扉絵:シェリーさん作

 

エピソード0



マスク・オブ・アイスの事件から一年後
レッドの家での出来事
この日は大掃除、と言っても、家族はいない一人暮らしの為。レッド一人でやること
になるのだが。
レッド「まったく、どいつもこいつも暇がないなんて・・・・。」
珍しく愚痴を吐くレッド、、、、、今彼は机の上の棚の整理をしている。すると一つ
の古いアルバムが奥まったところから出てきた。
アルバムには「家族で。」と書いてある。 レッドは中身を見てみることにした。す
ると・・・・。
そこには眩しい笑顔の自分と、その横でポーズを決めている緑色の帽子を被った少年
もといジェード、さらには幼少時代のグリーンやブル

ーまで写っていた。そしてその後ろには。レッドとほとんど同じ格好をした男と二人
の女性が立っていた。
レッド「こ・・・これは・・・・・。そうか!!俺たちは元々仲良く遊んでいたん
だっけ?」












今から12年前、、、、、





マサラタウン・・・・・・・



???「行け!!ニョロ!!」
???「負けるなイワーク!!」


二人の幼い少年がトキワの森近くの川でポケモンバトルをしている。そしてそのそば
で、、、、


???「二人とも無理するんじゃないぞ!!」
???「ジェード、頑張って!!」
???「あら。勝つのはレッドよ。」
???「何を!?」
???「何か文句あるの?」
???「エメラルド!ハナコ!そんな事でケンカはよせよ。」
エ&ハ「スピネル(あなた)は黙ってて!!!」
スピネル「ハ・・・・ハイ。(汗)」
赤い帽子を被った男と二人の女性が二人の応援をしている。



レッド「ニョロ!"みずでっぽう"!!」
ジェード「イワーク"たいあたり"!!」
イワークの体当たりは避けられ、みずでっぽうの直撃を食らったジェードは川に落ち
てしまう。
ジェード「うわああああああ・・・・・。」
実はこの川、浅そうに見えて、実はスリバチ状になっている。その為ジェードは溺れ
てしまう・・・・。
レッド「!!?ジェード!!今助ける!!」
レッドも川に飛び込むと慌ててジェードの方に向かって泳ぐ。
この声は近くにいるエメラルド達にも聞こえる。
エメラルド「!!!大変。助けないと!!」
エメラルドは本来ならポケモンを使って救出することぐらいはできるのだが、あいに
く手持ちを持ち合わせていない。
スピネル「ニョロ!!レッド達を頼む!!」
スピネルは状況が状況であるためニョロに全てを任せることにする。だが、いつでも
自分自身が救出できるよう準備してあるが・・・・


一方溺れそうになってるジェードをレッドは手を掴んで誘導しようとする
レッド「ジェード・・・・こっちだ!!」
ジェード「わ、わかった・・・・・。」
レッドは素早く泳ぎニョロにジェードを託す。が、次の瞬間流木がレッドに向かって
流れてきた。
レッド「わ!!!!」
なんとか頭は避けたのだが今度はレッドが溺れかけてしまう。ジェード救出によって
気が抜けていたため水をおもいっきり飲み込んでしま

う。
レッド(やばい・・・・・く・・・苦し・・・・・・・・・・。)
ジェード「レッド!!!!」
エメラルド「大変!!スピネル!早く助けないと・・・・・。」
スピネル「いや、その必要はなさそうだ、見てみろ。」
溺れかけているレッドを、助けに行ったニョロモの身体が光り輝くと・・・・・。た
ちまちニョロゾに進化した。そしてニョロゾは素早く

レッドを救出する。
レッド「ハア・・・ハア・・・助かった。」
ジェード「フウ〜〜〜〜〜。」
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その後4人はオーキド研究所に戻ったのであった。
研究所には先に遊びに来ているブルーとグリーンが居た。
ブルー「全く、、、そもそも狭い川辺でバトルなんかする方が間違っているのよ。」

グリーン「自業自得だな。」
レッド「なんだと!!」
ジェード「落ち着けよレッド。元はと言えば水鉄砲を避けられなかった僕が悪いんだ
から・・・・。」
レッド「でも驚いたよなあ・・・・ニョロが進化するなんて・・・・・・。」
未だに進化の瞬間の余韻に浸っているレッド。
この4人が盛り上がっている頃。研究室では・・・・・。
オーキド「そうか。サカキ君の消息はわからんのか・・・。」
スピネル「クソ!!!なんで一人でロケット団の本部なんかに・・・・・。」
エメラルド「博士・・・。私たちはマサラに居ても安全なんでしょうか?」
オーキド「ううむ・・・・・。サカキ君はカントーでは右に出る者はいないトレー
ナーだったからな・・・。とにかく、エメラルド君。君

はジェード君たちと共にジョウト地方に避難していなさい。サカキ君に関係する人々
も狙われるだろうからね。」
リニアの無いこの時代・・・・。ジョウトへは連絡船でしか行く事ができなかった・
・・・・。最もオーキド博士が使っている特別運行の

船を使うので、、、チケットの手配には困らないのだが。」
エメラルド「分かりました。では来週にでもここを発ちま・・・・・うっ」
彼女は突然軽い嘔吐感を覚えトイレに駆け込んだ。
スピネルは彼女の背中をさすってやりながらこう言った。
スピネル「おい。エメラルドお前まさか・・・。」
エメラルド「ええ。あの人の・・・・二人目よ。」
オーキド「その様子だと。ジョウトへの避難は見送るしかなさそうじゃな。ともか
く、トキワの森の奥の神緑山(しんりょくやま)に逃げ

ていた方が良いだろう。」
エメラルド「いくらロケット団でも、トキワの人間しか入れませんからね。」
スピネル「博士、俺とハナコはどうしたら良い?」
オーキド「そのまま調査を続けてくれ。頼んだぞスピネル君。」


これから想像もしないような運命が彼らを待ち受けていることは誰も知らない。










キャラ紹介


スピネル=グロッシュラー 21歳     身長189センチ 体重94キロ
レッドの父であり。エメラルドの兄である。
第5回ポケモンリーグ準優勝の実力者。反ロケット団組織の隊長でもある。

 

[一言感想]

 ポケスペの世界背景の中で繰り広げられる、ジェードの物語。
 全ては、ここから始まっていたと言えましょう。
 これから色んな事があるでしょうが、乗り越えていってほしいものです。

 

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