第五話 修練
サカキと別れたジェードはハナダシティにやって来た。
「ふう、ここがハナダシティか、、、。」
ジェードは夜遅くに到着したのでポケモンセンターが閉まっていたので、今日は野宿
ということになった。
「さてと、みんなよく頑張ってくれたな、」
ここに来る途中、数多くのトレーナーの勝負を受けて来た為、ポケモンたちはかなり
疲労していた。
「まずは、体力回復、」
ポウ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジェードが手をポケモン達の額に手を当ててやると、今日の戦闘で受けた傷が回復し
ていく。後にトキワのトレーナーにしかない「トキワの力」と称されるのは
先の話である。
「よし、回復完了、後は僕の気の回復を、、、、。」
この「トキワの力」使うと自分の「気」を激しく消費するため。睡眠をとって、気を
回復させる必要があるのだ。と言っても能力を使い始めた時だけに限るが。
早速ジェードは寝袋に入ると、大きな木の下での就寝となった。
翌朝、昨日と変わらぬ快晴である。
「ふああああああ、朝だ、今日も早速ジムを探さないと。」
まだ朝早いが、ジェードはずっと森の中で育ったため、街の雰囲気がつかめない。森
の道には詳しいが、街では道に迷う事もしばしばだ。
「えーっと、マップだとこの辺のはず、何処だ?」
一応タウンマップは持っているのだが、なかなかジムを見つけることができない。
「よう、ジェード。」振り向くとそこにはレッドがいた。
「レッド!君もハナダヘ来ていたのか。」
「お互い目的は同じみたいだな」
「そうみたいだね。」
「ちょっとレッド!ジムはこっちよ。」
レッドの向こうには一人の少女が立っている。
「ああわかった!今行く。」
「僕も一緒に行くよ。」
「おし、次のジム戦もお互いに頑張ろうぜ!」
「もちろん、ところで今の女の子は誰だい?」
「ああ、お月見山で会ったんだ。」
「初めまして、私はハナダシティのカスミ。」
「よろしくカスミ、僕はトキワシティのジェード。」
紹介も済んだ所で、二人はジムの中へと入っていった。
「あれ?ジムに誰も居ないじゃん。」
「本当だ、リーダーは何処だろ___。」
ジェードが言いかけたとき、突如激しい水流が二人を襲ってきた。
「うわ、な、なんだあ?」
「なぜこんなところで水が、、、、」
二人が今水の流れてきた方向を見ると、そこにはカスミがいた。彼女のそばにはス
ターミーが居る。
「カスミ、いきなり何するんだよ!?」
レッドは何がなんだか分からないと言った様な顔をしている。
「カスミ、そうか!!ハナダのジムリーダーは水使いのカスミだ!」
「フフフ、大正解よジェード。私のポリシーは水タイプのポケモンで攻めて攻めて攻
めまくることよ!」
「やばい、レッド、避けろ!」
「くそ、頭来たぞ、行け、フッシー!」
レッドは冷静さを欠き、有利である草タイプのフシギダネを出したものの、カスミの
スターミーに負けてしまった。
「次は僕の番だ、行け!ピカチュウ!」
ジェードはピカチュウを出すと、即座に言った。
「高速移動から、電磁波!」
「スターミー、バブル光線!」
ジェードは素早さでは素早さでは勝てると思っていたが、甘かった。
電磁波を避けられ、逆に広範囲に及ぶバブル光線の餌食となってしまった。
「ちゃああああ!」
「ピカチュウ!大丈夫か!?」
電気タイプのピカチュウが倒れてしまったので、勝てないと判断したのか。
「僕も降参だ。」
バトルはカスミが勝った。
「あなたたちなら、あなたたちなら、私の気持ちを分かってくれると思ったの
に、、、。」
レッドとジェードは呆然と立ち尽くしている。
「こんな力があってもお月見山の戦いでは勝つことができなかった。」
ジェードはレッドに聞いた、
「お月見山で何があったんだ?レッド?」
「それが、ロケット団って言う組織と戦うハメになったんだ。」
「カスミが敵わなかったって本当かい?」
「ああ、俺と二人がかりでようやく倒せたんだけど。」
と、ここまで言ってレッドはカスミの方に向いてこう言った。
「確かに、デートしてる場合じゃなかったよな。特訓しようぜ。」
3人はトレーニングを開始した。そして、
「レッド、またバトルするかい?」
「おう、今度は負けないぜ!」
「行け、ピカ!」
「行け、ポッポ!」
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そして数日後、、、
「じゃあ、レッド、ジェード、元気でね。」
「「ああ、今度会った時は、負けないぜ(よ)。」」
レッドとジェードはハナダシティを後にした。
「しかし、今回のトレーニングで随分レベルアップできたよな。」
「そうだね、僕のポッポもピジョンに進化したし。」
「相変わらずお前も強いよな。」
「レッドこそ、ニビのときとは全然違うよ。」
「所で、お前は次は何処に行く?」
「タマムシに向かってみる。レッドは?」
「俺はクチバだ!」
「じゃあここでお別れだ。また会おうレッド!」
「またな、」
レッドとジェード、それぞれの旅はまだまだ続く。
つづく
後書き
とまあこんな感じで1章、2章はこんな感じでやって行きます。第3章は今までにない
オリジナルストーリーを用意してますので
まあこんな駄文にも等しいものですが。宜しければ付き合って下さい。
それにしても、主要人物少なすぎ!作者は何をやっているやら、、、(自爆)
[一言感想]
オリジナルの主要人物は、後に増えてくるんですよね。知らない人はお楽しみに。
今回、ポケスペ原作ではレッド1人がカスミにしてやられる話でしたが、今回はジェードと同時に。
2人まとめて蹴散らせるとは、考えてみればカスミはかなりの腕前です。
そんな元で修行をしたレッドとジェード、後に必ずその力が活きてくるはず。
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