接近せざるを得ないのだ。
「・・・危険だけど、仕方がない・・・! シエン、接近戦で一気に終わらせるよ!」
ボーマンダの攻撃をかいくぐって懐に潜り込もうとしたが、反撃の龍の息吹が左腕に掠った。
そのせいなのか、少し血が出ている。
「(絶対後で夕希君あたりに怒られそう・・・(ぇ) うわ、やばっ!」
左腕の痛みに気を取られていて、ボーマンダの攻撃を見ていなかった悠火は慌てた。
大文字が夕希たちのいる方向に撃たれていたのだ。
「(あー、もう後で何言われてもいいや!(ぉぃ) ・・・・・・シールド(=結界)っ!」
結界を張ると、少なからず術者に反動がくるのは分かっている。
が、そんなことに構っていられなかった。 仲間を助けようと必死だったから---。
「な・・・に!? ・・・・・・! そうか、これが昨日言ってた結界か・・・。」
戸惑いつつも、すぐにそれが悠火の結界だと気付いた夕希。
一方、蒼夜はと言うと・・・
「あんの馬鹿・・・! ここ(地上)には俺がいるから、あんな攻撃防げるっつーの・・・!
ったく、あいつ自分の状況わかってんのか?」
・・・・・・怒っていた(ぁ)。
「・・・(汗)」←夕希
「・・・・・・悠火っ!! 接近戦で勝負しようとしてんだろ! だったらさっさと決着つけろ!!
一発で捕獲してやるからよ!!」
上空の悠火に向かって蒼夜はヘビーボールと扇子を構えつつ叫んだ。
「蒼夜・・・! よし、すぐに終わらせるよ・・・! シエン、「龍炎爪(りゅうえんそう)」・・・ダブル!」
悠火が指示すると、シエンは炎を纏わせたドラゴンクロー(両手)をボーマンダに当てた。
次の瞬間、ボーマンダは落下していく。
「ナイス、悠火! ・・・・・・行けぇ!!」
蒼夜が扇子で弾いたヘビーボールは、軌道がぶれることもなく、一発でボーマンダに命中した。
ボーマンダはたいした抵抗も見せずにボールに収まった。
それと同時に、悠火も地上に戻ってきた。
「蒼夜、ありがとう。 ・・・・・・痛っ・・・!」 安心したと同時に、左腕の痛みが増したようだ。(ぁ)
「・・・やっぱり怪我してんじゃねーか。 お前、体力に自信あっても怪我したら意味ないぞ?
ったく・・・・・・とりあえず夕希に見てもらえ。 それと・・・ボーマンダ、どうするんだ?」
「・・・僕は、あれだけ叫んでいたのに平然としてる・・・君の方が体力馬鹿だと思うよ・・・(ぇ)
・・・・・・・・ボーマンダは・・・、・・・って蒼夜はいいの?」
「あぁ、構わない。 それに俺は・・・ボーマンダより、こっちを育てたいんだ。」
蒼夜はボーマンダのボールを持っているのと反対の手に持っていたボールを悠火に見せた。
「・・・アメ・・・タマ?」
「あぁ。 多分ボーマンダの攻撃に巻き込まれたんだろ、そこの草むらにいた。」
「そっか・・・。 とりあえず・・・・・・、ボーマンダは一回センターに・・・連れて行くよ。
後のことは・・・、それから、ね?」
悠火は笑いながら言っているが、やはり痛みがあるせいなのか、少々顔が歪んでいる。
「・・・悠火さん、手当て終わりましたけど、一応医者にちゃんと見てもらったほうがいいと
思いますよ・・・。」 極めて冷静に夕希は悠火に言う。
「うん・・・そうさせて・・・もらうよ・・・」
「・・・お前、本当に大丈夫なのか・・・?(汗)」
そんな彼らのやり取りを、遥か上空から眺めている存在があった。
その存在は、こう言っていた。
『・・・あの波動は・・・・・・同じだ、『奴ら』と・・・。
しかし・・・、まだ・・・思い出しては・・・いないのか・・・。』
その存在---レックウザは、去る前にもう一言呟いた。
『緋扇(ヒオウ)・・・それに藍凛(アイリ)・・・・・・。 いや、今は悠火とシズカだったか。
まったく面白い奴らだ。---転生しても、『同じ場所』に還るとは・・・。』
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(後書き座談会〜)
はい、ということで、レックウザの登場です。
蒼「ってか、突っ込みどころが多くて突っ込みきれねー。(ぁ)」
夕「まず、『体力馬鹿』は蒼夜さんの声優ネタだろ!(笑)」
悠「そもそも、ボーマンダが暴れていた原因は?」
え〜?・・・・・・『レックウザが何かやった』じゃ駄目?
蒼「・・・つまり、そこは考えてないと。」
悠「僕らの作者って本当いいかげんだよね・・・。(恐ろしいぐらい笑顔)」
・・・・・・・(その笑顔が怖い・・・)
夕「てか、春華はセリフなかったのね。 ・・・ところで、もう一個聞きたいことが・・・」
あぁ。 悠火とシズカ、それからレックウザの繋がりでしょ?
夕「・・・どうせ、『後の話で公開w』かなんかだろーけど、多少説明しとかないとわかんねーだろ。」
・・・・・・わかった、言うよ。
前回、「碧龍の護人」の説明はしたよね? その中でも、特に能力が高くて、古代の戦いで
レックウザを操った男の名前が「緋扇(ヒオウ)」なわけだ。
・・・で、それが転生したのが悠火。
蒼「・・・で、シズカは?」
その彼の相棒だったハクリュー・・・「藍凛(アイリ)」が転生したもの、だね。
ちなみに、『同じ場所』っていうのは変わらなかった「主人とパートナー」の関係を意味してた。
蒼「いや、悠火のパートナーはヒビキ(バンギラス♂)じゃなかったか?」
実際最初に手にしたポケモンと、よく使うポケモンって違うことが多いし・・・
「相棒」=「最初のポケモン」はイコールではないと考えておいてくれ。
夕「・・・詳しいことは今後・・・「流星の滝」編にて明らかになるそうだ。」
蒼「っていうか、悠火がここにいるから、あんまり言えないってのが本音だろ。」
*悠火(とシズカ)はまだこの『繋がり』を思い出してないので
悠「・・・・・・ともかく、次回もお楽しみに!
ちなみに、次からの4話は僕達4人それぞれの視点のストーリーだってさ。」
夕「その後、流星の滝以降が進むかどうかは・・・XDの方の進行具合にもよる。
次の話が一番暗いと分かってるならさっさとそこを終わらせろ。」
・・・・頑張ります。 そんなわけで、しばらくあっちの更新が目立つと思いますが、
こっちも忘れないようにお願いします。(汗)
[一言感想]
結構考えるとキリがなくなってしまうのが、事件発生時における発生理由。
あまり長々と考え過ぎても訳分かんなくなるので(←経験者)、ほどほどな長さの理由を添えるといいでしょう。
でも、こういう理由関係の設定って、他の伏線としても同時に使ったりすると面白くなるので便利なこともある(何)。