第二章
第十三話 復活そして・・・再戦!!

 

 

 

ジェード「ウ・・・ウーン。」
ジェードは目を覚ました。
ジェード(あれ、僕は確か挑戦を受けて・・・!!)「氷が溶けている!」
四天王との戦いで、氷漬けにされていたジェードだが、何故か氷は溶けていた。
最初はよく目が見えないので、しばらくじっとしている事にした。
しばらくして。バサバサと一羽の大きな鳥が飛んできた。
ジェード「あれは、ファイヤー!!」
ジェードが見たものはカントーに伝わる伝説のポケモン、ファイヤーだった。
やがてファイヤーはジェードのそばに降りてきた。
ファイヤー(私はファイヤー、たまたま上空を飛んでいたら君が凍っていたから、溶
かしておいた)
ジェード「どうもありがとう。ってそうだ!早く僕もマサラに戻らないと!!」
ジェードは急いで立ち上がろうとした。しかし・・・
ジェード「な・・・手と足が痺れてる・・・。」
何とか力を込めようとしているのだが、手足の感覚が全くと言っていいほど無いの
だ。
ファイヤー(君は重度の凍傷を負っている。急ぐなら少し熱いが治してあげよう。)

そう言うとファイヤーは炎の輪を作り出し、ジェードの手足にはめた。"かえんぐる
ま"を最小限度で撃ったのだ、エンテイやファイヤーの炎は、通称「命の炎」と呼ば
れる

ほど不思議な物なのだ。
ジェード「ウッ・・・・」
相当に熱いのだが、身体は燃えてはいない。ジェードは思わずうめき声を上げたが
徐々に手足の感覚が戻ってきた。
ファイヤー(立てるようになったら、仲間の元に言ってやると良い。どうやら良くな
い事が起こりそうだからな。)
ジェード「ああ、ありがとうファイヤー。」
ファイヤー(それではさらばだ、ジェード!)
ファイヤーは再びはばたくと、どこか遠くのほうへと飛んでいった。
ジェード「よし、早くマサラタウンに行ってオーキド博士に会わないと。」
ジェードが帰還を開始した頃、上空のファイヤーは思っていた。
ファイヤー(優れたる11人の操り人よ・・・その力が目覚めしとき、我々は再び現
れるだろう。)
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一方、レッドもまた、カンナによって氷漬けにされていた。だが、レッドの元に一人
の男が現れる。
???「ニドキング!"ほのおのパンチ"!!」
ニドキングの一撃によって、氷は簡単に溶けた。
レッド「う・・・・あ・・・あなたは?」
レッドはまだ目が見えていないのか、目の前にいる人に向かって話しかける。
???「これを持っていけ、レッド。お前はこんな所で朽ちるヤツじゃない。」
そう行って男が渡したのは、3種類の進化の石と運命のスプーンだった。そして、受
け取った瞬間にレッドはその場に倒れた。
???「さてと、俺も決戦の場に向かうとするか。」
ジェード「何処へ行くつもりだい?父さん。」
振り向いてみると、そこにはジェードが何時の間にか来ていた。
サカキ「ジェードか・・・。」
サカキは以前からは想像も出来ないような穏やかな顔でジェードを見つめた。
ジェード「父さん。まさか・・・・。」
サカキ「ああ。記憶は戻ったよ。今まで心配かけたな。」
ジェード「・・・・・・・・。」
ジェードはしばし沈黙すると、サカキに抱きついた。
ジェード「どうして今まで戻ってきてくれなかったんだよ!僕は・・・・。僕
は!!」
そこまで言って、ジェードは泣き崩れた。無理もないだろう。
サカキ「洗脳されていたにしても、私がやったことは決して許されることではない。
この戦いが終わったら。私は警察に行くよ。」
ジェード「じゃあ、ロケット団は・・・」
サカキ「そうだ、解散する。」
サカキは穏やかな笑みを浮かべそう言った。それからしばらくしてレッドが起き上
がって来た。
レッド「ジェード??それにお前は・・・サカキ!」
レッドは身構える。
ジェード「レッド。父さんは洗脳されていただけなんだ。これからロケット団は解散
するし、父さんはこれから警察に自首するんだ。」
サカキ「それにしても、君は済まないことをしたなレッド君。誤って済むような問題
ではないと思うが・・・許してくれ。」
レッドは笑顔でこう答えた。
レッド「もうあなたはロケット団のサカキじゃない。トキワジムジムリーダー、『大
地のサカキ』なんだよね。分かった。ジェード、良かったな父さんに会えて。」
ジェード「ああ。」
サカキ「今までのお詫びと言ってはなんだが、ジェード、そしてレッド君。今ここで
ジム戦をやろう。」
レッド・ジェード「「OK!!」」
かくして最強のジムリーダーとポケモンリーグベスト3、チャンピオンの対決が始
まった。
レッド「行け!ブイ!」
ジェード「行け!ライジ!」
サカキ「行け!ニドキング!サイドン!」
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サカキ「二人掛かりで私に勝てないようでは四天王には敵わないぞ。ジェード・レッ
ド!!」
レッド(冗談じゃない。強すぎるよサカキは・・・・。)
ジェード(2年前なんかより全然強くなってる。どんな修行をしたんだろう。)
レッドとジェードはそれぞれピカとバックスを手放してはいたが、それでもチャンピ
オンとリーグ第3位の実力の持ち主だ。それが今のサカキにまったく歯が立たない。

サカキ「レッド、ジェード。お前たちはピカとバックスにばかり頼っているようだ
が、ポケモンバトルで大事なのはチームワーク、それがなければ、4人が結集して出
来た
四天王などには勝てんぞ。」
レッド(確かに。俺はピカに頼りすぎていたような気がする・・・)
ジェード(どうしたらいいんだ・・・・・・)
二人はやがて考え始めたが、レッドが何かを閃いたようだ。
レッド「そうだ。こんなこともあろうかと。7匹目を持っていたんだ。」
ジェード「僕も7匹目がいるんだ。」
サカキ「何か解決策が見つかった様だな。」
ジ&レ「「行け!レボ(ブイ)!!」」
サカキ「ム、イーブイの兄弟か。行けニドキング!スピアー!
レッド「まずは、炎の石!!ブースター!"火炎放射"」
ジェード「水の石!!シャワーズ!"ハイドロポンプ"!!」
レッドとジェードのイーブイ、実はロケット団による化学実験により、進化はするも
のの、またもとのイーブイに戻ると言う性質を持っていたのだ。
サカキ「ニドキング!!"とっしん"スピアー!!"ダブルニードル"!」
ジェード「今だ!!ライジ!!"10万ボルト"」
ここで、ジェードは先ほどのバトルの後回復させておいたライジに10万ボルトを指
示した。
水に電気が流れて電気分解し、そこへ炎を当てると、、、、、、
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドーーーーーーーーーーーーーーーーン。
水素爆発を起こし、収まった頃には。ニドキングとスピアーが倒れていた。
レ&ジ「「よっしゃあ!!!」」
サカキ「炎、水、電気の波状攻撃!!見事だ。このバッチを受け取れ!!」
レッドとジェードはグリーンバッチを手に入れた。
が、サカキが差し出したバッチを受け取ろうとしたレッドが、バッチを落としてしま
う。
レッド「あれ、腕が痺れて、、、、」
ジェード「レッド、まさかカンナにあの技を、、、、」
レッド「俺も、氷の枷を付けられて凍っちまったんだ。」
実はこの枷、今後レッドを苦しめる事になろうとはこのとき誰も予測できない。
ジェード「僕は、さっきファイヤーの"炎の枷"をはめてもらったからもう痺れは無い
けど・・・・なんとか痺れを治す方法を見つけなきゃ。」
そう言うジェードの両手両足首は炎のリングがついている。
サカキ「レッド、お前はなんとか治療法を考えて、療養してから決戦の舞台に来た方
がいい。それからジェード、話があるから私についてきなさい。」
ジェード「分かったよ父さん。レッド、僕は一旦オーキド博士の元に戻る。皆に無事
を伝えてくるよ。」
レッド「分かった。じゃあしばらく休ませて貰うぜ。」
レッドと別れるとジェードとサカキは。マサラタウンに急いだ。
ジェード「父さん。話ってなんだい?」
サカキ「母さんの行方が分かったんだ。」
ジェード「えっ、本当!?」
ジェードはこれ以上はないと思われる驚愕の顔を見せた。
サカキ「どうやら、エンジュシティ付近で見たと情報があった」
ジェード「・・・・・・・・・・・・。母さんが行方不明になったのは僕の所為なん
だ。あの時調子に乗ってポケモンを追っかけたばっかりに。」
サカキ「母さんはあれはお前のせいじゃないと言っていたぞ。この戦いが終わったら
すぐにでも会いに行ってやれ。」
ジェード「分かった。その時にヤナギじいさんにも会ってくるよ。」
サカキ「それともう一つ、お前の妹についてだ。」
ジェード「ああ、叔父さんの所に行っていたイエローか。」
サカキ「イエローなんだがな。どうやらお前とレッドを探すためにオーキド博士を訪
ねたらしいのだ。」
ジェード「イエローが!!すぐに戻らないと!!」
サカキ「ジェード。落ち着いて聞くんだ。イエローは、母さんであるエメラルドとお
前の記憶を失っている。行方不明になった時のショックで・・・。」
ジェード「・・・・・・記憶を無くしていても良い。みんなの居場所が分かったんだ
から。」
サカキ「さあ、お前はイエローの力になってやれ。」
ジェード「分かった。それじゃあ僕はこれで。」
マサラタウンが近づいたので、ジェードはオーキド研究所で向かってピジョットで飛
んでいった。


続く










座談会
ys@219「さて、13話も終了です。」
レッド「俺はしばらくでてこないのか、、、、」
ジェード「しかし父さん強かったなあ。」
ys@219「そりゃあそうでしょう最強のジムリーダーですから。」
ジェード「それにしても、更新が遅くなってないかい?」
ys@219「全く、俺だってテストやら何やらがあった所為で更新できなかった。
大体お前ら作者は俺だ・・・・・・・・(以下略)」
ブルー「見苦しい所見せてすいません。」
イエロー「それではまた次回会いましょう。」

 

[一言感想]

 ジェードの両腕は、すぐに治ったんですね。
 伝説のポケモンの力が、いかに大きいかということでしょうか。
 レッドはこれで結構苦労するんですが……。
 サカキとのバトルは、単なる勝負としてでなく、実力向上にもつながった事でしょう。

 

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