シシーに勝ったはてなくんは、いろいろな意味で傷ついていた。なんでポケモンバトルでこんなにも傷つかなきゃいけないのか悩みながらハクアのところへたどり着いたはてなくん。

 「はてなくん!」

 「……ぁ……ハクア……ちゃん」

 心配してくれたのだろうか、ちょっと笑顔を返すはてな。

 「あっかいあっかいぴーぴーですー」

 未だに僕には彼女の扱い方が分かりませんせんせー!
 というか、傷口を触らないでください痛いですマジで。てかなんで僕はこんなに傷ついているのか分かりません。あれ? なんか記憶が無いよ。確か試合に勝った場面は覚えてる。
 で、あれ? そういえば、さっきもハクアちゃんに会ったような気がする。

 …………。

 …………。

 会ったよね? 確か、勝ってすぐにハクアちゃんに抱きついたら、バランス崩しちゃって、そのまま押し倒すような感じになって……。


 「タケ君にぽこぽこされてたけどだいじょうぶですかー?」

 「う、うん。大丈夫だよ」

 そうだ。
 たしかあの人にポコポコじゃなくてベキボキと叩かれたんだよ!
 あの人ズルくない? 自分は自分の彼女とイチャイチャしてるのに、僕とハクアちゃんの関係は認めないんだからさ! さっきだって医務室のベッドを占領しようとして怒られてたし。

 「ハクアちゃん。抱きついてもいい?」

 「いいですよー♪」

 あぁ、ハクアちゃんのにおh


 「ハクアに抱きつくんじゃねぇ! このはてな野郎!」


 ばきっ♪

 ぼきっ♪

 どっかぁーーん♪


 走馬灯が見える。あれハクアちゃん? あぁ、そういえばあの時にハクアちゃんに会ったんだっけ。懐かしいなぁ……。可愛いなぁハクアちゃん……。
 あ、お花畑だ。この花のブーケをハクアちゃんに――――。

 ……死にたくないなぁ。

 まだハクアちゃんにちゃんと抱きついてないし、伏字するようなこともしてないし……。

 あぁ――まだ――。


 むにゅ


 「???」

 妙に心地いいこの弾力は何。気持ち良いんだけど。柔らかくて、眠たくなる。まさに楽園ユートピア? 


 もみもみ

 「んー……」

 目を開けてみる。
 
 「はてなくん? いたいのいたいのとんでいけー」

 ハクアちゃんが僕の頭を撫でている。幸せだなぁ。でもこの感触は――まさか


 「てめぇ……人の妹の胸を揉んでるんじゃねぇ!」

 そんな声は僕には届いてなかった。ハクアちゃんの胸。胸。胸? 
 僕はハクアちゃんの豊満な胸を愉しむことにした。別にハクアちゃんを騙すつもりは無いけど、気付いていないのか、ハクアちゃんは笑顔で僕の頭を撫でている。
 ハクアちゃんに嫌われたくないのか、ハクアちゃんが許しているので手を出せないお兄さん。

 僕はハクアちゃんの胸に顔を沈めた。

 「きゃっ!?」

 ハクアちゃんがさすがに声を上げたが気にしない。
 僕はハクアちゃんを見上げる格好になり、ハクアちゃんに小さな声で言った。


 「僕まだ痛いんだ……」

 「え、だいじょうぶですかー?」

 「うん。でも、ハクアちゃんが一緒にいてくれたら治ると思うんだ」

 「??」

 分かっていないハクアちゃん。


 「ちょっと行こうか」


 お兄さんが止める声から逃げるように、僕はハクアちゃんを連れて行く。次の試合までまだまで時間があるしね!














 限界!! これ以上無理ー!!!


 ちなみにこの後どうなったかは想像に任せます(ぁ)

 

 筆者:(もちろん)津波さん

 

 

 

 [一言感想]

 十分だと思いますよ。
 むしろ、はてなとハクアの書き方が凄く上手いと思いました。
 前回のタケちゃんとヒトミのことと言い(ぇ)。
 はてな君が、さりげなく危険な方向に走りそうな……(ry
 まだ本編的な小説では出た事のないキャラ達ですが、いつしかその活躍を描きたいものですね。
 でも今回はまず、何気にスタイルの良いらしいハクアに抱きついて楽しむ(爆)はてな君が見れて、満足です(笑)。

 

 [夜波雪さんの一言感想]

 Σまさかこんなの書いてくれるとは
 いやぁ、侮れませんね(何)
 そしてはてな君が危険な方向に……(ぁ)
 ちなみにタケちゃんは何気に喧嘩が強いという裏設定があったりなかったり(ぇ)

 

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