-A drop of starling sky- スペシャル <夕希対ニイナ 氷の戦い!>

 

 

 

1*今回のこの話の時間軸は、-A drop of starling sky- 終了後となります。

2*ニイナはアットさんの「新生ポケモン外伝」(連載中)のキャラです。

  今回の話の製作にあたり、メッセで少し設定考えてもらいました。

3*ていうか、本来なら新生外伝キャラの登場は不可能です。(設定的に)

  その辺は、・・・まぁ、目をつぶっておいてください・・・(汗



それでは、-A drop of starling sky- スペシャル<夕希対ニイナ 氷の戦い!>の始まりです・・・。



 トクサネシティ。 そこに、かなり近所迷惑な少女が訪れていた・・・。

「誰が近所迷惑ですって?(にっこり)」

 ・・・いえ、何でもありません、ニイナさん・・・。(汗

「よろしい(ぁ)。 ・・・さて、どこ行きましょうかね?ジムはもうクリアしたし・・・・・・あら?」

 ふと、横を見ると何故か緑のバンダナを持った1匹のユキワラシがやってきた。

「(ふ〜ん・・・、なかなか強そうなユキワラシね・・・。)ねぇ、あんたトレーナーのポケモン?」

「ユキ。(軽く頷く)」

「てことは・・・ソレ(バンダナ)、あんたのトレーナーのよね? 一体どんな・・・」

「スノウ!! そういうことやんなって、何回言えばっ・・・ん?」

 スノウ---と呼ばれたユキワラシのトレーナーらしき黒髪の少年がニイナに気付いたようだ。

「なぁ、君ホウエンでは見たことない人だけど・・・何て名前なんだ?」

「ニイナ。 タンバシティのニイナよ。 ところで---」 「え?」

「このユキワラシ、あんたのポケモン?」

「あぁ。名前はスノウって言うんだ。 ・・・ていうか、『あんた』じゃなくて夕希って名前だから!」

「ふ〜ん、夕希ねぇ・・・。 ・・・ねぇ、夕希、私とバトルしない?」

「いいぜ。 『受けたバトルはする』・・・それがトレーナーの礼儀だしな。」

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 で、トクサネの浅瀬。

「はい、じゃあルールは3対3。 先に全員戦闘不能になった方の負け・・・って、何で僕が審判

 やってるんだい?(汗)」

「ちょうどダイゴさんがいたから。(ぉぃ)」

「(もう何でもいいや・・・)では、試合開始!」

「私の1番手は・・・こいつよ!」 「俺は・・・よし、行けっ!」

 ボン!!・・・という音と共に現れたのは、ニイナがエテボース(♀)、夕希は---

「頼むぜ、ユーリ!」 そう、ユーリことジュペッタ(♀)である。

「(ゴーストタイプ・・・厄介ね・・・)エテボース、とりあえずとんぼがえりよ!」

「(カムラの実!?でも、それなら・・・!)ユーリ、鬼火!」

 ほんの一瞬だが、夕希の指示の方が早く、エテボースに火傷を負わす。

 そして、とんぼがえりはというと、相性からいってそんなにダメージを受けてないように

 思えたが・・・。

「く・・・、結構ダメージ受けてるな・・・。気をつけないと・・・。」

「さて、2番手はこいつよ♪・・・葉っぱカッター!!」

「わっ・・・と、ユーリ、シャドーボールを発射してから・・・だまし討ち!!」

「え!?(しまった、シャドーボールはおとり!?)」

 そう気付いた直後、葉っぱカッターで切り裂かれたシャドーボールと葉っぱカッターの合間を

 縫って、ニイナのメガニウムにダメージを与える。

「・・・夕希、だっけ? あんたなかなかやるじゃないの!!」

「・・・まぁ、いろいろあったんで。」(*今後の本編にて)

「あっそ。メガニウム・・・、地震よ!」

「やべっ・・・!ユーリ・・・・・・、怨念っ!」

 ユーリの体力が残り僅かなのを察して、ダメージを与えるよりも効果的な技を使う。

 これによって、ユーリは戦闘不能になったが、メガニウムの地震を封じることが出来た。

「まさか、怨念を覚えさせてるなんてね・・・。 さぁ、次は何を出すの!?」

「・・・・・・ランス、Go! ブレイククロー!」

「のしかかりよ!」 

 夕希の2番手・・・ランス(ザングース(♂)が不意打ちのようにブレイククローを繰り出したが、

 どうやらニイナには気付かれていたらしい。 ブレイククローが当たると同時に、のしかかりで

 ちゃっかりと反撃する。(ぁ)

 それによってランスは麻痺したが、ラムの実を持たせていたらしく、すぐに回復する。

「そのザングース、かなりのスピードね・・・、厄介だから、一気に決めるわ!

 メガニウム、ソーラービーム!!」

「(・・・!)ランス、戻れ!・・・そして・・・、」

 ソーラービームのチャージ時間を利用して、夕希はポケモンを入れ替える。

 そしてそのポケモンとは---

「冷凍ビームだ、・・・スノウ。」

 そう、夕希の相棒であるユキワラシ(♂)---スノウであった。

 ニイナに聞こえるか聞こえないか微妙な声音で夕希が静かに指示すると、ほぼ0距離から

 メガニウムに向かって強烈な冷気の光線をお見舞いする。

 当然、草タイプのメガニウムは耐え切れず、その場に横たわる。

「やっと出てきたわね、あんた!!

 (にしても・・・予想以上の強さね。 半分近く体力があったメガニウムを一撃で・・・だもの。)」

「こいつはスノウ! 俺の相棒で・・・最も信頼してる手持ちだ。」

「相棒か・・・。 だったらこっちも相棒を出させてもらうわよ!!」

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 その頃、トクサネ宇宙センターの近くでは---

「・・・なんか、嫌な予感が・・・。」

「それって、もしかしてニイナではないでしょうか?・・・さっき、ジムから出てくるの

 見かけましたし・・・。」

「は!? それマジかよ、シグレ!」

「・・・私がそんな嘘をつくとでも、思っているのですか?イクム。」 「思わねぇ。(キッパリ)」

「なら、見に行ってみませんか? 先程から強いエネルギーを感じてますし・・・。」

「あぁ。・・・なんか巻き込まれそうな気がするのは気のせいか?(汗)」

 気のせいです、イクムさん(棒読み)

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「(相棒って・・・どんなポケモンだ!?)」

 ニイナの「相棒」を出す宣言は、夕希に多少ながら動揺を与えた。

 そして、彼女の相棒とは---

「エテボース、高速移動(×3)からバトンタッチよ!・・・そして!これが私の相棒よ!!」

 お得意の高速バトンからニイナが繰り出したポケモンは・・・

「ムチュール・・・、確か桜月が持ってたな・・・。

 (けど、桜月のとはまったく違う!! 何だこの威圧感は・・・!?)」

「驚いたかしら? この子が今まで数々のバトルをこなしてきた、

 私の自慢の相棒のムチュール(♀)。

 さぁ、氷対氷のバトルをしようじゃないのよ!!」

「その勝負、受けてたつ!! ・・・スノウ!噛み砕く!!」

「かわしなさい、ムチュール!」 

 高速移動のおかげで最高速になっているので、かわすのはたやすかった。

「・・・やっぱ、直接攻撃は無理か。 だったら!!・・・スノウ!」

「あら、力比べなら受けてたつわよ?・・・ムチュール!」

「「吹雪!!」」

 ビュオオオオオオオオオオオオ!!

強烈な冷気がバトルしている周辺に巻き起こる。 どちらも、ものすごい威力が出ている。

「(この小さなポケモンにどれだけの冷気が・・・!?

 いや、夕希君のスノウは以前プリムのオニゴーリを倒したことがあると言っていたが・・・、

 あのニイナちゃんのムチュール、おそらくそれ以上・・・!!)」

 審判をしていた元チャンピオンであるダイゴも、この2匹の冷気に驚きを隠せない。

 そして、その勝負の行方は・・・

「・・・この勝負、俺の負けだ。」

 ドサッ! ・・・と場に倒れたのは、夕希のスノウの方だった。

 しかし、ニイナのムチュールの方も---かなりのダメージを負っていた。

「(多分、後一撃喰らったら、アウトね・・・。 

 私のムチュールにここまで渡り合えた氷ポケモンは、あんたが初めてよ!!)」

「ランス、電撃波っ!!」

「(やっば・・・!)ムチュールっ、サイコキネシス!!」

 先程のメガニウムとの戦いでダメージを負っていたランスは、そのサイコキネシスで戦闘不能に

 なってしまった。・・・この勝負、ニイナの勝ちである。

「夕希君、3匹すべて戦闘不能・・・、よって勝者・・・・・・ニイナちゃん!」

 審判をしていたダイゴは慌てて試合終了のコールを発した。

「はは、完全に俺の負けだな。 ・・・だって、メガニウム1匹しか倒せなかったしな・・・。」

「いえ、あんたはよくやったわよ。 私のムチュールにあそこまでダメージを与えた氷ポケモンは

 ---あんたのユキワラシ・・・スノウが初めてよ!!」

「おぉ、ニイナが実力を認めるなんて、すっげぇ珍しいな。」

「・・・何、イクム・・・あんたもこっち来てたの?」

「いんや、シグレも一緒だ。」

「あら、じゃあ・・・デートにでも来たのかしら?(にやり)」

「・・・・・・お前、相変わらずだな・・・(滝汗)」

「それよりも、・・・遠目で見ていただけですが、とても凄い冷気のぶつかり合いでしたね。」

「本当、あんなの初めてよ!!」

「あの・・・、ニイナの知り合い・・・なのか?」

 なにやらニイナと楽しげ(?)な会話を繰り広げている2人の男女のことが気になって、

 夕希は問う。

「ん?・・・まぁ、一応仲間?」

「一応かよ!!(汗)」

「・・・まぁ、ニイナは気まぐれですからねぇ・・・。(ぁ)」

「・・・そうなんだ。(苦笑)」

「あ、なぁ、お前・・・」 「夕希、だよ。」

「夕希、今度は俺と勝負しねぇか?・・・だって、ニイナのムチュールとほぼ互角に渡り合えるのは

 相当だからな。(今まではエイのヒノアラシ以外は無理だと思ってたんだが・・・)」

「・・・3対3でよければ、いいけどな。」

「よっしゃ、じゃあ今からやるか!?」

「イクム、張り切るのは結構ですが、ドジらないように気をつけてくださいね・・・(爆)」

「あぁ!? 誰がドジるか!(汗)」

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後書き。

>これは夕希のスノウの設定を書いたのがそもそもの始まりでした。

 で、「ニイナのムチュールとどっちが強いのか」ってことになって、書く事になりました。

 ・・・のですが、いかがだったでしょうか?

 最初はニイナだけだったのに、イクム&シグレも使ってしまいました。

 (だってこの2人好きなんだもん・・・)

 さて、最後のセリフにもありましたが・・・、次は夕希対イクムやりましょうかね?(ぁ

 夕希の手持ちは残りの3匹で。 イクムは・・・また教えてください(蹴

 アットさん、好き勝手にやらせていただき、本当にありがとうございました!!

 

[一言感想]

 どちらも進化前というのに、凄まじい冷気を操る氷ポケモン達でした。
 えぇ、そりゃあもうSBPですし(ぇ)。
 正直、僕はどっちが勝ってもおかしくないバトルだと思いましたね。
 今回はたまたまニイナが勝利をおさめましたが、次また戦っても同じ結果になるとは限らないでしょう。
 ニイナの姿をここまで描いていただき、こちらこそありがとうございました。
 と同時に、イクムとのバトルも楽しみですね(笑)。
 イクシグが大好きとのことで大変光栄ですが、もちろんいくらでも好きなように使ってやってください(ぁ)。

 

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